おすすめのロボアドバイザー14選を徹底比較!おまかせ投資で利回りは期待できる?
ロボアドバイザーを始めてみたい方におすすめする14のサービスを徹底比較!
「知識が必要なのでは?」「初心者だからできない」と思う方でもロボアドバイザーなら自分で資産運用ができます。ぜひこちらを参考にしてロボアドバイザーを始めてください。
ロボアドバイザーとは?メリットとデメリットを比較紹介
ロボアドバイザーは、AIの力を借りることで、比較的低コストで手軽に資産運用ができ、投資経験や知識なしでも始められる投資サービスです。
一般的に投資を始める際は、投資の知識を付けてから資産運用することが多いですが、ロボアドバイザーは、AIやプロの専門家が代わりに行ってくれるので、投資経験や知識は必要はありません。
投資の経験や知識はないけれど、自分で資産運用してみたいという方におすすめです。
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーのメリットは、以下を参照してください
- 投資経験や知識がなくても自分で運用できる
- 自分の代わりにAIが運用してくれる
- スマホから簡単に投資が始められる
- 投資対象を分散でき、リスクを減らせる
- 小額からでも始められる
- 難しいことを全て任せれる
ロボアドバイザーの最大の魅力は、投資経験や知識がなくても自分で資産運用ができるところです。AIや専門家による分析で、顧客一人一人に最適な資産運用方法を提案をしてくれるので安心して利用できます。
また、ロボアドバイザーは自分のリスクに対する考え方に合わせて投資対象を分散してくれるので、リスクを減らすことが可能です。
ロボアドバイザーのデメリット
ロボアドバイザーのデメリットは、以下を参照してください。
- 投資の技術・知識があまり身につかない
- 元本割れのリスクがある
- 短期では収益を上げずらい
AIに資産運用を任せているので、投資の技術・知識があまり身につかないです。また、ロボアドバイザーは元本保証をしていないので元本割れのリスクがあります。
短期では収益を増やしにくく、長期的な投資を目的として資産運用をする必要があります。
ロボアドバイザーをおすすめできる人
ロボアドバイザーは、特に長期的に資産を増やしたい方、投資に興味はあるが運用に自信がない方、まずは少額から投資を始めてみたい方におすすめです。
以下に当てはまる方はロボアドバイザーで資産運用することをおすすめします。
- 将来に向けて長期的に資産運用したい
- 専門的な知識はなくても投資をしたい
- 余剰資金がある
- 大きなリスクを負いたくない
- 少額から投資を始めてみたい
- スマホから気軽に投資したい
当てはまる方は、ロボアドバイザーを利用して、資産を増やしていきましょう。
ロボアドバイザー13社を徹底比較
それぞれのロボアドバイザーには、手数料や最小投資額、節税機能の有無、提携ポイントなどさまざまな特徴があります。
ここでは、ロボアドバイザー14社を徹底比較して、各ロボアドバイザーの特徴を紹介していきます。
- WealthNavi【投資一任型】
- THEO+ docomo【投資一任型】
- 楽ラップ【投資一任型】
- ROBOPRO【投資一任型】
- 投信工房【助言型】
- SMBCロボアドバイザー【助言型】
- マネックスアドバイザー【助言型】
- Wealth Wing【投資一任型】
- SUSTEN【投資一任型】
- ダイワファンドラップ ONLINE【投資一任型】
- ON COMPAS【投資一任型】
- つみたてロボ貯蓄【助言型】
- らくらく投資【投資一任型】
➀WealthNavi(ウェルスナビ)
WealthNaviは、世界約50カ国1万1,000銘柄に自動で分散投資をしてくれます。株式や債券、金、不動産に、最適な配分で幅広く投資してリスクを抑えながら投資できるので、収益増加の見込みが大きいロボアドバイザーです。
また、サービスが開始された2016年1月から2021年5月までの約5年半で、リスク許容度に応じて25.1%~54.1%のリターンを出しており、実績豊富なロボアドバイザーです。
