【素材別】卵焼きフライパンのおすすめ人気ランキング20選!注目ポイントを徹底解説
みなさんは卵焼き用のフライパンをどんなふうに選んでいますか?卵は熱に敏感な食材なので、うまく作るにはフライパン選びが重要!
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
卵焼きフライパンの選び方
まずは、卵焼きフライパン選びをするにあたって知っておきたい基礎知識を解説していきます。今回注目したのは、この5つのポイントです!
①表面の素材で選ぶ
何といっても、焦げ付きや焼け具合に大きく影響するのが表面(焼き面)の素材。いろいろな金属が使われていますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
Ⅰ.「銅製」でプロ級の仕上がり
一般家庭ではあまり置いていませんが、料理愛好家や料理人たちに愛され続ける「銅製」。一番の特徴は、高い熱伝導率です。また、焦げ付きやサビが出にくいのも利点と言えるでしょう。
熱伝導率が高いと、弱火でも全体にまんべんなく熱が行きわたります。そのため、卵を焼いても表面だけが焦げるということがなく、ふっくらとプロのような仕上がりになりますよ。
では、なぜ銅製を使う家庭は少ないのでしょうか?実は、銅製はお手入れに手間がかかります。また、重い割には硬度が低いため、誤ってぶつけたり落としたりするとすぐに変形してしまうという点も「扱いにくい」と思われる原因です。
Ⅱ.長く愛用したいなら「鉄製」
繊細な銅製に対して、頑丈さが長所なのが「鉄製」です。焦げ付いても、しっかり汚れを落として手入れをし直すことで長期間の使用が可能!油なじみが良いので、焼け具合のムラも少ないでしょう。
ただし、長く使えるのは「手入れをしっかりすれば」の話。使い始めの「から焼き」や「油慣らし」などが必要で、水分が残ると錆びやすいという短所があります。
また、同じ体積なら銅より軽いですが、鉄製のフライパンは銅製より厚い傾向にあります。結果的に、同じサイズでは鉄製のほうが重くなることも珍しくありません。
Ⅳ.扱いやすいのは「アルミニウム製」
アルミニウムの一番の特徴は軽さ。重いほうが安定感があるという人もいますが、やはり「軽いのが良い」という意見が多数派です。また、銅ほどではありませんが熱伝導率が高く、全体にまんべんなく熱を伝えることができるので焼き料理に適した材質といえるでしょう。
一方、欠点としては油なじみが悪いことが挙げられます。油を敷いても均等に行きわたらないため、不均一に焦げてしまった…という事態に陥る可能性もありますね。
Ⅴ.錆びにくくお手入れが楽な「ステンレス製」
ステンレスは、耐蝕性&硬度が高い金属です。そのため、汚れにくく丈夫。つまり、お手入れに手間がかかりません。また、変形や変色が少なく、スタイリッシュな印象の商品が多いのも特徴です。
ただし熱伝導率は低め。フライパンに使った場合、側面よりも底面のみが熱くなりがちです。温度に繊細な卵料理より、じっくり加熱する煮物料理向きの金属と言えるでしょう。
②表面の加工で選ぶ
Ⅰ.焦げが付きにくい「フッ素樹脂加工」
フッ素樹脂加工とは、樹脂(プラスチックのようなもの)でフライパン内面を塗装することで細かい凹凸を作る加工です。表面積を減らすことで素材がくっつきにくくなり、汚れや焦げ付きを防ぎます。
お手入れ不要で使い勝手は良いのですが、高温&摩擦に弱いのが欠点!空だきはもちろん、強火もおすすめできません。また、金属製の調理具もNGなのでフライ返しはシリコンなどが推奨されます。
ちなみに、テフロン加工・マーブルコーティング・ダイヤモンドコーティングもフッ素樹脂加工の一種。いずれも、一層のフッ素樹脂加工よりは耐久性が高いとされています。
Ⅱ.傷に強くデザイン性が高い「セラミック加工」
セラミックとは簡単に言うと「無機質を焼いて作ったものの総称」。セラミックの一つであるガラスや陶器を想像すれば、性質のイメージが湧きやすいのではないでしょうか?
