【2024年最新版】初心者におすすめ人気圧力鍋まとめ|選び方のポイントも紹介
時短料理で有名な圧力鍋。一口に圧力鍋といっても多くのメーカーから出ていて種類が多く、何を選んだらいいか分かりづらいですよね。
本記事ではそんなあなたに圧力鍋の種類と、それぞれの特徴、人気の圧力鍋ランキングを紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
圧力鍋と電気圧力鍋の違いは?
圧力鍋と電気圧力鍋の違いは、「ガスコンロやIHで火加減を調整し圧力をかける」か、「電気によって自動で圧力をかける」かです。迷っているなら、自動で圧力を調節してくれて扱いやすい電気圧力鍋がおすすめ。
①圧力鍋
ガスコンロやIHで手動で火加減の調整を必要とするのが圧力鍋(ガス圧力鍋)です。
圧力鍋は高圧力で調理ができ、短時間での調理が可能な点に加え、手動で火力調整を行うため料理の自由度が高いのがメリットです。
ただし鍋の様子を見ながら火加減を調整する分、電気圧力鍋に比べると手間がかかる点がデメリットと言えるでしょう。
②電気圧力鍋
電気により自動で圧力をかけてくれるのが電気圧力鍋です。
電気圧力鍋のメリットは、メニューなどの設定をしたらあとは放置しておくだけで美味しい料理が出来上がる所です。
ただし圧力鍋に比べると重量があり、電源が繋げられる置き場所を確保する必要があります。また家電の部類に入るため圧力鍋より高価になります。さらに調理に時間がかかる点がデメリットです。
初心者におすすめなのは調理が簡単な電気圧力鍋です。ただし圧力鍋で色んな料理に挑戦したい、自分や家族好みの味などを追求したい方には圧力鍋がおすすめです。
圧力鍋のタイプ
圧力鍋には圧力がかかったことを知らせる方法の機能の違いや、形状、蓋の開閉方法の違いなど、様々な違いがあります。ここからは各項目に分けて分かりやすくご紹介します。
①おもり式とスプリング式
②浅型と深型
③素材の違い
④ふたの開け方の違い
①おもり式とスプリング式
まずはおもり式とスプリング式の2種類について説明します。
この2つの違いは加圧のタイミングを教えてくれる方法の違いです。
Ⅰ.おもり式
おもり式は圧力がかかると鍋の蓋についているおもりが揺れ動き、シュシュシュ!という音がでます。
加圧したことが音や見た目でわかりやすいため、初心者の方にはおもり式の圧力鍋がおすすめです。
Ⅱ.スプリング式
スプリング式は圧力がかかると鍋の蓋についているピンが持ち上がるようになっています。
ピンの持ち上がり加減で加圧の程度が分かるようになっているため、慣れるまではどの程度圧力がかかっているのか分かりづらいのが難点です。
音が出ず静かに調理できるため、小さなお子さんがいる家庭や大きな音が気になる方におすすめです。
②浅型と深型
圧力鍋には浅い形状のものと深い形状のものがあります。使いたい用途に合わせて選ぶのがおすすめです。それぞれの特徴について説明していきます。
Ⅰ.浅型
浅型は直径が大きくその分高さはありません。プリンや茶碗蒸しなどの鍋底にたくさん並べるような調理に向いています。
Ⅱ.深型
深型は浅型に比べ直径が小さい分、パスタ鍋のように高さがあります。そのためスープやカレーなどの液状調理に向いています。
浅型は高さはなくてもフライパンのように直径が大きく、深型は直径が小さい分パスタ鍋のように高さがあるため、収納場所によって形状を選ぶのがおすすめです。
③素材による違い
圧力鍋を素材によって分類すると、ステンレス製・アルミニウム製・多層構造の3つに分かれます。それぞれの特徴について説明します。
Ⅰ.ステンレス製
ステンレス製は保温性が高く予熱調理が可能なため光熱費の削減に効果的です。
ただし熱伝導が低いため加圧までの時間が長く、3つの素材の中で一番重いため高齢の方などには扱い辛いと感じる方もいるでしょう。
Ⅱ.アルミニウム製
アルミニウム製は加圧までの時間が短く、軽くて扱いやすいという特徴があります。3つの素材の中で一番安価なため初心者におすすめです。
熱伝導が高い分冷めやすいため予熱調理は出来ませんがスピーディに調理が可能です。IHは非対応のため注意が必要です。
Ⅲ.多層構造
多層構造は熱伝導がよく保温性も高いため予熱調理が可能で、ステンレスよりも軽くて扱いやすいく、アルミ製とステンレス製の機能の「いいとこ取り」なタイプで、現在最も流通しています。
