どうしても100万円必要なとき低金利で借りる方法5選|審査なしも可能?
「どうしても100万円が必要だから借りたい」
「審査なしで即日借りられる方法はある?」
上記のように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論、即日100万円を借りることは意外に難しくありませんが、審査なしは厳しいでしょう。
この記事では、金利・審査難易度・融資スピードから100万円を借りる方法5つを徹底比較します。そして、銀行・信販系カードローンが最もおすすめです。なぜなら、年収300万円以上の人ならば即日審査が通過し、低金利で借りられる可能性があるからです。
もちろん、用途が明確であったり、審査が不安な方の借入方法もご紹介しますのでご安心ください。審査落ちの原因や毎月の返済額シュミレーションも併せて参考にしてください。
この記事の結論
-
どうしても100万円必要なとき低金利で借りるなら銀行・信販カードローンがベスト
-
車・結婚など目的が明確な人は目的別ローンがおすすめ
-
おすすめは圧倒的低金利の信販ローン「JCB カードローン FAITH」!
どうしても100万円必要な人がお金を借りる方法は5つ
どうしても100万円必要な人がお金を借りる方法は全部で5つあります。金利・融資スピード・審査難易度にそれぞれ違いがあるため、自分の年収や職業・目的に合わせて選ぶことが重要です。
-
銀行・信販系カードローン|年収300万円~の会社員・公務員はこれ!
-
消費者金融カードローン|即日融資OK!審査が不安な人におすすめ
-
目的別ローン|車・家・結婚費用なら
-
ろうきん・信用金庫・JAバンク|組合員におすすめ
-
公的制度|無職・無収入でも借りられる
低金利で審査ハードルが低いローンを探している人には、銀行・信販カードローンがおすすめです。年収300万円以上の会社員・公務員なら十分借り入れ可能で、最短翌日に融資されるスピード感が魅力でしょう。
今日中にどうしても100万円が必要な人やアルバイト・パートは、消費者金融カードローンを選びましょう。金利は高めですが、審査が最も易しく、即日融資に対応しているところもあります。
融資まで1ヵ月以上待てる人は、他の選択肢も候補に考えてはいかがでしょうか。マイカーや住宅など特定の目的があるなら目的別ローンが最も低金利なほか、審査条件は厳しいものの、組合員にはろうきん・信用金庫・JAバンクもおすすめです。
どうしても100万円必要なら低金利の銀行・信販系カードローンがベスト
どうしても100万円必要な人には、銀行・信販系カードローンが断トツでおすすめです。上限金利は12.5~14.5%ほどで消費者金融より約3~5%ほど金利が低く、目的別ローンやろうきん・信用金庫・JAバンクよりも審査がやさしいのが特徴。低金利と審査ハードルの低さを両立しているのは、銀行・信販カードローンだけだといえます。
また、手数料無料で使えるATMが多く、利便性も抜群。来店不要のWeb完結申し込みかつ最短翌日に融資されるため、忙しい人でも時間をかけずに借り入れることができます。
目的別ローンは約1~5%、ろうきん・信用金庫・JAバンクは約10~15%と低金利ですが、審査難易度が高く、融資まで1ヵ月以上かかるのがネックです。即日借り入れしたい人には向きません。銀行・信販系カードローンであれば消費者金融カードローンよりも利率が安く済む上に、最短即日審査で100万円の融資を受けられます。
低金利で100万円借りるときにおすすめの銀行・信販系カードローンランキング
ここからはおすすめの銀行・信販系カードローンTOP5を紹介します。銀行・信販系カードローンは低金利なことにくわえ、銀行ATMをはじめ手数料無料の借り入れ・返済方法が多いため、できるだけ安く長期で借り入れしたい人にピッタリです。
JCBカードローン「FAITH」
-
限度額100万円のとき、年12.50%
JCBカードローン「FAITH」のメリットは、カードローンのなかで飛び抜けて上限金利が低いこと。銀行系は上限金利15%付近が多いなか、FAITHは12.50%と低い設定で、利息が高くなりがちな100万円の高額借入にピッタリです。
今なら、入会後特典として最大2.5ヵ月の無利息期間キャンペーンもおこなっているため、利息をおさえて安く借り入れできます。
対象入会期間:2024年4月1日~2024年9月30日
ただし、学生・パート・アルバイトは申し込めない点には注意が必要です。
利息をおさえたいなら、JCBカードローン「FAITH」が最適解。ずば抜けて金利が低いため、他社からの借り換えやおまとめローンとしての利用にも向いていますよ。
