カラーケアシャンプーはドラッグストアで十分?おすすめ10選
ヘアカラーをした後、色落ちや髪のパサつきに悩んでいませんか?
美容室専売の高価なシャンプーでなければ十分なケアはできないと思われがちですが、実は最近ではドラッグストアで買えるカラーケアシャンプーでも、優秀なアイテムが多数登場しています。
今回はドラッグストアで購入できるおすすめのカラーシャンプー10品を紹介していきます。
色持ちの良さ・成分の安心感・使用感の満足度を重視したおすすめアイテムを厳選してご紹介。
さらに、カラーケアの基礎知識や選び方のポイントも丁寧に解説していきます!

あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
カラーケアシャンプーとは?

美容院で染めた髪色は、シャンプーによってはすぐに色落ちしてしまうことがあります。
市販のシャンプーは洗浄力が強すぎて、カラー染料やキューティクルを傷つけてしまうことがあるからです。
カラーケアシャンプーは、色落ちを防ぎ、ダメージを補修することに特化して作られています。
一般的なシャンプーとの違いは、洗浄成分、pH値、補修成分、色落ち防止成分の4つです。
詳しく見ていきましょう。
洗浄成分の違い
洗浄成分がカラーの色持ちに影響するため、一般的なシャンプーとカラーケアシャンプーでは洗浄成分が異なります。
一般的なシャンプーは、洗浄力の高いラウレス硫酸Naなどの高級アルコール系洗浄成分を使用します。
皮脂やスタイリング剤をしっかり落とせますが、カラー染料も一緒に洗い流してしまう可能性があります。
カラーケアシャンプーは、アミノ酸系やベタイン系といった、髪への負担が少ないマイルドな洗浄成分を採用していることが多く、色素が必要以上に流れ出るのを抑えます。
洗浄力の強さと優しさの違いが、一般的なシャンプーとカラーケアシャンプーの大きな違いの一つです。
pH値の違い
ヘアカラー後の髪はアルカリ性に傾きキューティクルが開きやすくなるため、色素が流れ出てしまいます。
一般的なシャンプーは中性〜弱アルカリ性で、キューティクルが開いたままになることがあります。
カラーケアシャンプーの多くは弱酸性でキューティクルを引き締め、色素の流出を抑えてカラー後の髪を整えます。
適切なpH値のシャンプーを選ぶことが、美しい髪色を保つ鍵となります。
補修成分の有無
一般的なシャンプーは、主に髪や頭皮の汚れを落とすことを目的としていますが、カラーケアシャンプーは、洗浄に加えて髪を補修・保湿する成分が含まれているものも多くなっています。
具体的には、「加水分解ケラチン」「ヒアルロン酸」「セラミド」といった成分が配合されていることがあります。
これらの成分は、カラーによってダメージを受け、失われがちなうるおいやタンパク質を補い、髪内部や表面を整える働きが期待されます。
こうした補修・保湿成分の配合により、カラー後の髪のゴワつきやパサつきといった質感の悩みをケアし、指通りの良い、しっとりまとまりやすい髪に洗い上げることを目指すのも、カラーケアシャンプーの特徴のひとつです。
色落ち防止成分の配合
カラーケアシャンプーの中には、髪を保護したり、ダメージを補修したりすることで、髪内部の色素が外へ流れ出るのを抑制する働きが期待される「ヒマワリ種子エキス」や「加水分解シルク」といった成分が配合されているものがあります。
また、製品によっては、紫外線など外部からの刺激による褪色(色あせ)をケアする目的で、様々な「植物エキス」などが配合されている場合もあります。
これらの成分が必ずしも全ての色落ちを防ぐわけではありませんが、カラーケアシャンプーが、洗浄や補修だけでなく、色持ちにも配慮して設計されていることがあります。
カラーケアシャンプーはドラッグストアでも買える?その実力は?
美容室で売られている高価なシャンプーだけでなく、最近ではドラッグストアで買える市販のシャンプーでも、効果を実感できる商品が増えています。
そんなカラーケアシャンプーの実態と魅力について解説します。
実は進化している市販シャンプーの実力
ドラッグストアのヘアケア市場は、ここ数年で大きく進化しています。
特に、カラーケアシャンプーは、美容室で使われているものと変わらない処方でつくられた商品もたくさんあり、お手頃価格なのにとても優秀です。
SNSや美容系YouTuberで話題になったブランドが、ドラッグストアで買えるようになったことも、進化の理由のひとつです。
「ドラッグストアで売っているシャンプーは質が悪い」というイメージは、もう古いのかもしれません。
ドラッグストアならではの魅力
手軽に入手でき、1000円~2000円程度と続けやすい価格であることも、ドラッグストアで販売されているカラーケアシャンプーの大きなメリットです。
ポンプタイプや詰め替え用が豊富に揃っていることも、毎日使うものとして、無理なく続けられる理由のひとつです。
【ドラッグストアで買える】おすすめカラーケアシャンプー10選
「せっかく染めたのにすぐ色が抜ける…」「美容院のシャンプーは高いし、種類が多すぎて選べない!」そんなお悩み、ありませんか?
