【目的別】イオンカードのおすすめ8選|高還元率の方法、共通特典、デメリットを解説
イオンカードに興味があるけど、「そもそもイオンカードを作るべきなの」や「種類が多すぎて、どのイオンカードが一番得なのかわからない」などでお悩みの方は多いのではないのでしょうか。
そこで、この記事では人気の券種の中から目的別でおすすめのイオンカードを紹介しています。
また、イオンカードの高還元率の利用方法、イオンカードに共通の特典、デメリットを解説します。
イオンカードの還元率の高い利用方法は?
イオンカードは、イオンフィナンシャルグループ(イオン銀行)が発生するクレジットカードです。全てのカードで年会費無料で、通常0.5%(200円につき1WAON POINT)、イオングループの対象店舗利用で1%(200円につき2WAON POINT)のポイント還元です。
イオンカードの共通特典とデメリットから、イオンカードをお得に利用できる方法をわかりやすく説明していきます。
イオンカードの共通特典
イオンカードには様々な種類がありますが、すべてのカードに共通するお得な特典は以下です。
- イオングループ対象店舗でWAON POINTがいつでもポイント2倍(1%還元)
- イオングループ対象店舗で毎月20、30日の「お客様感謝デー」で買い物代金が5%引き
- イオングループ対象店舗で55歳以上対象の「G.G感謝デー」で毎月15日が買い物代金が5%引き
- 対象店舗で毎月10日「AEONCARD Wポイントデー」はイオンカードのお支払いで、WAON POINTが1%還元
- イオンシネマで映画鑑賞が300円割引
- 他社より充実したショッピングセーフティ保険の進呈
イオン系列でのショッピングをお得にできるカードのため、イオンで頻繁にお買い物する人向けのクレジットカードです。なんと、「お客様感謝デー」、「G.G感謝デー」では割引5%とWAON POINT1%で、実質6%還元になります。
見落としがちですが、イオンカードは、ショッピングセーフティ保険が他社よりも充実しています。
他社の一般カードでは、ショッピング保険がついていなかったり、適用条件が海外の買い物限定だったりしますが、イオンカードは国内外の買い物が対象で、補償期間が他社平均の2倍以上と長い特徴があります。
イオンカードのデメリット
イオンカードは、基本のポイント還元率が他の一般カードと比べて低いデメリットがあります。
例えば、以下の表のとおり他の年会費無料の高還元率カードの楽天カード、JCB CARD Wなどは、基本の還元率が1%ですが、イオンカードは0.5%です。普段使いには他の高還元率カードを使う方がお得にポイントを貯めることができます。
「イオンカードはおすすめしない」などと言われてしまっていますが、イオンカードはイオン系列では1%の還元率になり、オートチャージのポイント還元や月2回の感謝デーを利用することで他の高還元率カードよりお得になりうるため、イオン系列店を利用する方にはメインカード、サブカードどちらにしても、十分メリットがあります。
イオン系列店舗の利用頻度は低い人のメインカードには、年会費無料の高還元率カードは楽天カードとJCB CARD がおすすめです。
楽天カード 公式サイト
JCB CARD W 公式サイト
イオンカードはイオン経済圏ユーザーのメインまたは2枚目カードに最適!
イオンカードの共通特典とデメリットを加味すると、イオンカードはショッピングのほとんどをイオン系列で済ませてる人には、メインカードにおすすめで、ポイントや割引の恩恵をフルに受けることができます。
また、イオンカードは2枚目以降のカードとしてもおすすめです。イオン系列での買い物や映画を見るときだけはイオンカードで支払うことで、他の年会費無料カードよりもお得に買い物することができるためです。
例えば、お客様感謝デーに買い物した場合、5%割引に1%のWAON POINT還元で6%お得になります。さらに、イオンカードセレクトでオートチャージを利用していればさらに0.5%還元の計6.5%還元になります。
イオンカードをメインにしない場合でも、イオン系列での買い物用の2枚目以降にイオンカードがおすすめです。
【目的別】おすすめのイオンカード8選
イオンカードは様々な企業と提携しており、特典の異なるカードが何種類もあります。イオンカードの中から特に人気のカードのおすすめ8選は以下です。
「何を選ぶのが損をしないの?」、「結局どれを選べばいいの?」とお悩みの方にカードごとの特徴と、どんな人におすすめなのかを1つずつ解説していきます。
迷ったらイオンカードセレクト
イオンカードの作成で迷っている方に一番おすすめなのは、イオンカードセレクトです。一番おすすめな理由は以下です。
- WAONポイントの還元率最大
- 全ての機能が1枚のカードに集約
- イオン銀行の利用特典
- イオンゴールドカードにランクアップ
それぞれの理由を解説していきます。
①WAON POINTの還元率最大
*イオンカードセレクトは、オートチャージを利用すればポイントの2重取りができるため、他のイオンカードと比べると総合的なポイント還元率が最も高いカードです。
- 「WAON」へのオートチャージ
→0.5%のWAONポイント付与 - 「WAON」での支払い
→0.5%のWAONポイント付与
他のイオンカードでは、WAONのオートチャージでポイントが付与されないため、イオンカードセレクトは通常ショッピングでは最大の還元率でWAON POINTを貯めることができます。
②イオン銀行の利用特典
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカードの役割もあります。イオン銀行を利用することでWAON POINTの付与と金利優遇の特典がもらえます。