三菱UFJ銀行バンクイック
-
年13.6~年14.6%
三菱UFJ銀行バンクイックなら、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATM・三菱UFJ銀行ATMなどの提携ATMにて、いつでも手数料0円で借り入れ&返済ができます。1位のJCBカードローン「FAITH」は月3回まで手数料無料ですが、バンクイックは回数無制限のため、ATMでの取引をメインで考えている人にピッタリです。
また、eメールサービスに登録すると、返済期日の3日前にお知らせがきます。返済期日を過ぎると延滞料が発生するため、うっかり返済を忘れるのが心配な人にもおすすめです。
三菱UFJ銀行口座がない人でも申し込み可能ですが、振り込みによる返済には、三菱UFJ銀行口座が必要な点には注意しましょう。
三菱UFJ銀行の口座は、「スマート口座開設」アプリから10分程度で開設可能。すでに口座がある人は申し込み時の入力項目が少ないため、スムーズに手続きできますよ。
楽天銀行スーパーローン
[[@楽天銀行スーパーローン_Select]]
-
年6.6~14.5% → 年3.3%~7.25% ※2024年5月14日(火)16:59までキャンペーン期間中
楽天銀行スーパーローンは楽天会員ならば審査で優遇を受けられる点が魅力。※一部例外ありパート・アルバイトも申込み可能なカードローンを探している楽天会員におすすめです。
また新規入会で楽天ポイント1,000ポイントもらえるため、どうしても100万円必要でお得に借り入れしたい楽天会員は要チェックです。
「審査が不安だけど消費者金融を使いたくない」という人は、楽天銀行スーパーローンを検討してみましょう。
楽天銀行スーパーローン公式サイト
横浜銀行カードローン
-
年14.6%
横浜銀行カードローンは、居住地または勤務地が神奈川県・東京都・群馬県(前橋市・高崎市・桐生市)の人限定で利用可能です。横浜銀行の口座がなくても審査可能で、最短即日に審査が完了します。
地方銀行ではありますが、神奈川県外でも使いやすいのが特徴。小田急線各駅に横浜銀行ATMが設置されているほか、ローソン・セブン-イレブン・ファミリーマートなどのコンビニATMも手数料0円で利用できます。
一般に、地方銀行は都市銀行よりも審査ハードルが低い傾向にあります。どうしても100万円必要だけど、審査が不安な人にピッタリのカードローンです。
地方銀行のカードローンですが、横浜銀行口座がなくても申し込みは可能。契約もWEB完結だし、申込が簡単です。
みずほ銀行カードローン
-
年12.0%
住宅ローンを利用している人は11.5%※
※1. 適用金利はご契約極度額に応じて異なります。
※2. 住宅ローンのご利用で本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。
※引下げ適用後 の金利は年1.5%~13.5%です。
みずほ銀行カードローンは、100~200万円の借り入れなら金利が年12.0%と低金利なのがメリット。また、みずほ銀行の住宅ローンを利用中なら金利を年0.5%引き下げてもらえるため、利息をおさえて借り入れできます。※
みずほ銀行ユーザーならば、今持っているキャッシュカードで借り入れできるため、ローンカード発行・受け取りの手間を省けます。みずほ銀行ATMを無料で使えるほか、セブン銀行・ローソン銀行ATMも月3回まで手数料無料で利用可能です。
ただし、JCBカードローン「FAITH」と違い、無利息期間が用意されていない点には注意しましょう。
※1. 適用金利はご契約極度額に応じて異なります。
※2. 住宅ローンのご利用で本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。
※引下げ適用後 の金利は年1.5%~13.5%です。
会員限定Webサービス「みずほダイレクト」が便利。口座振替・引き落としまでスマホ1つで完了しますよ。
ここまで、おすすめの銀行・信販系カードローンをご紹介してきましたが、以下の記事では更に多くのカードローンを徹底比較しています。低金利で借りる方法の検討にも役立ちますので、ぜひご覧ください。
目的別ローンから低金利で100万円借りるのも用途が明確ならおすすめ
目的別ローンとは、資金用途が特定の目的に限定されているローンのこと。圧倒的に金利が低いのが魅力で、たとえば、住宅ローンなら年1.0%前後・マイカーローンなら年約1~4%で借り入れできます。以下のような目的でどうしても100万円必要な人は、目的別ローンがおすすめです。
