FXで勝つための鉄板チャートパターン16選一覧。チャート分析のコツも徹底解説。
FXの世界で勝つにはチャートパターンを知っておくべきです。
なざなら、相場分析のスピードや精度を上げることができ、利益を上げる機会を増やせるからです。
この記事では、鉄板チャートパターン16種やチャート分析しやすいおすすめの取引所を詳しく解説していきます。
FXで勝つために覚えるべき鉄板チャートパターン16選一覧表
FXの取引で勝つために避けて通れないのがテクニカル分析です。そのテクニカル分析の中でも、チャートパターンは非常に基本的な要素。チャートパターンをしっかりと学んでおくことが、FXで稼ぐことに直結するのです。
以下でFXで勝つために覚えておくべきチャートパターンを16個厳選し、一覧にしました。FXのチャートには様々な形が登場しますが、まずはこの16個を覚えていくことでトレードに有利になっていきます。
- 支持線・抵抗線
- ロールリバーサル
- チャネルライン
- トレンドライン
- ペナント
- ウェッジ
- トライアングル(三角保ち合い)
- フラッグ
- ダブルトップ・ダブルボトム
- トリプルトップ・トリプルボトム
- ヘッド&ショルダー・逆ヘッド&ショルダー
- ソーサー
- スパイク
- AB=CD
- カップ&ハンドル
- ボックス
チャートパターンとは|FXで覚えるべき基本事項
FXの世界では同じ値動きを繰り返す事が多く、値動きに合わせて線を引くことで様々な形が作られます。これらのことをチャートパターンと呼びます。
多くの人がこのチャートパターンをもとにFX取引を行うので、チャートパターンの出現は相場に大きな影響を与えます。チャートパターンを利用することでその後の値動きが容易になるのです。
FXの鉄板チャートパターン16選
では実際にFXの世界でよく使われるチャートパターンを16個解説します。少しボリュームがありますが、覚えれば非常に強力なものが多いので1つずつ確認していきましょう。
①支持線・抵抗線
俗に「サポートライン」「レジスタンスライン」と呼ばれることもある支持線・抵抗線ですが、簡単に言うとチャート上のいくつかの高値・安値を線で結んだもので、上昇・下落していく際に目安となる壁になっています。
例えば下の画像では、青い線で引いた部分がビットコインのサポートライン。つまり、29000円台のサポートラインを下抜けしてしまうと更に下落していく恐れが出てくるという1つの指標になっていることが読み取れます。
②ロールリバーサル
ロールリバーサルは、何度も抵抗や反発を繰り返してきたラインを超えた際に、そのラインを背に順張りのポジションを持つ手法を指します。
下の画像では豪ドル円がレンジに入っていましたが、直近高値の意識されているラインを超えたため、一度抜けたチャートがラインの部分に戻ってきたタイミングで買いの注文を入れることができました。
③チャネルライン
チャネルラインは、直近の高値と高値、安値と安値を結んだトレードパターンを指しています。下の画像は並行チャネルと呼ばれるもので、じわじわと上昇・下落していくトレンドラインで有効的。
並行チャネルの上限・下限で逆張りのポジションを持つのが一般的で、このチャートだと並行チャネルの上限を上抜けしたので抜けた方についていけば利益が出た場面でした。
④トレンドライン
トレンドラインは、上昇・下落トレンドにおいて安値・高値のラインを結んだものです。トレンドラインにチャートがタッチすると反発する事が多いですが、このラインを割ると目線が変わるので1つの指標として使えます。
⑤ペナント
ペナントは三角形の旗に似ていることからそう呼ばれており、高値の切り下げラインと安値の切り上げラインに囲まれた部分を指します。
上か下に抜けると一気にチャートが抜けた方向に動くので、抜けたタイミングでポジションを持つのもおすすめ。
⑥ウェッジ
ウェッジには上昇ウェッジと下降ウェッジがあり、どちらももみ合いながらも上昇と下落を試している形なのが特徴。
ウェッジがチャートに現れた際はポジションの強さとしては売りと買いが半々くらいですが、ウェッジを抜けると一気にチャートが動くため、抜けた方についていくことで利益が狙えます。
⑦トライアングル(三角保ち合い)
トライアングルの形は青い線で引いた部分になりますが、レンジ相場の上下の動きが収束していくのが見て取れます。
この動きをした時に三角形が作れる事から「トライアングル」と呼ばれているのが特徴。
画像を見れば分かるのですが、青ラインを下に割ってから一度ガクンと下がっている事が読み取れます。
画像は1分足だったのですぐに戻しましたが、長期足であればこのまま下がって大きな利益を取れる事もあるのがこのトライアングル。
初心者でも見やすいチャートパターンなので、覚えておいて損はないでしょう。
⑧フラッグ
