FXはいくらから始めるべき?少額で取引できるFX口座と必要な最低資金を徹底解説!
FXを始めてみたいけれど、「いくらから投資できるの?」、「どのくらいの資金が必要?」と資金面で二の足を踏んでる方もいるのでは?
「FXはいくらから始めるべき?」「一万円からでもできる?」という疑問にあらゆる方面から答えていきます。
FXは少額からでも始められる!最低資金はいくらから?
FXと聞くと、高額取引のイメージを持つ方もいると思いますが、実際には100円単位の少額の取引も可能です。最小取引単位は取引をするFX会社によって異なり、1ドルの売買ができる取引所や1万ドルからでないと売買できない取引所もあります。
FXではレバレッジ取引と呼ばれる取引方法を利用でき、自分が入金している額の何倍ものお金を動かすことも可能になるので、10円の入金からでもFXができます。
少額から始められるFX口座5選
以下ではFXを少額からでも始められる有名なFX会社を紹介していきます。USD/JPY(米ドル円)の取引に必要な最低入金額と、そのFX会社の特徴について比較表を載せておくのでぜひ参考にしてください。
①松井証券 MATSUI FX
松井証券 MATSUI FXは1通貨から取引できるFX口座。ドル円では1通貨110円前後から取引できるので、少額でトレードの勉強をしたい方におすすめです。
松井証券 FXは取引ツールも豊富ですが、これに加えて設定した経済指標や市場の急変動をLINE公式アカウントが教えてくれるサービスもあります。これらの機能があなたのFXの上達をサポートします!
②SBI FXトレード
SBI FXトレードは、最低取引単位が1通貨。ドル円なら110円程度から取引できるFX会社です。ドル円以外にも、34種類の通貨を扱っており、自分の好きな通貨ペアを見つけてトレードできます。
また、SBI FXトレードでは金利の高い通貨を持っていると受け取れるお金(スワップポイント)が業界最良水準です。
トレードにはスプレッドというFX会社が利益として設けている買値と売値の差額があるのですが、このスプレッドが1,000,000通貨注文までドル円では0.18銭と業界でも類を見ないほど優れています。
③LINE FX
LINE FXは1,000通貨、最小5,000円程度から取引できます。
LINEが運営するFXの取引所ということもあり、LINEアプリでのサポートが充実。24時間対応のAIチャットや経済指標や相場の急変動をLINEで教えてくれる公式アカウント、LINE証券とのアカウント連携など初心者がFXを始めやすいように工夫がなされています。
また、LINE FXは口座開設がスマホだけで完結。気軽にちょっとFXを始めてみたいという方におすすめです。
④LIGHT FX
LIGHT FXは最低取引単位が1,000通貨で最小5,000円程度から取引できます。また、FXではスプレッドというFX会社が利益として設けている買値と売値の差額があるのですが、LIGHT FXはこのスプレッドが業界最狭水準です。
また、LIGHT FXは南アフリカランド/円などの金利の高い通貨を持っていると受け取れるお金(スワップポイント)が業界最良水準であるので、スワップポイント狙いの長期の取引に向いています。
⑤外貨ex byGMO
*スプレッドは原則固定
同じGMOグループの傘下であるGMOクリック証券は最低取引単位が10,000通貨ですが、外貨ex byGMOでは10分の1である1,000通貨から取引可能。そのうえ取引コストになるスプレッドは業界最狭水準であり、業界最大手のGMOクリック証券のような取引経験が積めます。
また、外貨exはFX取引のための総合口座、バイナリーオプション取引ができるオプトレ、投資信託の3つのサービスを提供しており、FXだけでなく幅広い資産運用もできます。
少額で取引するためのFX会社の選び方2選
少額からFXを始めたいけど、何を決め手にFX会社を選べばいいかわからないという方に向けて、少額でトレードするために必要なFX会社の条件を解説していきます。
①最低取引単位が小さいFX会社を選ぶ
GMOなどの有名なFX会社では最低取引単位が10,000通貨に設定されてることが多く、この場合100万円単位の取引からしかできません。しかし、上にあげたFX会社では1,000通貨や1通貨から取引できるのでより気軽にFXを始められます。
FXでは、証拠金取引としてレバレッジを効かせることにより、入金額の10倍、20倍の額の取引もできますが、それでも10,000通貨の取引では5万円、10万円の入金が必要になり、リスクも大きいです。
その点、1,000通貨単位での取引では5千円の入金から取引ができ、5万円の入金でもFXの十分な経験が積めます。また1通貨の取引では損益が10円単位になるため、リスクが抑えられ、FXをお試しでやってみたいという人におすすめです。
②最低入金額が少額のFX会社を選ぶ
最低入金額はFX会社によって異なり、10,000円からでないと入金できないという会社もあります。しかし、いきなり10,000円を証券口座に入金するのはハードルが高いと感じる方もいるでしょう。
そこで最低入金額が0円であるFX会社を選ぶと入金するためのハードルが低く、安心です。上で紹介したFX会社では最低入金額が0円となっており、初心者の方におすすめ。
ただし、SBI FXトレードのように、初回入金額に制限はなくても、1,000円以上でないとクイック入金が使えず、振込手数料が自分負担になるという条件を設けていることもあるので、注意が必要です。
FX初心者はいくらから始めるべき?