最近のドラッグストアには、色持ちもダメージケアも考えられた優秀なシャンプーがたくさん登場しています。
あなたの髪悩みに寄り添う、とっておきの1本がきっと見つかるはずです。
それでは紹介していきます。
ココイルプレミアムシャンプー
「ココイルプレミアムシャンプー」は、アミノ酸系とカルボン酸系の洗浄成分を配合し、カラー後のデリケートな髪と頭皮を優しく洗い上げます。
また、ヘマチンが配合されているのも大きな特徴で、カラーやパーマによるダメージを補修し、ハリやコシを与え、色持ちを良くする効果が期待できます。
さらに、紫外線による乾燥ダメージのケアや頭皮のニオイケアにも配慮されています。
その他にも、天然ハーブエキスによる保湿効果や、スタイリング剤をスムーズに落とす効果もあり、カラーやパーマ後のダメージケア、色持ち、頭皮ケアなど、多角的なケアをしながら、日常的に使いやすいシャンプーです。
ナプラ ケアテクトHBカラーシャンプー
「ナプラ ケアテクトHB カラーシャンプー」は、カラー後の髪にダメージケアと色持ちの良さを求める方にぴったりなシャンプーです。
ヘマチンが配合されており、残留アルカリを除去することで、健やかな髪を保つことが期待できます。
また、加水分解ヒアルロン酸と6種類のハーブエキスが、カラー後のパサつきがちな髪にうるおいを与え、ダメージを補修します。
刺激に配慮した洗浄成分で、敏感な頭皮にも優しく、無香料なので香りが気になる方にもおすすめです。
シエロ カラーケアプログラム シャンプー

「シエロ カラーケアプログラム シャンプー」は、白髪染めブランドのシエロが長年の毛髪研究を活かし、カラーリング後の髪のために開発したシャンプーシリーズです。
色持ち成分「タウリン」と「テアニン」配合で美しい髪色をキープし、pH調整成分がヘアカラーによってアルカリ性に傾きやすい髪を弱酸性に整え、キューティクルを引き締めることで色素の流出を抑えます。
「パサつきケア」「うねりケア」「頭皮ケア」の3つの髪悩みに特化したシャンプーから、髪の状態に合わせて選べます。
香りもタイプごとに「ティーフローラル(パサつきケア)」「フルーティーフローラル(うねりケア)」「シトラスフローラル(頭皮ケア)」と異なり、気分や好みに合わせて選べます。
カラーの色持ちだけでなく、髪悩みや頭皮の状態に合わせたケア、香りにもこだわりたい方におすすめのカラーケアシャンプーシリーズです。
プリオール カラーケアシャンプー
「プリオール カラーケアシャンプー」は、ヘアカラーの色素と髪のメラニン色素の流出を抑え、色あせを防ぎ、美しい髪色を長持ちすることが見込めるでしょう。
さらに、根元から髪をふんわりと立ち上げるので、ボリューム感のある仕上がりになり、トップにボリュームが欲しい方や髪がぺたんとしやすい方におすすめです。
爽やかなフローラルグリーンの香りで、毎日のシャンプータイムを心地よくしてくれます。
スティーブンノル カラーコントロール シャンプー
「スティーブン・ノル カラーコントロール シャンプー」は、ニューヨークのトップヘアスタイリスト、スティーブン・ノル氏の理念に基づき、サロン品質のヘアケアを自宅で実現し、美しい髪色と健康的な髪を保ちます。
独自開発の「カラーキープ成分」を配合した【カラーラスティング処方】が髪の内部からpHバランスをコントロールし、カラー染料の流出を抑えて色持ちをキープします。
髪と頭皮に優しい【アミノ酸系】洗浄成分がマイルドな泡立ちで、ダメージヘアもきしみやゴワつきなく、なめらかに洗い上げます。
乾燥や湿気、ドライヤー・アイロンの熱、カラー・パーマなどのダメージによって乱れやすい髪内部の水分バランスを整え、パサつきやうねり、広がりを抑え、まとまりやすい髪へと導きます。
華やかで落ち着きのある【フローラルフルーティムスク】の香りが、毎日のケアタイムを心地よくしてくれます。
カラーの色持ちを良くしたい方、ダメージによる髪のきしみやゴワつき、湿気や乾燥による髪の扱いにくさが気になる方におすすめのカラーケアシャンプーです。
パンテーンミラクルズ カラーシャイン&リペア シャンプー
