芋焼酎の人気おすすめランキング21選|飲みやすい銘柄と飲み方も紹介!
ギフト・プレゼントにもおすすめの芋焼酎。安い銘柄から入手困難なレア芋焼酎までたくさんの種類があるので、どれにするか迷ってしまいますよね。
本記事では芋焼酎の選び方とおすすめ商品をランキング形式で紹介します!芋焼酎の割り方も解説しますので、「臭くて苦手...」という方も、ぜひ一度ご覧ください。
おすすめ芋焼酎の選び方
焼酎の中でも芋焼酎は品数が豊富!そんな芋焼酎を選ぶポイントは4つあります。
-
使う麹の種類
-
瓶か紙パックか
-
銘柄
-
原料に使う芋
①原料の芋から選ぶ
原料として主に使われるサツマイモは以下の3種類です。
-
黄金千貫
-
紫芋
-
オレンジ芋系
鉄板のサツマイモ!「黄金千貫」
黄金千貫は芋の強すぎるクセを消し、飲みやすい焼酎に仕立てあげます。
全国流通量1位のサツマイモで、芋焼酎の原料としてよく使われている黄金千貫。芋焼酎として、もっとも親しまれている味と言えるでしょう。アルコールを作り出す効率がたいへん良く、開発から数年で大量に流通が広がりました。
「紫芋」はまろやかで飲みやすい
紫芋を使った芋焼酎は臭みが取れ、上品な味わいになります。穏やかで優しい口触りが特徴です。中には、乳製品のような香りが出る銘柄も!
風味はワインに近く、はじめての方も飲みやすくなっています。
香り豊かな「オレンジ芋」
オレンジ芋は仕上がりがフルーティーになるのが特徴です。また、紅茶のような香りも楽しめます!
オレンジ芋はカロテン含有量が高く、かぼちゃのように濃いオレンジ色をしています。オレンジ芋の中ではハマコマチや、アヤコマチが有名です。
②麹の種類で選ぶ
麹は「黒麹」「白麹」「黄麹」の3種類があります。流通しているのは黒と白です。
-
黒麹
-
白麹
-
黄麹
キリッとスタンダードな「黒麹」
芋焼酎と言えばこの味!と言っても過言ではないほど、王道の芋焼酎。芋焼酎の多くは黒麹を使って作られています。
キリッとした口当たりで、辛めなのが特徴です。少し飲みにくさはあるかもしれませんが、芋焼酎の良さをしっかり感じられますよ。
「白麹」は優しい仕上がりに
白麹は、黒麹に比べて、優しくマイルドな味わいが特徴です。白麹を使用した芋焼酎は優しい仕上がりと覚えておきましょう。
飲み慣れていない方におすすめです。飲みやすい銘柄が多く作られていますよ。
さっぱりさを求めるなら「黄麹」
黄麹が使われている焼酎はレアもの。清酒に使われている麹でスッキリな風味に仕上がります。日本酒の吟醸香のようにキレがよく、喉や舌に残らないさっぱりした後味です。
「濃厚な一杯を」というよりあっさりさを求めている方へおすすめです!
③瓶or紙パック?
結論から言えば、瓶でも紙でも大きく変わることはありませんが、見た目の問題で、贈り物は瓶入りにするのが吉です!
「瓶」はギフト用に最適!
瓶入り焼酎は包装紙が和紙だったり、桐箱に入っていたり、高級感があります。贈り物にするなら、瓶入りにしましょう。
高級焼酎の空瓶は保存しておくと思い出になりますね。
軽量で運べる「紙パック」
イメージの通り、基本的に瓶より紙パックの方が少々安価です。劇的に変わるわけではないので、最終的にはお好みで選びましょう。コンパクトで軽量なのがポイント。キッチン下など空いたところへに置いておけます。
また。瓶の重さがないので1kg近く軽くなります。割れる心配もありません!
④有名な銘柄から選ぶ
初心者の方は、銘柄から選ぶのがおすすめです。人気の銘柄は信用があり、外れませんよ。
芋焼酎と言えば「霧島」
言わずと知れた「霧島」シリーズ。大正時代に宮崎県で創業し、現代まで愛されてきました。信頼の味を提供してくれます。
黒霧島に始まり、現在も続々と新作が発売されています。飲み比べにもピッタリです。
プレミア付きの本格芋焼酎「3M」
焼酎の3Mとは、「森伊蔵」「魔王」「村尾」の頭文字で、3つのMを取って名付けられました。プレミア焼酎として有名で高級品です。節目のプレゼントや形式ばった贈り物として購入する方も多くなっています。
焼酎好きなら一度は飲みたい3本です。
おすすめの芋焼酎の飲み方・割り方
芋焼酎の主な割り方は全部で6種類です!