WealthNaviは、自動で税金を最適化する節税機能があります。さらに、一般NISAの併用が可能となっているため、年間120万円まで非課税枠での投資が可能です。そのため、自分の運用益を最大化できます。
WealthNaviは、「預かり資産運用者数ロボアドバイザーNo.1」「顧客満足度ロボアドバイザーNo.1」に輝いており、運用者数 28 万人を突破している、大変人気なロボアドバイザーです。
②THEO+ docomo
THEO+ docomoは、ETFを使って世界86の国・地域、11,000銘柄以上に分散投資をしてくれます。前出のWealthNavi同様に広範囲に分散投資をすることができ、「プロが考えた運用アルゴリズム」と「下落リスクの抑制を図るAIアシスト」でリスクを抑えられます。
10万人以上がTHEO+ docomoを利用しており、満足度90%は突破しています。節税機能がついていたり、資産運用をしながらdポイントが貯めれたり、運用手数料が0.715%~1.10%と低く設定されていたりするのが要因といえるでょう。
THEO+ docomoは、dカードで決済した金額の端数を「おつり」と見立てた積立が可能です。コツコツお金を貯めるのが苦手な方は、「おつり積立」で投資することをおすすめします。
毎月dポイントがもらえたり、dカードで決算した金額の端数で積立ができたりするなど、ドコモユーザーやdポイントユーザーにとっては嬉しいサービスが展開されているので、docomoユーザーの方におすすめです。
③楽ラップ
楽ラップは、下落ショック軽減機能を付けられているので、株式市場の値動きが大きくなった場合に、一時的に投資比率を下げることが可能です。大きなリスクを避けれるので、安心して長期的に資産を増やしたい方におすすめです。
プロが自分にあった運用をしてくれる「おまかせ資産運用サービス(ラップサービス)」は、投資経験や知識、時間の有無にかかわらず気軽に初心者でも始められます。
投資対象が投資信託18銘柄のみであるため他社と比べて透明性があり、信託報酬や過去のトータルリターンなども確認できるため、自分で納得したうえでの運用が可能です。
「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の2つの手数料コースを用意しており、自分の考え方にあわせてコースを選べます。
運用手数料は、0.715%と他社と比べて低く設定されています。
④ROBOPRO
2020年1月15日にサービス開始したROBOPROは、公開から2021年7月末までの実績が約27.1%プラスという、最近リリースされたばかりですが、上々な実績を出しています。コロナショックやその後の上昇局面で、将来予測に基づく的確なリバランスを行い、リスク・リターンを最適化してくれています。
40種類以上ものの豊富なマーケットデータをAIが分析してくれるので、長期運用者99.5%の方が通算損益をプラスにしています。
1つのポートフォリオに株式・債券・通貨・原油、40種類以上のマーケットデータをAIが分析し、随時、相場状況に合わせて投資配分を変更していくので、最大限のパフォーマンスを発揮することが可能です。
金融イノベーションを表彰する「JFIA 2021」大賞にも輝いており、今注目なロボアドバイザーです。
⑤投信工房
ロボアドバイザーは、最低投資金が1~10万円からできるのに対して、投信工房は100円から投資ができます。いきなり、大きい金額を投資するのは嫌という方は、気軽に始められるのでおすすめします。
また、投信工房の運用手数料は最大年率0.34%(税抜)と他のロボアドバイザーより安く設定されており、ロボットアドバイザー手数料や投資信託購入手数料は一切発生しないです。低コストで投資できるので、お得に長期の資産形成が可能です。
投信工房は、簡単な質問を8つ答え、定期入金を設定し、提案されたポートフォリオの内容で積み立てを開始すれば、あとは発注ボタンを押すだけで運用できます。
