レチノール配合化粧品のおすすめ人気ランキング9選|デパコスからプチプラまで紹介
レチノールとはビタミンAとも言われ、シワやくすみ、毛穴ケアのケアとして人気です。エイジングケアを意識し始めた人なら一度は聞いたことがあるのでは?
本記事では、レチノール配合化粧品の選び方・おすすめ人気ランキングをご紹介。様々な種類の化粧品から厳選したので、ぜひ参考にしてくださいね。
レチノールとは|効果とおすすめの人
レチノールの効果|気になるシワ・毛穴にアプローチする
- ハリのある肌に整える
- シミ※・くすみのケア
- シワ・毛穴にアプローチ
レチノールは、表皮の細胞を活性化させてターンオーバーを促し、若々しくてうるおいのある肌へ導きます。さらに、肌にある真皮のコラーゲン、エラスチンの生成を促すことでシワにアプローチし、ハリのある肌に整えます。
※シミを隠す・シミをカバーする(メーキャップ効果)
レチノール配合化粧品はこんな人におすすめ
- 肌のくすみやニキビ跡をケアしたい
- 気になる毛穴を目立たなくしたい
- エイジングケアをしたい
レチノールの効果からお分かりの通り、レチノール配合化粧品はあらゆる肌トラブルや肌悩みにおすすめです。肌全体の悩みや目元・口元のシワ、など部分的な肌悩みにも集中してアプローチできるので、気になる方はぜひ、取り入れてみましょう。
レチノール配合化粧品に副作用があるって本当?
レチノールは、人によっては肌の赤みや乾燥、皮剥けを起こすこともあります。特にビタミンAが不足したターンオーバーが遅い肌にいきなり使用すると、肌に負担がかかりトラブルを起こすことも…。これはレチノイド反応と言われ、急にターンオーバーが早くなることで起こる反応です。
若い肌だと自然と目立ちにくくなることがほとんどですが、症状が酷くて治らない場合やニキビやシミが悪化した場合は、肌と合っていない可能性が高いです。症状が長引く方は我慢せずに使用を中止し、医師やクリニックに相談しましょう。
これで失敗しない!レチノール配合化粧品の選び方5つ
※メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ(メーキャップ効果による)
①肌質|肌の状態に合わせた種類をチョイス
レチノールには通常のレチノール(ビタミンA)とレチノール誘導体があります。肌の状態によっておすすめの種類は違うので、自分に合った方を選びましょう。
レチノール(ビタミンA)|レチノールを使ったことがある方向け
レチノール(ビタミンA)は、効果を感じやすい反面、刺激が強いという特徴があります。そのため、レチノールをこれまで使用したことがあり、肌トラブルがなかった方にはおすすめできます。
一方で敏感肌・乾燥肌の方は慎重に手に取る必要があります。
レチノール誘導体|初心者や敏感肌向け
レチノール誘導体は、レチノールに他の成分を合わせることで安定性を高めたものです。その中でも、「パルミチン酸レチノール」や「酢酸レチノール」がピッタリ。
初心者で、まずはレチノールに慣れたい方や、敏感肌におすすめです。レチノールよりも純度が低くなるため、効果の感じ方には個人差がありますが、肌への刺激を避けたい方はレチノール誘導体の方を選択しましょう。
レチノール誘導体は、通常のレチノールでは刺激が強すぎるという方にも取り入れやすいです。シワが気になりはじめた初心者は、まず第一ステップとして選ぶと良いですね。
②肌への優しさ|配合濃度と刺激となる成分をチェック
レチノールの配合濃度によって、刺激の強さも違います。また、その他の刺激成分もあるので、敏感肌の方はチェックしましょう。
レチノールの配合濃度は低めの濃度がよし
レチノールの配合濃度の割合は、普通肌の方でも1%以下が無難です。海外のものには1%以上もありますが、肌質によっては負担が大きすぎます。効率の良いケアよりも肌への優しさを重視する方は、より低めの濃度の化粧品を選びましょう。
レチノールは少量でも効果を発揮するため、ほとんどの化粧品で0.1%程度の配合です。多くても1%以下を選びましょう。
刺激成分|刺激成分は避けよう
敏感肌の方は、レチノールの以外の刺激成分にも気をつけましょう。特に、以下の添加物には注意が必要です。
▼注意が必要な添加物
敏感肌の方は、アレルギーテスト済み・パッチテスト済み・スティンギングテスト済みの商品もおすすめです。パッケージに書かれているのでチェックしましょう。