-
住宅・マイカー
-
ブライダル
-
美容整形
-
医療費・教育費
ただし、目的別ローンのデメリットとして、カードローンよりも審査難易度が高い点があげられます。どうしても100万円必要だけど過去に延滞歴がある人や、パート・アルバイトの場合は銀行・信販系カードローンや消費者金融を選ぶのがベターです。
融資まで1ヵ月半ほどの時間を要するため、支払い予定までの日数に余裕がある人におすすめ。また、借り入れ後に資金が足りなくなっても追加の借り入れができないため、必要金額が定まっている場合に利用すると良いでしょう。
目的別ローンは総量規制の対象外のため、借入総額が年収の3分の1を超えていても融資してもらえますよ。
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン 公式サイト
どうしても100万円必要なときにおすすめの消費者金融ランキング
ここからは、どうしても100万円必要なときにおすすめの消費者金融TOP5を紹介します。
100万円借りる場合、金利は15%と高めの設定ですが、融資まで圧倒的なスピード感が魅力です。100万円必要で急ぎで借り入れたい人・銀行カードローンの審査に落ちた人は消費者金融を検討しましょう。
消費者金融カードローンは総量規制の対象で、年収の3分の1以上の借り入れはできません。つまり、年収が300万円以上ないと100万円は借りられないため注意しましょう。
1位|プロミス
-
年4.5~15.0%
編集部イチオシのプロミスは顧客対応に定評があり、公表されている審査通過率が大手消費者金融で最も高く、アルバイト・パートなど審査が不安な人でもチャレンジしやすい点も魅力です。
プロミスは三井住友銀行で知られるSMBCグループが運営しているため、メガバンクの安心感を求める人にもおすすめ。プロミスATMだけでなく三井住友銀行ATMも手数料0円で利用できます。
また、編集部の独自アンケート※では、即日融資に成功した人の割合が大手のなかで最も高い結果でした。どうしても100万円が必要な予定が迫っていて急いでいる人は、プロミスを選べば間違いありません。
※アンケートの詳細はこちら
編集部が全ての大手消費者金融に電話をかけたところ、最も親身に対応してくれたのがプロミスでした。初めての借り入れで不安なら、一度コールセンターに相談してみるのも手ですよ。
プロミス 公式サイト
2位|アイフル
-
年3.0~15.0%
アイフルは業界トップクラスの最短18分※で即日融資をおこなっているため、急ぎでどうしても100万円が必要な人におすすめです。さらに、申し込み後にフリーダイヤルで急いでいる旨を伝えれば、優先的に審査を進めてくれます。
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
また、アイフルは大手消費者金融で唯一銀行系グループの傘下に入っておらず、自社基準で審査を行っています。どうしても100万円必要で他社で審査落ちした人でも、アイフルなら審査通過できる可能性があるため、再チャレンジ先として選ぶのも手です。
他の4社と同様に在籍確認の電話は原則なしで、相談次第では書類による確認に変更可能です。職場にアイフルの利用がバレるリスクをなくしたい人は、申し込み直後に電話オペレーターに相談しましょう。ただし、コールセンターの対応時間が9:00~21:00に限られている点には注意が必要です。
100万円以上借りるならアイフルのファーストプレミアム・カードローンもおすすめ
アイフルのファーストプレミアム・カードローンは、金利が年3.0~9.5%とカードローンのなかでも飛びぬけて低金利なのが特徴。はじめてアイフルで借り入れる人限定で利用できるカードローンです。
消費者金融は初回限度額を低めに設定する傾向にありますが、アイフルのファーストプレミアム・カードローンは限度額が100~800万円のため、審査に通過すれば確実に100万円を借り入れできます。
銀行・信販系カードローンを合わせても、トップクラスに低金利。100万円借りるなら、審査に挑戦する価値のあるカードローンです。
3位|アコム
※安定した収入がある方であればご利用可能
※18,19歳の方は収入証明書の提出が必須です。
-
年3.0%~15.0%
三菱UFJフィナンシャル・グループが運営するアコムは、全国で約156万人に利用されている※大手で新規契約数No.1※のカードローンです。24時間対応の相談ダイヤルが用意されており、どうしても100万円必要ではじめての借り入れする人でも安心して借り入れできます。