また、アドバイス型のロボアドバイザーであるため、運用は自分の意志で行え、投資知識を身に付けながら運用が可能です。
HDI-Japan 主催2020年度 問い合わせ窓口格付け(証券業界)で三ツ星を獲得しており、投資に関する質問を何でも受け付けてくれる窓口があります。
⑥SMBCロボアドバイザー
SMBCロボアドバイザーは、最低投資額は1万円、積み立て投資では1000円から始められます。資金が少ない方や、少額で始めたい方でも無理のない金額で運用できます。
5000銘柄以上の世界各国の株式、債券、REITなどに分散投資し、専門家が分析を高度かつ中立的にしてくれるので、安心して資産運用ができます。
リスク・リターンの異なるオリジナルのバランスファンド5種類の中から、自分に合ったものを1つ提案してくれるアドバイス型のロボアドバイザーです。
SMBCロボアドバイザーは、一般NISAの制度が活用でき、個人型確定拠出年金のiDeCoを利用すれば、掛け金全額が所得控除の対象となり節税できます。
⑦マネックスアドバイザー
マネックスアドバイザーは、世界に分散投資を行っているので、リスクを減らしながら資産運用ができます。運用プランは、「世界中のあらゆる地域の経済成長を取り込むこと」と「世界中のあらゆる地域・資産に分散投資することで運用のリスクを下げること」を目的とした配分となっています。
運用手数料は、0.33%と他のロボアドバイザーより安く設定されているので、長期的に資産を増やすことが可能です。また、NISA、iDeCoに対応しています。
アドバイス型ロボアドバイザーですが、「スマート積立」では、毎月の積立金を使って、不足している資産を優先的に買い増し、最適な配分が保たれるように自動調整を行ってくれます。
マネックスアドバイザーは、ポートフォリオにユーザーの独自な意見を盛り込めるので、自身の考えを取り込んだ機動的な運用が可能です。
⑧Wealth Wing
Wealth Wingは、入金するだけで運用が始まる、おまかせ投資サービスです。日本株(東証一部上場の現物株)のみを投資対象としており、ポートフォリオの構成が非常に分かりやすく、透明性があるので、納得して利用できます。
日本株のみに投資しているので、リスクをコントロールしながら、高いリターンを狙えます。Wealth Wingは、ノーベル賞理論を用いたハイテクノロジーな戦略やビックデータ解析により、リターン率が高い銘柄だけを選出しています。
また、スマートヘッジ機能で、不景気や株価下落時にも安心して運用を続けられます。
WealthWingは、ANAグループと連携しており、ANAマイレージクラブの会員になると、運用額に応じて年率0.1%で毎月マイルが貯まります。さらに「130万人が選んだ投資したいロボアドNo.1」に輝いており実績は十分です。
⑨SUSTEN(サステン)
SUSTENは、他のロボアドバイザーでは資産運用に費用がかかるところ、利用者が利益を得ていないときには費用が発生しないプロフィットシェア型(完全成果報酬)の料金体系を採用しています。過去最高評価額を更新したときのみ成果報酬を支払う仕組みであるため長期投資志向の投資家の方でも、安心して利用可能です。
スマホで入金から出金までの全ての手続きを完結することができ、面倒なリスク管理やリバランスは全ておまかせできます。
SUSTENには9つの運用タイプがあり、それぞれの人にあったスタイルの資産運用方法を選ぶことが可能です。
初期手数料や取引手数料、月額利用料は全て0円なので低コストで資産運用したい人におすすめです。
⑩ダイワファンドラップ ONLINE
ダイワファンドラップ ONLINEは、運用管理に手間がかからないので、忙しくて時間がない人におすすめです。また、運用の知識に不安がある人でも、「全自動資産運用」のダイワファンドラップオンラインなら、今すぐ始めることが可能です。
「ダイワファンドラップ オンライン」は、最先端のテクノロジーで資産運用のご提案からメンテナンスまでを全て自動化してくれます。さらに、直接対面で相談に乗ってくれる窓口もあります。
