【どっちがおすすめ?】JCBとVisaの違いを徹底解説|2枚持ちのメリットも紹介
クレジットカードの作成で国際ブランドをJCBとVisaで迷ったら、2枚持ちがおすすめです。それぞれの特徴を把握し、最適なカードを発行しましょう。各ブランドがどんな人におすすめなのかも解説します。
JCBとVisaは2枚持ちが最強
JCBとVisa、クレジットカードの国際ブランドに迷ったら、2枚持ちが最強です。
クレジットカードを作成する際、特典や年会費などのメリットに目を向け、国際ブランドをそこまで重要視していない人もいますが、国際ブランドにはそれぞれが持つ特徴があます。
国際ブランドとしてのJCBの特徴
日本初で唯一の国際カードブランド、JCBの特徴を見ていきましょう。
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国内での特典が充実
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日本人に対する海外旅行でのサポートが手厚い
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海外の加盟店が少ない
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日本でも利用できない店舗がある
日本生まれの国際ブランドなので、国内の特典が充実しており、日本人に対する海外旅行でのサポートが手厚い点がメリットです。
順番に説明していきます。
①国内での特典が充実
JCBは、T&Eカード(トラベル&エンターテインメントカード)として、利用者の暮らしを豊かにする高品質できめ細かい国内での特典が充実しています。
- テーマパークや映画館、演劇など各種チケットの先行販売や特別割引
- Amazon、スターバックスでのチャージなど特約店でポイントアップ
またJCBは、【有名テーマパーク】のオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典もあります。
国内でエンターテインメントを楽しみたい人に特におすすめです。
②日本人に対する海外旅行でのサポートが手厚い
海外旅行の時にJCBカードを持っていけば、手厚いサポートを受けられます。
- 世界各地の「JCB PLAZA」で現地相談
- Wi-Fi優待価格レンタル
- 空港免税店割引
- JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートデスク
- ハワイのワイキキトロリー無料利用
特にJCB PLAZAでは、JCB加盟店の予約・案内・緊急サポートを日本語で受けられます。
慣れない海外での救世主になってくれますよ。
③海外の加盟店が少ない
JCBは日本国内では多くの加盟店を誇りますが、世界シェアは他の国際ブランドよりも低く、海外での加盟店は少ないのが現状です。しかし、全ての国と地域で少ないと言うわけではありません。
- ハワイ
- グアム/サイパン
- 韓国
- 台湾
上記の、日本人観光客が多く訪れる場所では、各エリアごとのお得な優待が受けられます。
また、この地域以外にも、アジア・オセアニアを中心としたアメリカ・カナダ、ヨーロッパ・中東など、世界各地でJCBを利用した優待があります。
JCBの「たびらば」で、エリアごとの情報を是非確認してください。
④日本でも利用できない店舗がある
JCBは日本発祥のクレジットカードのため、日本の店舗では全て利用できると思われがちですが、日本でも利用できない店舗があります。理由は、JCBの加盟店手数料が他の国際ブランドに比べて高いため。
VisaやMastercardと比べて、加盟店手数料が約1%高いため、店舗側の負担が大きくなります。
とは言ってもチェーン店や大型店舗では、ほとんどの場合でJCBの利用が可能です。主に地方の個人経営店を利用する人は、Visaを選んだ方がいいでしょう。
JCBの最強プロパーカード4選
JCBが直接発行するプロパーカードの内、最強の4枚をご紹介します。
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JCB CARD W
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JCB一般カード
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JCBゴールド
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JCB GOLD EXTAGE
どのカードを作成しようか迷ったときは、ここから自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
①JCB CARD W
18歳から39歳以下の方が持てるJCB CARD Wは、年会費無料で海外旅行傷害保険やショッピングカード保険も付帯しているJCBのプロパーカードです。
39歳までに入会すれば40歳を超えても継続利用可能のため、年齢に当てはまる人は1枚作っておくと良いでしょう。
他のカードより還元率の高いカードです。Amazonやセブンイレブンなどのパートナー店で利用すると、さらにポイントが貯まります。
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女性はJCB CARD W plus Lも検討しよう
女性であれば、JCB CARD Wと基本スペックは同じで、女性に対する優待が付帯した「JCB CARD W plus L」もおすすめです。
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LINDAの日
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毎月の優待&プレゼント企画
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LINDAリーグ
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女性のための保険サポート