パンテーンミラクルズの「カラーシャイン&リペア シャンプー」は、カラーリング後の深刻なダメージヘアの補修に特化したシャンプーです。
プロビタミン処方により、髪の繊維レベルにまで浸透し、繰り返すカラーリングによるダメージを補修効果が期待できます。
うねりや絡まりにも効果があり、指通りの良い髪に導き、朝のスタイリングを楽になるでしょう。
ピンクローズ&マンダリンオレンジの香り。カラーリングによるダメージやパサつき、ゴワつきが気になる方、スタイリングを楽しみたい方におすすめです。
ボタニスト ボタニカルシャンプー
「ボタニスト ボタニカルシャンプー」は、植物由来成分とアミノ酸系洗浄成分をベースに、髪と頭皮に必要なうるおいを守りながら、やさしく丁寧に洗い上げます。
カラー染料の流出を抑え、きれいな髪色を保ちながら、カラーダメージによるパサつきにうるおいを与え、しっとりとなめらかな髪に導きます。
アプリコットとジャスミンのやさしく心地よい香りが、リラックスしたシャンプータイムを演出します。
髪や頭皮への負担を少なくしたい方、自然派のヘアケアアイテムがお好きな方、カラー後の髪をしっとりとまとめたい方、穏やかで優しい香りに癒されたい方、肌がデリケートな方におすすめです。
いち髪 カラーケア&ベーストリートメント in シャンプー
「いち髪 カラーケア&ベーストリートメント in シャンプー」は、日本の髪質を研究し続けるヘアケアブランド「いち髪」が開発した、ダメージケアと美しい髪色のキープを両立する低刺激シャンプーです。
和草のちからに着目した【純・和草プレミアムエキス】が配合されており、乾燥や摩擦などのダメージを補修するだけでなく、ダメージを受けにくい健康的な髪へと導きます。
カラーリング後の髪と頭皮をいたわる低刺激設計で、気になる浮き毛や切れ毛を抑え、なめらかな指通りを実現します。
また、髪のベースを整えることで、次のカラーリングまで美しい髪色をキープし、カラーが映える健やかな髪の土台を作ります。
香りは、爽やかな檸檬花と優雅な桜を合わせた「三分咲きの香り」です。
カラーケアだけでなくダメージ予防もしたい方、髪の基礎から健やかに整えたい方、刺激の少ないシャンプーを選びたい方、和の香りがお好みの方におすすめです。
アンドハニー カラー コントロールリペア シャンプー
「アンドハニー カラー コントロールリペア シャンプー」は、保湿成分としてハチミツを配合したヘアケア商品で人気のアンドハニーから、カラーリングした髪のケアに特化した商品です。
配合されている【レブリン酸】がキューティクルを整え、染料の流出を防ぐことで、美しい髪色を長持ちさせます。
さらに、アンドハニーの特徴である【ハチミツエキス】や【加水分解ハチミツタンパク】が、カラーダメージによるパサつきがちな髪に潤いを与え、乾燥や摩擦などの外的ダメージから髪を守ります。
洗い上がりは、しっとりとまとまりのある、潤いに満ちた髪に。
ミュゲ(すずらん)とハチミツが溶け合った上品で華やかな【ミュゲハニー】の香りが、バスタイムを彩ります。
カラーリングの色持ちにこだわりたい方、髪のパサつきや乾燥が気になる方、アンドハニーの甘い香りが好きな方におすすめのシャンプーです。
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイスト
「エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイスト」は、スクワラン、シアバター、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーエキスといった保湿成分を贅沢に配合し、乾燥しがちな髪やカラーリングなどでパサつきやすい髪に深いうるおいを与え、毛先までしっとりまとまるツヤのある髪を目指します。
ココイルメチルタウリンNaやラウロイルメチルアラニンNaなどのアミノ酸系洗浄成分を使用し、髪と頭皮に優しい洗い上がりです。
香りは、華やかで上品なガーデニア&ジャスミン、フローラルリュクスの香りです。
カラーケアシャンプーの正しい使い方で効果UP!