セラミック加工の表面はツルっとして硬いので、フッ素樹脂に比べると摩擦への耐久性はかなり高い部類。金属のフライ返しなどを使っても目立った傷はつきません。また、万が一焦げ付いても比較的簡単にきれいになります。
しかし、欠点として割れやすいことが挙げられます。強い衝撃はもちろんですが、カラ焚きなど激しい温度差もNG。セラミック加工にヒビが入って、徐々に内側の金属がサビてしまいます。
Ⅲ.油なじみの良い「ブラスト加工」
ブラスト加工とは、素材の金属よりも硬い粒子を吹き付けることで「敢えて表面を傷つける」加工のこと。細かい凹凸が付くことで油が良く広がり、均等に馴染むようになります。
そして、この加工の一番の長所は表面加工の劣化が少ないという点。他の加工のように「上に別素材を重ねる」のでなく「素材自体を傷つける」ことで、剥がれるということ自体が起こらないというわけです。
ですが、細かい傷は諸刃の刃。この凹凸があるために汚れが付きやすく、焦げ付いたらなかなか落ちないという欠点もあります。
③サイズで選ぶ
素材と表面加工にはいろいろな種類がありましたが、大きさの選び方はシンプル。一人分の卵焼きなら幅9センチ程度の玉子焼き用フライパン、家族で使うなら幅12~15cm前後が最適です。
ユニークなものでは、卵1個で卵焼きが作れる8×15cmの超コンパクトなフライパンもありますよ。また、お弁当作りなど忙しい朝には、おかずと同時に卵焼きを作ることができるダブルパンもおすすめです!
④形状で選ぶ
卵焼き用のフライパンといえば「どれも同じような箱型」というイメージがあると思います。しかし、細かく見ていくと形状にも選び方のポイントがありました。
- フチ(側面)の角度
- 焼き面の形
- フタや取っ手
この3点について、商品による違いと特徴を見ていきましょう!
Ⅰ.フチは「垂直or斜め」
卵焼き用フライパンの側面は、傾斜が付いているものと垂直に立ち上がっているものがあります。この画像のように傾斜が付いていると、フライ返しを入れるときにスッと入るので初心者でも安心。
一方、箱のように側面が垂直のフライパンを使えば、端がまっすぐで厚みのある仕上がりの卵焼きになります。そのため、見た目にもこだわりたい人は、側面が垂直のフライパンに挑戦してみてはいかがでしょうか?
Ⅱ.地域で変わる?「正方形or長方形」
実は、関西と関東では卵焼きの作り方に少し差があるそうです。フライパンもそれぞれの作り方に適した形に進化した結果、卵焼き用フライパンには正方形の「関東型」or長方形の「関西型」の2種類が誕生。
ただし、幅が狭いほうが崩れずキレイに巻けるため、一般家庭では長方形が主流です。アレンジ無しでオーソドックスな卵焼きを作るなら、断然「関西型(長方形)」をおすすめします!
では「関東型(正方形)」はどんなときに使えるかというと、まずは関東風の卵焼きを作りたいとき。さらに、フレンチトースト・ガレットなどの洋食レシピにも正方形が便利ですよ。
Ⅲ.「フタや取っ手」にも注目!
ところで、卵焼き用フライパンを買うと「1つだけ四角いから、小さいわりに場所を取る!」とストレスを感じる人もいるはず。そんなときは、取っ手が取れるフライパンを選ぶと収納しやすくなります。
また「卵焼きだけでなく目玉焼きや他の料理にも使いたい」という人は、蓋付きの卵焼き用フライパンがあると便利です。蓋は別売りの場合もあるので、蓋に合わせて本体の大きさを選ぶのもアリですね。
⑤IHでも使用可能かどうかで選ぶ
自宅のコンロがIHの場合は、必ずIH対応のフライパンかチェックしましょう!IHは「電磁誘導加熱」。つまり磁力に影響を受けない金属は熱することができません。
具体的には、底面に磁石がくっつかないフライパンはIHが使えないと考えてOK。ただし「オールメタル加熱方式IH」なら磁石の付かないアルミニウムや銅でも加熱することができます!
