なぜニキビは出来るのか?ホルモンとの関係性について解説
現在は、スキンケアをあれこれ実践し、ニキビに悩むこともなくなった喜多見ですが、半年前くらいまでは、繰り返しできるニキビに悩んでいました。
その際、「エビデンスのある情報をもとに正しいスキンケアを実践していこう!」と決意し、色々読み漁っていく中で、ホルモンとニキビは深く関係していることが判明。
個人的に「へぇーー!!!なるほど!」と思うような面白い内容だったため、今回はニキビ悩みに苦しんでいる人に向けてシェアすることにしました!
この記事の監修者
choiFULLの美容ライター兼 編集者。高校生の頃から乾燥肌・ニキビに悩み始め、自分に合ったスキンケアアイテムを見つけるために試した商品は50以上。自身の経験だけでなく、論文や書籍などを基にエビデンスベースの情報を発信中。
◆経歴
1998年、埼玉県生まれ。明治大学商学部中退。大学在学中から現在に至るまで約6年ほどメディア業界で活動。婚活メディア・ギフトECのオウンドメディア ライター兼編集者、個人メディアの運営、SNS運用・オンラインスクールの運営まで。その後、株式会社シアンに入社し、choiFULL全体のメディアディレクターとして携わる。
◆取材歴(会社名/商品)
・オルビス株式会社/オルビスユー ドット・オルビスユー ・オルビス クリアフル各シリーズ)
◆参加イベント
・NEXT TREND FES.TOKYO
(2023年6月3日・4日 東京国際フォーラム)
・株式会社マツモト交商主催 化粧品原料基礎セミナー
(2023年7月13日・14日 大田区産業プラザPio)
・ビューティーワールド ジャパン 名古屋
(2023年7月29日〜31日 ポートメッセなごや)
◆Eメール
ニキビができるまでの過程
ニキビができるまでの過程は主に3段階に分けられます。
- 皮脂分泌の増加
- 毛穴詰まり
- アクネ菌の増加・それに伴う炎症
つまり、ニキビの始まりは「皮脂分泌の増加」であるため、皮脂量をいかにコントロールできるかがニキビ予防のカギとなります。
皮脂分泌量は、ホルモンバランスの乱れによって、左右されることもわかっているため、次でホルモンについて解説します。
※毛穴詰まりやアクネ菌の増加による炎症が起きている場合は、ニキビ痕を残さないためにも、皮膚科を受診し、処方薬による治療を行うことが大切です。
ニキビはホルモンの影響が大きい
ホルモンは主に3種類に分けられます。
- 男性ホルモン:「アンドロゲン(皮脂分泌の促進効果がある)」
- 女性ホルモン:「エストロゲン(アンドロゲンの分泌を抑制する効果があり、皮脂を抑制する効果がある)」
- 黄体ホルモン:「プロゲステロン(男性ホルモンであるアンドロゲンを活性する効果がある)」
ニキビの原因は、男性ホルモンである「アンドロゲン」の影響が大きいとされています。
男性ホルモンである「アンドロゲン」と女性ホルモンである「エストロゲン」のバランスが崩れ、相対的に男性ホルモン「アンドロゲン」が優位になると、皮脂分泌が活性化され、ニキビの発生に繋がります。
女性の大人ニキビの約7割が生理周期前にできるのは、「アンドロゲン」を活発化させる「プロゲステロン」が増加することが原因です。
また、思春期になるとニキビができやすくなるのは、成長に伴って、ホルモン分泌が多くなり、結果的にアンバランスな状態が生まれるからだとも言えます。
ホルモンバランスを整える方法
「これをやれば、確実にホルモンバランスが整う!」ということもないため、「無理なく健康的な生活を送るに尽きるかな」というのが個人的な感想です。
下記にホルモンバランスを整える方法をまとめてみました。
- バランスの取れた食事
- 睡眠をしっかり取る(6~8時間程取れれば十分)
- ストレスを溜めない習慣作り
- 無理なダイエットはしない
また、女性の大人ニキビでお悩みの人は、低容量ピルを服用するのをおすすめです。
海外では既にニキビの治療薬として、ピルが処方されるケースがあるため、繰り返すニキビに悩んでいる女性は、一度、産婦人科を受診されてみてはいかがでしょうか。
参考にさせて頂いた動画です!