それぞれ割り方のポイントやさらに美味しくなるアレンジ方法を見ていきましょう。
①味と風味をそのまま感じる「ストレート」
芋焼酎本来の味を知るならストレートが一番です。味と香りをダイレクトに感じられますよ。
ただし、度数はその分強くなるので注意しましょう。チェイサーをお供に、ショットグラスでちびちび飲み進めるのがいいですね。
-
七窪
-
さつまの海
②変化を楽しむ「ロック」
最初はほぼストレートの味わいで、時間が経つにつれて氷が溶け出しまろやかになっていきます。味の変化を楽しみましょう。
グラスを冷やしておくのがワンポイントです。氷が溶けにくくなるのでより長い時間で変化を楽しめます。ロック割用のかち割り氷を使うのがおすすめです。
-
川越
-
伊佐美
③お好みに調節できる「水割り」
お酒を割る時の基本ですが、グラスにはアルコールを先に入れます。アルコールの方が水よりも比重が軽いのでまざりやすくなります。
「前割り」はさらに美味しくいただけます!作り方は、作った水割りを一晩冷蔵庫で寝かすだけ。焼酎と水がより馴染んで自然な風味になりますよ。
-
虎斑霧島
-
赤兎馬
④飲み慣れていない人は「炭酸割り」がおすすめ
芋焼酎特有のくさみが控えめになり、さっぱりといただけます。割る時は炭酸が抜けないように優しく注ぎましょう。
スライスしたレモン・ライムなど柑橘系の果物を添えても美味しく飲めます。最近では「焼酎ハイボール」として缶でも販売されていますね。
-
伊佐小町
-
茜霧島
⑤香りを楽しむなら「お湯割り」
お酒を割る時は「先アルコール」が基本ですが、お湯割りだけは例外です。先にお湯を注いでからゆっくりと焼酎を注ぎましょう。
湯気とともに香りがダイレクトに鼻孔を貫きます。本場鹿児島の飲み屋で焼酎を頼むと、たいていお湯割りで出てきます。
-
黒霧島
-
魔界への誘い
⑥邪道の飲み方?「ジュース割り」
割り方は自分が美味しいと思う方法でいただくのが一番です。コーラやファンタなどお好みでいただきましょう。邪道と言う方も多いですが、臭みが取れて美味しく飲めます。
重たい香りが取れて、芋のまろやかさだけが残ります。甘くなりすぎる場合もあるので、好みの塩梅を追求していきましょう。
-
冷やしたグラスに氷を入れる。
-
焼酎とコーラ1:2で割る。気持ち焼酎多めがおすすめ。
-
下から上へ優しくかきまわす。
おすすめの人気芋焼酎【霧島】
芋焼酎の王道、霧島。
霧島の銘柄内でも複数のシリーズが販売されています。厳選して5種類を紹介します!
霧島酒造 黒霧島
霧島酒造の創業当時から作られている本格芋焼酎「黒霧島」。黒麹を用いて醸造されています。コンセプトは食事のための焼酎。何を食べるときも食事の邪魔をしないので、いつでも飲める焼酎です。
黒霧島は、癖がなく、トロっとした甘みが特徴の焼酎です。オンザロックや炭酸割で飲むことをおすすめします。
霧島酒造 白霧島
芋焼酎らしいコクと、ほわんとした香りが楽しめる焼酎です。白麹仕込みなので、甘い香りが加わっているのも特徴。あまみ・うまみ・まるみのバランスがよい焼酎で、口当たりはとてもなめらかです。
2019年には、サンフランシスコ ワールド スピリッツ コンペティションで「最高金賞」を受賞し、「ベスト焼酎」の称号を得ています。
霧島酒造 茜霧島
オレンジ色のさつまいも「玉茜(タマアカネ)」を使用した本格芋焼酎。芋の花酵母を組み合わせて、桃やオレンジのようなフルーティーな味わいを引き出しています。芋焼酎の香りが苦手な方にもおすすめの商品です。
甘さを感じるのに、糖質はゼロで、プリン体もゼロ。ダイエット中でも気になりません。フルーティーさを味わうには、炭酸割りで飲んでみましょう。
霧島酒造 虎斑霧島
虎斑霧島の特徴は、ナチュラルな苦みと華やかな香り。黒霧島にも使われる黒麹と、清酒醸造に使われる黄麹の2つの味わいが混ざり合っています。
すっきりと飲みやすいので、食事のお供にぴったりです。酢飯とも濃厚な中華料理とも相性は抜群。食事を引きたててくれます。虎斑霧島を単独で味わうには、炭酸割りがおすすめです。
霧島酒造 黒霧島EX
濃醇でなめらかな口当たりが特徴の本格焼酎です。「デリシャス・ペンタゴン製法」という独自の技術で製造されています。
同社の主力商品である黒島の特徴は、「あまみ」「うまみ」「まるみ」「トロッと」「キリッと」でした。この5つの味わいをさらに拡大し、味わいの黄金比を実現したのが黒島EXです。
霧島オリジナルセット 6種飲み比べ
黒霧島・白霧島・赤霧島・茜霧島など、霧島酒造の焼酎6本セット。それぞれ900ml、6本で5.4リットルのお得なセットです。
1本当たりの値段は、約1,200円です飲み比べてお好みの焼酎を見つけてください。また、お中元・お歳暮、その他ギフトとしてもお手頃な商品です。
おすすめの安い芋焼酎ランキング【定番編】
比較的飲みやすい定番ものをピックアップしました。コスパがいいものも集まっています!
