【2024年】おすすめ水性ボールペン16選!正しい選び方を紹介
サラサラと書ける水性ボールペンは何かと便利ですよね。しかし様々な種類があり、書き心地も違います。
用途に合わせ使い分け、自分にぴったりの水性ボールペンを手に入れたいもの。ポイントを押さえた選び方とおすすめ商品をわかりやすく紹介します。
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水性ボールペンの正しい選び方
気軽に手に取ってすらすらと書けるボールペンは人気の筆記用具です。その中でも水性ボールペンはインクの粘度が低いので、軽い筆圧でサラサラと書けるという特徴があります。
筆圧が弱くても文字をはっきりと書ける、そんな水性ボールペンの選び方を詳しく紹介していきます。
① インクの種類で選ぶ
② ボール径で選ぶ
③ ペンの出し方で選ぶ
④ インクの保持方式で選ぶ
⑤ 握りやすさで選ぶ
①インクの種類で選ぶ
水性ボールペンには、「水性染料」と「水性顔料」という2種類のインクがあります。これら2種類のインクの特徴を詳しく見ていきましょう。
I.発色の良さを重視するあなたにおすすめ「水性染料」
水性染料の一番の特徴は、発色の良さです。書いた文字の見やすさを重視したい場合、水性染料を使った水性ボールペンがおすすめです。水性染料はインクそのものに色がついています。そのため書いた紙にインクが染みこみ、なじみやすいという特徴があります。
一方で水や光に弱いのがデメリットです。すぐに滲み、退色してしまいます。イラストや塗り絵に使ったり、手帳の装飾をしたりするのにぴったりです。
II.耐久性を重視するあなたにおすすめ「水性顔料」
水性顔料は水の中に色付きの粒子が大量に存在することで、色がついているように見えています。水性顔料は耐水性と耐光性に優れている ため手帳や日記への書き込みに最適です。
水性インクではあるものの、紙の裏にインクが滲むという現象が起きるのがデメリットです。また発色も水性染料には劣ります。
②ボール径で選ぶ
ボール径とはボールペンのボール直径を表します。書いた線の幅を表すものではありません。ボール径が大きいと太い文字が書きやすく、小さいと細かい文字が書きやすくなります。水性ボールペンのボール径に注目して選ぶのもポイントです。
Ⅰ. なめらかな書き心地!ボール径1㎜の太字タイプ
Ⅱ. 普段使いに適したボール径0.5㎜~0.7㎜の細字タイプ
Ⅲ. 手帳や寄せ書きに!0.3㎜の極細字タイプ
I.なめらかな書き心地!ボール径1㎜の太字タイプ
ボール径が1㎜と大きな水性ボールペンは柔らかい書き味で、インクが出やすいという特徴があります。筆圧が弱い人や、細い字が見にくいと感じる人におすすめです。
II.普段使いに適したボール径0.5㎜~0.7㎜の細字タイプ
水性ボールペンの中で一番種類が多く一般的なのが0.5㎜から0.7㎜のボール径です。紙が厚くても記入しやすいので書類や郵便物の宛名書きにおすすめです。
III.手帳や寄せ書きに!0.3㎜の極細字タイプ
0.3㎜のボール径の水性ボールペンは、小さな文字を書く時にとても便利です。メモ帳や手帳の狭いスペースの記入に使えます。また、薄い紙でも書き心地が悪くなりません。狭いスペースに字を書く機会が多い方におすすめです。
③ペンの出し方で選ぶ
ボールペンはペン先を出しっぱなしにしておくと、鞄に入れた時やポケットに挿した時に内側や衣服を汚してしまうケースがあります。ペン先のしまい方によって、「キャップ式」、「ノック式」、「ツイスト式」に分かれます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
Ⅰ. 持ち運びに適した「キャップ式」
Ⅱ, 簡単にペン先を出せる「ノック式」
Ⅲ. ビジネスシーンに適した「ツイスト式」
Ⅰ.持ち運びに適した「キャップ式」
「キャップ式」とはキャップを付属させて、ペン先に被せる方式です。安価で提供されているので文具屋でもよく見かけるタイプです。キャップがしっかりとペン先を保護してくれるので持ち運び用におすすめです。
