ニーズに合った浄水器おすすめ15選!種類と選び方を紹介
水道水の不純物をろ過し、おいしく味わえる浄水器。
用途や除去対象物質が種類ごとに特徴がありますが、どれを選べばいいのか悩む方も多いと思います。

あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
浄水器の種類

蛇口直結型
低コストで手軽に取り付けができるため、浄水器をお試しで使ってみたい・初めて使う方におすすめです。本体サイズがコンパクトなため、キッチンのスペースを取らずに工事も不要なのもおすすめポイント。
蛇口をひねるだけで使用することができ、一人暮らしやキッチン周りが狭くても問題なく取り付けることができます。
浄水器と蛇口の形が合わないと取り付けることができないので、購入する前に確認をしておきましょう。
ポット型
浄水した水をポットに入れたまま冷蔵庫に保管することができるため、飲み水として重宝します。ミネラルウォーターを買わなくても冷たくておいしい水を飲めるので、ゴミの削減にもなり環境にも優しいです。
本体価格は3000円前後と低コストで購入できますが、ほかの浄水器に比べるとカートリッジの交換頻度が多め。飲み水やちょっと料理などに使いたい人におすすめです。
据え置き型
浄水機能が高くてカートリッジの交換頻度が少ないため、水道の使用量が多い方におすすめ。本体をキッチン周りに置く必要があるため、浄水器のサイズはよく確認しておきましょう。一度に大量の水をろ過することができ、除去対象物質の種類も多いため、小さい子どもがいる家庭にもおすすめです。
初期費用はかかりますが、長期的に考えると蛇口直結型やポット型の浄水器よりコストパフォーマンスがいいです。
浄水以外にも、アルカリイオン水や弱酸性水も作れる「整水器」もあります。
ビルトイン型
浄水器本体やホースをシンク下に設置することで、キッチン周りをすっきりさせることができます。初期費用が高額というデメリットもありますが、カートリッジの寿命も長く浄水機能も高めです。ランニングコストは安いので、水道水を毎日たっぷりと使う方におすすめ。
取り付けるためには工事の必要があるため、新築やリフォームの際に浄水器を取り付けるのがおすすめです。
浄水器のカートリッジの効能と交換頻度

カートリッジの除去対象物質
カートリッジの除去対象物質は、日本産業規定(JIS)や浄水器協会(JWPA)の規格基準に基づいて定められています。浄水器は水道水をろ過するために「ろ材」が入っていますが、種類によって除去対象物質が違います。ろ材ごとにどんな特徴があるのかをご紹介します。
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活性炭・・・異臭味、カビ臭、カルキ臭、残留塩素、トリハロメタン、農薬類
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中空糸・・・さび、濁り成分、水カビ、一般細菌
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不織布・・・残留塩素、カルキ臭、赤さび
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イオン交換樹脂・・・鉄、鉛、硝酸性窒素
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セラミック膜・・・赤さび、濁り成分、水カビ、クリプトスポリジウム、一般細菌
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逆浸透膜(RO膜)・・・塩素、一般細菌、病原菌、クリプトスポリジウム、ウィルス、鉛、アスベスト、アルミニウム、トリハロメタン類、農薬類、硝酸性窒素、亜硝酸性窒素、ダイオキシン、環境ホルモン、カドミウム、ヒ素、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン
6種類のろ材を紹介しましたが、各メーカーで不織布、活性炭、中空糸膜の3つがよく使われます。逆浸透膜(RO膜)は除去できる物質が多く、6つの中で最もろ過する力がありますが、ミネラルまで一緒に取り除いてしまうため注意しましょう。
除去対象物質には大きく分類すると塩素・不純物以外に、有機フッ素化合物(PFAS)があります。残留塩素・カルキ臭・カビ臭などはおいしさに影響、細菌・トリハロメタン・農薬類などは健康面に影響します。どの浄水器を買えばいいのか迷ったときは、活性炭や不織布がおすすめです。
カートリッジの交換頻度
カートリッジは使い続けていくうちに、目詰まりや汚れがたまり浄水機能が低下します。浄水器の種類やメーカーによって交換頻度は違いますが、定期的に交換が必要です。
交換頻度の目安は、浄水器の種類ごとに違いますが、蛇口直結型やポット型は約1~3か月、据え置き型やビルトイン型は約1年のものが多いです。
うっかり交換をするのを忘れないために、液晶メモリで表示されるタイプはおすすめ。
浄水器とウォーターサーバーはどちらがおすすめ?

