【2024年最新】海外赴任時におすすめのクレジットカード7枚|必要な準備や選び方を解説
海外赴任が決まったら、日々の生活をスムーズにするためにクレジットカードの準備が欠かせません。現地通貨の引き出しや日常の買い物、出張時の交通費精算など、海外赴任者にとってクレジットカードは生活の必需品です。
しかし、選び方を間違えると高額な手数料や使い勝手の悪さで後悔することも。本記事では、海外赴任者に必要な準備やおすすめのクレジットカードと、その選び方について詳しく解説します。新生活を安心してスタートさせるための参考にしてください。
海外赴任前にやっておきたいクレジットカードの手続き
海外赴任前に必須のクレジットカードの手続きを、5つ紹介します。
- 住所の変更
- クレジットカードの有効期限を確認/更新手続き
- 引き落とし口座の確認
- 明細はオンラインで
- サブカードの作成を検討してみる
これから海外赴任をするけど、何をしたらいいかわからない人も多いでしょう。以下の5つをしっかり確認してくださいね。
*ひと足先に気になる方は、海外赴任で活躍するおすすめクレジットカード7選をチェックしてみてください!
①住所の変更
海外赴任のため現住所で郵送物を受け取れない場合、クレジットカードの登録住所変更が必要です。国内で重要な書類等を受け取れなくなると解約させられる可能性もあります。
変更先には、親や兄弟の住所など国内で郵送物を受け取ってもらえる場所を登録しましょう。
現住所で家族が受け取ってくれるのであれば住所変更は必要ありませんが、海外赴任先でカードを受け取りたい場合は請求書や更新カードを赴任先に送付してくれるよう変更しましょう。
「海外へ請求書やカードを送付するのはNG」であるカード会社もあるので、しっかり確認するようにしましょう。
②クレジットカードの有効期限を確認/更新手続き
特に海外赴任中にクレジットカードの期限が切れてしまったら大変です。有効期限が過ぎたクレジットカードの利用はできないので、有効期限が切れる前に、忘れずに更新手続きを行う必要があります。
微妙に有効期限が残っている場合でも、事情を説明すれば早めに更新できることがほとんど。一度、クレジットカード会社に問い合わせてみましょう。
③引き落とし口座の確認
赴任中の給与などの定期的な収入がどの銀行口座に入金されるのか確認しましょう。勤務先や雇用形態によって、給与の支払われ方は異なります。
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「日本の口座に全額入金」
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「現地の口座に現地通貨で全額入金」
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「日本の口座と現地の口座に半分ずつ入金」
給与がどのように振り込まれるかによって、クレジットカードの引き落とし口座を検討しましょう。たとえば、給与全額が現地の口座に入金される場合は、新たに現地の金融機関の口座を開く必要があります。
ただし日本のクレジットカードの中には、海外金融機関を引き落とし口座にできないこともあります。その場合は、現地でクレジットカードを新規発行するのも選択肢の1つ。さまざまな選択肢を検討してみましょう。
④明細はオンラインで
毎月の利用明細を紙ではなくオンラインで確認するようにしましょう。日本のクレジットカードのなかには、海外に書類(明細書など)を送付することができないカードが一部存在します。
今やオンライン明細が一般的な上、自分がどこに外出しようと確実に見られるので、これを機に変更してみることをおすすめします。
⑤サブカードの作成を検討してみる
日本と違って海外では、国際ブランドがJCBであるクレジットカードを使える店舗が少なくなっています。
現在JCBのクレジットカードしか持っていない人は、VisaかMastercardのカードをサブカードとして発行しましょう。
アメックスやダイナースも利用範囲があまり広くないので、サブカードの発行をおすすめします。
海外赴任で活躍するおすすめクレジットカード7選
海外でクレジットカードを発行するのは非常に難しいので、日本にいる間にクレジットカードを作っておきましょう。
そこで日本であらかじめ作っておきたい、海外赴任される人におすすめのクレジットカードを7枚ご紹介します。
- エポスカード
- 三井住友カード(NL)
- ANA CARD USA
- JAL USA CARD
- ANA銀聯カード
- マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード
- アメックスゴールド
ひとつずつ見ていきましょう。
①年会費無料&保険自動付帯(※10/1~利用付帯に変更)の「エポスカード」
エポスカードは年会費無料であるうえに、90日間充実の海外旅行保険が自動付帯しています。(※10/1~利用付帯に変更)