FXは少額からでも始められることはわかったけど、「100円単位の取引じゃ利益が少ない」、「ちゃんと儲けを出すための初心者におすすめの入金額が知りたい」という方もいると思います。実際にFXはいくらから始めればいいのでしょうか。
1通貨から取引できる「松井証券 FX」や「SBI FXトレード」の場合には5,000円程度の入金から、1,000通貨から取引できる他のFX会社の場合には1万円からできれば5万円程度の入金で始めるのがおすすめです。
FXの取引ではレバレッジといって入金額の何倍もの額の取引ができる仕組みがあり、少額で取引する場合には取引数量に注意する必要があります。1,000通貨から取引できるFX会社では1万円程度の入金から始め、取引に慣れてきてから追加入金をするのがよいでしょう。
FXを少額から始める3つのメリット
FX口座にいきなり大金を入金するのは怖いと感じる方が多いと思いますが、FXを少額から始めると以下の3つのメリットがあります。
- 1回の取引の損失を限定することができる
- リスクを限定して実力をつけることができる
- レバレッジの仕組みを活かせる
では詳しく見ていきましょう。
①1回の取引の損失を限定することができる
FXでは無茶な取引をしない限り、原則入金額以上の損失が出てしまうことはありません。そのためFXを少額の入金で始めることで、自分が想定していない額の損失を出してしまうことを防げます。
また少額の入金で取引ができるFX会社を選ぶことで、取引の都合上仕方なく大きな額を入金してしまい、そのお金を失ってしまうというリスクをなくすことができます。
②リスクを限定して実力をつけることができる
多くのFX会社ではデモトレードという、現実のお金でなく仮想上のお金で取引をする、FXの体験版のようなサービスが提供されています。
デモトレードはFXの勉強のためには活用できますが、実際のお金でないという点で、どうしても緊張感が薄れてしまいます。その点で、少額のFX取引では実際に自分のお金で取引をするので、緊張感を保ちつつトレードの勉強が可能です。
また、デモトレードと現実の取引とのギャップが大きすぎても、自分の思ったような取引ができないという事態になりかねませんが、その点でも少額の取引はリスクを抑えられているので、程よい緊張感で取引できると言えるでしょう。
③レバレッジの仕組みを活かせる
FXの大きな特徴の一つにレバレッジ取引というものがあります。レバレッジとは「てこの原理」を意味し、入金額を保証金として担保にすることで、その何倍もの金額の取引ができる仕組みのことです。
レバレッジが10倍のFX取引では利益も損失額も10倍になります。このレバレッジが大きいというのが株式投資と異なるFXの特徴であり、株式投資の信用取引では最大3倍程度ですが、FXでは最大25倍ものレバレッジが可能!
