家を担保にお金を借りる方法は2種類!メリット・デメリットや借入の流れについて解説
家を担保にお金を借りる方法は、不動産担保ローンとリバースモーゲージの2種類です。不動産を担保にすれば高齢者でも借入可能ですが、デメリットやリスクについても理解しておきましょう。
この記事では、家を担保にお金を借りる方法や注意点、おすすめのローンまで詳しく解説していきます。
この記事では、家を担保にお金を借りたいあなたのために、以下の情報について解説します。
- 家を担保に借入する方法
- 不動産担保ローンのメリット・デメリット
- 家を担保に借入する時の注意点
最もおすすめの借入方法は「アイフルビジネスファイナンス」です。大手消費者金融が提供している不動産担保ローンで、使途不問かつネット完結で借入できるため、家を担保に借入したい方はぜひ利用を検討しましょう。
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家を担保にお金を借りる方法は2種類
家を担保にお金を借りるには、主に以下2種類の方法があります。
- 不動産担保ローン
- リバースモーゲージ
それぞれの特徴について詳しく解説します。
①不動産担保ローン
不動産担保ローンは、土地や建物を担保に借入する方法です。土地建物という性格から担保の評価額が大きくなりがちなため、多額の融資を受けられます。ただし、所有物件の担保評価額によって融資可能額が異なる点に注意です。
②リバースモーゲージ
高齢者はリバースモーゲージも検討しましょう。リバースモーゲージは、土地や建物などを担保に老後資金を借入し、死後に金融機関が担保を売却して返済に充てるという仕組みです。
用途が限定されていないため、生活資金にも使えます。ただし、土地建物に相続人がいる場合にはトラブルになることもあるため、話し合った上で利用するかどうか決めるようにしましょう。
家を担保にお金を借りる場合の借入可能額
限度額は、当然物件の評価額によって変わります。不動産担保ローンを提供している金融機関によって異なりますが、一般的に評価額の60〜80%程度になります。
たとえば、評価額が2,000万円の物件を担保にする場合、借入可能額は1,200〜1,600万円程度が目安です。
なお土地には以下5つの評価方法がありますが、路線価が多く用いられています。
- 実勢価格
- 公示地価
- 基準地価
- 相続税路線価
- 固定資産税評価額
家を担保にお金を借りる3つのメリット
家を担保にした借入にはメリット・デメリットがあります。まずはメリットから知っておきましょう。
- 金利が比較的低い
- 保証人が必要ない
- 高齢者でも借入可能
①金利が比較的低い
カードローンの金利は、一般的に15〜18%程度と高いのがネックです。一方、不動産担保ローンはいざとなった時不動産を売却できるため貸し手のリスクが低く、金利が低めに設定されています。
金利が低ければ低いほど、返済負担が抑えやすくなります。
特に「住信SBIネット銀行不動産担保ローン」は、他の不動産担保ローンと比較して金利が低いためおすすめです。
②保証人が必要ない
ローンを組む場合保証人が必要になるケースも多々あります。保証人とは、返済できなくなった場合に代わりに返済義務を負う人物のことです。
不動産担保ローンは、一般的に保証人なしで借入可能ですので、保証人を探す手間が省けて比較的楽に借入できます。
なお「アイフルビジネスファイナンス」なら、借りたお金の使い道は自由です。保証人なしで自由に借入したい方は、ぜひ申し込みを検討してください。
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③高齢者でも借入可能
一般的に高齢者は退職金をすでに受け取っており、さらに収入も年金しかないためローンを組むのは難しいのが現実です。
しかし、不動産を担保にすれば高齢者でもお金を借りられます。特にリバースモーゲージは低所得の高齢者を対象としており、不動産さえあれば生活資金を借入できます。
家を担保にお金を借りる3つのデメリット
家を担保にすれば低金利かつ保証人なしで借入できますが、次のようなデメリットもあります。
- 融資まで時間がかかる
- 手数料が高い
- 返済できないと家を失うリスクがある
①融資まで時間がかかる
カードローンのような「無担保ローン」では、担保の評価などの手間がないため最短即日で融資を受けられます。
