ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングとは?手法やおすすめ取引所5選を紹介
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングとは、数秒から数分の間に売買を行い、何度も取引を繰り返す取引手法。この記事ではスキャルピングのメリット・デメリットやスキャルピングにおすすめの仮想通貨取引所などを解説していきます。
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングにおすすめの取引所5選
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングにおすすめの取引所は以下の5つです。
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Coincheck
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bitFlyer
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GMOコイン
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DMM Bitcoin
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楽天ウォレット
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①Coincheck
Coincheckはアプリダウンロード数第1位※の仮想通貨取引所で、アプリの使いやすさに定評があり、取り扱っている銘柄も多いため初心者にもおすすめできる仮想通貨取引所です。
また、Coincheckはコラムなどで仮想通貨に関する情報も分かりやすく述べられており、通貨の知識を学ぶことも可能。
ただし、販売所ではスプレッドが広く設定されているため、取引を繰り返すスキャルピングでは差額が積み重なります。
また、スキャルピングで利益を生み出すのに効果的なレバレッジ取引ができない点に注意しましょう。
使いやすいアプリで取引をしたい方や、仮想通貨に関する知識もつけたいと考える初心者におすすめの取引所です!
※2020年1月-12月(データ協力:App Annie)
②bitFlyer
bitFlyerはビットコインの取引量国内No. 1※であるため、注文が通らないリスクが低く、希望する価格での安定した取引が可能。
また、取扱銘柄数も多く取引手数料も低いことから、スキャルピングにも向いている仮想通貨取引所です。
bitFlyerではレバレッジ取引対象の銘柄が少ないというデメリットもありますが、約定力の高い安定した取引がしたい方はぜひbitFlyerで口座開設をしましょう!
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2016年-2020年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
③GMOコイン
GMOコインは、取り扱う銘柄数が15種類・レバレッジ取引が可能な銘柄も10種類と非常に多いことから幅広い取引が可能です。
スキャルピングではレバレッジを活用することで小さい値幅でも大きい利益を出すことができるようになるため、GMOコインはスキャルピングもしやすい仮想通貨取引所です。
また、GMOコインでは「つみたて暗号資産」や「ステーキング」といったサービスも利用できるため、様々なスタイルで投資をしてみたいという方はぜひGMOコインを使ってみてください!
④DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは、暗号資産種類数国内No. 1※の取引所であり、レバレッジ取引対象の銘柄も34種類と非常に多く、幅広い取引が可能である点が魅力的な仮想通貨取引所です。
また、取引に関わる手数料もほとんど無料であり、レバレッジを活かしたスキャルピングに適しています。
さまざまな通貨でレバレッジ取引をおこないたい方にはDMM Bitcoinがおすすめです!
※2023年8月現在、国内暗号資産交換業者のWEBサイト調べ
⑤楽天ウォレット
楽天ポイントを暗号通貨に交換することや、自分の持つ暗号資産を楽天キャッシュにチャージすることなど、楽天が展開するサービスとの連携が魅力的な仮想通貨取引所です。
ただし、楽天ウォレットでの取引は販売所形式のみであるため、スキャルピングをする際には手数料が積み重なってしまう点に注意しましょう。
楽天のサービスと仮想通貨取引を連携させたいという方はぜひ楽天ウォレットを使ってみてください!
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングとは?
