しわ対策におすすめ!レチノール配合化粧品のおすすめ人気ランキング11選
レチノールにはしわ以外の効果もありますが「なぜしわに効くと言われるの?」「副反応があるって本当?」と疑問や不安を抱く方も多いかと思います。
本記事では、レチノール配合化粧品の選び方・おすすめ人気ランキングをご紹介。しわに効くメカニズムや副反応についても解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
レチノールとは|効果と副反応
レチノールは脂溶性ビタミンの一種でビタミンAとも呼ばれていますが、具体的にどのような効果があるのでしょうか?
気になる副反応についても解説するので、まずはレチノールについて理解を深めましょう。
レチノールの効果|しわやシミを予防する
- シミやしわ、くすみを防ぐ
- 肌のハリとみずみずしさを育む
- ニキビ・毛穴・乾燥などの肌トラブルを改善へ導く
レチノールは*表皮や真皮にある肌のうるおい・ハリを保つのに欠かせない細胞を活性化させ、ターンオーバーを促します。
ターンオーバーは肌の生まれ変わりとも言えるので、シミやしわの予防だけでなく様々な肌悩み*に効果を発揮するでしょう。
レチノールで起こる副反応
レチノールを、ビタミンAが不足したターンオーバーが遅い状態の肌にいきなり使用すると、トラブルが起こりやすくなります。これはレチノイド反応(ビタミンA反応)と言われ、急にターンオーバーが早くなることで起こる副反応です。
また、副反応により肌の乾燥が悪化してしわが増えたと感じる人もいるでしょう。この反応は肌の耐性がつく頃に自然と治ることがほとんどです。一方で、症状が酷くて治らない場合や、ニキビやシミが悪化した場合は肌と合っていない可能性が高いです。医師やクリニックに相談しましょう。
レチノールがしわに効くメカニズムとは?
- 肌のターンオーバーを促進する
- ヒアルロン酸の合成・コラーゲンの生成を促す
- 肌のゴワつきやキメを整えて小しわをなめらかに
まず、レチノールによって肌の代謝が良くなることで、ニキビの元となる角質肥大を防ぎます。ターンオーバーが整うと皮脂分泌も正常になり、毛穴の悩みにもアプローチ。さらに、ターンオーバーで肌細胞の代謝を刺激することでコラーゲン生成を活性化します。
これで迷わない!レチノール配合化粧品の選び方5つ
①種類|自分の肌質から合ったものを選ぼう
化粧品に含まれるレチノールにも種類があり、大きく分けると通常のレチノール(ビタミンA)、レチノール誘導体があります。それぞれの特徴を知って、どちらが自分に最適か見極めましょう。
レチノール(ビタミンA)|純粋レチノール・ピュアレチノール
レチノールは純粋レチノールとも呼ばれており、商品によっては「純粋レチノール」「ピュアレチノール」と記載されています。肌への刺激がある反面、高い効果を発揮するのが、大きな特徴です。一方で、熱・光に弱いため、化粧品に安定して配合するのが難しいというデメリットも…。
基本、肌トラブルの少ない普通肌の方や、乾燥していない脂性肌におすすめのタイプです。肌のターンオーバーが遅い方はビタミンAが不足しているので、濃度が高いレチノール(ビタミンA)をいきなり使用すると副反応が出やすくなります。使い方に注意が必要ですね。
レチノール誘導体|パルミチン酸レチノール・酢酸レチノール
レチノール誘導体とは、刺激の強いレチノール(ビタミンA)を他の成分で包み込み、安定性を高めたものです。刺激が少ない分、穏やかに効果を発揮するのが特徴。
レチノール誘導体の中のひとつである酢酸レチノールは化粧品に主に配合され、レチノールを酢酸で安定化したものです。パルミチン酸レチノールは特に刺激が少なくなっているため、敏感肌や肌が揺らぎやすい乾燥肌の人におすすめ。
特にパルミチン酸レチノールは化粧水など様々な化粧品によく使われています。まずはレチノールを試しに使ってみたい人にもおすすめですよ。
②肌への優しさ|濃度の濃さや刺激成分をチェック
特に敏感肌の人はレチノールの刺激にも注意が必要ですが、そのほかにも様々な刺激成分はあります。気をつけるべき濃度や成分も知っておきましょう。
レチノールの配合濃度|低いものが低刺激
日本で販売されているほとんどのレチノール配合化粧品は、0.1%ほどが多いと言われています。少ないと思われる方も多いかもしれませんが、微量でも効果を発揮するためです。つまりそれほど刺激が高いということですね。そのため、高くても1%以下を選ぶのが良いでしょう。
特に敏感肌の方は、濃度が低いパルミチン酸レチノールなどの種類を選ぶことをおすすめします。効果は緩やかですが、肌を守りながらケアできるでしょう。
刺激成分|敏感肌は必ずチェック!
