楽天カードはやばいの?悪い口コミや注意点、メリットも紹介
楽天カードは、年会費無料、ポイント高還元率でクレジットカードの中でも1,2を争う人気のカード。ですが、「やばい」など悪い噂も存在します。
楽天カードの口コミなどで目立ったデメリット、注意点、メリットや向いている人も紹介しています。
楽天カードの4つのデメリットを暴露!
1. ポイント関連のデメリット
1-1. 期間限定キャンペーン管理
楽天カードの魅力のひとつにポイント還元率が上がる「期間限定キャンペーン」があります。しかし、キャンペーンは頻繁に開催されていて、エントリーが必要なキャンペーンが多いためエントリーを忘れてしまい、ポイント還元率アップのチャンスを逃してしまうケースが多発するようです。
また、キャンペーンで付与されるのは「期間限定ポイント」で、通常のポイントとは異なります。これらのポイントは使用期限が15日や月末などとキャンペーンによって異なっていたり、使用用途が制限されていることもあり、管理できずに失効してしまう声が多く見られます。
▼入会特典の期間限定ポイントが失効してしまったという声
いずれも、キャンペーンやポイントの有効期限をマメに管理できる人には、デメリットにはなりませんが、忙しい人や細かいポイント管理が苦手な人は他のカードを検討してもよいかもしれません。
1-2. 多くの電子マネーはポイント還元対象外
楽天カードから、nanaco、モバイルPASMOなどの電子マネーへのチャージは楽天ポイント還元の対象外です。
一方、楽ペイアプリやEdyカードなど、楽天カードでポイントが貯まる電子マネーもありますので、利用する際は確認が必要です。
普段よく使うキャッシュレス決済が楽天系でない方は注意が必要です。例えば、キャッシュレス決済で1番人気のPayPayは「PayPayカード」利用で還元率が上がります。普段PayPayをよく使う方はPayPayカードをチェックしてみてください!
1-3. 公共料金は還元率0.2%
楽天カードは、通常100円につき1ポイントが貯まりますが、公共料金の支払いでは還元率が0.2%(500円につき1ポイント)に下がってしまいます。電気代や水道代、税金の支払いに楽天カードを使用する際は、注意しましょう。
なお、これまでは携帯電話代金や保険料の利用も還元率0.2%だったのですが、2024年8月利用分より還元率1%に改善されています。
出典:
ちなみに、楽天カードと同じ通常還元率で公共料金の還元率が変わらないのは、「JCBカードW」です。JCBカードWは、39歳以下限定で発行可能なクレジットカードで楽天カードとよく比較されるカードの1つです。JCBカードWは、Amazonの還元率が2%のため、楽天市場よりもAmazonの利用が多い方には、楽天カードよりもJCBカードWがおすすめです!
2. ETCカードに年会費がかかる
楽天カードに付帯するETCカードは、車での通勤や高速道路の利用に便利です。ただし、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードを持っている場合を除き、ETCカードの年会費として税込550円が必要です。
3. コンタクトセンターが有料でつながりにくい
楽天カードの問い合わせは、AIチャットや無料の自動音声ダイヤル、楽天e-NAVIサービスを通じたメール対応が基本です。オペレーターと直接話をしたい場合は、0570番号や一般の電話番号を使用するため、有料となります。
不正利用されてしまって問い合わせるにも有料で、つながりにくいといった口コミも見られるため、緊急時の対応の評判が良いとはいえないようです。
▼楽天カードのコンタクトセンターの繋がりにくさを懸念する声
楽天カードとよく比較される「三井住友カード(NL)」は、2024年7月に「コンタクトセンターに生成AIを起用」して効率化に注力しています。コンタクトセンターも無料のため、楽天カードのコンタクトセンターに不安を覚えた方は、三井住友カード(NL)がおすすめです。
4. 強制解約されることがある
楽天カードは、比較的発行しやすいカードとされていますが、強制解約されたという口コミが多くみられます。強制解約の口コミの中には、カード料金の滞納や金融事故など妥当なものも多いですが、中には心当たりがないのに強制解約されてしまう口コミも見られました。
滞納などしていなくても強制解約の対象になってしまう点は注意が必要です。
楽天カードのデメリットが気になる人におすすめのクレジットカード
楽天カードはポイント関連のデメリット、ETCカード有料、コンタクトセンターに懸念の声ありなど様々なデメリットがあることを紹介してきました。楽天カードとよく比較される、楽天カードのデメリットを補えるおすすめのクレジットカードは以下です。
三井住友カード(NL)
「三井住友カード(NL)」は、年会費無料で楽天カードと並ぶ人気のクレジットカードです。基本のポイント還元率が0.5%と楽天カードに劣るものの、提携するコンビニや飲食店では最大7%還元、スターバックスでは最大10.5%還元と高い還元率のカードです。ゲットしたポイントはVポイントで汎用性も高く、翌月の支払いに充てることも可能なため、楽天カードの期間限定ポイントの管理が煩わしい人にもおすすめです。