- イオン銀行を各種教協料金の口座振替にすると1件につき5WAONポイント、給与振込口座に設定すると毎月10WAONポイント獲得
- イオン銀行スコアに応じて、普通預金適用金利が最大で年0.15%
給与の受け取りや公共料金の支払いは1度設定してしまえば、勝手にWAON POINTが貯まっていくので、メンテナンス不要でお得にポイントを貯めることができます。
日本銀行の時系列統計データ検索サイトによると、普通預金の年利の平均は0.02%とあるため、最大で7倍以上の金利が適用されます。お金を預けておくだけでお金が増えるため、使わない手はないでしょう。
③イオンゴールドカードにランクアップ
イオンカードセレクトを年間50万円以上利用すると、イオンゴールドカードのインビテーションが届きます。イオンゴールドカードは、イオンカードセレクトと同じように年会費無料で利用でき、以下のゴールドカードならではの特典をGETできます。
- 国内のイオンラウンジ・主要6空港ラウンジが無料
- 最大5000万円補償の国内・海外旅行保険
- 家族カードが3枚無料
また国際ブランドに応じて、Visa、Mastercardの優待を受けることができます。ゴールドカードへのランクアップの際には、国際ブランドや券面のデザインは変更できないため、自分が受けたい特典やデザインはカードの作成時に要チェックです。
イオンゴールドカードのインビテーションの対象となるカードは以下の通りです。
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)
- イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
「イオンカードゴールドに興味がある」、「ゴールドカードってデメリットないの?」などが気になる方は、『イオンカードゴールドの特典とメリットを解説!入会条件、ラウンジ利用条件も紹介』を参考にしてください
イオン銀行の口座開設に抵抗がないならイオンカードセレクト
イオンカードセレクトの特徴を紹介してきましたが、なんといってもオートチャージ利用でWAON POINTの還元率が最大になる点が一番の魅力です。さらに、一番お得な還元率でゴールドカードも目指せるため、イオン銀行の口座開設に抵抗がなければ、イオンカードセレクトが無難でおすすめです。
JALマイルを貯めるなら「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」
イオンJMBカード(JMB WAON一体型)は、クレジット機能とWAON機能がついていて、イオン系列店での買い物でWAON POINTの代わりにJALマイルが貯まることが特徴です。また、JALタッチ&ゴーサービスが利用可能です。これにより、空港でのチェックイン不要で保安検査所に直行することができます。
貯まったマイルは3000マイルから、電子マネーWAONに交換することができます。10000マイル以上の交換で交換レートが高くなるためまとめて交換するのがおすすめです。
東京ガールズコレクションの特典や充実した海外旅行の保険なら「TGC CARD」
TGC CARDはクレジット機能とWAON機能がついています。最大の特徴は、TCG(東京ガールズコレクション)のお得な特典を受けられる点にあります。お得な特典の具体例は以下です。
- TGCチケット先行販売
- TGC会場内専用クロークの利用が可能
- TGC会場でTGC公式物販が10%OFF!
TCGの入場券を確実に手に入れたい人や、公式物販でたくさん買い物する人にはおすすめのカードです。
また、イオンシネマで通常のイオンカードよりもお得に映画鑑賞することができます。具体的には、イオンシネマチケットがいつでも優待価格1,000円(税込)、ドリンク(Sサイズ)・ポップコーン(Sサイズ)セット引換券付きシネマチケットが1,400円(税込)で購入可能です。映画好きの方は、「イオンカードセレクト(ミニオンズ)」と2択ですが、他の特典で魅力的な方を選びましょう。
他にも、海外旅行傷害保険が付帯します。海外旅行の航空機のチケットやツアー代金をTCG CARDで支払うと、旅行中の事故やトラブルに対し、最大で3,000万円の補償がつきます。他社の年会費無料の保険に比べても補償額が高いため、頻繁に海外に行く人で保険が不安な方にもおすすめのカードです。
ガソリンをお得に入れたいなら「コスモ・ザ・カード・オーパス」
コスモ・ザ・カード・オーパスは、クレジット機能とWAON機能がついていて、コスモ石油でガソリンや灯油をお得に購入できるクレジットカードです。具体的には以下のような特典がついてきます。
- コスモ石油での給油で、最大300Lまで、1Lあたり10円キャッシュバック
- コスモ石油での給油価格をカード会員価格でお得に給油できる
注意点として、1Lあたり10円引きになるのは、入会後から3ヶ月間の間の50Lと、入会後4か月から12か月の250L分の計300Lが対象です。例えば、入会後2か月で100Lの場合、50L分だけ10円引きが適用されます。
ガソリンを安く入れたい人におすすめカードです。
首都圏で高速道路の移動が多い人は「イオン首都高カード(WAON一体型)」
イオン首都高カード(WAON一体型)は、クレジット機能とWAON機能がついています。最大の特徴は、毎週日曜日の首都高通行料金が20%引き*になる点です。首都圏に住んでいて、日曜日にお出かけが多い方には非常におすすめです。
他にも以下のような特典がつきます。
- 首都高PAのお買い物でポイント5倍(2.5%還元)
- イオン首都高カード(WAON一体型)の優待サービス
- ETCカード自動付帯
イオン首都高カード(WAON一体型)の優待サービスの詳細が気になる方は公式サイトをチェックしましょう!
