おすすめのエアーベッド10選!室内からキャンプ・車中まで!快適に眠れるポイントも
持ち運び・収納に便利で安い価格で購入できるエアーベッドは、室内はもちろん、キャンプや車中泊・万が一の災害時にも使用できる優れものです。
しかし、エアーベッドはビニール製で空気を入れて使用するため、寝心地が不安で購入を決断できない方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、エアーベッドの失敗しにくい選び方をチェックすることをおすすめします。
本記事では、エアーベッドの選び方や室内用・外用別おすすめの商品について紹介します。寝心地が悪いと言われるエアーベッドで、可能な限り快適な睡眠を取るための簡単に実践できるポイントや、Q&Aもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
エアーベッドの基礎知識(一般的なベッドや布団との違い)
エアーベッドに関する基礎知識を紹介します。
購入する前に、一般的なベッドや布団との違いを把握しておきましょう。
「エアーベッドとマットレスの違い」
エアーベッドとは、空気を入れて使用する寝具のことです。
一般的なベッドや布団、マットレスと違ってビニール製で作られているため、軽量で持ち運びやすいメリットがあります。
空気を抜くとコンパクトに収納ができ、持ち運びも簡単にできるため、キャンプや車中泊の際に活躍する人気のアイテムです。
空気の入れ具合によって、マットを好みの硬さに調節できるところも魅力の一つです。
来客用・外用ならエアーベッドがピッタリ
エアーベッドは、収納や持ち運びのしやすさから来客用やキャンプやフェスなどのアウトドアで使われることが多いです。
来客用として使用する場合、普段はコンパクトに収納しておけるので保管場所のスペースを心配する必要がありません。
ソファーよりもエアーベッドの方が寝心地が良く、急な来客を自宅に泊める際に重宝します。
エアーベッドは空気を抜いて持ち運びができるため、野外でも活躍します。
寝袋よりもベッドに近い感覚で眠れるため、キャンパーからの人気が高いです。
エアーベッドの選び方
エアーベッドを選ぶ際にチェックしておきたいポイントは以下の5つです。
それぞれ順番に解説します。
キャンプ用なら手動式・普段使いなら電動式
エアーベッドには、手動式と電動式の2種類があります。
キャンプやフェスなど、野外でエアーベッドを使用する機会が多い場合は、手動式のエアーベッドを選びましょう。
手動式のエアーベッドはコンパクトに折りたためて持ち運びやすく、寝袋よりも快適な睡眠をサポートします。
購入する際は、空気を入れるポンプが付属しているかをチェックするようにしましょう。
エアーベッドを室内で使う場合は、電動式がおすすめです。
電源をつないでスイッチを入れるだけで、空気を入れたり抜いたりできて簡単に使用できます。
ただし、電動式は電源が必要となるため、来客用や普段使いなど室内で使いたい方に向いています。
寝心地を重視しいたいなら分厚さ
エアーベッドはビニール素材のため、「寝返りがしにくい」「腰が痛くなる」などの意見もあります。
寝心地が悪いと感じるのは、エアーベッドの薄さが原因の可能性があります。
そのため、快適な寝心地を重視する場合は、厚みのあるエアーベッドを選びましょう。
室内用は25cm以上、外用は10cm以上の厚みがある商品を選ぶと、快適な寝心地が期待できます。
また、エアーベッドに保温性はないため、厚みのあるものを選ぶと床や地面の冷気も感じにくくなり、寝心地も向上します。
長く使用したいなら耐荷重をチェック
より長くエアーベッドを使いたい方は、耐荷重をチェックして選びましょう。
室内用で使用する場合は、耐荷重が200kg以上のものを選ぶのがおすすめです。
普段使いしたい方は使用頻度が高くなるため、耐荷重が300kg以上のエアーベッドを選ぶとより長い期間使用できるでしょう。
外用で使用する場合は持ち運びやすさも考慮して、100〜150kgのものを選ぶと耐久性とのバランスが良いです。
使用目的に合わせたサイズか
エアーベッドは、シングル〜キングサイズまでサイズのバリエーションが豊富です。
サイズが大きければ大きいほど広いスペースを使えるので寝心地は良くなりますが、空気を入れる時間も必要です。
そのため、キャンプや車中泊用などで持ち運びを検討している方は、大きすぎないエアーベッドを選ぶことをおすすめします。
収納や持ち運びやすさを重視し過ぎてコンパクトなエアーベッドを選ぶと、寝心地が悪く、後悔する原因になります。
滑り止めの有無や素材と床の相性
エアーベッドは一般的なマットレスよりも軽いため、寝返りでズレやすくなっています。
そのため、底面に滑り止めがついているものを選ぶと、寝返り時に本体がズレにくくなり、寝心地の悪さも軽減できます。
ただし、滑り止めと床の素材の相性に注意が必要です。
たとえば、滑り止めの素材がポリ塩化ビニル、床が樹脂製のクッションフロアの場合、床に滑り止めの色が付着する可能性があります。
滑り止めがポリ塩化ビニル製のエアーベッドである場合や、滑り止めがついていない場合は、家具用の滑り止めパッドなどを購入して対策すると良いでしょう。
室内用のおすすめエアーベッド5選!