自動付帯とは、支払いをクレジットカードで行わなくても、持っているだけで保険が適用されるシステムのことなので、段違いに安心なことが分かりますね。
赴任してすぐは、慣れない生活に体調を崩すこともあるでしょう。充実の海外旅行保険があれば気持ち的に安心ですね。
また海外でクレジットカードを紛失したり盗難された場合、24時間年中無休で電話対応してくれるサービスセンターもあります。
さらには無料カードをたくさん使用していると、エポスゴールドのインビテーションが届くことも。インビテーションでゴールドホルダーになった人は、なんとゴールドカードでも年会費無料。
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国際ブランドは万国でおすすめのVisaなので、最初の1枚としておすすめです。
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②海外居住者に親切な「三井住友カード(NL)」
三井住友カード(NL)は、海外赴任先でカードや利用明細を受け取れる「海外生活ヘルプデスク」というサービスを備えています。
こちらは年会費が必要なサービスで、以下のように設定されています。
怪我や病気のサポートなど、緊急時に24時間日本語で対応してくれるアシスタントサービスも付くうえ、海外旅行傷害保険も最高2,000万円まで利用付帯で補償されます。
カードの表面にカード情報が記載されていないナンバーレスタイプなので、セキュリティ面も万全。
日本ほど治安の良くない海外で、紛失時に不正利用されたり、支払い時に盗み見される心配もありません。
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③渡米するANAユーザー必見!「ANA CARD USA」
アメリカへ海外赴任する人におすすめなのがANA CARD USA。渡米する日本人向けに作られたクレジットカードで、1ドルのお支払いで1マイルが貯まるうえ、フライトボーナスマイルも25%とかなりお得です。
日本からの申し込み時には、赴任日・勤務先住所・ビザの種類・およその年収が必要になります。審査の途中で本人確認が行われ、申し込みから受け取りまでの期間は3~6週間です。
加えてクレジットカードが届いたら、利用する前に手続きが必須。クレジットカード表面のステッカーに記載される電話番号に電話をかけて指示に従うか、FirstBankcard.comでアカウントを登録しましょう。
家族カードの発行は無料なので、家族と一緒に海外赴任する場合でも嬉しいですね。
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④渡米するJALユーザー必見!「JAL USA CARD」
JAL USA CARDは、ANAではなくJAL派だという人におすすめなアメリカ赴任向けクレジットカード。年会費がANAに比べて、手頃に設定されています。
普段のショッピングでも2ドル利用につき1マイル貯まりますが、初回国際線搭乗で5,000ボーナスマイルを獲得できたり、搭乗ごとに区間マイルの10%を積算できたりと、フライトでも多くのマイルを貯められます。
公式サイトに「独自の審査方法で米国クレジットヒストリーが浅い方、もしくはない方にも対応します。」と書いてあるため、海外での生活に不安な人でも安心して申し込み可能です。
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⑤中国赴任なら迷わず「ANA銀聯カード」
中国へ海外赴任する人におすすめのANA銀聯カード。国際ブランドのUnionPay(銀聯)は、発行総枚数80億枚を超え、9割近くが中国でのシェアということで、渡中する人は必携です。
中国の大都市から地方都市まで、中国国内約650万店での利用が可能で、既存のANAカードの追加発行という形になるのも嬉しいポイントです。すでにANAカードをお持ちの方は、面倒な手続きなしにANA銀聯カードを取得できます。
ANA CARD USA同様、家族カードの発行料・年会費も無料なので、家族一緒に海外赴任する場合でも安心です。
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⑥ゴージャスな特典多数「マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード」
一見年会費の高さがデメリットのように感じますが、実はコスパ最強のクレジットカード。マリオットが所属するホテル系列であるBonvoyのゴールドステータスを取得できます。
この会員のステータスがあると、Bonvoy系列のホテル(マリオット、シェラトン、ウェスティン、リッツカールトンなど)で、さまざまなサービスが利用可能です。
一番の魅力は1泊3万円以上するホテルの無料宿泊券が15泊分もらえること!