一方キャップをなくしやすかったり、出し入れが面倒だったりするのがデメリットです。片手で使いにくく、文字を書くまでの動作がもたついてしまうと感じる場合もあります。
Ⅱ.簡単にペン先を出せる「ノック式」
「ノック式」とはボールペンの底部や側面に付属したトリガーを押してペン先を出す方式です。ペン先をしまう時はもう一度トリガーを押します。片手で芯の出し入れができる点が「ノック式」のメリットです。
ペンを取り出し、文字を書くまでの動作がスムーズなので、ちょっとした機会にすぐにメモを取りたい場合におすすめです。
Ⅲ.ビジネスシーンに適した「ツイスト式」
「ツイスト式」とはボールペンの軸を回転させ、ペン先を出し入れする方式です。ペン先を出す時に機械音が生じないので、静かな場面でボールペンを取り出せる点が特徴です。
一方片手では使いにくく、文字を書くまでに時間がかかるのがデメリットです。スタイリッシュで音を立てずにペン先を出し入れできるので、ビジネスシーンでよくボールペンを使用する方におすすめです。
④インクの保持形式で選ぶ
水性ボールペンを選ぶ上で、インクの保持形式の違いで選ぶのも重要です。水性ボールペンのインクの保持形式は「中綿式」と「直液式」に分かれます。2つの方式の違いについて見ていきましょう。
Ⅰ.コスパ重視なら「中綿式」
「中綿式」はインクが染み込んだ綿やスポンジ状の素材を芯の先に入れているのが特徴です。綿やスポンジにインクが染み込まれており、そのインクがペンの先まで伝わることにより文字を書くことができます。
ペン先を上に向けても書くことができるのが大きな特徴です。一方インクがかすれやすく最後まで使えない場合もあるのがデメリットです。安価なものが多いため、コスパを押さえたい方におすすめです。
Ⅱ.インク残量が一目でわかる「直液式」
「直液式」は綿やスポンジを使わず芯に直接インクが入れられているのが特徴です。非常に複雑な構造のため「中綿式」と比べて高価な傾向があります。
インクの残量が一目で分かるのが大きな特徴です。また、柔らかな印象でありながらも鮮やかな文字を書くことができます。一方、インクがなくなるスピードがやや早いというデメリットもあります。
⑤握りやすさで選ぶ
水性ボールペンを選ぶ上では、握りやすさを考慮に入れるのも大事です。握りやすいと長時間の使用でも疲れにくくなります。ここでは握りやすさに直結するグリップや軸の太さについて見ていきましょう。
Ⅰ.フィット感の良いグリップを選ぼう
水性ボールペンのグリップの素材は、プラスチック・ラバー・シリコンが挙げられます。文字を書く際に滑りにくいものが欲しい場合は、ラバー素材がおすすめです。
シリコン素材は手が疲れにくいというメリットがあります。そのため文字を書く機会が多い方におすすめです。プラスチック素材はペン先がぶれにくいため、思い通りの曲線を描きたい方におすすめです。
また、グリップに凸凹があるかどうかも重要です。グリップが凸凹している水性ボールペンは、ペンを持つ際に滑りづらく疲れにくいためおすすめです。
Ⅱ.自分に合った軸の太さを選ぼう
水性ボールペンの軸の太さによって、使いやすさは変わります。手の小さい女性には細めの軸がおすすめです。
筆圧が強く、ついつい強く握ってしまうという方には太めの軸が向いています。筆圧が弱い人は細い軸、筆圧が強い人は太い軸の水性ボールペンを選ぶのがおすすめです。
普段使いにおすすめ!ボール径0.5~0.7㎜の水性ボールペンランキング10選
パイロット|Vコーンノック
Vコーンノックは、水性ボールペンでは比較的珍しいノック式のボールペン。低粘度のインクを使用しているからこそ実現しました。黒・赤・青のバリエーションが揃っているので、幅広い用途で使えます。
くっきりとした文字になりやすいのが特徴。他の水性インキよりも乾燥が早いため、手に付きにくくて快適です。
商品詳細
OHTO CB-15C-BK※在庫切れ
世界で初めて水性ボールペンを開発した企業であるOHTO。自社設計・組立までおこない、なめらかで安定している書き味が魅力のボールペンです。