預り残高は2.4兆円、国内シェア23.0%という実績を残しており、投資一任サービスのパイオニアとして、15年にわたりサービスが展開されています。
自動積立でリスクを軽減する仕組みをとっており、ゴールベース資産管理手法をとるアドバイザーが利用者と一緒に目標の実現に向かう資産運用をしてくれるので、安心して利用可能です。
⑪ON COMPAS(オンコンパス)
ON COMPASは、世界80ヵ国の約50,000銘柄に分散投資を行っています。さらに、為替ヘッジをすることで、なるべく為替の影響を受けない運用を行い、為替リスクを低減させる取り組みをしています。
独自の金融工学でリスク管理をしていることに加え、運用はプロにお任せできるので安心して利用できます。
また、ON COMPASSは預かり資産残高が100億円を突破しており、2020年4月のサービスリニューアル後から着実に成長している、今注目できるロボアドバイザーです。
申込や売買、プラン変更や追加投資などにかかる費用は一切不要なので、ライフプランの変化に合わせて柔軟に変更できます。
⑫つみたてロボ貯蓄
つみたてロボ貯蓄は、証券会社のPayPay証券が運営しているサービスで、1,000円から無理なく積立投資を始められるので、気軽に利用できます。
ドルコスト平均法によって、買い付けている銘柄を⾼値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買うことができます。買付価格を平準化できるので、リスクの低い運用ができるのが魅力です。
株式の売却はアプリを通して任せることができ、好きな金額や日付で自動で売却が可能です。
つみたてロボ貯蓄では、積立シミュレーターで利益を試算してから投資を始めることができ、積立投資をするときに設定する項目を一通り入力するだけでどのくらいの利益が出るか分かります。
⑬らくらく投資
らくらく投資は、ロボアドバイザー業界で初、購入代金の一部または全部に「楽天ポイント」を1ポイント=1円として利用できるほか、積立の際の引落方法として「楽天カード」クレジット決済の選択が可能です。
さらに、「つみたてNISA」・「NISA」口座を利用することで、運用で得た利益が非課税対象となるので、自分の運用益を最大化できます。
らくらく投資では、9個の質問を答えるだけで、自分に最適な投資コースを提案してくれます。投資コースは「のんびり」「じっくり」「なかなか」「しっかり」「がっちり」と全部で5種類あります。
スマホでの操作も簡単にでき、運用を任せることできたり、分散投資によりリスクを抑えたりするなど、初心者でも始めやすいサポートやサービスが豊富です。
ロボアドバイザーを比較する際に注目すべき10個のポイント
ロボアドバイザーの比較する際に注目するべきポイントを紹介します。
以下のようなところに注目して、自分の条件に合ったロボアドバイザーを選んでください。
- ロボアドバイザーの種類
- 運用手数料
- 最低投資額・最低積立金額
- NISA対応の有無
- 節税機能の有無
- リスク・リターン
- 自動つみたて機能の有無
- 投資対象
- 自分が使っているポイントを貯められるサービスかどうか
- 初心者でも利用が簡単か
➀ ロボアドバイザーの種類
ロボアドバイザーの種類は2種類あります。
- 投資一任型
- 助言型
投資一任型は、ロボアドバイザーの提案内容を了承すれば、運用も含めて「すべて任せる」ことができる投資一任サービスです。初心者で投資の経験や知識がなくても、自分の資産を運用できます。
助言型は、投資家に対して最適な資産配分などについて「助言」だけを行うタイプのことです。提示された資産配分を実行するために必要な金融商品の買い付けは自分で行う必要がありますが、自分で運用したい人、最終意思決定をしたい人におすすめです。
②運用手数料
一般的にロボアドバイザーの運用手数料は預け入れ金の1%ほどで、資産に対して一定の比率がコストとしてかかる場合が多い傾向です。
助言型のロボアドバイザーは、手数料が0.33%(マネックスアドバイザー)、0.34%(投信工房)と低く設定されています。
