食洗機のおすすめ15選|選び方のポイントやメリットも解説
忙しい毎日、家事の負担を少しでも軽減したいと考えている方にとって、食洗機は強い味方です。食器洗いの時間を短縮できるだけでなく、高温水で洗浄することで衛生面でも安心。手洗いに比べて節水効果も期待できます。
しかし、種類や機能が豊富で「どれを選べば良いの?」と迷うことも。この記事では、用途やライフスタイルに合わせた食洗機の選び方やおすすめの商品を15選紹介します。

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食洗機とは

食洗機は、家事の時間を大幅に短縮できる便利な家電です。使い方は簡単で、食器を庫内にセットして洗剤を入れ、ボタンを押すだけで自動で洗浄してくれます。
そのため、浮いた時間を他の家事や自分の時間に使うことができます。また、庫内自体も一緒に洗浄されるため、使用後のお手入れが比較的楽なのも魅力です。
最近では、軽いすすぎだけでもしっかり汚れを落とせる高性能モデルも登場しています。
食洗機の選び方のポイント

食洗機を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
・食洗機のタイプで選ぶ
・容量で選ぶ
・洗浄力で選ぶ
・機能で選ぶ
食洗機のタイプで選ぶ
食洗機には大きく分けて3つのタイプがあります。
分岐水栓式
使い勝手のよさから人気を集めているのが分岐水栓式の食洗機です。設置の際に簡単な工事が必要ですが、難しい作業ではないため、賃貸住宅にも導入しやすいのがポイント。
一般的な蛇口であれば自分で取り付けることもできます。ただし、賃貸の場合は契約内容を確認し、退去時に原状復帰が求められることがあります。元の蛇口を保管しておくことも忘れないようにしましょう。
タンク式
工事が不要なタイプを希望する方には、タンク式の食洗機がおすすめです。ヤカンなどでタンクに水を注ぎ、その水で洗浄します。設置工事が不要なため、設置後すぐに使えるのがメリット。
ただし、給水の手間がかかるため、給水しやすい構造の製品を選ぶのがポイントです。一部の製品は、分岐水栓式に切り替え可能なものもあり、引っ越しが多い方にも向いています。
ビルトイン型
ビルトイン型食洗機は、シンク下やキャビネット内に収まるタイプで、見た目をすっきりさせたい方に向いています。
幅は主に45cmと60cmの2種類があり、45cmタイプには浅型と深型があります。
一般的にはキッチン全体のリフォームが必要と思われがちですが、収納スペースを活用して後付けできるモデルも。設置には工事が必要なため、本体価格に加えて工事費も考慮しておきましょう。
容量で選ぶ
食洗機を選ぶ際には、1度に洗える容量をしっかり確認しましょう。基本的に3人分用と5人分用が主流で、3人用は約20点、5人用なら40~50点程度の食器を洗えます。
記載されている「〇人分」や「〇点」の表示を確認することが重要です。また、鍋やフライパンなどの調理器具が入るかどうかも見ておくと、使い勝手が上がるでしょう。
洗浄力で選ぶ
洗浄力の確認も重要なポイントです。食洗機を購入したものの油汚れが落ちず手洗いが必要になるケースもあるため、注意が必要です。
汚れの度合いに合わせて、標準、スピーディ、念入りなど複数の洗浄モードを選べる製品もあるのでチェックしましょう。
機能で選ぶ
洗浄だけでなく、乾燥機能を備えたモデルも多くあります。乾燥機能付きだと、洗浄後の食器を拭く手間が省け、効率的に片付けができます。また、余熱で乾燥状態を保つ機能を持つ製品なら、衛生的に食器を保管できる点も魅力です。
さらに、エコ運転やタイマー機能が搭載されたモデルもあります。タイマー機能を使えば、夜間や外出時に洗浄を済ませることが可能です。
エコ運転は水量や消費電力を節約できるため、家計にも優しいです。
口コミからわかる分岐水栓式のおすすめ食洗機5選