三岳 1800ml
三岳は鹿児島県屋久島産の芋焼酎。屋久島のサツマイモと屋久島の原生林でろ過された名水で作られます。サツマイモの風味を生かしたまろやかさと、すっきりした飲み口が特徴です。
たいへん飲みやすい焼酎で、お湯割り・炭酸割り・ロック・ストレートと、飲み方を問わず味わえます。三岳は今では生産が需要に追い付かないほどの人気の焼酎です。
薩摩酒造 さつま白波 瓶
コガネセンガンというサツマイモと米麹を原料に作られた「さつま白波」。鹿児島の土地の特産品を生かした焼酎です。
醸造元の薩摩酒造は1936年創業で、薩摩地方の伝統を継承した製法で醸造されています。サツマイモの香りと濃厚な甘さが特徴的です。ロック・水割り・お湯割りと、どんな飲み方にもマッチします。
黒麹芋焼酎 魔界への誘い
光武酒造場の「魔界への誘い」は、黒麹特有の香りとまろやかな味わいが特徴の本格芋焼酎です。この焼酎のこだわりは、ろ過方法。ろ過しすぎない「荒ごし濾過」で独特の甘みと深みを実現しています。
インパクトのある商品名は、「あまりの飲みやすさに魔界へと誘われてしまう」という意味でつけられたそうです。甘くて美味しいからといって、飲みすぎないよう注意しましょう。
伊佐美 芋焼酎 1800ml
甲斐商店の伊佐美は、元祖プレミア焼酎!レトロな雰囲気のラベルも人気です。伊佐美は黒麹を使用しています。黒麹らしい濃厚な味わいがありますが、癖はなくまろやかでバランスがとれた焼酎です。
1本1本手作りで作られる伊佐美は、お湯割りや水割りでも味わえます。飲み方を選ばないのが特徴です。
もぐら 荒濾過 芋焼酎
さつま無双の「もぐら」は、ろ過しすぎない「荒ろ過」製法で作られた焼酎です。濃厚で味わい深い焼酎になっています。泡盛の熟成方法で貯蔵・熟成した独特の焼酎です。水も自然湧水をいったん貯蔵してまろやかにしたものを追加しています。
荒ろ過の芋の成分を味わうには、水割りで飲むのが一番です。お湯割りにすれば、芋の香りと甘みを味わえるでしょう。
飲みやすい芋焼酎人気おすすめランキング【フルーティー】
近年は全世代で飲みやすい芋焼酎としてフルーティーな味わいの商品も増えています。芋焼酎の香りが苦手な方も無理なく飲めます。
農家の嫁 紫芋炭火焼焼
「農村の嫁」は、炭火で作った焼き芋が原料の焼酎です。蒸したサツマイモを原料とする一般的な焼酎とは違い、濃いめの甘みが感じられます。飲む前から、果物のようなフルーティな香りを感じとれるでしょう。
芳醇な味わいで、のどごしが良い「農村の嫁」を味わうには、ロックや水割りがおすすめです。
川越 720ml 25°川越酒造場
江戸時代に創業した川越酒造場の川越は、明治時代に建てられた蔵で作られます。川越が発酵するのは、大正時代から使っている備前焼の甕(かめ)の中でです。芋の風味とまろやかさがマッチした焼酎に仕上がっています。
瓶詰めや検品・ラベルカットやラベル貼りは、1本1本手作業で行われています。古き良き時代の焼酎を味わいたい方におすすめの焼酎です。
東酒造 OK七窪 追麹造り
「追麹(おいこうじ)造り」という独自の製法で作られた焼酎です。一般的な焼酎と違い、清酒用の黄麹が加えられています。2つの麹をブレンドした豊かなコクが特徴です。
OKとは「Oi-Koji(追麹)」のこと。OK七窪は、オリジナルの七窪のスッキリした味わいとコクの両方を味わえる焼酎です。
大口酒造 伊佐小町 芋焼酎