浄水器とウォーターサーバーは似たようなイメージがありますが、それぞれメリットやデメリットがあります。
2つの違いを比べて見ましょう。
2つともゴミが少ないため環境に優しく、水道水よりもおいしいというポイントは同じですが、コストや設置場所に関しては大きく違います。
ウォーターサーバーのメリット・デメリット
ウォーターサーバーは、冷水・常温・熱湯を好きなタイミングで使用することができ、メーカーが管理した水を飲めるため、浄水器の水よりおいしいという意見が多いです。
反面、設置場所にある程度のスペースが必要なこと、メーカーの水を購入する・メンテナンスやレンタル料がかかるなど、コストがかかります。
浄水器のメリット・デメリット
浄水器は水道水をろ過するため、メンテナンスやレンタル料がかからず基本的に水道代のみです。浄水器本体や工事など初期費用はかかりますが、その後はカートリッジ代のみとなるため、ランニングコストは低いのが特徴。
種類によっては設置場所が必要ですが、蛇口直結型やポット型の場合は、スペースも取らずどんな環境でも使用することができます。
2つの特徴をご紹介しましたが、お水の味にこだわりたい、常温水以外もよく使用する方は、ウォーターサーバーを使うのがおすすめ。一方、手軽に利用したい・コストを抑えたい方は、浄水器がおすすめです。どちらがいいか悩んだときは、まずは手軽に始められる浄水器から使ってみてはどうでしょうか?
種類別の浄水器のおすすめ

浄水器のおすすめ①蛇口直結型

世界で初めて中空糸膜フィルターを使った浄水器ブランド「クリンスイ」。その中でも蛇口直結型の人気のMONOシリーズです。大きな特徴は、50%節水を実現している節水能力の高さと、2週間ごとにメモリが減り交換時期が一目で確認できるのがおすすめポイント。
ろ材に「中空糸膜」と「活性炭+セラミック」を組み合わせたダブルフィルターを搭載しているため、除去対象物質が多いです。衛生面と節水の2つを兼ね揃えた「ちゃんとキレイに、経済的に。」をキャッチフレーズにしたおすすめの浄水器です。
カセッティシリーズは、カートリッジを丸ごと交換するため、交換するたびに浄水口が清潔なのがおすすめポイント。従来の浄水器よりも浄水スピードが早く、注水の待ち時間が短くてストレスフリーに使えてうれしいです。除去性能も十分でおいしい水を飲むことができます。
カートリッジの寿命が5か月と蛇口直結型の中では長めで、カートリッジの交換時期もデジタル表記で見やすいため、交換を忘れがちな人におすすめです。
カートリッジの寿命が1年と長く、蛇口直結型にしてはランニングコストが安いのがおすすめ。約4,000リットルの水を生成できるため、2リットルサイズのペットボトル約2,000本相当。浄水器には4つの高性能フィルターを使っているため、除去対象物質も17種類と多く、おいしい水を自宅で飲むことができます。
ミニマルサイズでキッチンがすっきり見える浄水器。浄水と原水の切り替えをボタン一つで行うことができ、レバーをスライドさせることで、シャワーとストレートの切り替えが手軽にできておすすめです。料理や飲み物と幅広い用途で使うことができるので、日常的においしいお水を味わえます。
カートリッジは除去対象物質6種と15種の2種類ありますので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
浄水器のおすすめ②ポット型

縦横に収納ができるため、置く場所に困らないスリム設計の浄水器。除去対象物質16種以外にも、有機フッ素化合物(PFAS)も除去できる高性能フィルターを使用しています。ミネラルやカルシウムなどのミネラル成分はしっかり残りながらも、浄水スピードが早いため、飲みたいときにサッと飲めておすすめです。
冷蔵庫の棚やドアポケットなど好きな場所に収納し、いつでもおいしい水を楽しみましょう。
冷蔵庫の中にも入るスリムサイズのポット型の浄水器。フタを開けずにワンプッシュで開閉できる、注水時にフタが落ちずらい使用になっているため、給水から注水まで片手で行うことができるのがおすすめの特徴です。
独自のダブルフィルターを使ってろ過するため、他社よりもろ過スピードはゆっくりですが、水にこだわったクリンスイだからこそ、おいしさにこだわったおすすめの浄水器。
ポット型の浄水器を開発し50年以上の実績がある「ブリタ」。スタイルやニーズに合ったサイズがありますが、その中でもおすすめの「スタイル」をご紹介します。フリップトップ式のふたのため、片手でも楽々に開閉することができ、水道水を手軽に注ぐことができます。
健康に影響があると言われている、PFAS(有機フッ素化合物)を80%以上除去できるのも大きな特徴。形状もラウンド状に仕上がっていて、隅から隅まで洗いやすくいつでも衛生的に保てるのもおすすめです。
女性のため浄水器とし、水のおいしさだけでなく美容にもこだわった「ULeAU/ウルオ®」。浄水機能やろ過スピードが充実しているだけでなく、ウルオに含まれている***「天然鉱石」から溶け出したミネラル分も加わわるため、美容にもよくておすすめです。
またポット型の浄水器で唯一、銀イオン抗菌剤を使用せず、水道水をろ過した浄水に抗菌性を持たせることに成功しています。徹底的に美容にこだわったおすすめの水を味わってみませんか?
浄水器のおすすめ③据え置き型