※2023 年 3 月期(2022 年 4 月~ 2023 年 3 月)における消費者向無担保貸付 / 消費者金融業態において(当社調べ)
楽天銀行口座を持っている人なら、いつでも10秒ほどで振り込み融資を受けられるほか、決済サービス「Pay-easy」利用でネットから簡単に返済可能です。
また、契約時に無料でクレジットカードを発行できるのが特徴で、2枚目・3枚目のクレカを探している人は発行を検討してもいいでしょう。ただし、支払い方法はリボ払いのみで返済手数料がかかる点には注意が必要です。
郵送物なしのWeb完結申し込みのほか、自動契約機「むじんくん」での申し込み・カード受け取りもできますよ。自動契約機は9:00~21:00に営業しています。
4位|SMBCモビット
-
年3.0%~15.0%
SMBCモビットは、職場・家族に利用がバレたくない人におすすめのカードローンです。Web完結申込なら、自宅への郵送物なし&原則電話連絡なしでバレる可能性を最小限にできます。
編集部の独自アンケートでも、職場に電話が来た人の割合が最も低い結果でした。また大手5社で唯一、原則として在籍確認を電話から書面に変更できると公表されており、バレ防止への配慮が手厚いのが特徴です。
また、返済額200円ごとに1円相当のVポイントを獲得できるため、 100万円を返済すれば5,000円相当のポイントをゲットできます。ただし、SMBCモビットのデメリットとして、大手で唯一無利息期間が用意されていない点には注意しましょう。
SMBCモビット 公式サイト
5位|レイク
-
年12.0%~15.0%
レイクの強みは、Webではじめて申し込み限定で他の大手消費者金融の2倍の無利息期間がつくことです。100万円の借り入れなら、契約の翌日から60日間分の利息が0円になります。
また、プロミス・アイフルと同様に、融資時間はWebで最短25分とスピード感も抜群。
ろうきん・JAバンク・信用金庫でも低金利で100万円を借りられる
※地域差あり
ろうきん・JAバンク・信用金庫に共通するメリットは、他のカードローンよりも比較的低金利な点。特に低金利なのはろうきんで、地域差はありますが年10%以下で借り入れできます。
デメリットとしては、どれも審査が厳しく、融資まで時間がかかる点が挙げられます。地域によっては勤続年数・年収の条件があるほか、組合員ではない場合、出資金を出して加入する手続きが必要なことも。審査が不安な人や楽に手続きしたい人には向きません。
また、何週間もかけて慎重に本審査がおこなわれるため、融資までは1ヵ月以上かかると考えておきましょう。どうしても100万円必要で借り入れを急いでいる人には、銀行・信販カードローンや消費者金融がおすすめです。
ろうきん・JAバンク・信用金庫は総量規制の対象外のため、年収の3分の1以内の規定はありません。ただし、金融界全体で高額貸し付け抑制の風潮が強いため、100万円を借りるなら年収300万円はないと厳しいでしょう。
どうしても100万円必要なら公的機関でも借りられる
生活費不足・多重債務・家賃の支払いなどで生活が苦しいなら、国や非営利目的の機関を頼りましょう。営利目的の金融業者でどうしても100万円必要な人がお金を借りると、金利が高いことで、さらに生活が圧迫される可能性があります。
国や公的機関なら、低利子または無利子で借り入れは可能。少ない負担で生活の立て直しを目指せます。
一気に100万円の高額を借り入れるのは難しくても、毎月数万円ずつの融資で良いならば合計100万円以上を借り入れ可能です。
①生活福祉資金貸付制度 総合支援資金
国が運営する生活福祉資金貸付制度は、低所得世帯・障害者世帯・高齢者世帯が対象の支援制度。制度の一種である総合支援資金は、継続的な生活支援を目的とするもので、連帯保証人がいれば無利子・通常年1.5%の低金利で貸し付けてくれます。限度額は以下のとおりです。
最大6ヵ月の据置期間後、10年以内に返済すればOK。支援の必要があると判断されれば融資が受けられるため、まずは申し込んでみましょう。
他にも、就職や技能習得のための費用・ひとり親世帯の教育費など、幅広い支援制度が用意されています。自分にあてはまる制度を探してみるのがおすすめですよ。
②生活サポート基金
一般社団法人が運営する生活サポート基金は、自己破産者や無職、多重責務者でも融資を受けられるのが特徴。営利目的ではなく、申し込み者の生活を立て直すことを目的としているローンです。
金利は年12.50%以内で、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に住所のある人なら利用可能。事業資金としては利用できませんが、税金・公共料金・家賃滞納の整理や債務整理などの目的でも借り入れができます。