室内用におすすめのエアーベッド5選を紹介します。
厚みが25cm以上、耐荷重200kg以上のもののなかから、来客用や普段使いにピッタリなエアーベッドを選びました。
iDOO(イドー)|エアーマットレス
内蔵の電気ポンプによって約3〜4分でエアーベッドが完成し、空気を抜く際もスイッチを押すだけ。
簡単に準備・片付けができるため、急な来客や普段使いにもおすすめなエアーベッドです。
ベッド内部は複数の空気室が並んでいる構造となり、体が沈まないように体圧を分散してどんな姿勢でも体にフィットします。
厚みは最大46cmとなり、空気の注入量を調節して好みの硬さにカスタマイズできるため、快適な寝心地を実現できます。
Airefina(アイレフィーナ)|エアーベッド
20個の柱状のコイルでベッドの表面と底をつなげることで安定性を高め、体圧を均等に分散させてやさしく体を支えます。
側面と底には耐久性と耐水性のあるポリ塩化ビニルを採用し、滑り止めもついているため、安定感があります。
ベッド内部にポリエステル繊維を使用することで軽量化を実現。
空気を抜くとコンパクトに折りたためるため、使用しない時も収納場所に困りません。
CoolTry|電動エアーベッド
ベッド内部は環状構造で弾力性を持たせており、体圧を分散させて背骨と腰への負担を軽減します。
どんな姿勢で寝ていても、表面の凹凸が体にフィットして快適な寝心地に。
電動ポンプ内蔵で手間がかからず、3〜4分ほどで自動で膨らみますが、屋外で使用する際は別売りのポンプを使用して手動で空気を入れられます。
また、ベッドの底面と側面には防水性と耐久性を高める素材を使用しているため、キャンプやフェスなどのアウトドアでも活躍します。
LUXCOL(ルクスコール)|エアーベッド
内蔵の電動ポンプによって、90秒で好みの硬さまで空気を入れられるスピードが特長です。
別売りのポンプを使用すれば、電源のない屋外でも手動で空気を入れられるため、アウトドアでの使用も検討している方にピッタリ。
ベッド内部にある18本の高強度コイルと、約5cmの人工科学に基づいた枕により、体をしっかり支えて背骨を理想的なS字の状態に保ちます。
ベッドの側面には、スマホや小物を入れられるサイド袋がついており、機能面も充実しています。
LVYUAN(リョクエン)|電動エアーマット
数千本から構成される高強度ポリエステル繊維を使用し、安定した寝心地を体感できるように作られています。
付属の電動ポンプは一回の充電で6〜8回使用でき、LEDライト機能もついているため、夜間の照明としても利用できます。
収納バッグに入れるとコンパクトにまとめられるため、来客用やアウトドア用におすすめです。
キャンプ・車中泊用のおすすめエアーベッド5選!