分岐水栓式のおすすめの食洗機を5つご紹介します。
siroca SSMH351
家族向けにぴったりな大容量の食器洗い機です。分岐水栓に対応していますが、バケツから水を汲む方法も選べる便利な仕様になっています。
自動で水を吸い上げるため、わざわざ給水する必要がありません。設置時に水道工事が不要なため、シンクから離れた場所にも置くことが可能です。
洗浄力の高さも魅力的です。360度回転するノズルと最大75℃のお湯で、頑固な油汚れをスッキリ落とします。また、UVライトが搭載されており、食器の除菌効果も期待できる点がポイントです。
パナソニック NPTA5
50℃以上の高圧水流による洗浄で、食器をしっかり清潔に保てるモデルです。耐熱温度が60℃以上のプラスチック食器にも対応しており、子ども用の食器も安心して洗浄可能です。
さらに、タンブラー&ボトルホルダーが付属しており、細長いボトル類も効率よく洗えます。
洗浄コースが豊富で、汚れ具合に合わせてコースを選べるのが魅力です。節水性能にも優れており、手洗いと比較してコストを大幅に抑えられるのもポイントです。
パナソニック「SOLOTA」NPTML
A4サイズ程度のコンパクトさが特徴で、一人暮らしのキッチンにもすっきり収まる食洗機です。縦置き・横置きの両方に対応しており、場所に合わせて柔軟に設置できるのがポイントです。
収納力もあり、大皿やボトルなども洗浄可能。50℃以上の高温水流でしっかり汚れを落とします。手洗いに比べて使用水量が約1/8と経済的な設計になっています。除菌効果も期待できる「ストリーム除菌洗浄」も魅力です。
アクア ADWL4
高圧水流を生み出す「クワトロシャワー除菌洗浄」を採用しており、食器の隅々まで洗浄できるモデルです。熱湯を使った洗浄とすすぎで頑固な汚れも効果的に落とします。6つの洗浄コースが用意されており、用途や汚れ具合に合わせて使い分けができます。
また、庫内の壁にはステンレス素材を採用。プラスチックよりも汚れや傷がつきにくく、掃除が簡単なのもメリットです。
パナソニック NPTCR5
シンプルでコンパクトなデザインが特徴の食洗機です。3人分の食器を一度に洗える省スペースモデルで、狭いキッチンにも置きやすいサイズ感が魅力。水切りかごの代わりとして設置するのもおすすめです。
分岐水栓タイプで手間なく設置でき、引っ越し後も元に戻しやすい仕様になっています。すべてのコースで50℃以上の高圧水流による「ストリーム除菌洗浄」を採用しており、食器の除菌も期待できます。
口コミからわかるタンク式のおすすめ食洗機5選

タンク式のおすすめの食洗機を5つご紹介します。
パナソニック「SOLOTA」NPTML
パナソニックのSOLOTA NPTMLは、1人暮らしにぴったりのコンパクトな食洗機です。その大きさはA4ファイル程度で、限られたキッチンスペースでも簡単に設置可能。縦置き・横置きのどちらにも対応するため、さまざまなキッチンのレイアウトにフィットするでしょう。
食器は6点程度を一度に収納でき、直径23cm以下の大皿や高さ21cm以内のボトルにも対応。高温水による洗浄力が強みで、頑固な汚れもすっきり洗い流します。
また、手洗いの約1/8の水量で済むため、節水効果も抜群です。
東芝 DWS33A
東芝 DWS33Aは、3人分の食器を一度に洗えるタンク式食洗機です。最大の特徴は、75℃の高温水を使った強力な洗浄力で、油汚れなどもきれいに落とせること。食器を常に清潔な状態に保ちたい方におすすめのモデルです。
洗浄モードは4種類あり、食器の種類や汚れ具合に合わせてコースが選べます。分岐水栓工事が不要なタンク式仕様で、バケツで排水すればシンクから離れた場所にも設置可能。
コンパクト設計なので、キッチンが狭い家庭にもフィットするでしょう。
パナソニック NPTSP1
4人分の食器を一度に洗えるパナソニックNPTSP1は、タンク式と分岐水栓の両方に対応した便利なモデルです。本体奥行きは約29cmとスリムなため、シンク横など狭いスペースにも設置できます。
このモデルは1回の使用水量が約9Lと少なく、手洗いと比較して約1/6の水量で済むため、エコ性能も高いのが特徴です。タンク給水でもスムーズに使えますが、必要に応じて分岐水栓接続にも切り替えできます。水道工事が難しい家庭でも気軽に導入できるのがメリットです。
シロカ SSM151
シロカ SSM151は、分岐水栓工事が不要なタンク式の3人用食洗機です。内蔵タンクに水を注ぎ、排水ホースをシンクに入れるだけで準備が完了します。設置のハードルが低いため、初めて食洗機を使う方にも安心です。
洗浄時には360°水流を放射して食器をくまなく洗浄してくれます。高温水を使った洗浄機能により、衛生面でも安心感があるでしょう。
また、後から分岐水栓給水に変更することもできるため、使い勝手の幅が広い点も魅力です。
エスケイジャパン SJMDW6A
エスケイジャパン SJMDW6Aは、2〜3人用の食洗機で、幅41.2cm×奥行き37.8cmとコンパクトなデザインです。水切りカゴ感覚で設置できるため、スペースに余裕がないキッチンにもぴったりです。
取り外し可能な給水タンクが付属し、蛇口から直接給水することもできます。1回の洗浄に必要な水量は約6Lと節水性能も高く、経済的なランニングコストを実現しているのがポイント。標準・スピーディ・強力・ソフトと4つの洗浄モードで、用途に応じた洗浄が可能です。
口コミからわかるビルトイン型のおすすめ食洗機5選