100万円借りるときの利息&毎月の返済額をシュミレーション
100万円を借りる時の利息は、以下の計算式で導けます。
利息=借り入れ金額×金利(年)÷365×借り入れ日数
「100万円を借り入れて5年で返済する」と想定したときの利息を、手段別に比較してみましょう。
参照:【イー・ローン】カードローンのかんたん返済額シミュレーション
金利によって、最終的な利息に最大40万円の違いが出ることがわかります。ただ、実際に感じる負担感は利息総額よりも月々の返済額によるところが大きいでしょう。主要な借り入れ手段の返済月額・返済期間をシュミレーションすると以下のようになります。
▼信販カードローンで100万円借りるとき(金利12.50%の場合)
▼銀行カードローンで100万円借りるとき(金利14.5%の場合)
▼消費者金融カードローンで100万円借りるとき(金利15.0%の場合)
▼ろうきんで100万円借りるとき(金利10.0%の場合)
1ヶ月の返済額が少ないと負担感は減りますが、支払いが長引けば長引くほど最終的な利息が増えて損になるため、なるべく大きい額で返済していくことをおすすめします。
お金に余裕のある月は、繰り上げ返済を使って予定額よりも多く返済できます。ただし、返済日前に繰り上げ返済しても、返済日には予定通り引き落としされる点には気をつけましょう。
審査なしで100万円を借りる方法はある?
①生命保険の解約返戻金
審査なしでお金を借りられる制度として、生命保険の契約者貸付制度があります。契約途中で保険を解約した時の解約払戻金を担保に借り入れできる制度のことで、積み立ていた保険金の7~8割ほどが上限額です。
2~6%ほどの低金利で借り入れできますが、返済できないと保険が失効する可能性があるため注意しましょう。
申し込み方法や融資時間は加入している保険会社によってまちまちです。ホームページやコールセンターに確認してみましょう。
②質屋
貴金属や高級ブランド品を持っている人は、質屋を利用すればすぐに100万円を借り入れ可能です。質屋では、利用者が持参した品物の価値を査定し、借り入れ可能額が決まります。そのため、今すぐにどうしても100万円必要な人にぴったりです。
100万円を借り入れしたい場合、プラチナ製の指輪・ゲーム機・iPhone・Apple Watchなど、査定額2万円ほどの品物が必要です。
ただし、原則3ヵ月以内に100万円を返済できないと、預けた品物は「質流れ」し、返却してもらえない点には注意が必要です。また、100万円借りるときの金利は月1.25%ほどで、3ヵ月で利息は37,500円。最低でも月346,000円返済する必要があるため、負担の大きさがネックです。
審査が難しくない金融機関を探していて、月々の返済額も抑えたいなら、消費者金融カードローンがおすすめです。
100万円借りるときに審査に通らない理由
100万円のローンを組むときの審査では、現在の収入状況や職業・過去の信用情報が見られます。ここでは、どうしても100万円必要だけど、審査に落ちてしまう人に共通する3つの特徴を解説していきます。
-
年収が300万円未満
-
金融ブラック
-
他社での借り入れ件数が多い
上記の理由以前に、申し込み条件を満たしていないと確実に審査に落ちます。ローンによって申し込みの年齢が20~59歳に制限されていたり、学生は申し込めなかったりと様々な条件があるため、あらかじめ確認しておきましょう。
①年収が300万円未満
Q2-1. 総量規制とは何ですか? A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。 例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。
※引用:金融庁 | 貸金業法Q&A
銀行カードローン・目的型ローン・ろうきんなどは総量規制の対象外ですが、実際借り入れできる金額は年収の3分の1か2分の1におさえられる傾向にあります。借り入れ希望額は、自分の年収の3分の1以内におさめるのが無難です。
近年、金融業界では高額貸付に慎重になっており、100万円を借り入れる難易度はあがっています。審査が心配な人は、希望借入額を下げてみるのもおすすめです。
②金融ブラック
ローン会社が審査をするときは、提携している信用情報機関を通して、申し込み者の個人信用情報を確認します。
