【2024年版】加湿器人気おすすめランキング12選|人気のタイプや特徴も紹介
お部屋に暖房を入れているとき、部屋の乾燥が気になりませんか。そんな時に欲しいのは加湿器、方式はいろいろですがあなたの部屋をスピーディに潤えるスチーム式の加湿器が人気。
そんな加湿器のタイプと特徴とおすすめの人気ランキング12選を紹介します。
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加湿器の選び方5つ
加湿器はいろんなタイプがあります。タイプによって静けさやランニングコスト、製品価格・加湿量なども違ってきます。それぞれのタイプの特性を理解した上で加湿器を選びましょう。
①タイプで選ぶ
加湿器のタイプは5つあります。フィルターの有無や加湿方法など異なり、それぞれメリット・デメリットがあります。
- 超音波式
- スチーム式
- 気化式
- ハイブリッド式(加熱気化式)
- 加熱超音波式
超音波式
超音波式は水を超音波で霧状にして放出して加湿するタイプです。ヒーターがないので消費電力が少なく電気代が安いのが特徴です。
デメリットは周りの家具などを濡らしたり、白い粉が付いたりすることもあります。また除菌機能がない場合は水中の雑菌や水の汚れをそのまま空中に放出することです。
スチーム式
スチーム式はタンクに貯めた水をヒーターで加熱して蒸気を作り放出する方式です。
加熱した蒸気を素早く放出するのでスピーディに広範囲を加湿します。本体内部は加熱により除菌されているので細菌は放出しないので衛生的です。
またスチーム式加湿器にはフィルターがないため、湿ったフィルターにカビや雑菌が繁殖する心配はありません。デメリットは加熱するので電気代がかかることです。
気化式
気化式は加湿フィルターを水に浸して、通過した風で加湿する仕組みです。ほどよく加湿するので結露はできません。またスチーム式の様に加熱しないので吹き出し口も熱くなりません。小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
据え置きタイプと卓上タイブがありますが。据え置きタイプは広い範囲に加湿できて、除菌効果のあるタイプに人気があります。
卓上タイプはファンを使わないタイプや充電式タイプが人気です。加湿範囲は広くないので集中的に加湿したい場所に置くのがおすすめ。
ハイブリッド式(加熱気化式)
ハイブリッド型は水を浸透したフィルターに温風をあてて気化させて加湿する方式です。温風によって水分を蒸発させるので、すばやく加湿します。手っ取り早く加湿したい人におすすめです。
また蒸気が出ないのでやけどなどの心配はなく、子供さんやペットがいる家庭でも安心ですよ。
デメリットはスチーム式よりは安いですが、電気代がかかることです。それと定期的にフィルターの手入れが必要なため、手入れを怠ると加湿ができても不衛生になることがあります。
加熱超音波式
加熱超音波式はヒーターで加熱した水を超音波振動で細かい霧の蒸気で放出するタイプです。
フィルターやファンを搭載しないので、コンパクトな製品が多く場所も取りません。ヒーターで水を加熱するので雑菌など繁殖しにくく衛生的です。
水を霧状にして放出するので、周囲の物に水滴がついたり、濡れたりする場合もあるので注意です。
②メーカーで選ぶ
加湿器に人気のメーカーは次のようにあります。
- シャープ
- 象印
- アイリスオーヤマ
- 山善
シャープ
シャープ独自のプラズマクラスター搭載で部屋を潤わせながらカビやウイルスを抑制します。
DCモ-ターを採用押しており、エコ運転です。温度と湿度のセンサー搭載で適切な湿度に保つ自動運転も可能。加湿器は内部のエアフィルターと加湿フィルター・給水タンクなどのパーツを分解できるため、手入れが簡単になっています。
象印
象印の加湿器の特徴はポットタイプでスチーム式の加湿器です。ポットと同じように上のふたを開けて給水できて、お手入れも簡単です。
ポットイプタイプなので蓋の開閉ロックや転倒揺れ防止機能、チャイドロックなどの安全面も考慮した加湿器で、手軽に持ち運びできるので人気があります。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは加熱式からハイブリッド式まで幅広い製品があります。加湿器の特徴はアロマトレイがあり、アロマオイルを追加すると加湿するのと同時にアロマの香りでくつろげます。
加湿時間が長くコンパクな加湿式は寝室でも利用、ハイブリッド式は室温と湿度をディスプレイで表示され、ミストの量をボタンで切り替えできます。省エネで電気代も安いので人気があります。
山善
山善は加熱式からハイブリッド式まで幅広い製品があります。特徴は操作が簡単でボタンも多くなくシンプルな外観です。