Suicaを便利に使いたいなら「イオンSuicaカード」
イオンSuicaカードは、Suicaとイオンカードが一体となったクレジットカードです。電子マネーのWAON機能はついていません。
カード利用で貯まるWAON POINTを1ポイント=1円のレートで、Suicaにチャージして利用できます。ただし、交換の最小単位が1000 WAON POINTで、1000円以上でしか交換できない点は注意が必要です。
またチャージは、JR東日本の駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)でのみ可能です。モバイルSuicaやオートチャージ機能にも対応しています。
他にも、JRE POINTが貯まり、駅レンタカーやホテルの割引などのイオンSuicaカードならではの特典があります。
イオンSuicaカードは、JRの駅でのショッピングが多い人やSuicaをお得に利用したい人におすすめです。
Suicaをよく使う人にはおすすめのカードです。
お得に映画鑑賞できるのは「イオンカードセレクト(ミニオンズ)」
*イオンカードセレクト(ミニオンズ)は、イオンカードセレクトと同様の機能を備えていて、ミニオンズのキャラクターが券面に描かれていることが最大の特徴です。
また、イオンカードセレクト(ミニオンズ)の特典として イオンシネマで通常のイオンカードよりもお得に映画鑑賞することができます。具体的には、イオンシネマチケットがいつでも優待価格1,000円(税込)、ドリンク(Sサイズ)・ポップコーン(Sサイズ)セット引換券付きシネマチケットが1,400円(税込)で購入可能です。
他にも、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内での利用でポイント10倍(5%還元)でお得に買い物できます。
イオンカードセレクト(ミニオンズ)のデメリットは、国際ブランドでJCBは選べませんし、イオンゴールドカードの対象にはなりません。
JCBにこだわりがある方や、ゴールドカードを目指す人にはイオンカードセレクトがおすすめです。
ゴールドカードを目指さない人限定で、イオンカードセレクト(ミニオンズ)は、イオンシネマやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのヘビーユーザーにはおすすめのカードです。
即日利用なら「イオンカード (WAON一体型)」
イオンカード(WAON一体型)は、クレジット機能と電子マネーWAON機能がついているクレジットカードです。最大の特徴は、カード申し込み後、最短5分発行で、即日利用できる点です。
イオンカード公式アプリ「イオンウォレット」で発券前でもクレジットカード情報を受け取れるため、その情報をもとにApple PayやイオンiDで支払い設定を行うことで、すぐにショッピング利用ができます。
また、クレジット払いご利用金額が年間50万円(税込)以上など、一定の条件を満たした場合、ゴールドカードへのランクアップが可能です。
上で紹介したクレジットカードは基本的にイオンカード(WAON一体型)に追加の特典がついているため、上位互換のカードになります。
他のイオンカードの特典を魅力に感じない人やとにかく早く作りたい人以外には、あまりおすすめできません。
まずはイオンカードセレクトで、目的が明確なら他の種類のカードおすすめ
イオンカードの種類に迷っている人、人気のイオンカードを発行したい人には、イオンカードセレクトを選んでおいて損はありません。ポイントの二重取りで通常のお買い物で最大の還元率で、ゴールドカードへランクアップも目指せるためです。
2枚目特定の用途でお得になるカードを探している方や、イオンカードを発行した後の目的が決まっている場合は、用途や目的に合わせて他のカードを選びましょう。
よくある質問
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イオンカードのデメリットは?
イオンカードはイオン系列の対象店舗以外のポイント還元率が他のクレジットカードと比べても低めです。そのため、イオン系列店舗で頻繁に買い物する人のメインカードや、イオン系列でお得に買い物したい人のサブカードにおすすめです。
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WAONとイオンカードの違いは何ですか?
WAONカードはWAON電子マネーカードで、イオンカードはWAON電子マネー付きのクレジットカードです。
WAONカードとイオンカードは、クレジットカード機能以外にも、ショッピング保険、イオンシネマの映画鑑賞割引などの優待特典がついている点で異なります。 -
イオンカードセレクトとイオンカード一体型の違いは何ですか?
イオンカードセレクトとイオンカード一体型の違いは、キャッシュカード機能の有無です。また、イオンカードセレクトはオートチャージによるポイント還元がある点もイオンカードと異なっています。
詳しい比較は、「【どっちがいい?】イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いを比較」で紹介しています。