仮想通貨取引所の手数料を比較|ビットコインの手数料が最も安いのはここ
仮想通貨を始めるにも手数料はできるだけ安くしたいもの。仮想通貨の取引には取引手数料やスプレッドなど様々なコストがかかります。
この記事では仮想通貨取引所5社の手数料を比較。この記事から、手数料が安い仮想通貨取引所でのビットコイン取引を始めてみましょう!
仮想通貨の手数料を比較!おすすめ取引所ランキング
仮想通貨の取引手数料やスプレッド、入金や出金などの手続きにかかる手数料はそれぞれの取引所によって異なるため、なるべくコストのかからない取引所を利用しましょう。
以下では日本国内の大手仮想通貨取引所の手数料を比較し、表にまとめています。
①DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)
DMM Bitcoinは大手IT企業のDMMグループの子会社であり、信頼度が非常に高い仮想通貨取引所です。
手数料・取引条件は以下の通り。
DMM Bitcoinではほとんどの手数料が無料※であり、かなりお得に取引ができる仮想通貨取引所だと言えます。また、そのほかの金融事業やネット事業を手がけているDMMグループにて培われた万全のセキュリティ体制により顧客の資産を守っているため、非常に安心。
顧客の資産の95%以上はオンラインから切り離されている「コールドウォレット」にて保管されているため、ハッキングなどにより盗難される可能性が限りなく低くなっています。
取引ツールの使いやすさにも定評があり、本格的な分析・取引をすることができるPC版取引システムや、外出先でもチャンスを逃すことなく取引ができるスマートフォン版取引システムアプリなど、それぞれのユーザーの目的にあった使い分けが可能。
※BitMatch取引手数料を除く
②GMOコイン
GMOコインは大手ネット証券の「GMOクリック証券」と同じ「GMOインターネットグループ」に属している信頼度の高い仮想通貨取引所です。
各種手数料・取引条件は以下の通り。
GMOコインでは入金手数料・出金手数料・送金手数料が全て無料となっており、何度それらの手続きを繰り返してもコストは一切かかりません。そのため、仮想通貨を保管するウォレットとして活用しているユーザーも多くいます。
また、レバレッジ取引における取引手数料がかからないため、ビットコインFXをメインで取引したい方にもおすすめできる仮想通貨取引所です。
そして、取扱銘柄数は15種類ととても豊富であり、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)などのメジャーな仮想通貨以外にもマイナーな通貨まで幅広く取引が可能。
③Coincheck(コインチェック)
Coincheckは東証一部上場企業の「マネックスグループ株式会社」に属している仮想通貨取引所であり、2020年のアプリのダウンロード数が国内で第一位を記録しており、初心者から上級者まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
各種手数料・取引条件は以下の通りです。
Coincheckはレバレッジ取引には対応しておらず、現物取引に特化した仮想通貨取引所です。取扱銘柄数は17種類と豊富であり、幅広い仮想通貨を取引できるのが最大のメリット。
また、Coincheckでは取引手数料が無料のため、取引コストを最小限に抑えることができます。一方で入金・出金・送金に関してはそれぞれ手数料がかかってしまうため、あまり頻繁に資金の移動をせず一度にまとめてやりとりをするようにしましょう。
そして、Coincheckでは銀行口座を用いた通常のクイック入金や銀行振込の他にもコンビニ入金に対応しているため、銀行口座に残高がなくても現金を持っていれば入金が可能となります。
④bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyerは2020年における仮想通貨の取引量が日本国内第1位の取引所であり、ビットコインFXのメイン口座として利用しているユーザーが多くいます。
各種手数料・取引条件は以下の通りです。
bitFlyerは住信SBIネット銀行・三井住友銀行と提携しているため、口座を持っている方であれば入金手数料が無料・出金手数料が220円〜になります。また、最小で100円程度から仮想通貨の取引を始めることができるため、少額から取引を始めたい方にはぴったりの仮想通貨取引所です。
そして、bitFlyerは取引アプリの使いやすさに定評があり、市場の変化を視覚的に確認できる気配値表示機能や、仮想通貨を24時間の価格変動率順に並び替えることができるため、市場の変動をすぐに知ることができます。
特に、レバレッジをかけてビットコインFXをしたいというユーザーに最もおすすめできる仮想通貨取引所です。
⑤SBI VCトレード
SBI VC トレードは大手金融企業である「SBIホールディングス」が手がける仮想通貨事業であり、大企業ならではのセキュリティ体制やサポートを提供しており、信頼度の高い仮想通貨取引所です。
各種手数料・取引条件は以下の通り。
SBI VC トレードは住信SBIネット銀行と提携しており、該当する口座を持っているユーザーは出金手数料がかかりません。また、その他の手続きに関してもほとんどの項目で手数料を無料にしているため、コストを最小限に抑えることができます。
一方、レバレッジ取引には対応していないため、現物の取引をする方におすすめの仮想通貨取引所です。
また、SBI VCトレードはスプレッドの狭さにも定評があり取引手数料も無料のため、毎回の取引にかかるコストを最小限に抑えることができます。
仮想通貨の取引でかかる4種類の手数料
仮想通貨の取引をする際にかかる手数料は以下の4種類があります。
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取引手数料