ただ3つの中で一番価格が高い傾向にあります。
基本的に多層構造の圧力鍋は底面が多層構造で、側面はステンレスの単層になっていることが多いです。
しかし、側面も多層構造で出来ている全面多層構造の圧力鍋も販売しています。こちらの方がより熱伝導性が高く均一に火が通りやすくなっています。
④ふたの開け方による違い
圧力鍋のふたには3つの種類があり、それぞれ開け方が異なります。それぞれの特徴を説明します。
Ⅰ.スライドタイプ
Ⅱ.ワンタッチレバータイプ
Ⅲ.ワンプッシュタイプ
Ⅰ.スライドタイプ
スライドタイプは数ある圧力鍋の中で一番多いタイプのふたです。取っ手を握ったらロックを外しながらふたをスライドさせると開き、ふたと鍋を噛み合わせてからふたをスライドさせるとロックがかかります。
うまく噛み合わないまま閉めるとふたがズレて閉まらず、無理やり閉めようとするとそのまま外れなくなることがあるのがデメリットです。
商品によっては開閉に力が要るものもあるため、購入前に開閉を試すのがおすすめです。
Ⅱ.ワンタッチレバータイプ
ワンタッチレバータイプは取っ手がレバーになっており片手で簡単に操作できるのが魅力です。
寝かされている取っ手を立てて持ち上げると開き、鍋にふたをして取っ手を寝かせるだけで閉めることが出来ます。
ふたが重いことに加え、ふたに汚れが溜まりやすく手入れがしづらいのがデメリットです。
Ⅲ.ワンプッシュタイプ
ワンプッシュタイプはボタン操作一つでふたの開閉ができるため、一番簡単で初心者の方におすすめです。
ワンタッチレバータイプと同じく、ふたが重く汚れが溜まりやすいため手入れがしづらいのがデメリットです。
圧力鍋の選び方
次は圧力鍋の具体的な選び方についてご紹介します。以下の点にしぼって圧力鍋を選ぶと失敗しません。
①圧力値で選ぶ
②IH対応のものを選ぶ
③容量で選ぶ
④タイマー機能の有無で選ぶ
⑤安全性が高いものを選ぶ
①圧力値で選ぶ
圧力鍋は製品によりかけられる圧力が異なります。高圧力であればあるほど食材に火が通りやすくなりますが、一方で高圧力での調理が向かない食材もあります。
普段圧力鍋でどんな食材でどんな料理を作りたいのかに合わせて圧力鍋を選ぶ必要があります。
上の表にあるように、肉・魚・玄米の調理には高圧力、茶碗蒸し・野菜などの調理には低圧力の圧力鍋が向いています。
圧力と時間を調整すればどちらのタイプの圧力鍋でも食材を選ばず調理が可能です。
低圧力で肉・魚などを調理する場合圧力をかける時間を伸ばせば十分柔らかくなります。また、高圧力で野菜を調理する場合圧力をかける時間を短くすれば荷崩れはしにくくなります。
圧力値の調整ができる圧力鍋もあります
中には圧力値を調整できる圧力鍋もあります。高圧力が向く食材も低圧力が向く食材もどちらも圧力鍋で調理をしたいという方には、圧力値を調整できるタイプの圧力鍋がおすすめです。
②IH対応のものを選ぶ
アルミニウム製の圧力鍋はIH非対応のためIHコンロを使用されている方は注意が必要です。IHコンロを使用されている方はステンレス製もしくは多層構造の圧力鍋を選びましょう。
③容量で選ぶ
一般的には圧力鍋のサイズは「家族の人数+1L」のものを選ぶのが良いとされています。目安としては、一人暮らしなら2.5L程度、2~4人家族なら3~5.5L程度の鍋が良いということです。
ただ大家族でカレーなどの作り置きを定期的に作りたいなら別として、基本的には3〜4Lの鍋であればどんなおかずもだいたい事足ります。
容量が多くなるとそれだけ調理時間は長くなるため、圧力鍋の最大のメリットである時短が効果として薄くなってしまうことを考慮して選ぶようにしましょう。
④タイマー機能の有無で選ぶ
加圧・減圧のタイミングをアラームで教えてくれる便利な機能が付いたタイマー機能付きの圧力鍋もあります。
初心者の方で加圧・減圧のタイミングがわからないという方や、小さなお子さんがいるため料理に集中できない方、他の料理も並行して作りたいという方にはこのタイマー付きのものがおすすめです。
⑤安全性が高いものを選ぶ
圧力鍋は便利ですが使い方を誤ると大変危険な調理器具です。
説明書の内容をよく読み、定期的に必要な手入れをする他、認証マーク付きの製品や安全機能付きの製品を選ぶとより安心して使用できます。
Ⅰ.認証マーク(PSマーク、PSCマーク、JPCC基準認定品マーク)