フラッグは名前の通り「旗」の形に似たチャートを表し、トライアングルの1種として考えることができます。
トライアングルと違う点は、直前に大きな値動きが起こって旗の柄の部分のように見えること。直前で大きな上昇が起こっていると「買い」の大衆心理が強く働くので、フラッグを確認してロング(買い)エントリーができるのがポイントです。
⑨ダブルトップ・ダブルボトム
まずはダブルトップ・ボトム。下の画像の黒線でなぞった部分がダブルボトムになりますが、アルファベットのWのような形をしているのが特徴です。
これはWの部分で2度安値を試したものの、安値の抵抗線を割らなかったために「売りたい人」が減り、「買いたい人」が増えて逆に価格が上昇していった形になります。
エントリーするなら安値の抵抗線で綺麗に反発したのを確認してからロング(買い)のポジションを持つと利益になる期待値が高くなります。
ダブルトップはこれと逆でアルファベットのMのような形をしていますが、こちらも理論はダブルボトムとは変わらないので、チャートの中でこういった値動きをした時は注意深く観察しましょう。
⑩トリプルトップ・トリプルボトム
トリプルトップは、ダブルトップのようにレジスタンスラインを何度か試して落ちる形ですが、王冠のような形になっているのが特徴。
何回も上を試していく中で上がり切れず、買いの力が弱いと大衆に判断されるため、下に落ちていきます。
⑪ヘッド&ショルダー・逆ヘッド&ショルダー
続いてはヘッド&ショルダーです。真ん中の大きな上昇と左右の小さな上昇が、まるで頭と肩のように見えることからこの名前が付いています。
ヘッド&ショルダーは別名「三尊」とも呼ばれ、チャート上で形成された場合は価格の下落が予想されます。
また、上下真っ逆さまの場合は逆三尊と呼び、価格の上昇が予想されます。
⑫ソーサー
ソーサーにはソーサートップ・ソーサーボトムがあり、高値圏・底値圏でよく見られる形です。
ソーサーが現れた際はトレンド転換のサインとなることが多く、相場も急激に変化することが多いです。
⑬スパイク
下がスパイクを表した画像になっているのですが、1回チャートが下に伸びた後に安値を切り上げたチャートになっています。
こういったパターンになった場合に考えられるのはトレンドの転換です。スパイクを確認した後にこれ以上上昇・下落が起こるとは考えにくくなるので、少し逆張りのポジションを持ってみるのもおすすめです。
⑭AB=CD
AB=CDは、チャートの中の様々な面で活用できます。例えば上昇トレンドや下落トレンドにおいて下の画像のような形が出てくることが多いのですが、AB=CDを使うことで反発のタイミング等が分かるようになるので、非常に便利です。
応用が効きやすいので場面ごとに使い分けられるAB=CD、使いこなせれば強力なので気になる方は使ってみましょう。
⑮カップ&ハンドル
カップ&ハンドルは、まるでコップのような形のチャートを指しており、上の抵抗ラインを抜ける動きが強い時によく見られる形。
コップの持ち手に見える部分から上抜けした赤丸のタイミングがエントリーのポイント。このチャートではこの後上昇しています。
⑯ボックス
最後はボックス。ボックスは基本的にレンジ相場の中で作られるチャートです。意識されている高値と安値のラインで長方形が作れるので「ボックス」と呼ばれているのが特徴。
このボックスは上下どちらにも抜ける可能性が高く、画像のチャートでは赤丸の部分でボックスの下抜けが確認できたので、その後チャートは下に下がっていきました。
初心者におすすめなチャートパターン分析をしやすいFX会社3選
①IG証券❘高性能のチャートシステム
IG証券では、チャートパターン分析を始めとしたテクニカルでのトレードに向いている高機能のチャートシステムが使えるのが大きな魅力です。
その高機能さからIG証券以外の口座で取引している人も利用している事が多く、本来月額4,000円の有料サービスになっています。
しかし、IG証券で月に4回以上の取引をしていれば実質無料でつかえるようになっているので、この機会にIG証券で口座開設をしてみましょう。
\IG証券の口座開設はこちら/
②GMOクリック証券❘金や原油のチャートも扱える
GMOクリック証券はプラチナチャートと呼ばれる独自のチャートツールを持っており、GMOクリック証券の口座を持っている方は無料で使えます。
取り扱っているのはFXの通貨ペアだけでなく、金や原油などのCFDの銘柄も使えるのが特徴。複数の通貨ペアのチャート表示や、チャートを見ながら注文できる「スピード注文」もできるのがメリットです。
チャートパターンに必要な描画機能も25種類ついており、見やすいチャートの中に鉄板チャートを見つける事もできるので、チャートパターンを使った取引にぴったりな機能。口座開設は以下のリンクからできるので、早速口座開設をしてみましょう。
-
はじめてのFX口座開設+お取引で最大30万円キャッシュバック!