③種類|化粧水・クリーム・クレンジングなど
化粧水|普段のケアに手軽に取り入れたい人向け
まず、軽い使用感で手軽にレチノールを取り入れるなら化粧水タイプがおすすめです。濃度も低めなので、肌への負担が気になる人にもおすすめ。初めての人にも取り入れやすいですよ。
レチノールは油と混ざりやすい性質なので、そもそも化粧水にはほんのわずかしか配合できません。濃度の濃さや効果よりもまず手軽に始めたい方は、化粧水タイプを選びましょう。
クリーム・美容液|部分的なケアと全体ケアのどちらかを選択
レチノールは油性成分と良くなじみやすいため、高濃度なものはクリームや美容液として取り入れやすいです。化粧水で慣れてきた人が次のステップとして取り入れるのも良いでしょう。
クリーム系は、化粧水のように溢れることなく狙った部分に塗りやすいため、目元や口元などの部分的なケアにもピッタリです。全顔に使用できるものもあるので、ケアしたい範囲によって選びましょう。
レチノールを一番取り入れやすいテクスチャがクリーム・美容液といえるでしょう。気になる部位やなじみやすさなどで選ぶと良いです。
クレンジング|メイクを落としながらエイジングケア
最近では、クレンジングにもエイジングケア成分が配合されているものが多くあります。クレンジングで余分な汚れを落としつつ、ハリのある肌へ導くでしょう。乾燥が気になる人にもおすすめです。
ただし、クレンジングは洗い流す前提なので、効果を長時間持続するほどの力はありません。クレンジング時の肌の乾燥を防ぐのにピッタリです。
クレンジングは基本洗い流すものが多いので、洗い上がりを左右する保湿成分も重要。エイジングケアだけでなく乾燥対策としてもおすすめです。
化粧下地・UVケア|化粧前のケアに取り入れよう
レチノールは、ナイアシンアミドなど他のシワに効果的な有効成分と組み合わせて、UVケアしながらシワなどのエイジングケアもできます。保湿目的でレチノール誘導体として入っていることもあるので、選ぶ際は成分表をチェックしてみましょう。
UVケア商品は基本、紫外線対策が優先されるので、紫外線による影響を気にせず使えます。気になる方は、成分表にパルミチン酸レチノールや酢酸レチノールと表記されているかチェックしましょう。
④有効成分|保湿成分・美白成分
※メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ(メーキャップ効果による)
保湿成分|乾燥も気になる方におすすめ
全ての肌悩みの根本原因とも言えるのが乾燥です。乾燥肌の方はもちろん、他の肌質の方も保湿成分はチェックしましょう。レチノールの効果に加え、保湿ケアもすることでより効果的なエイジングケアができるでしょう。
化粧品に含まれる保湿成分は、主に以下の成分です。
▼保湿成分の種類と特徴
化粧品の基本ともいえる保湿成分。乾燥によるトラブルは様々なので、保湿成分はマストでチェックしましょう。
美白成分|より美白ケア※に力を入れたい方におすすめ
レチノールだけでも美白ケアとして優秀ですが、より効果を高めたい方は、以下の成分が入っているかもチェックしましょう。以下の成分でシミを作り出す酵素・チロシナーゼの活性を抑え、レチノールが肌のターンオーバーを促すため、ダブルで働きかけます。
※メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ(メーキャップ効果による)
他の美白成分が配合されていることでシミの原因にアプローチ。さらにレチノールで新陳代謝を促して、メラニンの排出サイクルをスムーズにできるので、より効率よく美白ケアをしたい方にはピッタリです。
⑤価格帯・テクスチャ|継続しやすく好みの使用感で選ぼう
レチノール化粧品は、一度のみならず継続して使用することが大事です。そのためにも、自分が使いやすい価格から選ぶのが良いでしょう。
ただしコスパを重視するあまり、使い切るまでに1ヶ月以上かかってしまうのはNG。特に安定性の低いレチノール(ビタミンA)は酸化しやすいため、注意が必要です。
レチノール化粧品は最低でも1ヶ月は継続して使用することが大事です。一方で、劣化を防ぐためにも、密閉性が高くて開封したら早く使い切れるものを選びましょう。