SGマークは製品安全協会、PSCマークは経済産業省、JPCC基準認定品マークは圧力なべ協議会によって、それぞれ安全性が認められた製品にのみ与えられる認証マークです。
国内で売られている大抵の圧力鍋はSG・PSCマークがついていますが、念の為購入前に認証されているものか確認しておきましょう。
Ⅱ.セルフロック機能
ふたを閉めたときに自動でロックしてくれる機能がついている製品もあります。ロックの仕方は製品によって様々ですが目に見えてロックされたことが分かるため、安全に使いたいという方や初心者の方にはセルフロック機能付きの圧力鍋がおすすめです。
圧力鍋おすすめ人気ランキング10選
ここからは各ランキングで人気の圧力鍋をそれぞれの特徴を交えてご紹介していきます。
パール金属|クイックエコ
パール金属のクイックエコは3層底切り替え式の圧力鍋です。保温性に優れているほか、食材が鍋底に焦げ付きません。
ガス火と熱源、両方に対応するのでどのようなコンロにも使えます。10種類の料理の調理方法が掲載されたレシピブック付きという点も魅力。
商品詳細
ティファール|クリプソ ミニット デュオ ルージュ
大人気キッチンメーカー・ティファールのクリプソ ミニット デュオ ルージュは、鍋と圧力鍋がひとつになった2in1アイテム。収納棚が狭く圧力鍋の購入に迷っている人にもおすすめです。
蓋が閉まっていない時は圧力がかからず圧力中の場合は蓋が開かないなど、安全性の高さにも定評があります。
商品詳細
ティファール|セキュア トレンディ
低圧と高圧、ふたつの圧力を兼ね備えているのがティファールのセキュア トレンディです。煮崩れしやすい魚や野菜は低圧に、肉の塊は高圧にするなど食材に合わせて適した調理法が選べます。
熱に弱いビタミンCを80%もキープするところも魅力ポイント。栄養素をそのまま提供できます。
商品詳細
アイリスオーヤマ|KAR-3LS
アイリスオーヤマのKAR-3LSは、熱伝導率に優れたアルミニウムと保温性が高いステンレスを3層に重ねた商品です。圧力がかかるのが早いので、余熱も過熱も効率よく調理できます。
ガラス蓋・中かご・中かご台・レシピブックなど付属品も充実。使い勝手の良い圧力鍋です。
商品詳細
フィスラー|ビタクイック圧力鍋
ドイツの人気キッチンウェアブランド・フィスラーのビタクイック圧力鍋。ピカピカに磨かれた高品質のステンレスを素材に採用しています。
蓋と本体を合わせて取っ手の表示が赤から緑に変わったら調理開始。簡単ロック機能で初心者も使いやすいアイテムです。適切にロックされないと圧力がスタートしない設計なので事故が起こる心配もありません。
商品詳細
アサヒ軽金属|ゼロ活力なべ
家庭料理を毎日作る人のことを考えて作られたのが、アサヒ軽金属のゼロ活力なべです。その特徴はおもり式ということ。おもりが振れた後に火を消すと、余熱だけで料理が仕上がります。
加熱時間が約1/6になるので、カレーや肉じゃが、煮豆、角煮もあっという間に調理可能です。
商品詳細
アイリスオーヤマ|両手圧力鍋
アイリスオーヤマの両手圧力鍋はワンタッチで簡単に蓋を開閉できます。操作がスムーズになるので、はじめて圧力鍋を扱う人にもおすすめです。
蓋に搭載しているダイヤルを回すと、低圧と高圧の切り替えもできます。取っ手は左右対称だからしっかり持ち上げることが可能。量が多い調理にも向いています。
商品詳細
パール金属|3層底 ワンタッチレバー
ガスコンロ・IH・オール熱源と、さまざまなキッチンに対応しているのがパール金属の3層底 ワンタッチレバーです。引っ越し先やイベント会場などキッチンの仕様を気にすることなく使えます。
ワンタッチレバー構造という点も魅力。指1本でらくらく開閉できます。
商品詳細
ティファール|クリプソ ミニット イージー
ティファールのクリプソ ミニット イージーは、従来品より30%軽量化された商品。取り扱いやすいため、圧力鍋の重さに抵抗感ある人におすすめです。
お手入れのことも考えて、蓋の裏側をシンプルな構造にしていることもポイント。スピーディーに洗い終わります。
商品詳細
ティファール|クリプソ ミニット パーフェクト
ティファールのクリプソ ミニット パーフェクトには、タイマーが搭載されています。重要な圧力加減をタイマーで知らせてくれるので、初めて作る料理の成功率を上げられるでしょう。