信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。 そして、この信用情報は、クレジット会社が顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。 そのため、信用情報には人種や思想、保健医療、犯罪歴などの項目は、一切含まれません。
※引用:株式会社シー・アイ・シー(略称:CIC) | 信用情報とは
個人信用情報が悪い人、いわゆる「金融ブラック」は、審査に落ちる可能性が高いでしょう。
-
61日以上の返済遅延
-
保証会社や保証人による代位弁済
-
債務整理・強制解約歴あり
-
4社以上に同時申し込み
-
他社の返済を遅延中
延滞や債務整理歴は完済から5年、申し込み履歴は6ヵ月保管されるため、心当たりがある人は履歴が消えるのを待ってから申し込みましょう。
金融ブラックが100万円を借りるのはほぼ不可能。どうしても資金が必要な人は、公的機関を利用しましょう。
③他社での借り入れ件数が多い
他社での借り入れ件数が多い場合、審査ではマイナスポイントです。多重債務者は極度に金銭的余裕がないと見なされやすく、ローン会社に貸し倒れを警戒される傾向にあります。
ローンによっては、他社での借り入れ件数が基準を超えると申し込めない場合も。どうしても100万円必要な人が審査通過の可能性をあげるには、他社での返済をなるべく済ませるか、借り入れ先をまとめるのがおすすめです。
100万借りる時の申し込み方法&流れ
銀行・信販系カードローンや消費者金融で100万円を借りるときの申し込み方法は、Web申し込み・電話申し込み・店頭・消費者金融の自動契約機の4つ。
編集部のおすすめは、スマホひとつで完結するWeb申し込みです。どこにいても10分ほどで申し込み可能で、ローンによってはWeb申し込み限定の特典があるため、素早いだけでなくお得に借り入れできます。
ここからは、Web申し込みの手順を以下の4ステップにわけて解説していきます。
-
申し込み
-
必要書類提出
-
審査
-
借り入れ
Web申し込みでわからないことが出てきたときは、気軽にコールセンターを頼りましょう。電話オペレーターが親切にやり方を教えてくれますよ。
①申し込み
まずは、公式サイトから申し込みフォームに個人情報を入力します。審査をスムーズに進めるためにも、入力ミスに注意しましょう。編集部が大手ローン会社の担当者に取材※したところ、以下のミスを避けるだけで審査通過の確率があがることがわかりました。
画像引用元:JCBカード オンライン入会申込画面 ※2024年3月30日時点
-
勤務先の電話番号・住所に本社情報を入力している
-
年収欄に手取り年収を入力している
-
勤務先名に法人名ではなく店舗名を入力している
-
自宅・勤務先住所の番地以下が未入力になっている
-
派遣元ではなく派遣先の情報を入力している
-
勤務先電話番号に自分の携帯番号を入力している
入力項目「勤務先情報」にはとくに注意しましょう。勤務先情報の入力欄に、自分のいる支社ではなく会社のコールセンターや本社の情報を書くと、事実確認に時間がかかってしまいます。
②必要書類の提出
申し込み時には、本人確認書類・収入証明書をWebからアップロードする必要があります。
どのローンでも、本人確認書類として、現住所が確認できる書類の提出が必須。収入証明書は、50万円以上借りる場合・他社との合計借入額が100万円を超える場合に必要なため、100万円を借りるときには必ず提出を求められます。
収入証明書が手元にない場合、住んでいる地区の役所に相談すれば、所得証明書を発行してもらえます。
所得証明書は、取得したい年の翌年1月1日に居住している市区町村で発行されるため、引っ越しした人は注意。2022年の所得証明書がほしいとき、2023年1月1日に住んでいた市区町村の役場に行きましょう。
③審査
Webからの申し込みが完了したら、あとは審査結果を待つのみ。審査では、年齢や職業・年収が申し込み条件をクリアしているか確認されるほか、ローンやクレジットカードの利用状況をチェックされます。
十分に返済能力があると判断されれば、メールや電話で審査通過のお知らせがきます。その後はローン会社からの指示に沿って契約手続きをすれば、借り入れの準備は完了です。
プロミスやアイフルなど大手消費者金融で借り入れする人は、オペレーターに急いでいる旨を伝えれば優先的に審査してくれますよ。
④借り入れ
カードローンのメジャーな借り入れ方法には、ATMからの引き出し・Webや電話で申請できる銀行振り込みがあります。
銀行・信販系カードローンの場合、ATMから現金を引き出すときは、自宅に郵送されてくるローンカードが必要です。ローンカードの到着を待てないときは、Web申請や申し込み時の事前申請を使えば、カード到着前に借り入れできます。
