木のまな板おすすめ13選 キッチンライフを豊かにする木のまな板の選び方&商品紹介
木のまな板から聞こえる「トントントン」の音。やさしい音にほっとしませんか。木のまな板は刃当たりが良く、包丁の切れ味が持続します。木の種類によって天然の抗菌効果も!木のまな板の中から、特におすすめの商品を種類別に紹介していきます。是非木のまな板を選ぶ際の参考にしてください。
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木のまな板の選び方を知りたい
木のまな板選ぶ際に押さえておきたい、8つのポイントを初心者にもわかりやすく解説します。
- タイプ(素材)
- 使いやすさ
- 汚れにくさ
- 手入れのしやすさ
- サイズ
- 形
- 柾目(まさめ)か板目か
- 一枚板か合板か
それでは、8つのポイントを確認していきましょう。
①タイプ(素材)
木のまな板に使用されている木材は、主に7種類です。木材によって、価格・包丁の刃当たり・水切れの良さ・抗菌性・耐久性などの材質が異なります。
- ひのき
- いちょう
- 青森ひば
- 竹
- 桐
- 朴木(ほおのき)
7種類の素材のメリットとデメリットを見ていきましょう。
Ⅰ. ひのき
- ほど良いやわらかさで刃当たりがとても良い
- 水切れに優れている
- 乾燥に強い
- 抗菌効果が期待できる
ひのきは日本と台湾にだけ分布する針葉樹です。天然の抗菌成分であるヒノキチオール・アルファカジノールを含むため、抗菌効果が期待できます。また桧のまな板は、鋼・ステンレス・セラミック製など、さまざまな素材の包丁と相性が合う素材です。
ただ、独特の強い芳香があるため、桧の香りが気になる人はほかの素材を検討してみてください。
Ⅱ. いちょう
- 適度に油を含んでいるため水切れが良い
- 材質はやわらかめで復元力がある
- まな板に使用される材木の中で最も刃当たりが良い
- 歪みが発生しにくい
銀杏は中国原産の落葉高木です。さまざまな素材の包丁と相性が良い特徴を持ち、特に鋼の包丁との相性はバツグンです。
ただ抗菌作用はないため、カビが発生する可能性を含んでいます。「銀杏のまな板を使ってみたいけど、手入れの手間が気になる」という人は、殺菌・抗菌・防腐効果のあるまな板を選んでみてください。
Ⅲ. 青森ひば
- 強い抗菌効果が期待できる
- ほど良い硬さで刃当たりにすぐれている
- 耐水性にすぐれている
桧葉は日本にだけ分布する針葉樹で、青森ひばが有名です。ヒノキチオールが豊富で、シロアリにも強いほどの殺菌力を持っています。すぐれた耐水性で腐りにくく、さらに適度な硬さで刃当たりが良いのも特徴。手入れ・使用感も含めて万能性が高い木材です。
ただ、桧葉は独特の芳香が強いため、香りに敏感な人はほかの木材を検討してみてください。また、桧葉は稀少なため価格が高い傾向です。
Ⅳ. 竹
- 防臭性が高く食材のニオイ移りを抑える
- 抗菌性が高く衛生的
- 耐水性がすぐれている
- 食材が滑りにくい
- 手入れがかんたん
- 木のまな板の初心者も扱いやすいため長く使える
竹は耐水性が高く、水はけの良い素材です。抗菌作用が強く衛生的な点も高評価。また、竹のまな板は食材が滑りにくく、包丁さばきが安定します。包丁が当たるたびに響く軽快な音で、気持ちよく調理ができるのもポイント。
ただ、竹は包丁の刃当たりが硬いため、鋼を使用した包丁の切れ味の持続性はやや劣ります。
Ⅴ. 桐
- 材質がやわらかく刃当たりに優れている
- 水分を吸収しにくく乾くのが早い
- 黒ずみが発生しにくい
- 割れにくい
- 日本の木材の中では最も軽い
桐は日本で伐採されている落葉広葉樹です。材質が非常にやわらかく刃当たりにすぐれ、さまざまな素材の包丁と相性が合います。日本製木材の中で最も軽く、取り回しがらくなのもメリット。乾くのが早く、黒ずみが発生しにくい木材です。
ただ桐のメリットは、そのままデメリットにつながります。繊細なほどやわらかな桐は包丁キズが付きやすい欠点を含み、軽い材質は安定性に欠けるため、木のまな板の初心者には扱いにくいでしょう。
Ⅵ. 朴木(ほおのき)
- 適度な硬さで刃当たりが良い
- 弾力性と柔軟性が豊かで手が疲れにくい
- 水切れが良い
- 朴木の油分は、包丁のサビ止めに効果があるとされている
- 安い価格で流通しているため選びやすい
朴木は、日本全国に分布する落葉高木です。刃当たりが良く、さまざまな素材の包丁と相性が合います。朴は油を含んでいるためサビ止めに効果があるとされ、刀の鞘にも使用されてきました。朴木の油分により、包丁の滑りが良いのも使いやすいポイントです。