スチーム式は電源ボタンと加湿切り替えボタンの2つしかなく、お年寄りや子供でも操作が簡単で人気があります。ハイブリッド式になると設定が多くボタンも多くなります。
③部屋の大きさで選ぶ
最適な部屋の大きさは適用畳数で見ます。実際の大きさより少し大きい適用範囲のものを選びましょう。
加湿器の加湿能力は方式を問わず「室温20℃、湿度30%時」に放出できる「1時間あたりの水分量」=mL/hで表します。一般社団法人 日本電機工業規格のJEM1426によりますと加湿量と適用畳数は下記の様にまとめられています。
出典:一般社団法人 日本電機工業規格のJEM1426
以上の規格の中で和室6畳の部屋を加湿したい場合は、加湿能力「350mL/h」がぴったりですが、加湿器を選ぶ時は500mL/hの製品が素早く加湿ができます。
同様に8.5畳の和室の場合700mL/hの製品の方がおすすめです。1つか2つ上の適用床面積の加湿量の製品を選びましょう。
またecoモードがある一つ上の加湿量の製品を選ぶ方が、加湿量が多く、ecoモードで一つ下の製品と同等の加湿量なので、電気代も安く済みますよ。
④使いやすさで選ぶ
加湿器のは湿度を加えるには水タンクが必要。タンクに給水するには簡単にタンクの取り外しや、本体への給水のしやすさが長く使う上で大事です。水タンクの水がなくなると教えてくれる便利な機能を持つ製品もありますよ。
- 給水タンク
- 自動オフ機能
給水タンク
加湿器のもとは水なため、タンクは適時給水が必要です。
ほとんどの製品は上から蓋を開けて注げるタイプになっています。中にはタンクが独立していて、タンクだけ取り外しができるようになっている製品もあります。加湿器はタンクの水は何度も注水しますので簡単な方が良いですね。
自動オフ機能
加湿器を使っているとタンクの水が残っているのか気になります。そんな時に水がなくなるとランプが点灯して知らせてくれる機能や、水がなくなると自動的に運転をストップする機能があります。
そんな機能があると安心して加湿器を利用できます。
⑤機能で選ぶ
他にも便利な機能がありますよ。
- 自動運転機能
- チャイルドロック
- 転倒防止機能
- 湿度モニター
- アロマの香り
自動運転機能で調整いらず
加湿器に自動運転機能があれば、常にお部屋を適した温度でキープするので、面倒な操作なしで快適に過ごせます。加湿器を常時使いぱなしの人に便利でおすすめですが、価格的に高くなります。
チャイドロックで安心
チャイルドロック機能があると、子供が触ってボタンを押しても設定が変わらないようになります。子供が誤ってボタンをおしてしまっても設定が変わらず安心です。小さなお子さんやペットのいる家庭におすすめです。
転倒を防止する機能
ポットタイプの加湿器では、転倒して熱湯が外に流れ出してしまうこともあります。こういった時のために、蓋の開閉をロックする機能や、転倒液漏れ防止構造があり、熱湯もれを最小限に抑えてくれます。
湿度モニターでお部屋の状態がわかる
加湿器には部屋の温度と湿度がわかるデジタル表示でわかると便利です。他の製品では自動的に55%から60%に湿度を調整してくる製品もあります。
アロマの香りでリラックス
加湿器の中にはアロマオオイルを充填できるアロマトレーを持つ製品があります。加湿器で潤いをもたらし、アロマの香りでゆったりとくつろげます。
加湿器おすすめ人気ランキング12選
シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-L30-W
プラズマクラスター7000を搭載した気化式加湿器。プラズマクラスターは、プラズマ放電で人工的にイオンを発生させて、空気中に浮遊するウイルスや菌、アレル物質などを分解・除去するシャープ独自の技術です。
うるおい自動運転機能が搭載されていて、快適な湿度をキープできるのが便利です。DCモーターを採用しているので、低消費電力で運転できます。
象印 スチーム式加湿器 EE-DC50
清潔な蒸気で加湿できるスチーム式加湿器。ポットと同じ構造で、フタを開けて水を入れるだけでよいので手間なく使用できます。
湿度の自動コントロール機能が搭載されていて、しっかり・標準・ひかえめの3段階で選択可能です。約8時間連続で加湿できるので、就寝時に使用したい人にも適しています。
山善 加湿器 KS-A252
水を沸騰させて蒸気を放出するスチーム式加湿器。加熱によって除菌されるので、衛生的に使用できるのがメリットです。肌や髪のトラブル防止やウイルス対策など、冬を中心にさまざまな用途で活躍します。
電源入切のスイッチのみのシンプルな構造で、子供から年配の方まで誰でも簡単に操作可能です。水がなくなると自動で電源が切れるので空焚きを防げます。
アイリスオーヤマ 加湿器 SHM-120R1