ここまで、レチノールの効果や副作用、選び方まで解説してきました。「理解できたけど、それでも数ある商品から自分に合ったものを選ぶのは困難…」そんな方はぜひ、次項で紹介するレチノール配合化粧品のおすすめ人気ランキングを参考にしてみてください。
レチノール配合化粧品のおすすめ人気ランキング9選
ここからは、レチノール配合化粧品のおすすめ人気ランキング9選を紹介。ドラッグストアで購入できるプチプラからドクターズコスメまでピックアップしたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回はレチノール配合化粧品を、下記2点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…レチノール(ビタミンA)・パルミチン酸レチノールなどを配合した配合商品をピックアップ
b.glen(ビーグレン)QuSomeレチノA
エリクシール エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム[医薬部外品]
unlabel アンレーベル モイストボタニカル モーニングジェル洗顔
ベジスキン 高保湿化粧水
メルスモン メルスモン クレンジングジェルAA
SHISEIDO バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト5
CLAYGE(クレージュ) クレンジングオイル
pdc ピュア ナチュラル クリーム モイストリフト N
Borica(ボリカ) 美容液マスクプライマー
レチノール配合化粧品の効果的な使い方・保管方法
濃度の高い化粧品は2〜3日おきに使用する
レチノールは肌のターンオーバーを促す働きがあるため、表面に溜まった古い角質が落ちていきます。つまり、レチノール配合化粧品を使用中は肌の表皮が薄くなり、敏感になるということ。
特に濃度が高くて刺激の強いレチノール化粧品を初めて使用する場合や、敏感肌の方は、2〜3日おきに使用するのがおすすめです。肌の様子を見ながら、可能であれば頻度を増やす方向で進めていきましょう。基本は、化粧品のメーカーが推奨している頻度や使用量を守ればOKです。
使用期間中は紫外線対策と保湿を念入りにする
レチノール化粧品を使用している間は、紫外線の影響を受けやすくなります。これもレチノールを塗った肌は敏感になり、乾燥や炎症を起こしやすくなってしまいます。
普段からの紫外線ケアももちろん大事ですが、特にレチノール化粧品を使用中は紫外線対策と保湿を怠らないことが大切です。その理由から、日中よりも夜の使用を推奨しているメーカーも多くあります。
直射日光を避け冷暗所で保管する
レチノール配合化粧品は、開封してすぐ使い切ることも大切ですが、保管方法も重要です。保管方法が不適切だと劣化を早めてしまい、効果も得られないためです。
基本、直射日光や高温多湿は避けて冷暗所で保管しましょう。冷蔵庫の中に保管しておくのもおすすめです。
レチノール配合化粧品でエイジングケアを始めよう
レチノール配合化粧品は様々な種類ありましたね。初めての使用か、使い勝手の良さなどで、自分好みの種類を選びましょう。また、肌への負担を極力減らしたい方は、濃度や肌への優しさの配慮などが必須項目です。
自分に合ったレチノール配合化粧品で、エイジングケアを始めましょう。
よくある質問
-
ハイドロキノンやビタミンCとの併用は可能?
ハイドロキノンは短期的。レチノールは長期的に悩みをケアします。よって、双方の相性はあまり良くないため、基本的に併用は推奨されていません。
ビタミンCとの相性も良くないですが、双方を混ぜて使用しなければ問題ありません。レチノールがビタミンCの浸透をサポートするので、ビタミンCの後に使うのであればOKです。
-
レチノールとレチノイン酸の違いは?
レチノイン酸は、レチノール同様ビタミンAの仲間です。レチノールより効果が高いですが、市販では手に入らないため、皮膚科での診断と処方が必要になります。
-
妊娠中にレチノール配合化粧品を使っても大丈夫?
化粧品による経皮吸収はごく微量だと考えられているため、絶対に使ってはいけないというわけではありません。ただし、レチノールは刺激となる可能性があるため、肌が敏感になりやすい妊娠中は副反応が強く出てしまう可能性もあります。心配な方は使用を控えましょう。
普段は肌荒れしにくい人でも、体調によって肌は敏感になることがあります。肌の状態に合わせて使用するのが良いでしょう。