ビジネスの際もBonvoy系列のビジネスホテルを利用すれば、レイトチェックアウトなどの特典を利用できます。
ただし唯一の懸念点はアメックスであること。意外と海外ではアメックスが使えない地域も多いので、ご自身の海外赴任先でアメックスが使えるかしっかり確認をしておきましょう。
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⑦海外でもステータス抜群「アメックスゴールド」
アメックスゴールドは、海外でのゴージャスな特典が豊富なクレジットカード。海外でも高級なブランドという印象を強く持たれているので、ステータス重視の方は特におすすめです。
国内外約200店舗の高級レストランを2名以上で予約した場合に、1名分のコース料金が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」や、特定のホテルで部屋のアップグレード・施設利用料の割引が可能となったりと豪華な特典が満載です。
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海外赴任に便利なクレジットカードの選び方
海外赴任する人は、どのような基準でクレジットカードを選べばいいのでしょうか。
- 国際ブランドが赴任先に適しているか
- 海外旅行傷害保険やマイルなどの海外特典が充実しているか
- スペックが年会費に見合っているか
3つの選び方を、解説していきます。
①国際ブランドが赴任先に適しているか
赴任先によっておすすめできる国際ブランドも変わってきますが、基本的にはVisa・Mastercardを選べば間違いありません。
VisaやMastercardは、対応店舗が世界中にあるので使い所で困ることがほとんどないからです。他のJCBやアメックスなどの国際ブランドを選ぶ際も、Visa・Mastercardを持っていた状態での2枚目として発行しましょう。
中国に行くなら銀聯のカード
中国に赴任する方には、中国国内で圧倒的なシェアを誇る銀聯カード(UnionPay)のクレジットカードがおすすめ。中国は日本よりもはるかにキャッシュレス化が進んでおり、現金が使えないお店もあるので注意しましょう。
さらに中国では偽札が多く、現金に対する信用度が日本ほど高くないのに加えて、もっとも高額なのが100元紙幣(約1,700円相当)なので現金の使い勝手があまり良くありません。
中国での銀聯のシェアは圧倒的で、銀聯カードだけが使えるお店もしばしばあるほどです。
②海外旅行傷害保険やマイルなどの海外特典が充実しているか
海外赴任の際は、海外特典に力を入れているクレジットカードを選びましょう。
日本よりも治安が悪い海外では、海外での保険は必須。1年に1回搭乗するだけで、ボーナスマイルを獲得できるクレジットカードも多いので、飛行機に乗る機会が多い海外赴任をする人はマイルが多く貯まるカードもおすすめです。
普段の生活や飛行機の移動だけでどんどんマイルが貯まっていくのは魅力的ですよね。
③スペックが海外でも落ちないか
海外でのカードスペックが、年会費に見合っているクレジットカードを選びましょう。
日本ではハイスペックでも、海外では使えない特典だと元も子もありません。日本のコンビニでの特典がどれだけ優れていても、海外では意味がありませんよね。
海外でも問題なく恩恵を受けられるカードかどうか、必ず確認しましょう。
海外赴任者にクレジットカードが必要な理由
ここまで、海外赴任時にクレジットカードの必要な準備やおすすめのカードを紹介してきましたが、改めてなぜ海外赴任時にクレジットカードが必要なのか解説します。
- 現地通貨の引き出しが簡単
- 海外での支払いに便利
- 安全性が高い
- 渡航先での信用構築に役立つ
1. 現地通貨の引き出しが簡単
海外赴任直後は現地通貨を用意することが重要です。銀行やATMで現地通貨を引き出せるクレジットカードがあれば、空港到着後すぐに生活費を準備できます。特に国際ブランド(Visa、Mastercardなど)が付帯したカードなら、ほとんどの国で利用可能なため、安心して渡航できます。
また、クレジットカードでの現地通貨引き出しは、現地の両替所よりもレートが良い場合が多いので、コスト面でもメリットがあります。さらに、海外赴任期間中も生活費の追加が必要な場合、ATMで簡単に現地通貨を調達できるため、家族からの送金が届くまでの一時的な資金繰りとしても役立つでしょう。