また、消費者金融にてカードレスで契約した場合は、スマホアプリのQRコードを使ってATMから借り入れできます。また、アプリ・Webからの申請で最短10秒で口座振り込みをうけられます。
どうしても100万円が必要な人がお金を借りる時に注意すべき点3つ
どうしても100万円必要で借り入れを急ぐ人こそ、トラブルに巻き込まれないように気をつける必要があります。ここからは、金融機関で100万円を借りるときの注意点を確認していきましょう。
-
ATMで引き出せる限度額は決まっている
-
100万円より多く借りた方が低金利になることがある
-
ヤミ金は絶対に利用しない
①ATMで引き出せる限度額は決まっている
100万円を現金で手に入れたい場合、ATMから直接借り入れる方法か、口座に融資を受けて銀行ATMから引き出す方法があります。ただし、1回もしくは1日あたりの引き出し限度額は50万円に設定されていることがほとんどです。
-
銀行・コンビニATM:1回50万円
-
50万円を超える引き出しを希望する場合は、再度ATM取引が必要
-
コンビニATM:1回20万円
-
銀行ATM:磁気ストライプ・ICチップは1日50万円、生体認証は1日1,000万円
参照:いくらまで引き出し(出金)ができますか?|よくあるご質問:三井住友銀行
一度に100万円を引き出したいときは、ローンカードまたは銀行キャッシュカードのATM引き出し限度額を事前に上げておく必要があります。
ただし、そもそも限度額を上げられない場合や、どうしても100万円必要で利用期間が短い人・支払いが滞っている人は引き上げを認められない場合も。基本的には、利用手数料がかからないATMで複数回に分けて100万円を引き出すのがおすすめです。
現金ではなく口座残高への融資でいい場合は、Webから申請して口座に振り込み融資を受ければ、一度に100万円を借り入れできますよ。
②100万円より多く借りた方が低金利になることがある
カードローンの金利は、利用限度額が高いほど低く設定されます。限度額が100万円を超えるときから金利が下がるローンが多いため、審査に自信がある人は希望額を100万円以上にするのもひとつの手です。
たとえば、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の場合、金利設定は以下のようになっています。
参照:カードローン「バンクイック」の商品詳細|三菱UFJ銀行
限度額が100万円を超えると、上限金利が1%下がることがわかります。年収に自信がある会社員や公務員で、過去に支払い延滞がないなら、100万円より高い希望額で審査にチャレンジしてみてもいいでしょう。
審査が不安な人は、希望額が100万円を超えない範囲で申し込むのがおすすめ。金利が下がると審査が厳しくなる傾向にあります。
③ヤミ金は絶対に利用しない
ヤミ金とは、貸金業法や出資法を守らず営業する違法業者のこと。法外な利息や悪質な取り立て・詐欺・暴力・犯罪といったトラブルに巻き込まれる可能性があるため、どうしても100万円が必要でもヤミ金の利用は絶対にやめましょう。
審査実施は法律で義務化されているため、審査なしの融資を謳っている金融業者はヤミ金です。名前を聞いたことがない消費者金融を利用する場合、以下のページから日本貸金業協会に加盟しているかを確認しましょう。
友人やインターネット上の見知らぬ第三者との間でお金の貸し借りを行うことも避けましょう。正規業者以外との金銭の貸し借りはトラブルの種になります。
【属性別】どうしても100万円が必要なアルバイト・無職・学生・専業主婦がお金を借りる方法
属性に自信がなく100万円を借られるのか心配な人も多いはず。ここからは、職業別でどうしても100万円が必要な人がお金を借りる方法を紹介していきます。
-
アルバイト・パート|年収300万円以上は必須
-
学生|奨学金や教育ローンを利用しよう
-
専業主婦|配偶者貸付なら希望あり
-
無職|100万円借りるのは不可能
①アルバイト・パート|年収300万円以上は必須
どうしても100万円必要なアルバイト・パートの人が100万円を借りるための必須条件は、年収が300万円以上あること・勤続年数が長いことです。また、借り入れ先は消費者金融カードローンを選びましょう。
貸金業法の総量規制により、消費者金融での借り入れは年収の3分の1までと定められているため、100万円を借りるには最低でも300万円の年収が必要です。銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、会社員・公務員が好まれる傾向にあるため、避けるのが無難です。