レチノールの配合濃度が高い商品は避けたうえで、敏感肌の方はそのほかの刺激を感じる可能性が高い添加物を避けましょう。レチノールの副反応に加えて、以下の成分による刺激はさらに肌トラブルを悪化させるかもしれません。
特に心配な方は、以下の添加物が入っていないかもチェックしましょう。
▼注意が必要な添加物
防腐剤・酸化防止剤などは商品の品質保持のための成分ですが、敏感肌にとって刺激となる可能性もあります。一方で、これらの成分が入っていないものは逆に劣化しやすくなる場合もあるので、早めに使い切ることが大事ですね。
③有効成分|保湿成分や抗酸化成分
肌のターンオーバーを促すレチノールにも様々な効果がありますが、より効果を実感したい方や肌悩みがある方は、有効成分もチェックしましょう。
保湿成分|セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸など
小じわが出てしまう原因が肌の乾燥です。これを対策せずにほっておくことで深いしわやたるみへと繋がるのです。そのほか、乾燥は毛穴・シミ・くすみなど他の肌悩みの根本の原因ともなるでしょう。しなやかでみずみずしい肌を維持するのに、保湿成分は必須です。
以下は化粧品に配合される保湿成分の中で、誰でも聞いたことのある人気の高い成分です。成分表に記載されているかチェックしましょう。また、シアバターやホホバオイルなどの植物性オイルも、肌をやわらかくして肌の水分の蒸発を防ぐ役割があるのでおすすめです。
▼保湿成分の種類と特徴
レチノールには副反応で乾燥することもあり、それらをケアするためには保湿が大事です。特に乾燥肌、敏感肌の人はこの保湿成分もしっかり確認しましょう。
抗酸化成分|レチノール×ビタミンCが最強
エイジングケアでレチノールと組み合わせると最強なのが、ビタミンCです。シミやしわ・たるみのエイジングサインを引き起こす理由のひとつが酸化。特に40代を過ぎると抗酸化力が急速に下がり、しわやシミ、たるみが深刻になるでしょう。
そこで、抗酸化作用のあるビタミンC(ビタミンC誘導体)と組み合わせることで、より効果を発揮します。一方で、ビタミンCは浸透性が悪いため、併用する際はビタミンCの後にレチノールを使用しましょう。
脂溶性のビタミンAとも言われるレチノールは、水溶性であるビタミンCが浸透するのをサポートする大事な役割があります。併用する際は必ずビタミンC→レチノールの順番を守りましょう。
④香り・テクスチャ|自分が気に入ったものを選ぼう
レチノール配合化粧品には、クリーム・美容液・化粧水・クレンジングなど様々な種類があります。そのため、テクスチャもしっとりしたものからさっぱりしたものなどがあり、クリームは硬さも違ったりします。自分の使い心地が良いと感じるものを選びましょう。
また、香りは基本嫌いでないものであれば続けやすいですね。一方で、化粧水など顔全体につけるものはにおいを直接感じやすいので、キツすぎないものが良いでしょう。
香料の刺激が気になる人は、合成香料ではなく天然由来のものを選ぶのがおすすめ。肌も使用感も自分にとって心地よいものを選びましょう。
⑤価格帯|最低でも1ヶ月は継続できるものを
レチノール化粧品は継続して使用することが大事なので、無理なく続けられる価格のものを選びましょう。最低でも1ヶ月から3ヶ月は使い続けることで、肌に変化を感じ始める人が多いようです。
化粧品は1ヶ月から1ヶ月半ほどで使い切れる量が多いでしょう。1ヶ月前後で使い切るのを目安として、自分にとってコスパが良いものを選ぶのがおすすめです。
レチノールは酸化しやすく効果も下がるため、密封性の高いパッケージを選ぶのがおすすめです。継続できる価格帯で、なるべく早く使いきれる量のものを選びましょう。
