毛穴ケアできるレチノール化粧品のおすすめ人気ランキング11選|毛穴悩みの原因も解説
レチノールは毛穴ケアにも効果を発揮しますが、一方で「毛穴が悪化したという声もあるけどどうなの?」「自分の毛穴にも効果はあるのか?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
本記事では、毛穴ケアできるレチノール化粧品の選び方・おすすめ人気ランキングをご紹介。毛穴悩みの原因から毛穴に効果的な使い方まで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
レチノールとは?毛穴が悪化するって本当?
レチノールは、エイジングケアを代表する成分のひとつ。様々な効果がありますが、「毛穴が悪化する」というネガティブな声も見かけます。まずは、果たしてそれは本当なのか?という疑問にまずはお答えしましょう。
レチノールの効果|幅広い肌悩みに働きかける
- 皮脂の分泌量を正常にする
- 毛穴・ニキビを予防
- シワの予防
- くすみやシミケア
レチノールは肌のうるおいや弾力の元となる細胞に働きかけて活性化させることで、ターンオーバーを促します。ターンオーバーが正常になるとシミやくすみの予防にも繋がりますし、皮脂の分泌量が正常になり毛穴トラブルやニキビも予防できるでしょう。
また、うるおいや弾力を作り出すエラスチン・コラーゲンが生成され、シワの予防もできます。このように、ターンオーバーを正常にすることであらゆる肌悩みの予防ができます。
毛穴には3種類ある
毛穴と言ってもその種類は3つあり、詰まり毛穴・開き毛穴・たるみ毛穴といいます。それぞれ発生する原因や年齢層、肌質が違うのです。以下に簡単にそれぞれの違いを解説していきましょう。
詰まり毛穴|角質肥大が原因
詰まり毛穴は、皮脂や古い角質・汚れが混ざり合い角栓になることで発生します。Tゾーンの毛穴で目立ち、20代で悩む人が多いでしょう。
角栓は、本来は自然と排出されるのですが、ターンオーバーが乱れると角質が厚くなり、毛穴が詰まって角栓が肥大化するというメカニズムです。また、角栓は空気や紫外線にさらされると酸化して黒ずみ毛穴になります。
開き毛穴|過剰な皮脂分泌
開き毛穴は、特にオイリー肌に多い傾向があります。過剰な皮脂分泌によって顔全体が皮脂に覆われるためです。10代後半から20代前半の年代によく見られます。
特に、鼻周りは角化異常によって不完全な角質が毛穴周りに蓄積されるため、毛穴の開きがより目立つでしょう。油分過多だと思われがちですが、実は水分不足で肌の油分・水分のバランスが崩れることで目立ちやすくなることもあります。
たるみ毛穴|真皮の老化
たるみ毛穴は、主に30代以上に多く、頬にできやすいという特徴があります。原因は、紫外線のダメージ・加齢によって肌のハリ・弾力を作り出すエラスチン・コラーゲンの働きが衰えるためです。
これらの原因によって毛穴を支えきれなくなることで、周りの皮膚も下がり毛穴が開いて見えます。また、ストレスや喫煙などによる活性酸素も原因のひとつです。
レチノールで毛穴が悪化する原因とは?|副反応が起こる
人によっては、レチノールを使用することで毛穴が一時的に悪化したように見える可能性もあります。レチノールは肌のターンオーバーを促すため、特にビタミンAが不足がちだった人は使い始めに乾燥しやすくなるでしょう。
この乾燥によって一時的に毛穴が目立ったり、赤み・皮剥けなどの症状が起こることも…。これはとレチノイド反応(ビタミンA反応)と呼ばれ、レチノールを初めて使用した時に起こる副反応です。一般的には、しばらくすると肌が慣れてきて自然に治ります。
レチノールはこんな人におすすめ
- いずれかの毛穴悩みを抱えている人
- ニキビや乾燥に悩む人
- シミやシワ、くすみが気になる人
レチノールは年代問わずに肌トラブルを抱える人におすすめの成分です。なんとなくエイジングケアのみに目を向けられがちですが、年代による肌悩みにもアプローチできるのです。
ぜひ、上記の肌悩みがある方は、試してみてはいかがでしょうか?