一方、不動産担保ローンは融資まで時間がかかる傾向にあります。一般的なローンでは1週間以上、早くても3日はかかるため、緊急時の借入には適しません。
なお「楽天銀行不動産担保ローン」は融資まで最短3営業日と早いため、急ぎで借入したい方におすすめです。
②手数料が高い
不動産担保ローンは事務手数料が高いのがネックです。仮に借入額が1,000万円、事務手数料が2%だとすると、手数料だけで20万円も取られてしまいます。
さらに、事務手数料以外にも以下のような諸経費もかかります。
- 調査用謄本発行手数料
- 登記費用
- 火災保険料
- 印紙代
③返済できないと家を失うリスクがある
返済できなくなった場合のリスクも考慮しましょう。自宅を担保にした場合、返済できなくなると自宅が売却され、住む場所を失ってしまう可能性もあります。
不動産担保ローンは低金利ですが、途中で収入が減るなどして返済できなくなった時のリスクも理解した上で借入しましょう。
おすすめの不動産担保ローン5選
不動産担保ローンを利用して借入したい方は、以下の5社から選ぶと良いでしょう。
それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
①アイフルビジネスファイナンス
柔軟に借入したいならおすすめです。大手消費者金融「アイフル」の子会社が提供するローンで、住宅ローン等を利用中でも借入できます。申し込みから契約までネットで完結するなど、利便性も抜群です。
金利は比較的高いため、少額の借入に適しています。気軽に不動産担保ローンを利用したいなら、ぜひアイフルビジネスファイナンスに申し込みましょう。
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②楽天銀行不動産担保ローン
自由に借入したい方におすすめです。使途不問で借入でき、融資スピードも迅速ですので、急ぎの借入にも対応できます。
また、繰上返済に手数料がかからないため、余裕がある時はどんどん返済して利息を抑えられます。
複数の不動産を担保にしたり、親族が提供した物件を担保にしたりできる柔軟さも利点です。さまざまな用途があるなら、ぜひ楽天銀行不動産担保ローンを利用しましょう。
③住信SBIネット銀行不動産担保ローン
返済負担を抑えたいなら最適です。銀行が提供する不動産担保ローンの中でも、金利が年率2.95〜8.9%と低めに設定されています。住宅ローン返済中でも借入でき、借りたお金は養育費や結婚資金など自由に使えます。
ただし、事務手数料が借入額の2.0%と高めなのがネックです。金利を重視する方は、ぜひ住信SBIネット銀行不動産担保ローンに申し込みましょう。
④オリックス銀行不動産担保ローン
収入に余裕がある方におすすめです。貸付条件が年収700万円以上と厳しく、担保にできる物件も首都圏・近畿圏・名古屋市・福岡市の居住用不動産と限られています。
しかし金利が低く、団体信用生命保険が付帯しているため、返済中にがんになったとしても返済義務がなくなります。収入に余裕があり安心して借入したい方は、ぜひオリックス銀行不動産担保ローンに申し込みましょう。
⑤セゾンファンデックス不動産担保ローン
高額融資を受けたい場合に適しています。融資限度額が3億円と高いのが特徴で、多額の融資を受けられます。
信販会社が提供しているローンですので、銀行などで審査落ちした方でも融資を受けられる可能性があります。
ただし、手数料を加味した実質金利は高いため注意です。とにかく多額の資金調達をしたい方は、ぜひセゾンファンデックス不動産担保ローンに申し込みましょう。
家を担保にお金を借りる流れ
手続きをスムーズに進めるため、お金を借りるまでの流れについても把握しておきましょう。大きく分けると以下の4ステップです。
- 申し込み
- 必要書類を提出
- 審査
- 契約手続き
①申し込み
不動産担保ローンでも、ネットからの申し込みが可能です。ローン会社によっては申し込みから契約までネットで完結するため、忙しい方でも融資を受けられます。
申し込みの際は、主に以下のような情報を入力していきます。
- 本人情報
- 家族構成
- 収入や勤務先
- 住宅ローンの有無
②必要書類を提出
借入には本人確認書類や収入証明書類、印鑑証明書が必要です。
本人確認書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 在留カード(外国籍の方)
- 特別永住者証明書(外国籍の方)
収入証明書類
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書