伊佐小町は、女性社員が開発した「女性のための芋焼酎」です。花やトロピカルフルーツのような華やかで甘い香りが感じられる焼酎になっています。芋焼酎特有の香りが苦手な人にも飲みやすいでしょう。
原材料は「ハマコマチ」というサツマイモ。麹には商品名にも使われている鹿児島の「伊佐米」が使われています。
富乃宝山1800ml 25度 芋焼酎
柑橘系の爽やかな香りが特徴の「富乃宝山」。キレのいい口当たりで人気の焼酎です。芋の香りは控えめでですが、飲み越しで芋焼酎らしさが感じられます。
生産者の西酒造は原料の品質にこだわる酒蔵。富乃宝山は、契約農家のサツマイモと米、それにミネラル分を含んだ地下水で丁寧に仕込まれています。
本格芋焼酎 名山堀
鹿児島酒造の名山堀(めいざんぼり)は、鹿児島の伝統の味を再現する焼酎。やわらかな飲み口が特徴です。
名山堀とは、かつて名山(桜島)を反射させていた鶴丸城のお堀を意味し、鹿児島市内の地名としても使われていました。この焼酎「名山堀」は、旧「名山堀」地域だけで飲める地域限定商品です。
おすすめの高級芋焼酎【3M】
「森伊蔵」「魔王」「村尾」のそれぞれの頭文字を取って3Mと言われています。市場に大量に出回ることはなく、希少な芋焼酎です。
製造しているのは焼酎の国、鹿児島。ブランド焼酎としてプレミアが付いているので、お祝いの1本やプレゼントの1本におすすめです!
芋焼酎 森伊蔵
プレミア焼酎3Mの中でも人気の森伊蔵。サツマイモのふくよかな香りと上品なまろやかさなど、通常はなかなか両立しない要素を併せ持つ、バランスの良さが人気の秘密になっています。
製法は伝統的な「かめ壺仕込み」。この手間がかかる醸造方法を今でも維持しています。そのため、生産が需要に追い付いていません。ときにはかなりの高額で売られていることもあります。
白玉醸造 魔王
白玉醸造の「魔王」は、リンゴの香りのような華やかな香りと穏やかな風味が特徴の焼酎です。3Mの中では、比較的手に入れやすいと思われます。
魔王は少し冷やして飲むのがおすすめです。とくに、ロックにすると軽い口当たりの魔王をよく味わえるでしょう。もちろん、水割りでも美味しくいただけます。
芋焼酎 村尾
食事のときに飲まれる焼酎というコンセプトで製造されるのが「村尾」。辛さや苦さをあえて強調した焼酎になっています。
原料の買い付けから製造まで、村尾酒造の村尾氏が1人で行います。ときには配達をすることも。伝統的な「かめ壺仕込み」で手間をかけて作られたプレミア焼酎です。
芋焼酎 3M 飲み比べセット
飲み比べ用としてだけでなく、大切な人へのプレゼント・贈呈品としてもおすすめです。
プレミア焼酎の3本セットなので、かなり高価になります。しかし、受け取った側の満足度は格別のものになるでしょう。
好みの芋焼酎を選ぼう!
芋焼酎は翌日に持ち越さないお酒として有名です。「飲みすぎない」と決めても飲んでしまう人へおすすめ。深酒しても翌朝頭が割れることはありません。
節目のプレゼントや目上の人への贈り物にも適していますよ。お酒好きな人はきっと喜んでくれます!ギフト用なら有名なメーカーから選べば間違いありません。好きな方は見慣れない銘柄へ冒険してみましょう。
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
亀谷矯太のコメント
あまり芋焼酎を飲んだことがない方は、まずは小さいパックや瓶のものから試すのがおすすめです。