選び方のポイントが分かったところで、いよいよ素材別のおすすめランキングです。銅・鉄・アルミニウム・ステンレスの4つに分かれているので、気になるランキングを見てみてくださいね。
銅製 卵焼きフライパンおすすめベスト5
第1位:木屋「銅製玉子焼鍋」
第1位は、「日本橋木屋」の銅製玉子焼鍋。ふっくらとした卵焼きを作るのに適した銅製の卵焼きフライパンです。
フライパンの内側は、ひとつひとつ職人が手作業で錫を焼き付けているため、丈夫な仕上がりとなっています。有料で錫の引き直しも可能なため、長く使い続けることができる商品です。
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第2位:パール金属「HB-1378」
第2位は、「パール金属」の銅製卵焼きフライパン。縦に長いサイズになっているので、一気に卵を巻くことができ、すばやく調理することができる商品です。
表面にはビーズブラスト加工が施されているため、油なじみが良く、焦げつきにくいのも大きな特徴。安心の日本製で品質も高く、初めて銅製の卵焼きフライパンを買う初心者にもおすすめの商品です。
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第3位:EBM「卵焼きフライパン」
第3位はEBMの「卵焼きフライパン」。シンプルなデザインとお手頃な価格が特徴のフライパンです。
デザインはシンプルですが、機能面も優秀。鍋の内側には錫引き加工がしっかりと施されています。デザイン性だけでなく耐久性にもこだわりたい方におすすめの商品です。
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第4位:中村銅器製作所「銅製玉子焼鍋 (ミニ10)」
全国の料理人も愛用する「中村銅器製作所」の卵焼きフライパンは、初心者の方にもおすすめの卵焼きフライパンです。一般的な卵焼きフライパンと比べると持ち手の角度が大きいため、フライ返ししやすいデザインになっています。
サイズは卵1〜2個で使用できるミニサイズになっているので扱いやすく、誰でも簡単に卵焼きを作ることができる商品です。
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第5位:食楽工房「卵焼きフライパン」
第5位は、食楽工房の卵焼きフライパン。焼きムラが起こりづらく、ふんわりと焼き上げることが出来、多くの料理人に愛用されているフライパンです。
安心の日本製であるのも商品の特徴。ものづくりの街である新潟県燕三条市の「メイド・イン・ツバメ」認証を取得。職人たちの「思いやり」が詰まった商品です。
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鉄製 卵焼きフライパンおすすめベスト5
第1位:リバーライト 鉄製卵焼きフライパン(小)
鉄製卵焼きフライパンの第1位はリバーライトの卵焼きフライパン。ひとつひとつ職人によって作られた卵焼きフライパンは、長年にわたって使い続けることができます。
持ち手は取り外しが可能になっているため、省スペースで収納することができ、万が一壊れてしまった時も部品交換することができます。
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第2位:Takumi JAPAN「匠」
第2位は、Takumi JAPANの「匠」。細かな凹凸をつけた表面加工により、油なじみが良く、焦げつきにくい鉄製卵焼きフライパンです。
フライパンの素材には、日本製の高品質鉄材を使用。使いやすさと丈夫さを兼ね備えた商品です。
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第3位:下村企画「22128」
第3位は下村企画の「22128」。14×16という正方形に近い形なので、卵焼きだけでなく炒め物など様々な使い方ができます。
表面にはエンボス加工が施されているので焦げつきにくく、持ち手を取り付けるビスが内側に飛び出さない特殊加工もされているため、洗うのが簡単な卵焼きフライパンです。
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第4位:和平フレイズ「匠弥(たくみや) 餃子鍋」
和平フレイズの「匠弥(たくみや) 餃子鍋」は、名前の通り様々なシーンで活躍できる商品です。蓋がついているので、焼き餃子や蒸らし料理など卵焼き以外の料理も作ることができます。
耐久性もあり、しっかりと手入れすれば末長くつかうことができる商品です。
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第5位:labase「LB-091」
第5位は、labase(ラバーゼ)の鉄製卵焼き用フライパン。持ち手部分も鉄でできているので、オーブンにも入れることができます。
あらゆる熱源で使用できるので様々な料理シーンで使えますが、ネックは重さ。950gと他の鉄製卵焼きフライパンよりも重くなっているので、軽くて使いやすい商品を探す方にとっては向かない商品です。
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アルミ製 卵焼きフライパンおすすめベスト5
第1位:CAROTE卵焼きフライパン
アルミ製卵焼きフライパンの第1位はCAROTE(カローテ)の卵焼きフライパン。大きめのサイズにもかかわらず、本体重量が440gと超軽量で、使っていても手が疲れにくい商品です。
グレージュの本体で木目調の持ち手のナチュラルなデザインは、キッチンを明るくし、日々のお料理が一層楽しくなる商品です。