デザイン性も高級感のあるクラシカルな見た目にまとまっています。実際の使い心地だけでなく、所有感でまで満たしてくれることでしょう。
商品詳細
OHTO |セルサス
OHTOのセルサスは、セラミックのペン先が特徴のアイテムです。低重心設計と相まってなめらかな書き味を実現しており、長時間使用していても疲れにくい製品にまとまっています。
太軸で高級感があるのも魅力の1つ。高見えするボールペンとも言えるでしょう。スラスラとした書き味を欲している方におすすめです。
商品詳細
トンボ鉛筆|ZOOM505
トンボ鉛筆のZOOM505は、軽くて丈夫なのが特徴です。アルミニウムボディなのがポイント。軽量さと丈夫さを兼ね備えることに成功しています。
ラバー製のグリップがあるのも見逃せません。しっかりと握れるので書きやすく、長時間書き続けても疲れにくいボールペンです。
商品詳細
三菱鉛筆|ユニボールアイ
三菱鉛筆のユニボールアイは、いつでもインクの残量が瞬時に分かる水性ボールペンです。透明窓を採用しており、キャップを空けたりインクを取り出したりする必要なくいつでもインク残量を確認できます。
また、本製品はインクに顔料インクを使用。文字・色の仕上がりがくっきり鮮明なのも大きな魅力です。使用感・実際の色味、いずれも優秀な一品だと言えるでしょう。
商品詳細
ぺんてる|ボールPentel
PentelのボールPentelは、やわらかい書き味でスラスラと書ける水性ボールペンです。樹脂ペン先により実現しており、長文でも快適に筆記し続けられるでしょう。
ぬるっとした表現もぴったりな独特の感触が魅力です。他のボールペンではなかなか味わえない優しい書き心地の製品で価格も低めなので、気になる方はぜひお試しください。
商品詳細
サクラクレパス|ボールサイン80PGB#49
サクラクレパスが販売している本製品は、書いている際に途切れたりかすれたりしにくいのが特徴です。書き味はなめらかで、スラスラと流れるように書いていけます。
また、本体が透明なので、インク残量が一目でチェックできるメリットの持ち主です。突然のインク切れに遭遇しないで済みます。
商品詳細
シュナイダー|ローラーボールペン One BusinessOB
本製品は、1938年創業のドイツの老舗文具メーカー・Schneiderが次世代ローラーボールペンと銘打ち販売している一品です。書き味がなめらかなだけでなく、本体が約13gと軽量なのが特徴。
人間工学によって考案されたラバー加工グリップを備えており、握りやすいのもポイントです。フィット感が高く手や腕に負担がかかりにくいため、長時間の筆記でも疲れにくいです。
商品詳細
パイロット| Vコーン
本製品は、最後までなめらかな書き味で使える水性ボールペンです。軸にインクがそのまま入っている直液式なので、インクがきっちりなくなる最後まで書き続けられます。
筆跡にムラができにくい染料系インクで、一定の色味で書き続けることが望めるのも特徴。発色の良いボールペンを探している人にもおすすめですよ。
商品詳細
三菱鉛筆|ユニボールエア
三菱鉛筆のユニボールエアは、キャッチコピーで「空気のように軽く書ける」と謳っている製品です。ペン先に新開発チップを搭載しているのがポイント。筆圧に合わせてインクの流量をコントロールしてくれるので、力を入れなくてもはっきり書けます。
また、筆圧が弱ければ細い線を、強ければ太くはっきりとした線を書き分けられるのも大きな特徴です。状況に応じた筆跡を実現してくれるでしょう。
商品詳細
なめらかで書きやすい!ボール径1㎜の水性ボールペンランキング3選
ゼブラ サラサクリップ1.0 P-JJE15-BK
ゼブラの定番ボールペンのサラサクリップ。顔料インクを使用しているため、鮮明でくっきりとした色・文字を書けるボールペンです。公式文書の使用もOKなので、重要な書類を書くのにもぴったり。
バインダークリップが搭載されているので、胸ポケットや書類などを挟みやすくなっています。落として紛失してしまうリスクを防ぎやすく、何にでもすぐにクリッピングできて便利です。
商品詳細