5つのセーフティ機能によって、料理中の事故も防げます。ステンレス部分は嬉しい10年保証付きです。
商品詳細
電気圧力鍋おすすめ人気ランキング10選
ここからは各ランキングで人気の電気圧力鍋をそれぞれの特徴を交えてご紹介していきます。
アイリスオーヤマ|電気圧力鍋
アイリスオーヤマの電気圧力鍋は、圧力・無水・蒸し・煮込み・鍋・炊飯・低音・スロー・発酵と、9つの調理方法が選択できるアイテム。ほとんどの料理をこれ1台で作ることが出来ます。
108種類のメニューがメモリーに記録されているので、毎日の献立に悩む必要がありません。
商品詳細
パナソニック|電気圧力鍋
コンパクトで持ち運びしやすいのがパナソニックの電気圧力鍋。収納性の高さが魅力です。
見た目はコンパクトですがカレーを4~5人分作れるなど、一家族分の容量としては十分といえるでしょう。自動調理・圧力調理・無水調理・低温調理に使えます。
商品詳細
ティファール|ラクラ・クッカー コンパクト
ティファールのラクラ・クッカー コンパクトは、スタイリッシュなデザインが特徴的。おしゃれな圧力鍋を求めている人におすすめです。
圧力・煮る・蒸す・炒める・低温・無水・発酵の7種類と白米・玄米の炊飯モードが搭載しています。レシピブックが付属しているのですぐに調理可能です。
商品詳細
山善|電気圧力鍋
山善の電気圧力鍋は1,200Wのハイパワーで調理するアイテム。加圧時間を短縮できるので、スピーディーな調理が実現できます。
早く減圧したいときに便利な蒸気抜きボタンが設計されていることもポイント。蒸気口から離れた場所にあるため、火傷する心配もありません。
商品詳細
シロカ|おうちシェフ
シロカのおうちシェフは洗うパーツの少なさが特徴。お手入れが楽に行えるので、洗い物の量も減らせます。
煮込みや蒸し、無水調理など1台で10個の機能を兼ね備えているアイテム。また、加圧時間や圧力値を自由に設定できます。好みに合わせて微調整できるため、さまざまな料理を楽しみたい人にもおすすめです。
商品詳細
ティファール|クックフォーミー
ティファールのクックフォーミーは、4つのステップで調理が完了する圧力鍋です。レシピを選択・人数選択・材料投入・手順通りに進行の4つで、あっという間に一品完成します。
専用アプリで手軽に献立を決められることも魅力。冷蔵庫の中の材料からすぐに作れるレシピを表示してくれます。
商品詳細
ショップジャパン|クッキングプロ
12時間タイマー機能が搭載しているショップジャパンクッキングプロ。あらかじめ設定しておくと、食事の時間に合わせて調理が完了します。
焦げ付き防止加工の内釜とクリーニングモード搭載など、お手入れの手軽さも評判が高いです。片付けに時間を取られたくない人にもおすすめ。
商品詳細
コイズミ|マイコン電気圧力鍋
コイズミのマイコン電気圧力鍋は5段階の圧力設定ができるアイテム。ダイヤルで細かく調整できるので繊細な料理も作れます。
角煮・肉じゃが・おでん・カレー・炊飯・玄米の6つの自動メニューを搭載。この6つはメニューを探す必要がなくサッと用意できます。
商品詳細
Taishi|電気圧力鍋
Taishiの電気圧力鍋は7つの機能がワンタッチで操作できる商品です。圧力・無水・煮物・無水・炊飯・スロー・保温がこれ1台に集約しています。
価格がリーズナブルな点も魅力。はじめて電気圧力鍋を購入する人も試しやすいです。ぜひ一度手に取って、手軽さを実感しましょう。
商品詳細
ワンダーシェフ|e-wonder OEDC30 R1
ワンダーシェフの電気圧力鍋には、料理研究家・浜田陽子先生のレシピが24種類付属。火力を自動調節するタイプだから、プロのレシピを失敗せずに作れます。
調理完了の合図はとブザーとデジタルタイマーでお知らせ。*材料を入れてほったらかすだけで一品用意できます。
商品詳細
あなたにあった圧力鍋は見つかりましたか?
ここまで圧力鍋のそれぞれの違いから選び方・おすすめの製品に付いてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
圧力鍋は時短料理に最適で、安全に快適に家事負担を減らすことができます。電気圧力鍋に関して言えば現在は様々な調理モードが選択でき、普段はなかなか挑戦できないような料理を味わうこともできます。
本記事を読んだあなたが最適な圧力鍋に出会えますように、お祈りしています。