ビットコイン(仮想通貨)の取引手法は主に以下の4種類あります。
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スキャルピング
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デイトレード
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スイングトレード
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長期保有
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①スキャルピング
スキャルピングは、数秒から数分の間に売買を繰り返す手法であり、一度の取引にかかる時間は上記の4種類の中で最も短いです。仮想通貨取引は24時間365日可能なため、都合の良い時間に取引できます。
スキャルピングによる取引では売買チャンスがとても多く訪れるため、短期間で何度も取引をしてFXの実力をつけやすいのが最大のメリットです。
②デイトレード
デイトレードは、購入した銘柄を買った日のうちに決済し、それを繰り返す手法です。1日ごとに気持ちを切り替えられるため、精神的な負担は少ない状態でトレードに臨めるでしょう。
ただし、レバレッジ取引する場合は日をまたいでポジションを保有する場合、レバレッジ手数料がかかってしまうため注意が必要です。
③スイングトレード
スイングトレードは、数日から数週間の間に売買を完結させる手法です。スキャルピングなどの手法よりは通貨の保有期間が長いため1日中チャートを見ている必要はありませんが、より長期間ポジションの管理を行う必要があります。
スキャルピングやデイトレードより少ない取引回数で、1度に大きな利益を得たい方におすすめの取引手法です。
④長期保有
長期保有は、数週間から数年にわたって通貨を保有する取引手法です。この手法は最も通貨の保有期間が長く、数年間に渡って保有する取引手法です。長期的な値上がりを待つ手法であるため、毎日相場に注目する必要はありません。
しかし、利益がでるまで時間が必要であり、途中で暴落するリスクも高くなる点に注意しましょう。
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングの4つのメリット
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングを行うメリットは以下の4つです。
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ポジションを持ち越さないためリスクが小さい
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売買チャンスが多くなる
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隙間時間を活用できる
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トレードの経験を積みやすい
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①ポジションを持ち越さないためリスクが小さい
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは、相場の急変動の影響を受けてしまうようなリスクは小さいのが特徴です。
スキャルピングは数秒から数分のうちに取引を完結する手法であり、トレード中は常にチャートに注目する必要があります。そのため、自分がチャートを見ていない間に相場が急変動するなどのリスクは小さいでしょう。
②隙間時間を活用できる
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは隙間時間を活用できる取引手法です。1回の取引にかかる時間が非常に短いため、仕事や家事などで時間がない方でも、休憩中や移動時間など隙間時間を活用すればトレードを行えます。
③トレードの経験を積みやすい
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングはトレードの経験を積みやすい取引手法です。ビットコイン(仮想通貨)のトレードは短期的に実力がつくものではなく、何度も取引を繰り返すことにより徐々に実力がついてきます。
スキャルピングであれば何度も取引を繰り返すことができるため、損切りが上手くなったり、エントリーの判断が素早くなったりといった経験値を積みやすいでしょう。
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングの3つのデメリット
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングを行うデメリットは以下の3つです。
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素早い判断が求められ難易度が高い
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取引コストが積み重なりやすい
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ポジポジ病になりやすい
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①素早い判断が求められ難易度が高い
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは素早い判断が求められるため難易度の高い取引手法です。
スキャルピング以外の手法では1度の取引に長く時間をかけられるため、チャートの分析に時間をかけることができます。
それに対し、数秒から数分の間に取引を行うスキャルピングでは、取引の内容や決済のタイミングなどの素早い判断が求められるため、難易度が高い取引手法です。
②取引コストが積み重なりやすい
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは取引手数料が積み重なりやすい手法です。
スキャルピングは、何度も取引を繰り返すため他の取引手法と比べて取引回数が多くなります。そのため、その他の手法と比べると取引の際にかかる取引手数料も多く積み重なってしまうことに注意が必要です。
③ポジポジ病になりやすい
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは「ポジポジ病」になりやすい手法です。
ポジポジ病の「ポジ」とは「ポジション」の意味で、「ポジポジ病」とは相場に関係なく常にポジションを持ってしまう状態を病気に例えて表した言葉です。
取引回数が多いスキャルピングを行うことで、たくさんポジションを持ちすぎてしまうような癖がつきやすくなり、その他の取引手法に移行した時に不要なポジションが多くなってしまう可能性があります。そのため、スキャルピングによるポジポジ病に注意しましょう。
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングで稼ぐための3つのコツ
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングで稼ぐためのコツは以下の3つです。
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損切りの判断を素早くする
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レバレッジを活用する