ここからは、キャンプ・車中泊用におすすめなエアーベッド5選を紹介します。
アウトドアに利用しやすい手動式のエアーベッドのなかでも、空気入れが簡単なものを選びました。
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)|エアーベッド ABD-1N
しっかり空気を入れると厚みが約22mになり、床の冷気や凹凸が伝わりにくいため、外用で活躍するエアーベッドです。
長さ約191×幅約73cmのシングルサイズで車中泊にもピッタリです。
手動式ですが、付属のポンプは押しても引いても空気を送れるため、軽い力で簡単に空気を入れられます。
シングルサイズのほかにも、ダブルサイズも展開しているため、使用する人数や用途に合わせて選んでみてください。
INTEX(インテックス)|ダウニーエアーベッド
内蔵しているフットポンプを足で踏んで簡単に空気を入れられるため、空気入れポンプが不要でキャンプや車中泊の荷物を少なくできます。
急な来客や災害時にも役立つ上に、空気を抜くとコンパクトに折りたためるため、使わない時は収納スペースを占領せずに保管できます。
数千本の高強度ポリエステル繊維がベッド内部の上下をつないでおり、体圧を分散することで体への負担を軽減するため、しっかりした寝心地を実感できるでしょう。
山善|キャンパーズコレクション ポンプ付き エアーベッド ABH-S
体をしっかりと支えるクリアコイルを採用し、表面の生地はベロア調仕上げのやわらかい手触りで寝心地を追求したエアーベッドです。
電源不要で、踏むだけで空気が入れられるため、場所を選ばず使用できます。
使用するシーンや人数に応じて選べるように、サイズはショートセミシングル・セミシングル・シングル・ダブルを展開しています。
Coleman(コールマン)|アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド
アウトドアメーカーのColemanが作ったエアーベッド。
伸びにくく、破れにくい生地を使用しており、耐久性に優れているのが特長です。
電源不要で、重量は約2.5kgと持ち運びしやすく、キャンプや山登りなどのアウトドアでの使用に向いています。
厚さ20cmで床や地面の凹凸を吸収してフラットな状態で睡眠できるため、ミニバンなどでの車中泊にもピッタリです。
GEKETY(ゲケティ)|エアーマット
連結機能がついており、家族や友人と一緒に広々と使えるため、さまざまなシーンで活躍します。
1分ほど踏むだけで空気が入るため、手動式のエアーベッドを手間をかけずに準備したい方に向いています。
空気を抜くと収納サイズは28×10cmと非常にコンパクトになり、重量は830gと軽量なため、持ち運びや防災用品にもピッタリです。
空気を入れると頭部がふくらんで枕の役割を果たすため、キャンプや車中泊の荷物を減らせます。
エアーベッドで快眠するためのポイント
寝心地が悪いと言われるエアーベッドで、できる限り快適な睡眠を取るためのポイントを紹介します。
エアーベッドの上に敷きパッドや敷き布団を敷く
エアーベッド本体の素材はポリ塩化ビニルやポリエステルなどが使われているため、一般的なマットレスに比べると通気性・吸水性が劣ってしまいます。
エアーベッドを使う際は、蒸れ対策として敷パッドや敷布団を敷いて吸水性を高めましょう。
また、ベッドの表面に付着した汗を放置するとカビの原因になる可能性があります。
汗や水分を拭き取り、定期的にお手入れをすることで快適に長期間使用できるでしょう。
空気を十分に入れる
エアーベッドに入れる空気の量が不十分だと、正しい姿勢で眠ることができず、腰を痛める原因になります。
空気を十分に入れて、ある程度硬さがある状態にすることで快適な睡眠につながるでしょう。
また、空気の量が少ない場合や、空気漏れが起きているエアーベッドは睡眠中に落下する危険があります。
無理に使い続けていると怪我にもつながるため、買い替えを検討しましょう。
エアーベッドに関するQ&A
エアーベッドに関するQ&Aをまとめました。
エアーベッドを購入する前に、お手入れや保管に関する疑問を解消しておきましょう。
空気を入れっぱなしにしてもいい?
エアーベッドの空気を入れっぱなしにしていると、本体に負担がかかって劣化につながりやすくなります。
また、とがったものと接触すると穴が開いてしまうため、使用しない時は空気を抜いて収納しておきましょう。
お手入れ方法は?
エアーベッドは洗濯できないため、使用後はタオルで汚れや水分を拭き取りましょう。
汚れを落とした後は、風通しの良い場所に立てかけて乾燥させてください。
湿気が残った状態で使い続けると劣化につながりやすくなるため、定期的にお手入れをしましょう。
破損した際に応急処置できる?
少しの傷であれば、補修テープで応急処置ができます。
補修テープを付属している商品も多く、ホームセンターでも購入できる場合があります。
一般的なガムテープで補修すると、メーカー保証の対象外になったり、さらに穴が大きくなったりする可能性があるため、必ず補修テープを使用してください。
「補修したけど空気が抜ける」という場合は買い替えを検討しましょう。
エアーベッドの寿命は?
エアーベッドの寿命は、一般的に2〜3年といわれています。
少しでも穴が空くと空気が抜けて使えなくなるため、使用方法や場合によっては寿命がさらに短くなる可能性があります。
一般的なベッドや布団に比べて買い替えのサイクルが短いことをあらかじめ理解し、痛んだら買い換えるという前提で購入を検討しましょう。
廃棄方法は?
自治体のホームページをチェックして、分別ルールに従って廃棄しましょう。
商品の説明書に廃棄方法が記載されている場合は、その方法に従ってください。