③最低投資額・最低積立金額
投資を始めるうえで確認しておきたいポイントは、最低投資額・最低積立金額です。
自分の資金が少ない状態で、最低投資額・最低積立金額が高い会社を選択するのは、リスクがあります。
投信工房のように100円から投資できるものもあれば、WealthWingのように15万円から投資できるものもあります。
小額投資でこつこつと長期的な利益を狙い方は、投資額が低めなロボアドバイザーをおすすめします。ある程度のリスクをとっても高いリターンを狙いたい方は、それが可能なロボアドバイザーを選ぶとよいでしょう。
④NISA対応の有無
ロボアドバイザーの中では、NISA対応のサービスを展開しているものもあります。
NISAとは、投資を行う際の少額投資非課税制度という税制優遇のことです。毎年120万円までの非課税枠を5年間与えられ、株式・投資信託等で得た利益が対象となります。
NISA対応のロボアドバイザーは税金対策にもなり、自分の利益を最大化できます。ただし、全てのロボアドバイザーがNISA対応しているわけではないので注意しましょう。
NISA対応があるロボアドバイザーは以下の通りです。
- WealthNavi
- 投信工房
- マネックスアドバイザー
- SMBCロボアドバイザー
- らくらく投資
⑤節税機能の有無
節税機能の有無も投資をするうえで確認しておきたい項目の1つです。
配当金の受け取りや、ETF(上場投資信託)の売却によって利益が生じると、その利益に対して税金が発生します。自分の利益を最大化するためには、税金を軽視することなく、節税機能があるロボアドバイザーを利用することをおすすめします。
WealthNaviでは税金の負担が一定額を超えた場合、翌年以降に繰り延べられるDeTAXという機能があります。また、THEO+docomoでもTax Optimizerという節税機能が付いています。
節税機能がついているロボアドバイザーは以下の通りです。
- WealthNavi
- THEO+docomo
- SUSTEN
⑥リスク・リターン
リスク・リターンは、ユーザーのリスク許容度に合わせて何段階かの調整が可能です。
現物株に投資するWealthWingは、他社のロボアドバイザーよりも高いリターンを期待できますが、最低投資額が15万円からと、その分、リスクはあります。
できるだけ低いリスクで、リターンが返ってくるロボアドバイザーもあるので、自分に合ったロボアドバイザーを選ぶことをおすすめします。
⑦自動つみたて機能の有無
仕事や家事で忙しい方、毎月決まったタイミングに入金するのを忘れてしまう方は、自動つみたて機能のありロボアドバイザーを選ぶことをおすすめします。
自動積立機能とは、毎月決まった金額を自動で口座から引き落として積み立てをしてくれる機能です。
自動積立機能は、相場がいいときも悪いときも一喜一憂せず、淡々と資産運用を続けられることができ、積み立て日を忘れていても問題なく資産運用が可能なので、忙しい方や忘れっぽい方におすすめです。
⑧投資対象
投資対象は、各ロボアドバイザーで異なります。
基本的に、海外ETFや投資信託といった低リスクの商品を投資対象としている会社が多い傾向です。複数の投資対象があることでリスクを減らしています。低リスクで長期的に資産運用をしていきたければ、海外ETFや投資信託を投資対象としている会社がおすすめです。
とはいえ、Wealth Wingのように国内株式のみを投資対象としたり、マネックスアドバイザーのように国内ETFのみを投資対象としたりするのもあります。
⑨自分が使っているポイントを貯められるサービスかどうか
普段、自分が使っているポイントサービスと連携しているロボアドバイザーを選ぶとポイントが貯まります。
THEO+ docomoでは、運用資産額に応じて毎月dポイントがもらえます。WealthWingは、ANAマイレージクラブの会員になると、運用額に応じて年率0.1%で毎月マイルが貯まります。
普段自分が使っているサービスと連携していると、お得に利用できます。
⑩初心者でも利用が簡単か