アロマトレー付きで、加湿と同時にアロマの香りも楽しめるスチーム式加湿器。アロマオイルは付属されていませんが、市販のアロマオイルを使用できます。
コンパクトでありながら、従来品よりタンク容量がアップし、約11時間の連続加湿が可能です。加湿量120mL/hで、木造和室2畳、プレハブ洋室3畳に適用します。
アイリスオーヤマ 上給水ハイブリッド加湿器 AHM-HU55A-W
加熱式と超音波式を組み合わせていて、加熱した水を超音波振動で細かいミストにして放出するハイブリッド式加湿器。加湿量500ml/hで、最大対応畳数は約14畳です。
加湿モードは弱・中・強の3段階から選べて、湿度は40~70%の範囲で5%刻みで設定できます。タンクは2WAY仕様で、直接上から水を注いでもタンクを外して水道で給水してもOKです。
象印 スチーム式加湿器 EE-RR50
広口容器でポットのように扱えるスチーム式加湿器。2つ目に紹介したEE-DC50と似ていますが、加湿量はどちらも480mL/hで加湿能力に大きな差はありません。
一番の違いはタンク容量と連続加湿時間で、EE-DC50はタンク容量が4L、連続加湿時間が強8時間、弱32時間なのに対して、EE-RR50はタンク容量が3L、連続加湿時間が強6時間、弱24時間です。
アイリスオーヤマ 加湿器 UTK-230
スイッチを押すと起動後すぐに加湿できる超音波式加湿器。ミストが熱くならず、やけどの心配がないところもメリットです。最大消費電力20Wで、加熱式より電気代を安く抑えられます。
ミスト量は弱・中・強の3段階で調整できて、最大加湿量は230ml/hです。適用床面積は造和室3.7畳、プレハブ洋室6.4畳で狭めですが、約13時間連続で使用できます。
アイリスオーヤマ 超音波式加湿器 UHM-280S-P
コロンとしたドロップ型のデザインがかわいい超音波式加湿器。スイッチを押すとLEDライトが点灯し、その日の気分で7色の光を固定やグラデーションで楽しめます。
最大加湿量は280ml/hで、部屋の乾燥状態に合わせて無段階での調節が可能です。連続運転時間が約10時間で、動作音が静かなので、就寝時の使用にも適しています。
シャープ 加湿空気清浄機 KC-N50-W
プラズマクラスター7000を搭載し、空気清浄機も兼ねた気化式加湿器。加湿量最大500mL/hで、シャープの製品の中ではスタンダードモデルに位置します。
適用床面積は木造和室約8.5畳、プレハブ洋室約14畳までです。ニオイ・湿度・温度の3つのセンサーを搭載していて、効率的に加湿や空気清浄を行えます。
象印 加湿器 EE-RR35-WA
フタを開けて水を入れるだけで使用できるスチーム式加湿器。6つ目に紹介したEE-RR50の下位モデルで、EE-RR50の方が加湿能力が高く、適用床面積が広いです。
基本的にはEE-RR50の方がおすすめですが、EE-RR35の方が価格が安いのに加え高さが低くて軽いので、できる限り安く購入したい人、できる限りコンパクトなものがいい人などはEE-RR35を選ぶとよいでしょう。
山善 加熱式加湿器 KS-A252(W)
最大加湿量が500ml/hで、部屋をしっかり加湿できるスチーム式加湿器。部屋の乾燥状況に応じて標準・パワフルの2段階で加湿量を調整できます。標準では8時間、パワフルでは5時間の連続運転が可能です。
ボタンが2つのみのシンプルな設計で、誰でも簡単に使用できます。タンクの間口が広いので、上から簡単に給水できて、お手入れの際も楽々です。
パナソニック 加湿器 FE-KXU05
除菌・脱臭などに効果があるナノイーを搭載した気化式加湿器。肌や髪にも潤いを与えてくれるので、部屋の加湿を行いながら美肌・美髪効果も期待できます。
加湿量は最大500mL/hで、木造和室8.5畳、プレハブ洋室14畳まで対応可能です。運転音15dBの静かモードが搭載されているので、眠りを妨げられることなく連続加湿できます。
購入する時期はシーズン前がおすすめ
冬に暖房を使うと空気が乾燥します。その意味で乾燥機は今や冬の必需品です。家電メーカーは新製品を9月から11月頃に発売します。安く手に入れるには新製品が発売になる前に前年度モデルを購入するのがおすすめです。
最新モデルを安く買う場合は2月中に選びましょう。3月には加湿器が店頭には並ばなくなります。2月であれば花粉や風邪対策にも使えますよ。
加湿器で保湿された快適な生活を作ろう
寒い冬の日は暖房が欠かせず、部屋は乾燥しがちです。そんな時に加湿器があれば部屋に適度に湿度を与えてくれ、潤いのある快適な空間を作り出してくれます。あなたの部屋に最適な商品を選ぶ時の参考にしてください。
パナソニックの「ナノイー」やシャープの「プラスマクラスター」など加湿に除菌・脱臭効果・肌にうるおい効果がある加湿器もあります。