2. 海外での支払いに便利
クレジットカードは、特に現金をあまり使わない国や地域で非常に重宝するでしょう。スーパー、レストラン、タクシーなど、日常生活のほとんどの支払いをカード1枚で済ませることができます。また、毎回現地通貨を引き出す手間が省け、スムーズな支払いが可能です。
さらに、クレジットカードで支払うと、後日明細で利用履歴を確認できるため、家計管理にも便利です。会社からの経費精算が必要な場合でも、カード利用履歴を提出すれば対応がスムーズになります。ポイント還元プログラムを活用すれば、渡航中の出費を効率的に還元に繋げられる点も魅力です。
3. 安全性が高い
クレジットカードは、現金を持ち歩くリスクを減らすために非常に有効です。現金を紛失すると取り戻すことはほぼ不可能ですが、クレジットカードの場合、紛失や盗難時に連絡すれば利用停止ができ、不正利用の補償が受けられることも多いでしょう。
また、カード会社によっては24時間体制のサポートデスクがあり、海外赴任先でも迅速な対応が可能です。新しいカードの再発行を現地に郵送してもらえる場合も多く、長期間の海外生活でも安心して利用できます。さらに、カードを利用することで現金の使用頻度を減らし、スリや置き引きなどのトラブルを未然に防げます。
4. 渡航先での信用構築に役立つ
クレジットカードは、海外での信用力を示すツールとしても重要です。現地で賃貸契約を結ぶ際や携帯電話の契約をする際に、クレジットカードが必要になる場合があります。また、ホテルやレンタカーの利用時には保証金の代わりにカードの提示を求められることが一般的です。
さらに、クレジットヒストリー(信用履歴)が現地の金融機関やサービスプロバイダーで評価される場合、クレジットカードの適切な利用と返済が信用構築に繋がります。この信用力は、赴任先での生活の安定やビジネス活動の成功を支える大きな要素となるでしょう。
クレジットカードを賢く選び、適切に活用することで、海外赴任先での生活をより快適でスムーズに進めることが可能になります。
クレジットカードの審査に通る3つのコツ
クレジットカードの発行に絶対必要な、審査の通過にはコツがあります。
- キャッシング枠を設定しない
- 1度に複数枚のカードを申し込まない
- できるだけ申し込みページの情報を埋める
1つずつ説明していきますね。
①キャッシング枠を設定しない
申し込み時にキャッシング枠を設定しないことで、審査に通りやすくなります。
キャッシング枠とは、クレジットカードのキャッシング機能の利用限度額のこと。
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ショッピング機能
お買い物を支払うクレジットカードの一般的な機能 -
キャッシング機能
お買い物に限定せず、ATMから現金を借りられる機能
2機能ともカード会社からの信頼のうえ、一時的にお金を借りられるものですが、最初からキャッシング枠を設定すると「お金に困っていて、翌月の支払いができないかも」と疑われてしまいます。
ショッピング機能に比べて利用者も圧倒的に少ないので、使わない人は申し込む必要はありません。
どうしても必要な場合でも、カード発行後にキャッシング枠をつけることが可能なので、申し込み時は申請しないことをおすすめします。
②1度に複数枚のカードを申し込まない
1度に複数枚のカードを申し込むのもNG。色んなクレジットカードに申し込んでいると、「お金に困って必死な人」と判断されて信用が落ちるのです。
申し込み履歴などの情報は、信用情報機関で一括管理されているため、1度に複数枚申し込む多重申し込みは必ずバレてしまいます。審査に落ちた時は、最低でも1ヶ月の期間は空けて違うカードを申し込みましょう。
③できるだけ申し込みページの情報を埋める
申し込みページには記入必須と任意の欄の2つがありますが、任意の欄をできるだけ埋めることが審査通過のコツの1つとなっています。
カード会社が申し込み者の信頼性を判断する際、なるべく多くの情報があった方が安心できます。少し面倒くさくても、審査に通過するためにできるだけ個人情報を埋めましょう。
海外赴任先に適したクレジットカードを使おう
海外赴任先でストレスなく買い物するためにも、海外での利用に適したカード選びが重要です。自分のニーズに合ったクレジットカードを見つけて、海外での生活を快適に過ごしましょう。
渡航前にしっかりと準備すれば、現地で快適に生活できます!