また、朴木には高い復元力があり、キズを自然に修復する効果もすぐれています。さらに水切れが非常に優秀で、雑菌や黒カビの発生を軽減。朴木は特にデメリットが見当たらない素材で、木のまな板の初心者におすすめです。
② 使いやすさ
毎日のように使うまな板は、使いやすさも見落とせないポイントです。滑り止めと刃当たりの良さを確認しましょう。
滑り止めが付いているかどうか
包丁を使っている最中に、まな板が滑るとびっくりしますよね。特にプラスチック製のまな板は滑りやすいため、滑り止めが付いていると包丁さばきが安定します。
木製の場合は滑り止めが付いていないため、濡れ布巾をまな板の下に敷いてみてください。滑り止めの代用として、十分な効果を発揮します。濡れ布巾は雑菌が繁殖しやすいので、使用後は濡れ布巾とまな板の手入れをしっかりしましょう。
刃当たりの良さ
まな板は、包丁との相性もたいせつ。木のまな板は弾力性があるため、やさしい刃当たりで包丁の切れ味が持続します。また、刃当たりが良いと食材を切りやすいので、手が疲れにくいのもメリットです。
③ 汚れにくさ
まな板に染み付いた汚れを落とすのは、洗いものの手間が増えてたいへんですよね。特に黒ずみ・カビなどの汚れは、見た目も悪く不衛生です。
汚れが付きにくい竹・黒ずみが発生しにくい桐など、材質に注目をして選んでみてください。さらに、ニオイ移り・色移りも抑えられると、らくに手入れができます。
④ 手入れのしやすさ
木のまな板は、日頃の手入れがたいせつです。しかし、毎日のように使うまな板を常に手入れするのはたいへん。衛生的状態を維持するのが難しい、と思っていませんか?
そこで、注目をしたいのが抗菌加工。雑菌の繁殖を抑えるため、消毒の手間を減らせるのがメリットです。木のまな板の衛生状態が気になる人は、抗菌加工のまな板をチェックしてみてください。さらに、まな板を洗う手間が省けると嬉しいですよね。
食洗器対応かどうか
食後の後片付けはたいへん。特に夕食のあとは、早く休みたいですよね。「食後に木のまな板は洗うのがたいへん」と思っている人は、食洗機対応を検討してみてください。食洗機対応のまな板なら、洗い物の時短ができるので食後の時間を有効に使えます。
⑤ サイズ
木のまな板で何人分の調理をするのか、人数に合わせてサイズを選んでください。選んだサイズが、キッチンの調理スペースと収納スペースに収まるかを確認するのも大切なポイントです。
横幅と奥行きのほかに、板の厚みもチェックしてください。手が疲れにくいまな板の厚みは、3cm以上が目安です。木の弾力性と3cmの厚みが十分な衝撃吸収性を発揮し、手の疲れを軽減します。
⑥ 形
木のまな板の一般的な形は長方形です。転がらないので、立て掛け収納便利。ただ、長方形のまな板は、調理スペースを大きく取るのがデメリットです。
丸型は食材がこぼれにくいため、野菜の千切り・みじん切りに便利。まな板を回しながら、食材を一気に切れます。さらに丸型の木のまな板は、スタンドに立てるとおしゃれ感もバツグン。しかし、白菜・長ネギなどの長い野菜を切りにくいのがデメリットです。
⑦ 柾目(まさめ)か板目か
柾目とは、丸太の中心に向かって伐り出した木材をいいます。平行な縞模様のきれいな年輪が特徴。柾目は反り・狂いが発生しにくいため、まな板の素材として最適です。しかし、一本の丸太から伐り出せる量が少ないので、価格は高くなります。
板目は、丸太の中心を通らずに板を伐り出します。弧を描いたような線の、不規則な年輪が特徴。伐り出せる量が多いため、安い価格で購入できるのがメリットです。しかし、反り・狂いが発生しやすい欠点を持っています。
⑧ 一枚板か合板か
一枚板は無垢材とも呼ばれ、1本の材木から取られた1枚ものの木材を指します。樹齢の長い大きな木が必要なため、高い希少価値に伴い価格も高めの傾向です。本物至高の人は、無垢材のまな板をチェックしてみてください。
合板は集成材とも呼ばれ、小さな木材を接着剤で張り合わせたものです。合板のまな板はJAS規格で管理がされているため、安定した品質で流通しているのがメリット。また、合板のまな板は価格が安いため、出費を抑えられます。
ひのき製まな板おすすめ人気ランキング3選
1位:ダイワ産業 | 食器洗い乾燥機対応ひのきまな板(スタンド付き)
ダイワ産業のひのきまな板は、食洗機に対応しているのが最大の特徴です。洗い物に費やす時間を省略できるので、食後の時間を有効に使えるでしょう。また、桧のまな板をリーズナブルな価格で使えるのもメリットの1つです。