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第2位:evercook(エバークック)「卵焼きフライパン」
第2位は、エバークックの卵焼きフライパンです。独自製法のコーティング技術によりこびりつきにくく、調理から後片付けまでストレスなくできる商品となっています。
本体内側のフッ素コーティングには500日の長期保証付き。鍋が汚れやすくなった場合も買い換えることなく、使い続けることができます。
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第3位:グリーンパン「ウッドビー CC001008-001」
第3位はグリーンパンの「ウッドビー CC001008-001」。ヨーロッパの昼の森をイメージしたホワイトカラーに、ウッド調の持ち手を組み合わせた温かみのあるデザインが魅力の商品です。
また、今回ご紹介する商品の中で唯一セラミック加工が使用されています。汚れがこびりつきにくく、フッ素加工のものと比べて耐久性に優れた商品です。
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第4位:極匠 軽量ツインパン
極匠の「ツインフライパン」は、中央部に仕切りが付いたフライパンです。一度に複数の料理が作れるので、忙しい朝の朝食作りやお弁当作りに強い味方になってくれます。
仕切りがあるので少し洗いにくいですが、フッ素樹脂加工されているので、汚れを簡単に落とせるのでお手軽です。
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第5位:Ballarini(バッラリーニ)「エッグパン」
1889年創業のイタリア発のクックウェアブランド、Ballarini(バッラリーニ)の「エッグパン」は、重量500gという軽さが特徴。軽くて使いやすく、後片付けの負担も少ない商品です。
フッ素樹脂加工がされているので、卵もこびりつきにくく、きれいな卵焼き作りをサポートしてくれます。
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ステンレス製 卵焼きフライパンおすすめベスト5
第1位:和平フレイズ「ディアーノ」
ステンレス部門の第1位は、和平フレイズ「ディアーノ」。フライ返ししやすくするために、フライパンの先端部分は斜め設計になっています。
ふっ素樹脂加工もされているのでお手入れも簡単。初心者の方でもきれいな焼き目のついた卵焼きをつくることができます。
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第2位:マイヤー(Meyer) 「スターシェフ3」
第2位は、マイヤー(Meyer) の「スターシェフ3」です。持ち手部分も本体と同じステンレスになっていて、高級感と清潔感のあるデザインが特徴です。
もちろん、デザインが良いだけではありません。鍋の内側にはふっ素樹脂加工が施されているので、こびりつきにくく、お手入れも簡単です。
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第3位:パール金属「HB-2189」
第3位はパール金属の「HB-2189」。9.5cm×17.5cmと縦に長い形になっているので、厚みのある卵焼きを作りたいという方におすすめの商品です。
側面が垂直になっているので、狭いキッチンの調理スペースでも簡単に使うことができ、きれいに収納することができます。
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第4位:宮崎製作所「GEO-15EP」
第4位は、宮崎製作所の「GEO-15EP」。商品の特徴は、優れたアルミニウムをステンレスでサンドイッチした全面7層構造。熱が伝わりやすく、ふっくらした卵焼きを作ることができます。
ムダのないシンプルなデザインも大きな特徴です。掃除がしやすく、簡単にお手入れすることができます。
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第5位:ecercookα(エバークックアルファ)「卵焼きフライパン」
第5位は、エバークックアルファの卵焼きフライパン。ふっ素樹脂加工が施されているので、卵がこびりつきにくく、汚れも落ちやすい使い勝手の良いフライパンです。
さらに、内側のふっ素樹脂加工コーティングには、2年の保証付き。いつまでも安心して快適に使い続けることができますね。
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卵焼きフライパンを使ったおすすめ料理
卵焼きに適した小さめの四角いフライパンは「卵焼きに特化した調理器具」と思われてしまうことも多いものです。しかし、実はいろいろな活用法が!
まず、おすすめしたいのがスペインオムレツ・お好み焼きなど「混ぜて焼く系」。側面からもまんべんなく熱が伝わり、ふっくらと厚みのある出来栄えになります。
さらに、実はホットケーキ・クレープ・ブラウニーなどにも使える優れモノ。いろいろ作ってみたい!という人は、深めの卵焼きフライパンを買っておくと応用が利きますよ!
自分に合ったフライパンで卵焼き名人!
卵は熱に敏感な食材なので、同じ人が作っても熱の伝わり方によって「調理に必要な手早さ」や「完成した卵焼き」にはかなりの差が出ます。
「もっと美味しい卵焼きに挑戦してみたい!」という人は、ぜひ自分の調理ペースや熟練度・卵焼きの大きさに合わせたフライパンを選んでみましょう!