カラーケアシャンプーを最大限に活用し、ヘアカラーを長持ちさせるためには、正しい使い方が重要です。
ここでは、予洗いから洗い方、すすぎ、アフターケアまでの具体的なポイントをご紹介します。
毎日のシャンプーを見直し、ワンランク上のヘアケアを目指しましょう。
予洗いは「1分以上」丁寧に行う
シャンプーをする前の「予洗い」では、38~40℃程度のぬるま湯を使い、1分以上かけて、髪と頭皮を丁寧に洗いましょう。
指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗い、爪を立てるのはやめましょう。
予洗いで髪や頭皮についた汚れの約7~8割は落とせると言われており、シャンプーの泡立ちが良くなり、洗浄成分が髪全体に行き渡りやすくなります。
シャンプーは「しっかり泡立ててから」使う
シャンプーを効果的に使うには、泡立ててから髪につけましょう。
原液を直接頭皮につけると、洗浄成分が一部に集中し、すすぎ残しや頭皮への刺激の原因となります。
適量のシャンプーを手に取り、少量の水を加えながら泡立てます。泡立ちにくい場合は、洗顔用の泡立てネットを使うのも良いでしょう。
たっぷりの泡で洗うことで、髪の摩擦によるダメージを軽減できます。
特にヘアカラー直後の髪はデリケートなので、摩擦レスな優しい洗い方が、美しいカラーを長持ちさせる秘訣です。
洗うのは「頭皮中心」、毛先は泡で包むだけ
シャンプーの目的は主に頭皮の汚れや皮脂を落とすことです。
髪の汚れは予洗いや泡で十分落ちるので、ゴシゴシ洗う必要はありません。
カラーリング後の髪は特に摩擦でダメージを受けやすいです。
シャンプーは泡立ててから、指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。
毛先は泡で包み込む程度で十分です。頭皮を丁寧に洗い、毛先は優しくケアすることで、キューティクルを守りながら汚れを落とすことができます。
シャンプー後の「すすぎ」はしっかり&ぬるめのお湯で
シャンプーと同じくらい重要な「すすぎ」は、洗浄成分や泡が残ると頭皮トラブルや色落ちの原因になります。
すすぎ残しがないよう、最低1分は、髪全体、特に生え際、耳の後ろ、首筋などを丁寧に洗い流しましょう。
また、髪の表面を守るキューティクルは、熱に弱く、熱いお湯(40℃以上)をかけると開きやすくなります。
キューティクルが開くと、せっかくシャンプーで保護したカラー色素や栄養成分が流出してしまい、色落ち・パサつきの原因になります。
38℃前後のぬるま湯で優しくすすぐことで、キューティクルへの刺激を抑え、色持ちを良くします。
トリートメントやコンディショナーで「閉じるケア」
シャンプー後、キューティクルが開いたまま放置すると、髪内部の水分や栄養分が失われ、せっかくのカラーも褪色しやすくなります。
そこで、トリートメントやコンディショナーでキューティクルを閉じ、髪表面をコーティングすることが大切です。
カラーケア用を使うと、より効果的です。
使い方は、シャンプー後、軽く水気を切った髪の中間から毛先を中心に塗布し、3~5分程度放置します。
蒸しタオルで髪を包むと、より浸透しやすくなります。
その後、ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。
ヌルつきがなくなるまですすぐことで、髪に余分な成分が残らず、サラッとした仕上がりになります。
カラー後48時間は特に注意!
ヘアカラー直後は、カラー色素が安定せず、髪がデリケートな状態です。
カラーリング後48時間は、色落ちを防ぎ、髪への負担を最小限にするため、いつも以上に丁寧なケアが必要です。
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シャンプーは、低刺激タイプを使用し、できれば当日は避る。
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熱いシャワーや高温のドライヤーは避ける。
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トリートメントは毎回使用する。
48時間のケアが、美しいヘアカラーを長く楽しむための鍵となります。
まとめ:正しいケアは「積み重ね」が大切
美しいヘアカラーを長持ちさせる秘訣は、特別な日のスペシャルケアだけにあるのではありません。
カラーケアシャンプーの効果を最大限に引き出すには、日々の正しい使い方の積み重ねが何よりも大切です。
予洗いを丁寧に行い、シャンプーはしっかり泡立てて頭皮中心に優しく洗い、すすぎはぬるま湯で時間をかけて。
そして、トリートメントでキューティクルをしっかり閉じ、特にカラー直後のデリケートな時期は熱や刺激から髪を守る。
このように、使うアイテムだけでなく「どう使うか」を意識することが、色持ちや髪のコンディションを大きく左右します。
一つ一つのステップは難しいことではありません。
毎日のシャンプー習慣にほんの少しの工夫を取り入れるだけで、サロン帰りのような色ツヤのある美しい髪を、きっと長く楽しむことができるはずです。
ぜひ今日から実践してみてください。