クリンスイの高性能カートリッジは、除去対象物質14種もあるため微細な細菌から赤サビまでしっかり除去できます。おすすめポイントは上下左右に360度回転ノズル、高さがあっても大きいサイズの鍋でも水を入れるのが簡単です。
流量が3ℓ/分のため、料理や洗い物などどんなシーンでも大活躍できる浄水器。
ボタン一つで用途の違う5種類の水を選べる浄水器。飲み水として浄水やアルカリイオン水、洗顔や美容向けに弱酸性水と、用途に合わせて使えておすすめです。選んだ水質によってランプの色が違うため、一目でわかるので間違えて使う心配もありません。
カートリッジにはセラミック入りの活性炭を使用しているため、除去対象物質19種類もあります。もちろんミネラルはそのまま残るため、おいしい水を飲むことができます。
コンパクト設計の浄水器のため、キッチン周りに置いてもすっきりとした見た目でおすすめです。
こちらの浄水器の一番のおすすめポイントは、カートリッジの寿命が8年という驚きの長さ。浄水能力が80,000ℓ分のため、1日27ℓ使っても約8年使うことができます。除去対象物質も20種類ありながらも、おいしさにもこだわった仕上がり。
逆流洗浄することができるので、浄水器の内部までしっかりと清潔に保つことで、おいしさが長持ちします。カートリッジに天然鉱石やヤシの実の果皮の天然素材を使った、大自然の原理と科学を融合させたおすすめの浄水器をお試しください。
シンプルなデザインとコンパクトサイズの浄水器は、キッチンのスペースが狭くても場所を選ばずに置くことができます。高度なカートリッジを使っているため、有機フッ素化合物の一種である「PFOS及びPFOA」も除去することができ、おいしい水を飲めます。
浄水器は耐熱温度が低いものが多いですが、こちらは50度までの温水なら浄水できるため、料理や飲み水など幅広く活用することができておすすめです。
浄水器のおすすめ④ビルトイン型

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1日20ℓ使っても1年間使える大容量カートリッジの浄水器。19種の除去物資をろ過する高性能のでありながら、ミネラル分はしっかり残すため、いつでもおいしい水を飲めておすすめです。
フィルタはアンダーシンクⅡ型のため、カートリッジの交換が簡単に出来ます。また交換頻度も1年に1回でいいため、手間もかかりません。

タッチレス水栓が魅力的な浄水器「ナビッシュ」。料理や洗い物の際に手が汚れていても、手をかざすだけでらくらくに水を出すことができておすすめです。見た目もスタイリッシュで、浄水器もシンク下にあるため、場所も取らずすっきり収納。
浄水と水道水、お湯と水をワンアクションで切り替えることができるので使い勝手もいいです。
除去物質も20種と、高性能のカートリッジを使用しているため、おいしさと手軽さを兼ね揃えたビルトイン型浄水器。
浄水カートリッジを水栓に内蔵しているため、シンプルでスタイリッシュな見た目がおすすめのポイント。カートリッジの交換は水栓のリングを外すだけでお手軽に交換できます。
不織布+高性能活性炭+中空糸膜の3つのフィルターを使った浄水器は、いつでもおいしい水を飲むことができます。
毎日の暮らしに浄水器は欠かせない
浄水器を使えばいつでもおいしい水を飲むことができます。。コストをかけたくない・手軽に使いたい方は蛇口直結型やポット型がおすすめ。新築やリフォームする・しっかりと使いたい方は据え置き型やビルトイン型がおすすめです。本記事を参考にして、ご家庭にあった浄水器を見つけてみてください。
よくある質問
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カートリッジを交換しないとどうなる?
浄水機能が下がり細菌やカビなど繁殖しやすくなります。浄水器の種類によって交換時期が違うので、よく確認しておきましょう。また、使用頻度が多い場合は、推奨された交換時期より早くなる場合あるので、味に違和感を感じたら交換するのがおすすめです。
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熱湯を浄水することはできるの?
浄水器に熱湯を入れると、ろ材についた有害物質(トリハロメタンなど)が溶け出す恐れがあります。また、ろ材の素材の耐熱温度を超えるとうまくろ過できなくなるため、40度以上の水を入れることはおすすめしません。