GMOクリック証券では、新規FX口座開設&お取引で最大30万円のキャッシュバックのキャンペーンを実施中。非常に大きな特典がもらえるキャンペーンなので、見逃し厳禁です!
概要:FX取引口座の開設月の翌々月末の最終営業日のニューヨーククローズまでに、取引条件を満たしたお客様にもれなく最大30万円をキャッシュバック
\GMOクリック証券の口座開設はこちら/
③LIGHT FX❘初心者向けの分かりやすいサービスと本格ツールがおすすめ
LIGHT FXは「みんなのFX」で知られているトレイダーズ証券が初心者向けに運営を始めたFX会社です。初心者向けに作られたということもあり、チャートツールもトレーダーのレベル別に3種類用意してあります。
その中でも特筆すべきなのは、世界中のトレーダーに愛用されている「Trading view」というチャートツールが無料で使える点です。本来Trading viewは有料で初心者では手が出にくいチャートツールですが、LIGHT FXの口座を持っていれば無料で使えるのはメリット。
また、初心者向けということもあり5,000円程度から取引を始めることができるので、初心者の方やTrading viewを使ってみたい方はこの機会に口座開設をしてみましょう。
\LIGHT FXの口座開設はこちら/
チャートパターン分析で取引する際の注意点3つ
最後にチャートパターン分析で取引する際に注意すべきな3つのポイントについてまとめます。
①必ずしもチャートパターン通りに相場が動くわけではない
まず一つ目ですが、チャートパターンはあくまで今までの相場で起こってきたパターンをまとめたものになっていて、未来を予測できるものではありません。
チャートパターンは便利ですし、相場の動きが読みやすくなるのも確かですが、そればかりに頼ったトレードはしないように気をつけましょう。
②チャートパターンだけでなく上位足の値動きも確認する
相場において一番力を持っているのは上位足です。自分が見ている時間足で上昇しそうなチャートパターンが出ても、上位足が下落トレンドにあるならエントリーは慎重にすべきです。
チャートパターンは有力ですが、上位足に逆らった「逆張り」トレードをしてしまうと思わぬ痛い目に遭う可能性もあるので充分注意しましょう。
③エントリーする際は必ず根拠を明確にする
FXで本当に勝ちたいと思っている方は、エントリーする際の根拠を明確にしましょう。
例えば「15分足のボックスを上抜けしたのでロング(買い)エントリーをする。」等、自分がポジションを持つ際には必ず理由付けを添えるとトレードの精度が上がっていきます。
最初は面倒くさいかもしれませんが、大切な資金を減らす雑なトレードが減っていつか勝てるようになるのでこの意識は必ず忘れないようにしましょう。
FXで勝ちたいならチャートパターン分析は必須
結論から言うと、FXで勝ちたいならチャートパターン分析は覚えておくべきです。多くの勝ちトレーダーもチャートパターン分析をトレードの根拠にしていますし、環境認識にも役立つスキルなので覚えておいて損はありません。
国内のFX会社であれば優秀なチャートツールを利用することもできますし、先ほどの注意点や鉄板チャートパターンを覚えて実行すれば自然と勝ちはついてきます。
この記事を読んでトレードを始めてみたいと思った方は、早速口座開設をしてみましょう。
kazuのコメント
このロールリバーサルはチャート上に何度も現れます。