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テクニカル分析に重きを置く
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①損切りの判断を素早くする
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングでは損切りの判断を素早く行うようにしましょう。「損切り」とは損失が生じている保有通貨の見切り決済を行い、損失額を確定することを指します。
損切りを行わないと相場が自分に不利な方向に動き、損失額がさらに大きく膨らむ可能性が生じるため、損切りを徹底すべきです。また、自分が損失を確定させる基準「損切りライン」を設定することもおすすめです。
②レバレッジを活用する
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングではレバレッジを活用して大きな利益を狙いましょう。
スキャルピングは1回の取引で獲得できる値幅が小さいため、コツコツと利益を積み重ねることになり、レバレッジをかけていないとなかなか利益を大きくしにくくなります。そのためレバレッジを活用し、より大きな利益を狙うことがおすすめです。
③テクニカル分析に重きを置く
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングではテクニカル分析に重きを置くべきです。相場の主な分析方法には過去の値動きから今後のチャートを予想する「テクニカル分析」と、世界の景気・政治動向等の変化が市場に与える影響を予想する「ファンダメンタルズ分析」の2つがあります。
スキャルピング は非常に短い時間での取引のため世界情勢などのファンダメンタルズ的な要因の影響を受けにくく、テクニカル分析の方が力を発揮しやすいと言えます。
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングをする際の取引所の4つの比較ポイント
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングをする際の取引所の比較ポイントは以下の4つです。
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取引手数料の低さ
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スプレッドの狭さ
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レバレッジ取引の有無
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約定力の高さ
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①取引手数料の低さ
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングをする際の取引所選びは手数料の低さに注目するべきです。
取引回数が多くなるスキャルピングでは、1度の取引にかかる手数料も回数の数だけ積み重なるため、手数料によるコストが大きくなりやすい取引手法です。そのため、なるべく取引手数料が無料の取引所を使うようにしましょう。
②スプレッドの狭さ
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングをする際にはスプレッドの狭い取引所を使うこともおすすめです。
スキャルピングは小さい値幅での取引を積み重ねることで大きな利益を狙う手法です。そのため、値幅のうちのスプレッドが占める割合が大きくなりやすいです。したがって、スプレッドが狭い取引所を使った方がより大きい利益を生み出せます。
③レバレッジ取引の有無
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングではレバレッジ取引を行うことができる取引所を選ぶようにしましょう。
例えば、レバレッジ2倍で取引を行った場合は、レバレッジをかけない時より値幅が2倍大きくなります。スキャルピングは1回の利益で獲得できる値幅が小さいため、レバレッジをかけた方がより大きい利益を狙うことができます。
④約定力の高さ
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングでは約定力の高い取引所を選ぶようにしましょう。約定力とは取引を成立させる力のことであり、約定力が低いと注文を出した価格と実際に成立した価格に差が生じてしまい、余計な損失が発生してしまいます。
スキャルピングは小さい値幅を狙う取引手法であるため、注文価格と成立した価格に差があると利益をあげにくくなってしまいます。一瞬一瞬が勝負になるスキャルピングでは、約定力の高さが重要です。
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングはどんな人におすすめ?
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは以下のような人におすすめです。
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少額から大きく稼ぎたい人
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普段忙しい社会人の方
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できるだけ損をせずに取引したい人
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①少額から大きく稼ぎたい人
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは取引回数が多いため、資金が少なくても効率の良い取引を繰り返していくことで、利益を積み重ねることができます。
トレードのスキルが高ければ、短期間でも資金を数倍にすることも可能です。そのため、少額から大きく稼ぎたい人におすすめの取引手法です。
②普段忙しい社会人の方
ビットコインのスキャルピングは普段忙しくて時間を作れない社会人の方におすすめの取引手法です。
他の取引手法は一度ポジションを持ってから数時間以上持ち続けることになるため、仕事中はチャートを見ることができない可能性が高く、リスクも大きくなります。
一方、スキャルピングであれば仕事後や土日などの休みの時間帯、休憩時間や移動時間といった隙間時間にも取引可能なため、普段忙しい方も行いやすい取引手法です。
③できるだけ損をせずに取引したい人
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングはできるだけ損をせずに取引したい人におすすめの取引手法です。
スキャルピングはポジションを長く保有しないためすぐに損切りできます。また、取引中はチャートに集中する必要のあるスキャルピングは、相場の大幅な変動やトレンドの変化にすぐ対応できるため、損失額を少なく済ませることが可能です。
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングを始めよう!
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングの特徴や稼ぐためのポイント、取引所の選び方についてよくお分かりいただけたでしょうか?
ビットコイン(仮想通貨)のスキャルピングは、素早い判断が求められる難易度の高い手法ですが、隙間時間を活用でき、短期間で収益をあげやすい等のメリットも多く存在する手法なので、ぜひ活用して見てください!