毛穴ケアできるレチノール化粧品の選び方5つ
①肌質|肌に合わせて種類を選ぼう
レチノールが配合されている化粧品には、「レチノール(ビタミンA)」と「レチノール誘導体」の種類があり、それぞれ特徴が違います。双方を理解したうえで、自分の肌に合ったほうを選びましょう。それぞれの特徴や違いを解説していきます。
レチノール(ビタミンA)|効果が高い
レチノール(ビタミンA)は、濃度が高いのが大きな特徴です。効果も高いのですが、その分刺激が強く副作用も強いなどのデメリットもあります。
そのため、肌トラブルの少ない普通肌の方や、これまでにレチノールを使用したことがある方向けです。濃度は0.1%が一般的ですが、高くても1%未満がおすすめです。
レチノール誘導体|パルミチン酸レチノール・酢酸レチノール
レチノール誘導体とは、他の成分と組み合わせて安定性を高めた成分のことです。レチノール(ビタミンA)と比べると刺激が少なく、濃度も低いという特徴があります。
特にパルミチン酸レチノールは一番肌への刺激が弱いため、敏感肌や肌が揺らぎやすい方、初心者向けです。化粧水タイプのレチノール化粧品にもよく使われています。
まずはレチノールを試したい方にも使いやすいのがレチノール誘導体。クリームだけでなく、化粧水やクレンジング、美容液など様々な種類の化粧品にも配合しやすいです。自分に合ったものを探してみましょう。
②肌への優しさ|配合濃度と刺激成分をチェック
肌への優しさを重視するなら、まず刺激となる成分を極力避けることが必須です。また、レチノールの濃度が高い商品は避け、レチノール誘導体の成分が表記されているものを選びましょう。
特に、以下の添加物には刺激となるものが多いので、成分表に書かれていないかをチェックしましょう。
▼注意が必要な添加物
レチノールの刺激にも注意が必要ですが、敏感肌の方は他にも気になる刺激成分がありますよね。アレルギーテスト済み・パッチテスト済み・スティンギングテスト済みの商品もおすすめです。
③保湿成分|保湿で肌トラブルを根本的に改善しよう
全ての毛穴悩みの根本原因として関わっているのが、肌の乾燥です。肌がうるおうと過剰な皮脂分泌も起こさないですし、しなやかでキレイな美肌を保てるでしょう。そこにレチノールでターンオーバーを促せば、肌の生まれ変わりもスムーズになり、毛穴トラブルも防げます。
以下の保湿成分は知っている方も多い代表的なものばかり。同じ保湿成分でもそれぞれ働き方は異なりますので、覚えておくとより自分に合ったものを選べますよ。
▼保湿成分の種類と特徴
スキンケアの目的は肌を健やかに保つこと。保湿は基本中の基本ですね。レチノールの作用で一時的に乾燥しやすくなるので、きちんとケアしましょう。
④香り・テクスチャ|好みの香り・使い心地をチェック
レチノール配合化粧品には、クリームをはじめ、美容液やローションタイプなど様々な種類があります。さらに、テクスチャもしっとりしたものからさっぱりしたものまであるので、自分の好みの使用感で選びましょう。
香りは、基本嫌いでないものであれば続けやすいです。ただし、キツすぎるものは人によって不快に感じ、ストレスになる可能性があるため、避けたほうが良いでしょう。
合成香料などの刺激が気になる方は植物由来の香料を使用しているものもおすすめ。香りが無くても問題ない方は無香料も検討してみてくださいね。
⑤価格帯|最低でも1ヶ月以上継続できるものを選ぼう
レチノールが配合された化粧品は、基本継続することが必須です。個人差があるものの、効果を実感する目安は1〜3ヶ月ほど。価格帯も予算を決めて、最低でも1ヶ月以上は継続できるものを選びましょう。
レチノールは酸化しやすいため、開封後1ヶ月以上経つと効果がほとんど無くなる可能性が高くなります。開封後早く使い切れる量を選ぶのもおすすめですよ。
次項では当編集部が厳選したおすすめ人気ランキングを紹介していきます!