また、100万円の高額借り入れではとくに雇用の安定性が求められるため、勤続年数は最低でも3年以上が理想的です。
消費者金融カードローンで初回から100万円を借り入れるのは困難。初めは50万円ほどに設定されますが、返済実績を詰めば限度額の増額が可能です。
②学生|奨学金や教育ローンを利用しよう
結論からいうと、どうしても100万円必要な学生が消費者金融や銀行で100万円の高額融資を受けることはほぼ不可能です。学生の利用に特化した学生ローンでも、ほとんどの場合50万円が限度のため、100万円は借りられません。
ただし、学費として100万円を借りることは可能です。国の教育ローンや奨学金なら、低金利で100万円以上の借り入れができます。申告書や推薦状が必要になるため、どうしても100万円必要な学生はまず親や学校に相談してみましょう。
学生はまだ定職に就いておらず、収入も社会人に比べて低いため、金融機関では100万円を融資してもらえるほどの信用を得られないのです。学費・生活費・留学費なら、非営利団体からの支援を受けるのがベストです。
③専業主婦|配偶者貸付なら希望あり
専業主婦が100万円を借りるなら、銀行カードローンの配偶者貸付を利用しましょう。配偶者の年収を申告して借り入れができるため、どうしても100万円必要な専業主婦本人に収入がなくても借りられる可能性があります。
ただし、金融機関によっては限度額が50万円ほどに制限されている場合があり、必ず100万円を借りられるわけではありません。また、配偶者貸付は総量規制の対象なので、配偶者の年収が300万円以上あることが必須条件です。
配偶者貸付を扱っているかは銀行によってまちまち。横浜銀行カードローンなどで取り扱いがあります。
④無職|100万円借りるのは不可能
金融機関でお金を借りるには収入が必須であり、無職かつ無収入の人が100万円を借りることは不可能です。ただし、国や非営利団体が運営する公的制度なら融資してもらえる可能性があります。
公的制度は収入が低く生活が困難な人を貸付対象としており、融資が必要だと認められれば、資金援助を受けられます。
100万円を低金利で借りたいなら銀行・信販カードローンに申し込もう
どうしても100万円が必要なら、低金利・手続きの楽さ・融資スピードを兼ね備えた銀行・信販カードローンがおすすめです。消費者金融に比べ金利が低く、目的別ローンやろうきん・JAバンクより審査難易度が低いため、利息をおさえて楽に借り入れしたい人におすすめです。
即日融資を求める人は消費者金融ローン、住宅やマイカーなど特定の目的に100万円を使う場合は、銀行の目的別ローンの利用も検討していいでしょう。
本記事の調査方法
本記事では、以下の方法で情報を収集しています。
よくある質問
-
100万円を返済できなくなるとどうなりますか?
延滞すると利息に延滞料金が上乗せされるほか、信用情報に傷が付きます。自己破産や債務整理をした場合、完済から5年間はローン・クレジットカードの審査通過は困難です。
無計画に100万円を借りてしまうと、返済が滞りやすくなります。また、100万円の借り入れとなると、返済期間が長くなることが予想されるため、返済にかかる期間と利息金額を把握し、あらかじめ返済計画を立てておきましょう。
各社カードローンの公式HPでは、返済シミュレーションを用意しているので、借りる前に一度利用するのがおすすめです。
-
消費者金融は危険ですか?
消費者金融に怪しいイメージを持つ人も多いですが、国に認可されている会社は法律を遵守して営業している安全な機関です。また、大手消費者金融は大手銀行グループの傘下にある場合が多く、プロミスとSMBCモビットはSMBCグループ、アコムは三菱UFJファイナンスグループに属しているため、銀行の安心感を求める人におすすめです。
-
低金利に利息を抑えて安く借りれる方法はありますか?
低金利で100万円を借りれる方法としては、銀行・信販カードローンがおすすめです。銀行・信飯カードローンには審査がありますが、即日で借りられることもあります。一定期間金利が無料となる無利息期間が用意されていることもあるので、有効に活用しましょう。
生活が苦しい場合は、公的機関からの借り入れも可能です。具体的には生活福祉資金貸付制度の総合支援資金や、生活サポート基金が挙げられます。住んでいる地区ごとに仕組みや申し込み方法が異なるので、まずは市役所に問い合わせすることから始めましょう。
収入が低く生活が苦しいなら、迷わず公的制度に頼りましょう。支援対象に認められれば、資金援助を受けられます。