イオンカードの締め日と引き落とし日は?引き落とされない原因と対処法を解説
イオンカードは他のカードと比較して、締め日や引き落とし日が複雑ですよね。
この記事では、締め日と引き落とし日とその確認方法をご紹介。さらに、引き落とされない原因とその対処法についても解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
イオンカードとは
イオンカードは、イオン系列店舗での決済はもちろん、他の様々な決済でポイントが貯まるお得なカードです。
イオン系列店舗での決済では、ポイントが通常の2倍貯まり、毎月20日と30日に利用するとショッピングの代金が5%オフになります。
なんと、イオン系店舗以外のお店の利用でも、毎月10日にはポイントが通常の2倍貯まります。
また、各種公共料金の支払いやオートチャージの利用でもポイントが貯まります。
イオンカードの締め日・引き落とし日(支払日)
イオンカードの締め日は毎月10日で、支払日は締め日の翌月の2日です。
締め日は毎月10日
イオンカードの締め日はショッピング・キャッシングで共通して毎月10日です。他の多くのカードと同様に、1ヵ月ごとに請求されます。
締め日は土日祝といった休日にかかわらず、毎月10日と決まっており変更などもできません。
利用明細の確認方法
イオンカードの明細は、イオンウォレットのアプリまたはサイトにログインすることで、web上から確認することができます。また、自動音声サービスや明細書の郵送によっても確認可能です。請求金額は毎月18~20日に更新されます。
締め日の翌月2日が支払い日
イオンカードの引き落とし日は締め日の翌月2日です。指定した銀行口座から、締め日に確定した1ヵ月分の利用料金が引き落とされます。
2日が土日祝の場合は、翌営業日が引き落とし日になります。毎月の引き落とし日は変更できません。
締め日と引き落とし日は、イオンカードの公式サイトのよくあるご質問の「毎月の締め日・支払日はいつですか。」から確認できます。
イオンカードが引き落とされない原因
イオンカードの利用額が正しく引き落とされない原因には、次のことが挙げられます。
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口座の残高不足
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振込口座の登録が未完了
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請求処理のタイムラグによる請求月のズレ
① 口座の残高不足
口座の残高が不足していると、クレジットカードの引き落としができません。
締め日が来たら、引き落とし日の前に口座の残高が足りているかどうか早めに確認しておきましょう。
② 振込口座の登録が未完了
口座の設定にミスがあると正しく引き落とされません。利用開始して最初の引き落としの前には、口座番号などに間違いがないか確認しましょう。
③ 請求処理のタイムラグによる請求月のズレ
利用した加盟店からクレジットカード会社へ請求処理が行われる際に、請求処理に時間がかかる場合があります。
請求処理に時間がかかると、本来なら翌月に請求されるはずが、締め日に間に合わず、翌々月の請求になる場合があります。
イオンカードから引き落としがされないときの対処法
イオンカードで引き落とされなかった場合
①イオンクレジットサービスに急いで連絡
指定口座から引き落とされなかったり、入金をうっかり忘れていたりした場合は、すぐに連絡することが大切です。
電話口での案内に従って、支払いの準備をしましょう。
②再引落としを待つ or 振り込みで支払う
引き落とし口座がイオン銀行の場合、毎月10日(金融機関の営業日を除く)まで再引き落としされるため、再度引き落としに間に合えば振込をする必要はありません。それまでにイオン銀行口座に準備しましょう。
引き落とし口座がイオン銀行以外の場合、振り込みで支払います。振込口座は暮らしのマネーサイトにログインして確認するか、自動音声サービスで確認しましょう。
また、コンビニ支払いも受け付けているため、イオンウォレットのバーコードでコンビニ支払いしましょう。
出典:イオン公式サイト「お引落としが間に合わなかった場合について」
【NG】イオンカードの支払いを滞納したときどうなる?
1週間以上滞納すると、カード会社から通知が来ます。カード会社の対応は以下のようなステップになります。
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1週間ほどで振込依頼書の送付
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1、2か月でクレジットカードの解約
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3か月以降で財産の差し押さえ
1週間ほどで振込依頼書の送付
引き落とし日から1週間が経過後、振込依頼書が郵送されてきます。支払期限日までに振込依頼書に記載されている口座に利用料金を振り込みをしましょう。
もしも、支払期限日を過ぎてしまった場合、支払期限日の翌日から遅延損害金が発生します。
遅延損害金はキャッシングの場合とカードショッピングの場合で異なり、キャッシングは年率14.6%でカードショッピングは年率20%です。
例えばキャッシングで2万円を30日滞納した場合、遅延損害金は年率の365日分を30日分で計算するので
2万円 × 0.146 × 30 / 365 = 240円になります。
当然ながら、遅延損害金は滞納期間が長くなるほど高額になるので、できるだけ早く振り込みをしましょう。
1、2か月でクレジットカードの解約
滞納して2か月が経過すると、クレジットカードが解約されてブラックリストに掲載されてしまいます。このときイオンカードで貯めたポイントはすべて無効になります。
ブラックリストに掲載されている間は、新しくクレジットカードを発行したり、キャッシングを利用したりすることができません。ブラックリストは最大7年間記録されます。
3か月以降で財産の差し押さえ
返済ができず裁判にまで発展すると、裁判所の強制執行により財産を差し押さえられます。
最初に差し押さえられるのは給料で、会社にも知られてしまいます。
強制執行によって差し押さえをされると、家族や会社からの信頼を失い、生活が急変してしまうことも少なくありません。最悪の場合は自己破産に至ります。
余裕をもって入金しておこう
クレジットカードの支払いを滞納すると、生活が一変するリスクがあります。引き落とし口座には早めに入金しておきましょう。
また、リボ払いを繰り返していると、支払い金額が想像以上に高くなることもあります。リボ払いは最低限にとどめて、明細をしっかりと確認するようにしましょう。