毛穴ケアできるレチノール化粧品のおすすめ人気ランキング11選
ここからは、毛穴ケアできるレチノール化粧品のおすすめ人気ランキング11選をご紹介!毛穴ケアはもちろんのこと、そのほかの肌悩みにも対応したアイテムもピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回は毛穴ケアできるレチノール化粧品を、下記2点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…パルミチン酸レチノール・保湿成分配合商品をピックアップ
b.glen(ビーグレン) QuSomeレチノA
シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム
DS RTN リニューイング セラム
レチノール シカ リペア セラム
バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト5
レチノショット 0.1
レダミック R アイクリーム
コントロールエッセンス
スマート リペア セラム
モイスチュア リッチ エッセンスアイクリーム
ナチュラル エッセンスローション リフト
より効果的に毛穴ケア!レチノール化粧品の使い方
自分に合った商品が見つかっても、使い方次第で効果が薄れてしまいます。最後に、より効果的な毛穴ケアとともに、レチノール化粧品の基本的な使い方を解説するので、ぜひ実践してみてくださいね。
①商品の推奨する順番を守ろう
レチノール化粧品を使う順番は、メーカーによって決まっています。一方で、化粧水と乳液を塗ってワンクッションおくことで刺激を軽減できるので、初めての方は化粧水と乳液の後からはじめても良いでしょう。
また、朝使用するときは洗顔で余分な汚れを落とすことで、毛穴ケアもしっかりできて浸透性が高まるでしょう。
②使用中は必ず紫外線対策を!
レチノールを塗っている肌は、非常に紫外線の影響を受けやすい状況です。副反応が悪化する恐れもあるので、なるべく夜のケアを推奨しているメーカーも多いでしょう。
もし朝使用した場合は、日焼け止めを重ねて紫外線対策をすることが大切です。特に肌が揺らぎやすい方や敏感肌の人は注意しましょう。
③酵素洗顔と併用する
毛穴汚れを落とす酵素洗顔も使用することで、余分な皮脂や角栓などが取り除かれます。特に、過剰分泌された皮脂で油焼けを起こすと炎症になり、コラーゲンやエラスチンにもダメージを与えます。
そのため、酵素洗顔はたるみ毛穴の方もおすすめですよ。ただし、使用頻度には注意。頻度が多すぎると皮脂の取り過ぎによる乾燥を招くので、メーカーが推奨する頻度を守りましょう。
④生活習慣を整える
生活習慣を整えることで、内側からもアプローチできます。十分な睡眠をとってターンオーバーを促し、体を温める食べ物や飲み物を摂る。そして、適度な運動で代謝をアップさせましょう。
これらは体の健康だけでなく、肌の健康にも大事なことです。いきなり全てをこなすのは難しいので、できることから、始めてみましょう。
レチノールで毛穴を目立たなくして自信の持てる肌に!
レチノールは正しく継続して使うことで毛穴悩みの根本原因に働きかけ、結果的に様々な肌悩みの予防にも繋がります。生活習慣や毛穴ケアに特化したスキンケアも併用することで、より毛穴ケアを強化できるでしょう。
レチノールと日頃のケアや生活習慣で毛穴を目立たなくして、自信の持てる肌を手に入れましょう!
レチノールは微量でも効果を発揮するため、濃度が高すぎると刺激も強くなります。海外では濃度1%以上の商品もありますが、基本は0.1%程度で十分。もし海外製の商品を見てみたい方は、濃度に注意しましょう。