自立するスタンドが付いているのもポイント。キッチンのスペースの有効活用につながります。桧のまな板にあこがれている方、使ってみたい方は、価格も控えめなダイワ産業のまな板からデビューしてみてはいかがでしょうか。
商品詳細
2位:貝印 | KAI 関孫六 桧 まな板
刃物メーカーの貝印が運営するブランドの関孫六。本製品は日本製桧のまな板で、刃当たりが良いのが特徴です。包丁の刃が傷みにくく、切れ味が続く使用感が魅力です。
本体1.268kgと重量があるのがポイント。調理中にまな板がずれにくいため、常に安定した環境下で包丁を扱って調理に取り組めます。大きさも45cm×30cmと広めなので、家族の食事を準備する場合も十分なスペースでしょう。
商品詳細
3位:池川木材工業 | 桧 うす型まな板
本製品は、衛生的な調理環境づくりに役立つまな板です。天然抗菌作用があるとされている桧を使用しているのがポイント。ニオイも移りにくいので、キッチン内を衛生的で気持ちのいい空間へと導きます。
表と裏、それぞれに肉と野菜の焼印がされているのも見逃せません。表と裏を食材に応じて使い分けやすい設計になっています。
商品詳細
いちょう製まな板おすすめ人気ランキング3選
1位: katajiya | いちょう無垢一枚物まな板
katajiyaが販売する本製品は、いちょうの一枚板を3cmの厚みで仕上げているまな板です。一点ずつハンドメイド加工して製造されているまな板で、材が手に入り次第製造されます。
いちょうの無垢材はまな板の最上材とも言われるほど刃当たりが良い木材です。包丁を使った調理へより快適に取り組みたい方はぜひkatajiyaのいちょう無垢一枚物まな板を使用してみてはいかがでしょうか。
商品詳細
2位:双葉商店 | いちょうのまな板
日本唯一のイチョウ材専門店である双葉商店。同社が手がけている本製品は、1枚1枚職人の手仕事で作られている製品です。切るときの刃当たりの良さ、重量があるゆえズレない使用感は、従来のまな板と一線を画すクオリティ。
表と裏に茄子と魚のイラストの焼き印が施されているのも特徴です。野菜と肉魚を表裏で使い分けるよう気遣いが表れているポイントだと言えるでしょう。
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3位:用美|銀杏まな板【一枚板】
用美の銀杏まな板は、イチョウの一枚板を使用しているまな板。余分な装飾や加工が一切施されていない非常にシンプルな見た目が印象的な商品です。
イチョウらしい刃当たりの良さや、表面の傷付きにくさ、ゆがみにくさなどが特徴です。食洗機での使用はNGなので要注意です。
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青森ひば製まな板おすすめ人気ランキング3選
1位:梅沢木材工芸社 | 青森ひばの丸まな板
本製品は、青森ひばによって作られているまな板。東北地方で古くから一般的にまな板材として使用されてきたひば。青森ひばは桧と近い特性を持っており、抗菌効果・安息効果・防虫効果・消臭脱臭効果が研究機関によって実証されています。
本製品は丸型のまな板なので、まな板を回しながら自在な角度から食材を切るといった工夫ができるのもポイント。青森ひばのぬくもりを感じながら調理に励んでみませんか。
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2位:梅沢木材工芸社 | 木製まな板 青森ひば
梅沢木材工芸社の本製品は、厚みを抑えているのが特徴のまな板です。ヒノキチオールが豊富な青森ひばの抗菌効果が期待できます。また、本製品は厚みを抑えてに重量感を軽減しているため持ちやすく、手洗いしやすくなっています。
反りが少ない柾目板を採用し、さらに反り防止加工を施しているのも特徴。柔軟性のあるまな板に仕上がっています。
3位:匠国|青森ひば まな板 軽量 Lサイズ
本製品は、耐久性・耐水性・耐腐性のあるとされる青森ひばを使用しているまな板です。木製まな板にありがちな生臭さを防ぐ消臭効果も期待でき、防虫効果まで望める製品に仕上がっています。
柾目材を集成加工しているのも見逃せない特徴の1つ。一枚板の製品よりも耐久性に優れており、反ったり割れたりしにくく、長く使えます。
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竹製まな板おすすめ人気ランキング3選
1位:良木工房(YOSHIKI)|竹製 まな板