ロボアドバイザーを選ぶ際、初心者でも簡単に利用できるかは重要な項目です。
初心者の方におすすめするのは、投資一任型のロボアドバイザーです。助言型と違い、投資の経験や知識がなくても資産運用ができます。
ポートフォリオは、診断結果をもとに作成されます。資産運用は専門家やAIに任任せられるので、安心かつスピーディーに運用が可能です。
ロボアドバイザー投資一任型のメリット・デメリット
メリット
投資一任型の最大のメリットは、投資の知識や経験がなくても、自分で資産運用ができるということです。投資初心者でも、AIやプロの専門家に任せて資産を増やしていけます。
投資の資産配分や運用、リバランスなどを全て任せられるので、仕事に忙しい方や家事で忙しい方、投資で一喜一憂したくない方におすすめです。
デメリット
投資一任型のデメリットは、預け資産の1%前後の手数料が必要ということです。助言型と比べ、運用手数料が高いので、投資の知識がある方にはおすすめできません。
投資商品の選択、売買など投資の醍醐味を味わいないのもデメリットです。
ロボアドバイザー助言型のメリット・デメリット
メリット
助言型の最大のメリットは、運用手数料が投資一任型より圧倒的に安いということです。助言型の手数料は約0.3%に設定されており、約0.7%も投資一任型と比べて低い傾向です。
また、NISA(少額投資非課税制度)が利用可能の会社が多いので、税金対策にもなります。
提示された資産配分を実行するために必要な金融商品の買い付けは自分で行う必要がありますが、自分で運用したい人、最終意思決定をしたい人におすすめです。
デメリット
デメリットは、忙しい方や投資初心者でも、自分で発注や運用をし、運用途中での資産再配分を行う必要があるということです。
また、自分で運用を行うので、投資家自身の感情に左右されたトレードとなってしまう可能性があります。投資をする際、トレードに感情が介入するのは仕方ないですが、注意が必要です。
投資一任型でおすすめなロボアドバイザーはWealthNavi(ウェルスナビ)
投資一任型でおすすめなロボアドバイザーは、WealthNaviです。
WealthNaviは、世界約50カ国1万1,000銘柄に自動で分散投資を投資を行っているので、リスクを抑えながら資産運用ができます。
リスク許容度に応じて25.1%~54.1%のリターンを出しており、「預かり資産運用者数ロボアドバイザーNo.1」「顧客満足度ロボアドバイザーNo.1」に輝いている注目されているロボアドバイザーです。
また、自動で税金を最適化する節税機能と一般NISAの併用が可能となっているも魅力的な部分です。
助言型でおすすめなロボアドバイザーは投信工房
助言型でおすすめなロボアドバイザーは、投信工房です。
投信工房の運用手数料は最大年率0.34%(税抜)と安く設定されており、ロボットアドバイザー手数料や投資信託購入手数料は一切発生しないので、低コストで資産運用ができます。
ロボアドバイザーは、最低投資金が1~10万円からできるのに対して、投信工房は100円から投資ができます。まずは小さい金額から資産運用していきたい方におすすめできるロボアドバイザーです。
ロボアドバイザーの始め方
ここでは、ロボアドバイザーの始め方を紹介していきます。非常に簡単な流れなので、ぜひ参考にしてロボアドバイザーを始めてください。
「預かり資産運用者数ロボアドバイザーNo.1」「顧客満足度ロボアドバイザーNo.1」に輝いたWealthNaviを例にして解説します。
➀無料診断で運用プランを出してもらう
まず、無料診断で運用プランを出してもらいましょう。ロボアドバイザーでは、初めに簡単な質問を何個か答えるだけで、自分のニーズや性格にあったプランを提案してくれます。
WealthNaviでは、投資に関する簡単な質問を6つ答えるだけで診断結果が分かります。選択肢があるので深く考える必要はないです。
- 現在、何歳か?
- 年収はおおよそいくらか?
- 金融資産はおおよそいくらか?
- 毎月の積立額は?
- 資産運用の目的は?
- 株価が1ヶ月で20%下落したら?