FXは株式投資よりも少ない資金の取引でも大きな利益を出せるので少額から資産運用をしたいという方に向いているといえます。
FXを少額から始める2つのデメリット
FXを少額から始めることには色々なメリットがありますが、デメリットも存在します。デメリットを理解して取引することで、FXでの利益もあげやすくなります。
少額からFX取引をするデメリットは以下の2点です。
- 利益額が小さくなる
- 緊張感のない取引をしてしまう
以下で少額でFX取引をするデメリットについて詳しく見てみましょう。
①利益額が小さくなる
当たり前ですが、数百万円の大きな額を入金して取引をすることに比べたら、利益として得られる額は小さくなります。
しかし、いきなり大きな額でFXを始めて損失を出してしまうと取り返すのも大変なので、少額の取引から始めて自信がついてから追加入金をするなど、リスクを抑えたトレード方法を心掛けましょう。
また、利益額が少ないからといっていきなり高いレバレッジをかけるのもおすすめしません。FXが戦略のない勝つか負けるかの賭けになってしまうと、長期的には収益がプラスになりません。
②緊張感のない取引をしてしまう
基本的には少額での取引をおすすめしますが、あまりに金額が低く緊張感が持てないという場合には取引額を上げることも考えなければいけません。
松井証券 FXやSBI FXトレードでは1通貨からトレードができるため、最低取引額は数百円になります。数十円の損益ではゲーム感覚になってしまい、トレードが適当になってしまうということも起こりかねません。
そのようなときには数千円程度の生活に問題はないけれど失ってしまうと痛いぐらいの金額での取引がおすすめです。
FXで少額から稼ぐための3つのコツ
FXトレードを少額で始めると、どうしても利益は少なくなってしまいます。そこで少額からでも確実に資産を増やすために必要となる3つのポイントを紹介!
- 損切りのルールを決める
- ボラティリティの大きい通貨ペアを選ぶ
- レバレッジを活用する
この3つのコツを意識するだけで、少額からでも利益を上げやすくなります。ではこれらのコツについて詳しく解説していきます。
①損切りのルールを決める
FXの取引ではなんといっても損切りの仕方が重要です。FXでの「損切り」とは相場が予想の方向とは逆に変動した際に、その損失を決済して確定させることを指します。
初心者にありがちなのが、待っていれば相場が戻ってくるかもしれないと信じて、損失をいつまでも確定させずに放置、俗にいう「塩漬け」にしてしまうことです。しかし、相場が戻ってくる保証はないので、損切りをして、次のトレードに臨んだ方が自分の成長も見込めます。
このように損切りは非常に大事な判断ですが、いざ自分が損失を抱えたときには難しい行動でもあります。自分のトレードにおいて、どのような時に損切りをするのかルールを決めておくことが重要です。
②ボラティリティの大きい通貨ペアを選ぶ
FXで少額で稼ぐには取引する通貨選びも肝になってきます。その際に大きく稼ぎたい方はボラティリティが大きい通貨ペアを選びましょう。ボラティリティとは一般的に金融商品の価格の変動率のことです。
ボラティリティには市場の流動性が大きく関係し、ユーロ米ドル(EUR/USD)や米ドル円(USD/JPY)などの有名通貨ペアは売り手も買い手も多いため、流動性が高くボラティリティは低くなる傾向にあります。
ボラティリティが小さい通貨と比較して、ボラティリティの大きい通貨は稼ぐチャンスも多くなります。ボラティリティが大きい通貨ペアの中では、値動きがわかりやすくて、スプレッドも小さい豪ドル/円がおすすめです。
③レバレッジを活用する
少額のFX取引から稼ぐための最後のコツはFXの大きな特徴でもあるレバレッジを活用することです。少額の入金で大きく稼ぐにはレバレッジ取引が有効です。*
初心者の方は3倍以下の低めのレバレッジ取引から始めてみて、損切りのルールが決まって、かつ取引する通貨ペアに慣れてきたら10倍程度のレバレッジをかけた取引にも挑戦してみましょう。
高いレバレッジに慣れるまでは慎重な取引を積み重ねるのをおすすめします。
FXの実力がつくまでは少額で取引しよう!
高額な取引のイメージがあるFXですが、実は100円から取引できるFX会社もあります。またレバレッジという仕組みを利用することで、大きく稼ぐこともできます。
少額から取引できるFX会社で口座開設をして、安全かつ確実に実力をつけていきましょう。