協賛には@cosmeや一休.comレストラン、ネイルクイックなど、女性に人気の企業が名を連ねています。
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②JCB一般カード
なお、すでに本カードをお持ちの方は、引き続き利用できます。
同ランクのカードとして新たに「JCB カード S」の募集を開始しています。
JCBの一般カードは、スターバックスでポイント10倍、Amazonやセブンイレブンではポイント3倍など、大変お得にポイントが貯まる特徴を持ちます。
海外・国内ともに傷害旅行保険が充実しており、高スペックなクレジットカードと言えますね。
入会翌年度より年会費がかかりますが、MyJチェックの登録と年間合計50万円のショッピング利用があれば、翌年の年会費も無料になります。
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※受付終了
③JCBゴールド
手厚いサービスを備えた「JCBゴールド」も最強カードの1つ。空港ラウンジを無料利用できたり、ゴルフ場の手配ができたりなど、充実したサービスも満載です。
2年連続で100万円以上利用すると「JCBゴールドザ・プレミア」や「JCBザ・クラス」への招待が受けられます。
ゴールドカードならではの特典が豊富ですね。
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④JCB GOLD EXTAGE
「JCB GOLD EXTAGE」は、20代限定のゴールドカードです。JCB GOLD EXTAGEは豊富なポイント特典を受けられます。
- 入会後3ヶ月間ポイント3倍、4ヶ月目以降は1.5倍
- 海外利用分は2倍
- Oki Dokiランド(ポイントアップモール)経由でのショッピング利用分は3倍
とにかくポイントが貯まりやすいカードですね。
空港ラウンジ無料や海外旅行保険最大5000万と旅行によく行く人にもおすすめです。
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国際ブランドとしてのVisaの特徴
続いて、Visaの特徴を見ていきましょう。
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提携店舗数が世界トップ
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セキュリティ技術が高い
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Apple Payの利用に制限がある
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プロパーカードがない
①提携店舗数が世界トップ
Visaの提携店舗数は約5,000万を超え、ダントツで世界トップとなっています。
世界シェア率は50.8%と約半数を占め、日本はもちろん世界各地で利用できますので、利用できず困ったということが無く、特に海外旅行の際は欠かせないクレジットカードです。
日常のどんな場面でもポイント還元がされやすくなり、結果的に利用者のメリットとなります。
②セキュリティ技術が高い
Visaは、利用者により安全、より便利にクレジットカードを利用してもらうため、セキュリティに重要視を置き、技術を高めています。この取組みにより、Visaのグローバルな売上に対する不正比率は、約3分の2にまで低下したという実績も。
- フィッシング詐欺
- スキミング
- オンラインショッピング詐欺
これらの不正利用に対し、クレジットカードにICチップを搭載するなど、クレジットカード発行会社と力を合わせてセキュリティ対策に取り組んでいます。
③Apple Payの利用に制限がある
Visaの場合、Apple Payは、一部を除いて、セキュリティ上の理由で、利用に制限が設けられています。クレジットカード発行会社と国際ブランドによって登録可否が異なります。
VisaのクレジットカードがApple Payに完全対応していないと生じるデメリットは、Suicaへのチャージ、オンライン決済やアプリ内決済ができないことです。
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NTTドコモ
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楽天カード
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アプラス
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SMBCファイナンスサービス
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エムアイカード
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クレディセゾン
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ジャックス
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三井住友カード
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横浜銀行
一部を除いたVISAカードがApple Payに対応していないことで実店舗でしか決済ができませんが、上記のような、メジャーなカード発行元は既にApple Payに対応しています。
VisaでApple Payを利用したい場合は、これらのカードを作成すると良いですね。
④プロパーカードがない
Visaには、JCBやAmericanExpressのように、国際ブランドが直接発行する「プロパーカード」がありません。
一般的に、プロパーカードは提携カードよりも信頼性が高く、ステータスが高いと言われています。
ステータスを上げたい人は?