以上のような質問を答えます。
診断結果によって、自分のリスク許容度と投資した金額の将来予想が明確になり、自分にとって最適なポートフォリオが分かります。
将来予想や過去分析、ポートフォリオによって最適な投資戦略を分かりやすく提案してくれます。
画面下の「もう一度診断する」か「詳細設定」で変更を行うと何度でも診断可能なので、色々なパターンを試すことができます
「次へ」をクリックしてユーザ登録から始めましょう。
②メールアドレスを入力する
自分の診断結果がでたら、次にメールアドレスを入力しましょう。
メールアドレスを登録したら、認証コードが送られてくるので、コードとパスワードを入力しましょう。
③個人情報を入力する
次に個人情報の入力をしましょう。口座開設を進めるために登録する必要があります。
④本人確認書類の提出
個人情報を入力したら、本人確認書類のアップロードを行います。
- 運転免許証と個人番号通知カード
- マイナンバーカード
上記の本人確認書類をスマホで撮影してアップロード後、規約画面に移るので規約に同意をすれば口座開設完了です。
2営業日ほどで、口座開設完了の通知書類が登録した住所宛に届きます。
⑤ログインする
2営業日経つと書類が届くので、WealthNaviの公式HPよりログインしましょう。
ログインするには、初回に登録したメールアドレスとパスワードを入力する必要があります。
⑥運用プランを決定する
ログイン後に運用プランの診断を行いますが、事前診断で登録したプランで問題がなければ、「プラン決定」をクリックします。
⑦入金する
自分の納得いくプランが完成したら、早速入金してWealthNaviを運用していきましょう。
- クイック入金・・・インターネットバンキングからの入金。即時反映で手数料無料
- 振込入金・・・入金ページに記載された入金先に振込をする方法。金融機関の定める手数料が発生。
上記2つの方法で入金方法を選択できます。
クイック入金は、即時反映で手数料がかからないのでおすすめです。
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- イオン銀行
上記の銀行口座を持っているのならば、WealthNaviでクイック入金ができます。
⑧積立投資の開始
最後に積み立て投資の設定を行います。
積み立て額は1万円から設定が可能です。
毎月の積立額やボーナス時の加算を選択して、申込みをクリックしましょう。
引き落とし先の金融機関を入力すれば、積立投資を開始できます。
ロボアドバイザーをおすすめしない人の4つの特徴
ロボアドバイザーを利用する上で、おすすめしない人の4つの特徴を紹介します。
以下のような項目に当てはまらなかったり、許容できたりする人であれば、ロボアドバイザーを利用することをおすすめします。
①短期間で資産を増やしたい人
ロボアドバイザーは長期的な目線で投資先を選択するので短期で収益を上げづらくなっています。
そのため、短期間で資産を増やしたい人には、おすすめできません。
ロボアドバイザーは、長期的な投資を目的として資産運用する必要があります。
②投資の経験・知識がある人
ロボアドバイザーは、投資の経験・知識がある人にはおすすめできません。ロボアドバイザーに頼らなくとも、投資の経験・知識がある人は自分で投資商品を選んで資産運用ができるので無駄な手数料を払わずにすみます。
③手数料を安くしたい人
手数料を安くしたい人には、おすすめしません。
ロボアドバイザーの手数料は年1%程度と一見少なく感じますが、長期的にみると手数料が大きな額になる可能性があります。
④運用益を最大限自分のものにしたい人
ロボアドバイザーを利用すると利益の20.315%(所得税15.315%+住民税5%)を税金として取られてしまうので、運用益を最大限自分のものにしたい人におすすめできません。
そのため、節税したいという人には非課税制度を利用できるNISA・iDeCoを利用した投資信託がおすすめです。
ロボアドバイザーのQ&A
Q.ポートフォリオとは?
A. ポートフォリオとは、「いろいろな金融資産の組み合わせ」ということです。
資産の種類には、預金、トヨタ株やアップル株などの株式、債券、純金や原油などの天然資源、不動産などがあり、それらを組み合わせたものがポートフォリオとなります。
Q.ETF(上場投資信託)とは?
A. 証券取引所で取引される投資信託です。
ETFは、信託報酬が安いです。投資信託と似ていますが、決定的に違うのが、証券取引所に上場しているため、株式と同じように値動きを見ながら自由に売買ができます。
Q.NISAとは?
A. NISAとは、投資を行う際の少額投資非課税制度という税制優遇のことです。
一般NISAの非課税適用期間は期限付きで、1年間120万円の投資額を最大5年間600万円、非課税枠として投資が可能です。
Q.元本割れとは?
A. 金融商品の価格が変動し、当初の購入代金を下回ることです。
投資初心者でも資産を増やしたいならロボアドバイザーをやろう
ロボアドバイザーの最大の利点は、投資初心者でも資産運用ができるところです。全ての運用をAIやプロに任せることができ、リスクを分散しながら、資産を増やせるので、上記の記事を参考にしてロボアドバイザーを始めることをおすすめします。