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日本円の入金手数料・出金手数料
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仮想通貨の送金手数料
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スプレッド
以下ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①取引手数料
取引手数料は仮想通貨の売買をするごとにかかる手数料のことを言います。
取引手数料の金額はそれぞれの仮想通貨取引所によって異なりますが、取引コストを削減するため、なるべく取引手数料を無料にしている業者を選ぶようにしましょう。
②入金・出金手数料
入金手数料は口座に資金を入金する際にかかる手数料のことを言います。仮想通貨取引所への入金手段で一般的なのがインターネットバンキングによる即時入金と、銀行振込による入金であり、即時入金では入金手数料を無料にしている業者も多くあります。
銀行振込の場合は入金手数料が無料でも振込手数料が顧客負担となる可能性もあるため、注意が必要です。
一方、出金手数料とは、口座から資金を出金する際にかかる手数料のことであり、こちらも無料にしている仮想通貨取引所が多くあります。
③送金手数料
送金手数料とは仮想通貨を電子送金する際にかかる手数料のことであり、自分の資産を他の取引所やウォレットに移動させる際にコストとしてかかります。
送金手数料の内訳は送金処理を行うマイナーに対して支払う「マイナー手数料」と送金元の取引所に支払う「取引所手数料」があり、それぞれの手数料は取引所によって異なるため、自分が利用する取引所の送金手数料をあらかじめ把握しておきましょう。
また、送金手数料を無料にしている取引所もいくつかあるため、コストを削減したい方はそれらの業者を選ぶのがおすすめです。
④スプレッド
スプレッドとは取引手数料の他に取引所が顧客から徴収する取引コストであり、買値と売値の差額のことです。
ユーザーはスプレッドにより、「高く買って安く売り戻す」または「安く売って高く売り戻す」ことになります。
スプレッドが広いと毎回の取引で支払う取引コストが大きくなるため、なるべくスプレッドの狭い取引所を選ぶようにしましょう。
仮想通貨取引の手数料を抑える3つのポイント
仮想通貨の取引では毎回の売買や手続きにかかる手数料を抑えることにより取引コストが最小限になり、利益を最大化することができます。
仮想通貨の取引における手数料を抑えるための3つのポイントは以下の通りです。
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手数料無料の項目が多い取引所を選ぶ
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取引や入出金、送金の回数を出来るだけ少なくする
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取引所形式の現物取引を利用する
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仮想通貨取引所と提携している銀行を利用する
それぞれ詳しく解説していきます。
①手数料無料の項目が多い取引所を選ぶ
それぞれの仮想通貨取引所によって取引や手続きにかかる手数料は異なり、多くの手数料を無料にしているような取引所もいくつか存在します。
毎回の取引や手続きでかかる手数料は積み重なるとコストとして負担になりやすいため、なるべく手数料が無料の項目が多い仮想通貨取引所を選ぶようにしましょう。
②取引や入出金、送金の回数を出来るだけ少なくする
手数料によるコストを削減するためには、なるべく取引や入金・出金・送金などの手続きの回数を少なくしましょう。
取引手数料やそれぞれの手続きで取引手数料がかかる場合、繰り返しているとどんどんとお金が減っていってしまう可能性があります。
③取引所形式の現物取引を利用する
仮想通貨を買うことができるのは販売所と取引所の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。販売所においては、仮想通貨業者と個人の間で取引が行われ、スプレッドや取引手数料が大きいのが特徴です。
一方、取引所では利用するユーザー間での取引が行われるため、スプレッドや取引手数料を小さく抑えることができます。
そのため、仮想通貨の取引をする際に取引コストを小さくしたいという方は販売所ではなく取引所を利用するようにしましょう。
④仮想通貨取引所と提携している銀行を利用する
仮想通貨取引所では都市銀行やネット銀行と提携をしており、指定の銀行から入金や出金などの手続きをした場合は手数料が安くなる場合があります。
当記事で紹介した仮想通貨取引所では「bitFlyer」が三井住友銀行と、「SBI VC トレード」が住信SBIネット銀行と提携をしているため、それぞれの銀行の口座をすでに持っている方は取引所の選択肢を絞ることができますね。
また、銀行の口座を開設するのには手数料がかからない場合がほとんどのため、自分が利用している仮想通貨取引所に提携している銀行がある場合はその銀行の口座を開設するのもおすすめです。
手数料を抑えて、お得に仮想通貨取引しよう!
仮想通貨の取引にかかる手数料についてよくお分かりいただけたでしょうか?仮想通貨の取引では取引手数料・入出金手数料・送金手数料・スプレッドなど、さまざまな場面で手数料がかかります。
手数料によりかかるコストは利用する仮想通貨取引所を選ぶなどの工夫をすることにより最小限に抑えることができるため、なるべく手数料が無料の項目が多い取引所を選ぶのがおすすめです。
また、手数料がかかる場合でも手続きの回数を減らしたり、資金のやり取りをする銀行を変えるなどの工夫をすることにより余分な出費を減らすことができます。仮想通貨の取引にかかるコストを削減して利益を最大化しましょう!