良木工房の竹製まな板は、まな板に「無くても問題ないもののあったら便利な機能」を備えているまな板。持ちやすくするためのくぼみがあったり、表面に溝があって肉汁や水分がこぼれにくいなど、痒い所に手が届くまな板です。
また、竹ならではの抗菌・防臭効果を望めるのもポイント。ニオイ移りや色移りがしにくい素材なので、肉・魚のカットもお任せあれ。使いやすいまな板をお探しの方におすすめです。
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2位:HANKEY | 天然竹製 スタンド付き 丸いまな板
本製品は、傷がつきにくい抗菌機能を備えたまな板です。素材として竹が使用されているのがポイント。表面が硬いため傷つきにくく、竹由来の抗菌機能を有しています。
スタンドが付いているのも本製品ならではの特徴です。簡単に自立させられるので、キッチンのどこに置いても見せる収納として彩りを添えてくれます。
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3位:TAKEMI | TAKEMI 竹製 まな板 3点セット
TAKEMIの竹製まな板は、食材の量に合わせて使い分けしやすいのが特徴です。大・中・小3サイズのセットになっているので、常にちょうどいいサイズのまな板でカットできます。
竹だからこその優美な質感を楽しめるのも本製品ならではの特徴です。サービングボードとして食卓にそのまま出しても違和感がないでしょう。
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桐製まな板おすすめ人気ランキング3選
1位:ホクリク総業 | 調理用まな板 桐子モダン
ホクリク総業の調理ようまな板は、霧の無垢材を使用して作られています。桐のまな板だからこそ味わえる弾力性のあるソフトな刃当たりが特徴。包丁の刃に優しい使用感になっています。
お手入れも簡単で、使ってから早めに水洗いをするか、スポンジなど軟らかいもので中性洗剤を使って洗えばOK。天日干しは不要で手軽です。
商品詳細
2位:武田コーポレーション|桐まな板L MT4224-G
武田コーポレーションが販売している本製品は、桐まな板の魅力の1つである軽さを実感できます。十分な2cmの厚みを持ちながら、重量はわずか285g。軽量で取り回しやすいまな板です。
もちろん、軽さ以外の桐の特徴も兼ね備えています。柔軟性と弾力性に富んでいるので刃当たりがやさしく、包丁の刃に優しいことに加え、手や腕を疲労させにくいでしょう。
商品詳細
3位:全家協|桐まな板 L
全家協の桐まな板は、桐を使用していながらも低価格なのが特徴です。桐や木のまな板を使ってみたいけど高級なイメージがあってハードルが高いと感じている方はぜひお試しください。
なお、乾きやすく抗菌性に優れているのも特徴の1つ。洗った後は乾いた布で水分を軽く拭き取って立てておけば、カビの発生を抑えやすいですよ。
商品詳細
朴木(ほおのき)製まな板おすすめ人気ランキング3選
1位:市原木工所 | 樹婦人S
市原木工所の樹婦人Sは、包丁の刃にやさしいのが特徴です。収縮性が良いのがポイント。刃当たりがやさしいだけでなく、包丁キズの広がりを抑えてくれるでしょう。
横幅39cmに対して奥行き19.5cmとワイドスリムな長方形なのも特徴の1つ。まな板の奥側に調味料やボウル・皿なども配置できるので、キッチンスペースをフルに活用できるでしょう。
処品詳細
2位:カネコ総業|まな板(張合) M コーティング付 朴 日本 AMNK502
カネコ総業が販売している本製品は、水分を吸収するのが特徴です。魚などの滑ってしまいやすい食材でも、まな板に密着しやすいので切りやすく調理が楽ちんです。
また、本製品は2.4cmとしっかりとした厚さの持ち主。厚みがあるので刃当たりが柔らかくなりやすく、包丁にやさしい使用感に仕上がっています。
商品詳細
3位:タマハシ|ほおの木 まな板 03102-17
タマハシのほおの木 まな板は、包丁との相性に優れている製品。素材となっている朴の木は柔らかく弾力性と柔軟性に富んでおり、刃当たりがなめらかです。
水切れがいいのも見逃せないポイントの1つ。朴の木は水気に強く、黒ずみもできにくいです。きれいな状態のまな板を使い続けられるでしょう。
商品詳細
あなたにあった木製まな板は見つかりましたか?
刃当たりの良い木のまな板は、包丁の切れ味が長持ちします。さらに衝撃吸収性も良いので、調理中の手が疲れにくいのもポイント。
木の香りと、木目のやさしさに癒やされるのも良いですよね。木のまな板で、さらにおいしいキッチンライフを始めてみませんか。