ステータスを上げたいという人は、提携カードの中でもゴールドカードやプラチナカードを発行し、手に入れていくしかありません。
提携カードは比べてステータスは低いものの、Visaのサービスとカード発行会社のサービスを受けられるため、良く利用する店舗がカード発行をしていれば、プロパーカードよりもメリットがある可能性があります。
Visaで作るならこれ!おすすめカード3選
Visaはプロパーカードを発行していませんので、提携カード発行の際、Visaで作るのがおすすめのクレジットカードを3枚ご紹介します。
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楽天カード
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三井住友カード(NL)
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エポスカード
どれもそれぞれ特徴を持っており、持つことでポイントが貯まったり優待を受けられたりと、生活が豊かになる特典が付帯しています。
①楽天カード
楽天カードは、年会費無料で通常でも1.0%と高還元率を誇るクレジットカード。
付与された楽天ポイントは1ポイント=1円でクレジットカードの支払いに充当できたり、楽天市場での買い物に利用できたりと、他の楽天サービスを利用している人には特にメリットのあるカードです。
各ブランドに合わせた券面のデザインを持てるのも嬉しいポイントですね。
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②三井住友カード(NL)
「三井住友カード(NL)」はセキュリティ面で安心のカードです。NLとは券面にカード番号が刻印されていない意味を表す「ナンバーレス」の略。
日常生活で利用機会の多い、セブン-イレブン・ローソンなどの対象コンビニやマクドナルド等で、スマホのタッチ決済を利用すれば、利用でポイント還元率が最大7%になる特典付き。
審査通過後は最短10秒で専用アプリ上にカード番号を表示させられます。
※即時発行ができない場合があります。
※ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。
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・スマートタッチプラン+1万円利用ごとに1,000Vポイントプレゼント
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キャンペーン期間:2024/11/1~2025/2/2①新規入会&条件達成で3,000円分のVポイントPayギフトプレゼント
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キャンペーン期間:2024/11/1~2025/2/2条件:①新規入会&スマホのタッチ決済1回以上
②新規入会&1万円ごとの利用
特典:①VポイントPayギフト
②Vポイント
すぐに「クレジットカードを使いたい」という人にもおすすめです。
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③エポスカード
「エポスカード」は、持っているだけで割引や特典が受けられるカードです。海外旅行傷害保険が付帯し、全国の飲食店やカラオケで支払いに利用すると優待割引も。
エポスカードと提携している商業施設で利用することでボーナスポイントがもらえるなど、とにかくポイントが貯まりやすいカード。
エポスカードを使うとエポスゴールドカードへの招待をもらえる場合もあるので、手軽のゴールドカードが欲しい方にもおすすめ。
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JCBとVisaとMasterの3つではどれを作るべき?
JCBとVisaの他に、国際ブランドの選択肢としてMastercardも人気で迷ってしまう人もいますが、この3つの中では、JCBとVisaの2枚持ちがおすすめです。
Mastercardの特徴と、各国際ブランドのおすすめの人を見てみましょう。
Mastercardの特徴
Mastercardは、Visaに次ぐ世界シェアNo.2の国際ブランドです。Mastercard会員だけが利用できるプログラム「プライスレス・シティ」により、世界各国で行われるイベントに参加できたり、特別なサービスを受けたりできます。
海外でクレジットカードを使用すると、日本円に換算されますが、その際の為替レートは、他ブランドより良いと言う点がメリット。国内でも、Mastercardはコストコで利用できる唯一のクレジットカードとして重宝されています。
正直なところVisaを持ってない人が、あえてMastercardを選ぶ必要はありません。Visa・JCBを持っている人のみ、Mastercardを検討してください。
各国際ブランドのおすすめの人
各国際ブランドはどんな人におすすめなのかをまとめてみました。
カードを海外利用する人は、VisaとMastercardどちらを持つか迷うかもしれませんが、ヨーロッパに行かない人はVisaで事足ります。
2枚持ちであればJCBとVisaの組み合わせがベストですね。
JCBとVisaをどっちも発行してうまく使い分けよう
どの国際ブランドを持つと良いか迷ってしまっているという人は、JCBとVisaを2枚持ちして、うまく使い分けるのがおすすめです。
国際ブランドにはそれぞれの特徴があるため、自分の生活スタイルに合った国際ブランドをメインカードとして、キャッシュレス生活を満喫していきましょう。
JCBとVisa、それぞれの特典や年会費などのメリットを上手く組み合わせましょうです。