三井住友カード(NL)は上述の通り2024年7月に生成AIをコンタクトセンターに導入するなどカスタマーサポートに力を入れていて、無料で電話受付をしています。楽天カードのコンタクトセンターに関するデメリットが気になる方にはおすすめのカードです。
JCBカードW
「JCBカードW」は、年会費無料で楽天カードと同程度のポイント還元率を誇ります。JCBカードWはamazonでの還元率が2倍になるため、楽天市場よりもAmazonの利用機会が多い方におすすめです。
また、JCBカードWはETCカードの発行も無料で、公共料金の還元率も1%と楽天カードのデメリットを払拭しているカードといえます。
JCBカードWの申し込み条件は39歳以下である点は注意が必要です。40歳以上の方は「三井住友カード(NL)」、「PayPayカード」を検討してくださいね。
PayPayカード
キャッシュレス決済をお得にしたい方は、「PayPayカード」がおすすめです。PayPayは、使える店舗が多く、利用者が多いため割り勘の金額の送金がしやすいなど、楽天ペイよりも汎用性が高いためです。PayPayカードは、PayPayアプリと連携することでキャッシュレス決済での還元率を1.5%にできます。なお、PayPayカードは、PayPayと連携していない通常のポイント還元率が1%※と楽天と同程度で高水準です。
他にも、Yahoo!ショッピングでもポイント還元率がアップします。楽天系のサービスではなく、Yahoo系列のサービスをよく利用する人にもおすすめです。
公共料金の支払いも1%還元される※ため、公共料金を支払うクレジットカードとしても楽天カードよりおすすめです。
※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちら( )からご確認ください。
※ポイント付与の対象外となる場合があります。 例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」 「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを介してのPayPay残高チャージのご利用分」
楽天カードはメリットも多い!7つの良い点
楽天カードにはさまざまなデメリットがありますが、それを差し引いてもメリットが多いのが人気の理由です。ここでは楽天カードのメリットを一緒におさらいしていきます。
永年無料の年会費
楽天カードは年会費永年無料です。カードを全く使わない年があっても、年会費は一切かかりません。2枚目以降のサブカードとして利用する人にも、高く評価されています。
ポイントが貯めやすい
楽天カードのポイント還元率は1%で一般的なクレジットカードと比べて高水準です。
通常還元率も高いですが、楽天グループのサービスの利用でさらに還元率がアップします。
例えば、楽天市場アプリを利用するとポイントは1.5倍に増え、楽天カードで支払うとさらに3.5倍のポイントがもらえます。楽天トラベルの利用や楽天モバイルの携帯料金支払いでも1倍、楽天Edyの利用で200円につき1ポイントが貯まります。
通常利用でも他社の還元率に比べて高いですが、楽天グループのサービスを併用することでさらにお得にポイントを貯めることができます。
楽天SPUでさらにポイントアップ
楽天のSPU(スーパーポイントアップ)プログラムを活用すると、さらにポイントが貯まります。SPUはエントリー不要で、楽天グループのサービスを利用することで最大17倍のポイントが獲得できます。対象サービスは16種類。楽天カードを持つなら、積極的に楽天グループのサービスを利用してポイントを効率的に貯めましょう。
楽天ポイントの汎用性が高い
楽天カードで貯めたポイントは、汎用性が非常に高い点も人気の理由です、1ポイント1円として楽天グループ内で使えるのはもちろん、楽天ペイアプリや楽天Edy、提携している街のお店、さらには毎月のカードの支払いにも利用できます。
ポイントを使える選択肢が豊富なので、期限を気にせず好きな場所で使えるのが魅力です。こまめにポイントを貯めて、日々の買い物をお得に楽しみましょう。
好みのデザインが選べる
楽天カードはデザインが10種類以上あるため好みのデザインを選ぶことができます。
例えば、お買い物パンダ、ミッキーデザイン、ミニーデザイン、YOSHIKIデザイン、FCバルセロナや楽天イーグルス、神戸ヴィッセルなどがあります。
気になる方は公式サイトの「クレジットカードのデザイン一覧」で好みのデザインをチェックしましょう。
海外旅行傷害保険がついてくる
楽天カードには海外旅行傷害保険の特典が無料でついています。海外パックツアーの支払いに楽天カードを使うだけで、自動的に保険が適用されます。金額の下限はなく、1円でも決済していれば最高2,000万円の補償が付きます。保険は日本を出国してから3か月間有効なので、安心して旅行を楽しめます。
ただし、保険の適応条件には「利用付帯」などの様々な条件があるため、事前に公式サイト「クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険」を確認してくださいね。
楽天Edy、楽天ペイとの連携がお得