最後にビルトイン型のおすすめの食洗機を5つご紹介します。
パナソニック「M9シリーズ」NP45MD9S
パナソニックのM9シリーズ NP45MD9Sは、汚れをしっかり落とすだけでなく、除菌効果にも期待が持てるビルトインタイプの食洗機です。食器の量や汚れ具合を自動で検知する「エコナビ」機能を搭載しており、すすぎ回数や乾燥時間を調整し、効率的な節水と省エネ運転が可能です。
また、シリコンカップや小皿といった小物類をしっかり固定する「ちょこっとホルダー」も装備しており、水流で飛ばされる心配もありません。高温の水流を用いた「ストリーム除菌洗浄」機能も魅力で、食器を衛生的に保てるのがポイント。
リンナイ RSWF402CWM
リンナイ RSWF402CWMは、幅45cmのコンパクトなビルトイン型ながら、約8人分の食器や調理器具を一度に収納できる大容量タイプです。キッチンの省スペースにも収まりやすく、効率的な家事をサポートしてくれます。
また、フロントオープンタイプで食器の出し入れがスムーズなのもポイント。上段・下段のカゴを独立してスライドできる仕様になっており、追加で食器を入れる際にも便利です。
乾燥機能「からっとキープ」により、庫内の隅々まで乾燥させ、ニオイの発生を抑えられるのも嬉しいポイントです。
三菱電機 EW45R2S
三菱電機のEW45R2Sは、異なる大きさや形状の食器を効率よく配置できる「マルチラック」を備えたビルトイン型食洗機です。使用する食器に合わせてフラップの角度を変えられる「フラップアップ」機能があり、収納の自由度が高いのが特徴です。
また、噴射角度を調整して庫内全体をムラなく洗う「ターボ噴射」も魅力。さらに、動作音は約36dBと静かで、夜間でも気にせず使用できます。静音性や高洗浄力を求める方におすすめのモデルです。
パナソニック「R9シリーズ」NP45RS9
パナソニック R9シリーズ NP45RS9は、浅型のビルトインタイプで「ライトエコ」機能を搭載しています。センサーが食器の量を検知し、最適な乾燥時間で運転するため、効率的に家事をこなせます。
大きめの鍋やティーポットも収納可能で、上段にはグラスなどを同時に配置できるカゴを装備。50℃以上の高圧水流を利用した洗浄機能により、汚れをしっかり落としつつ、除菌効果も期待できます。
リンナイ RWX405CA
リンナイ RWX405CAは、使いやすさにこだわったビルトイン型食洗機です。食器のセット位置がわかりやすい「ポジションサイン」を採用しており、効率的な食器配置が可能です。また、スムーズに動く「スムーズラック」によって、食器を種類別にまとめて設置できるのもポイント。
また、乾燥機能「カラッとキープ」も搭載されています。ヒーター乾燥後にファンを回すことで庫内の湿気を飛ばし、食器はもちろん、庫内全体もすっきり乾燥させてくれます。ニオイの発生を防ぎ、清潔さを維持できるのが特徴です。
まとめ
食洗機は、食事後の手間を大幅に減らし、衛生面でも優れたアイテムです。家庭の人数やキッチンのスペースに合わせて最適なモデルを選べば、より快適な家事環境を整えられるでしょう。
今回紹介した15選の中から、ご自身の生活スタイルに合った一台を見つけてください。
よくある質問
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食洗機の種類にはどのようなものがありますか?
食洗機は、「分岐水栓式」「タンク式」「ビルドイン式」の3種類があります。それぞれ特徴が異なるため、事前の理解が必要です。
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乾燥機能が必要ですか?
乾燥機能が搭載されているものであれば、食器を拭く手間がなくなります。高熱で乾燥状態を保てるものであれば、衛生面も安心できるのが特徴です。
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設置スペースが狭いのですが大丈夫ですか?
食洗機にはコンパクトタイプもあります。スペースが少なくても設置できるものもあるので、安心してください。