ここまで、レチノールがシワに効くメカニズムからレチノール配合化粧品の選び方まで解説してきました。それでも、数ある商品から自分に合ったものを見つけるのは難しいと思っている方のために!次項からは当編集部が厳選したおすすめ人気ランキングをご紹介します。
しわを撃退!レチノール配合化粧品のおすすめ人気ランキング11選
ここからは、レチノール配合化粧品のおすすめ人気ランキングを11選紹介していきます!人気のクリームタイプをはじめ、使いやすい化粧水もランクインしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回はレチノール配合化粧品を、下記2点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…パルミチン酸レチノール・保湿成分配合商品をピックアップ
b.glen(ビーグレン) QuSomeレチノA
エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム
DS RTN リニューイング セラム
レチノール シカ リペア セラム
バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト5
トゥヴェール レチノショット 0.1
レダミック R アイクリーム
ドクターケイ コントロールエッセンス
スマート リペア セラム
モイスチュア リッチ エッセンスアイクリーム
ナチュラル エッセンスローション リフト
レチノール配合化粧品の使い方と注意点
レチノール配合化粧品は使い方を誤ると効果が半減してしまったり、逆に肌トラブルを悪化させてしまいます。ここでは、初心者にも必見の正しい使い方や注意点を解説しているので、使用前にここをチェックしておきましょう。
メーカーが推奨する順番を守ろう
レチノール化粧品は、メーカーによって推奨する順番が決まっています。特に初めての人は、化粧水と乳液を塗ってワンクッションおくことで刺激を軽減できるので、まずは試しに化粧水と乳液の後から始めてみても良いでしょう。
紫外線対策・保湿ケアはしっかり行うこと!
レチノールで肌の代謝が上がると、肌の外側にある角層の古い角質が剥がれていきます。つまり角層が薄くなっているので、紫外線や乾燥など外部からのダメージを受けやくなるのです。副反応が悪化する恐れもあるので、なるべく夜のケアを推奨しているメーカーも多いでしょう。
もし朝使用した場合は、日焼け止めを重ねて紫外線対策をすることが大事です。さらに、副反応で乾燥しやすいため、合わせて保湿ケアもしておくと良いですね。
正しい保管方法で酸化を防ごう
レチノールは光・熱・酸素に弱いため、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。冷蔵庫の中でも良いです。
また、安定性の高いレチノール誘導体でも、長時間直射日光にさらされたり、ふたが開きっぱなしになっていると劣化を早めてしまいます。開封後は適切に保管し、早めに使い切りましょう。
レチノール配合化粧品で気になるしわをケアしていこう
レチノールは、しわだけでなくニキビや毛穴、シミ、乾燥などあらゆる肌悩みの方に使える美容成分です。配合されている化粧品によっても使い勝手が違うので、初めての方は使いやすい化粧水から始めてみると良いでしょう。
気になるしわだけでなく様々な肌トラブルを予防して、すっぴんでも自慢できる美肌を目指しましょう。
よくある質問
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20代でレチノールを使い始めても大丈夫?
肌のターンオーバーとコラーゲンの生成は、20代で低下し始めます。25歳を過ぎたらレチノールでのエイジングケアを考え始めても良いでしょう。
濃度の高いレチノールは、すぐに使い切れるように少量で販売されているものが多くあります。それだけ酸化に弱いので、注意して扱いましょう。