楽天カードは、カードに付帯されている楽天Edyや楽天ペイを連携することで、ポイント還元率が上がるためさらにお得になります。具体的には楽天Edyへのチャージで+1%(通算2%)、楽天ペイへのチャージで+0.5%還元(通算1.5%)になります。
支払いがスムーズでお金の管理も楽なキャッシュレス決済を利用してお得にポイントを貯めて節約したいですね。
楽天カードがおすすめの人
ここまで、楽天カードメリット、デメリットを紹介してきましたが、それらを踏まえたうえで総合的におすすめできる人は以下です。
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ポイントを貯めやすさ重視の人
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楽天グループユーザー
それぞれ解説していきますね。
1. ポイントを貯めやすさ重視の人
楽天カードは、楽天ポイントをどんどん貯めたい方にもおすすめです。上述の楽天SPUを活用してポイント還元率を高めることができますし、楽天お買い物マラソンの期間やワンダフルデー、楽天イーグルスやFCバルセロナ、ヴィッセル神戸が勝った日を狙ってショッピングをするとさらにお得です。
また、街の提携店舗で楽天カードを提示するだけでもポイントが貯まります。コツコツとポイントを貯めていくと、気づいたら結構なポイントが貯まってることがあります。
貯まったポイントは1ポイント1円から使える上に、日ごろのショッピングの支払いやカード料金の支払いにも利用できて汎用性も抜群です。
2. 楽天グループユーザー
楽天カードは、楽天グループのサービスの利用者に特におすすめです。例えば、楽天市場でのお買い物や楽天証券での取引、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天モバイルなど、どれか一つでも利用しているなら、ポイントアップの恩恵を受けられるため、楽天カードを持っておくといいです。年会費も永年無料なので損することはありません。
また、上述の楽天のキャッシュレス決済を利用することだけでもポイント還元率が1.5%以上になります。キャッシュレス決済でスマートに支払いを済ませてポイントもお得で、利用しないと損です!
他にも、楽天カードの引き落とし口座として、楽天銀行をおすすめします。楽天e-NAVIを使えば簡単に設定でき、さらにポイントアップを狙えます。
楽天カードを作る前に知っておきたい2つの注意点
楽天カードを作るときの注意点をお伝えします。カードを発行するときやサービスを利用するときに条件がついていることがあるので、必ず確認しましょう。サービスを受けられると思っていたら、条件に達していなくて利用できなかったということにもなりかねません。
①2枚目が作れないカードがある
楽天カードは、年会費無料でポイントも貯まりやすいことから2枚持ちする人も少なくありません。しかし、「楽天銀行カード」、「楽天ANAマイレージクラブカード」、「楽天カード アカデミー」は2枚持ちできない点に注意が必要です。
また楽天PINKカード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードは、一部2枚目に作れないカードがある点も注意が必要です。
通常の楽天カードは2枚持ちの制限にかかりにくいため、最初の1枚にはおすすめです。
楽天カード 公式サイト
②旅行傷害保険は利用付帯
楽天カードの旅行傷害保険の条件は、利用付帯です。そのため、出国前に募集型企画旅行に該当するものを楽天カードで支払う必要があります。
楽天カード以外で支払うと、旅行傷害保険は適用されないので注意が必要です。また、募集型企画旅行には、旅行渡航先までの航空券単体や旅行先での公共交通機関の料金のみなどは含まれないため、航空券や公共交通機関の乗車券だけ購入して自由に回りたい人は注意が必要です。
あなたにおすすめの楽天カードは?
ここまで読んだ方で「楽天カードを申し込んでみたいけど、たくさん種類があってどのカードに申し込んだらいいのかわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、「楽天カードの人気の全7種類を比較」で楽天カードの種類ごとの特徴と、あなたにあったカードの選び方を解説しているので是非チェックして一番お得な楽天カードを申し込んでくださいね。
まとめ
楽天カードには、公共料金の還元率が0.2%と低めで、コンタクトセンターや強制解約などのデメリットを懸念する口コミも見られます。
一方で、楽天カードは通常の還元率が高くポイントを貯めやすい上に、キャッシュレス決済などを組み合わせればさらにポイントも貯まりやすくなります。また、貯めたポイントの汎用性も高いので、楽天ユーザーだけでなく誰でもお得なクレジットカードです。
楽天カード 公式サイト
よくある質問
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楽天カードは使用しないとどうなる?
利用頻度が少ない場合、強制解約されるリスクがあります。Xの口コミでは3か月利用しないで強制解約などが見られました。
強制解約されないにしても、未使用のクレジットカードの所持は不正利用や盗難のリスクにつながるため、定期的に整理しましょう。