- 所得証明書
- 給与明細書
さらに、担保を証明するため以下のような書類も用意しなければなりません。いずれもすぐに発行できないため、あらかじめ用意してから申し込みましょう。
- 不動産登記簿謄本
- 公図・建物図面
- 地積測量図
- 固定資産税評価証明書
③審査
審査では以下のような項目が重視されます。
- 年収
- 勤続年数
- 年齢
- 勤務先
住宅ローンを契約している場合「返済負担率」も重要です。返済負担率は収入に対する借金返済額の割合で、たとえば月収40万円の人が毎月8万円返済している場合、返済負担率は20%となります。
返済負担率は「フラット35」を基準に考えると、30〜35%程度が理想でしょう。
④契約手続き
審査が完了すれば、融資が実行されます。不動産担保ローンの場合、指定口座にお金が振り込まれます。
返済方法は、不動産担保ローンによって様々ですので、あらかじめ確認しておきましょう。
不動産担保ローン以外に家を利用して資金調達する3つの方法
不動産担保ローン以外で、家を利用して資金調達するには次のような方法が考えられます。
- 任意整理
- 賃貸として収益化
- リースバック
①任意売却
不動産を売却してしまうのもひとつの方法です。家を売却すれば返済義務がなく、利息もないため返済によって収支が圧迫される心配もありません。
ただし、買取額は不動産会社によって異なります。家を売却する際は、必ず複数の不動産会社に見積もりを取りましょう。
②賃貸として収益化
不動産に詳しい方は、賃貸物件にするのも手です。この方法のメリットは、上手くいけば継続的な収入になり、トータルで黒字を狙えることです。
ただし、知識がないと赤字になるリスクが非常に高いでしょう。長きにわたって収入を得られる魅力的な方法ですが、知識のない方にとってはあまり現実的とは言えません。
③リースバック
リースバックとは不動産を売却し、買い手との間に賃貸契約を結ぶ方法です。資金調達しながら、自宅に住み続けられます。
ただし、賃貸契約を結ぶため当然家賃を支払わなければなりません。利息の負担はないですが、賃料はやや割高になってしまう点に注意です。
家を担保にする以外にお金を借りる3つの方法
家を担保にするには手間がかかり一定のリスクもあるため、次のような借入方法も検討してみましょう。
- カードローン
- クレジットカードのキャッシング
- 契約者貸付
①カードローン
カードローンは使途不問の借入方法です。担保や保証人が必要なく、最短即日で融資を受けられます。
少額・短期の借入であれば最適な手段だと言えるでしょう。特に「プロミス」はカードローンの中でも人気・実績があり、初めて借入する方にもおすすめです。
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②クレジットカードのキャッシング
クレジットカードのキャッシングを利用するのも手です。すでに契約しているクレジットカードなら、審査不要ですぐ借入できます。
ただし、キャッシング枠のないカードでは借入できません。また、ショッピング枠を現金化するのはカード会社の規約違反で、バレると強制解約になりブラックリストに載ってしまうため要注意です。
③契約者貸付
保険の解約返戻金を担保に融資を受ける方法です。カードローンやクレジットカードのキャッシングより低金利で、融資スピードも不動産担保ローンより迅速です。
ただし、以下のような積立型の保険でないと解約返戻金がないため融資は受けられません。
- 終身保険
- 養老保険
- 個人年金保険
- 学資保険
家を担保にお金を借りる方法は2種類!メリット・デメリットも理解しておこう
家を担保にお金を借りる方法は、不動産担保ローンかリバースモーゲージの2種類です。不動産を担保にすれば、低金利かつ保証人なしで借入できますが、自宅を失うリスクがあるなどのデメリットもあります。
メリット・デメリットを両方理解した上で利用を検討しましょう。
メリット
- 金利が比較的低い
- 保証人が必要ない
- 高齢者でも借入可能
デメリット
- 融資まで時間がかかる
- 手数料が高い
- 返済できないと家を失うリスクがある
なお、最もおすすめなのは「アイフルビジネスファイナンス」です。使途不問で申し込みから契約までネットで完結しますので、気軽に借入したい方は積極的に申し込みを検討しましょう。
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