ぺんてる|エナージェルS1.0mm
ぺんてるのエナージェルは、インクの色味が濃いのが特徴です。文字がはっきりと見やすく、すぐに乾くので手や紙にインクが付着するリスクが低くて使い勝手に優れています。
サラサラ・スーッとした書き味の心地よさも大きな魅力。特に意味もなく、つい紙に文字を書きたくなってしまうボールペンです。
商品詳細
三菱鉛筆 ユニボールシグノ太字 UM-153
三菱鉛筆のユニボールシグノ太字は、水に濡れてもにじみにくいボールペンです。耐水性と耐光性が高い顔料インクを使用しており、鮮やかな文字をしっかりと残してくれるでしょう。
黒・赤・青といった定番カラーだけでなく、金や銀、ブルーブラックといった豊富なカラーバリエーションを展開中。カジュアルな場面でも活躍してくれるボールペンだと言えるでしょう。
商品詳細
細かい作業におすすめ!ボール径0.3㎜の水性ボールペンランキング3選
スタビロ バイオニックブラック 0.3mm 1016-46
ビジネスシーンで定番のスタビロが手がけている本製品は、0.3mmでもスラスラとした書き味を楽しめるボールペンです。0.3mmなので細かいスペースにも書きやすく、それでいてはっきりとした文字を書けるでしょう。
シンプルで洗練されたデザインも見逃せない要素。スタイリッシュなフォルムの本品を握れば、たちまち仕事のスイッチをオンに切り替えられるでしょう。
商品詳細
三菱鉛筆|ユニボールシグノ
三菱鉛筆のユニボールシグノは、顔料インクを使っているボールペンです。カラーバリエーションが多彩なので、仕事・遊び・友人への手紙・学校など、あらゆるシチュエーションで使用できるでしょう。
しっかりとした書き味なので、一文字ずつ丁寧に書きやすくなっています。つい急いでササっと汚い字を書いてしまい、後から見返して自分の字が読めない・嫌気が指すといった人にもぴったりですよ。
商品詳細
ゼブラ サラサクリップ 0.3 10色 JJH15-10CA
本製品は、ゼブラの定番ボールペンであるサラサの10色セットです。カラフルで書き味のいいボールペンを一気に揃えられます。何かと色ペンを使いがちな学生にうれしいセットです。
発色も美しくはっきりとしているので、ノートの色分けにぴったり。後から見返した際、分かりやすいだけでなく見ていて楽しい・テンションが上がるノートづくりに役立ちますよ。
商品詳細
水性ボールペンの特徴を知りたい
これまで述べてきた水性ボールペンにはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは水性ボールペンの特徴を油性ボールペンと比較して紹介していきます。是非ボールペン選びの参考にして下さい。
水性ボールペンのメリットとデメリット
ボールペンはインクの性質により大きく分けて「水性」と「油性」の2種類に分かれています。水性ボールペンのメリットとデメリットを油性ボールペンと比較しながら紹介していきます
I.軽い筆圧でなめらかに書けるのがメリット
水性ボールペンと油性ボールペンの最大の違いは、インクの粘度です。粘り気の少ないインクを使っている水性ボールペンは、軽い筆圧でもなめらかに書けます。
無駄に力が入らないので、長時間使用しても疲れにくい点もメリットの1つです。書き心地は万年筆を思わせます。水性なのでペン先が乾きやすく、キャップ付きのものが多いのも特徴です。
II.速乾性が低く滲みやすいのがデメリット
水性ボールペンは油性ボールペンと比べて、渇きが遅い傾向にあります。速乾性がないため不便に感じる場合があります。また、油性ボールペンに比べて、耐水性に劣ります。
書いた文字に水や汗が落ちたりすると滲んでしまいます。さらに、薄い紙に文字を書くと裏面までインクが抜けてしまう「裏抜け」が発生する場合もあるため注意が必要です。
お気に入りの水性ボールペンは見つかりましたか?
水性ボールペンの特性やおすすめ商品を見てきましたが、いかがだったでしょうか?なめらかで書きやすい水性ボールペンのシェアはますます広がっています。是非数ある水性ボールペンの中から自分だけのお気に入りを見つけてください。