染まりやすい市販ヘアカラーを紹介!選び方やセルフカラーの注意点もチェック
サロンカラーは費用が高く、拘束時間も長いため、お手軽なセルフカラーをしてみたい方は多いでしょう。
しかし、市販ヘアカラーは商品が豊富にあるので、どの商品を選べばよいかセルフカラー初心者さんは悩むのではないでしょうか。
実際にセルフカラーをしてから後悔しては遅いですから、発色やダメージなど要望別のおすすめ市販ヘアカラーを参考に選んでみましょう。
本記事では、ハイトーンでもきれいに染まる市販ヘアカラー・ダメージをできる限り軽減する市販ヘアカラーのおすすめ商品をチェックできます。
市販ヘアカラーの選び方や注意点・初心者さんが疑問に感じるQ&Aなども記載しているので、ぜひ最後までご覧ください。
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
市販ヘアカラーの基礎知識(種類やサロンカラーとの違い)
市販ヘアカラーは、美容院でのカラーに比べ、手軽に低価格で髪を染められる点が魅力的です。しかし、多くのメーカーから様々な種類のヘアカラー剤が発売されているため、どれを選べば良いか悩んでいる方は多いと思います。
市販ヘアカラー剤の種類ごとの特徴やサロンカラーとの違いなど基礎知識を知り、自分に合ったものを選択することが重要です。
市販カラー剤の種類ごとの特徴とサロンカラーとの違いについて解説します。
市販ヘアカラーの種類
市販ヘアカラー剤に多く使用されているのが、「泡タイプ」「クリームタイプ」の2種類です。
泡タイプは、泡を髪にもみ込むこようにして染めるため、初心者でもムラになりにくい特徴があります。
手に取って直接髪にもみ込むことができ、クリームタイプのようにコームを使い、髪を分けながら染めることもないため、より手軽にセルフカラーできる点が魅力的です。
一方で、一気にまんべんなく染められるため、薬剤を塗布した部分の分かりずらさや部分染めへの使いずらさがデメリットです。
クリームタイプは、髪をブロッキングし、専用のハケを使いながら染めていきます。
使いたい分だけ混ぜ合わせて使用することから、コスパが良いのが魅力です。
しかし、初心者には均一に塗布することが難しいことから、仕上がりにムラが出やすいのがデメリットです。
また、市販のヘアカラー剤には、エアゾールタイプ、粉タイプ、乳液タイプもあります。
乳液タイプは、クリームタイプと同様、専用のハケを使いながら染めていきます。
髪にのばしやすいため、ムラなく全体をスピーディーに塗れる一方で液だれしやすい難点があります。
メリット・デメリットから自分に合う種類のヘアカラー剤を使ってみてください。
セルフカラーとサロンカラーの違い
セルフカラーとサロンカラーには、カラー剤に含まれる成分や色素の量、選べる色の種類などの違いがあります。それぞれメリット・デメリットがあるため、確認していきましょう。
まずはセルフカラーのメリット・デメリットを紹介します。
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サロンカラーに比べて低価格で髪を染められる
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美容院に行く手間が省ける
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予約をとることなく、自分の好きな時に染められる
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サロンカラーより髪へのダメージが大きい
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慣れていないとムラになりやすい
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次に美容院でカラーをするときに、希望通りの色にならないことがある
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色が落ちやすい
次にサロンカラーのメリット・デメリットを紹介します。
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ムラにならず、綺麗な仕上がりになる
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セルフカラーに比べて髪へのダメージを軽減できる
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希望の色にできる
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高価
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美容院に行く手間がかかる
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拘束時間が長い
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美容師と会話をしなければならない
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で自分に合う方を選択しましょう。
市販ヘアカラーの選び方
市販ヘアカラー剤を選ぶ時は、現状の髪色に合わせること、髪の長さ・太さ、カラー、明るさ、価格、品質に着目して選ぶことが大切です。
このポイントを押さえて選ぶことで、自分にあったヘアカラー剤の使用に繋がります。
以下のポイントを参考にして、自分に合ったヘアカラー剤を見つけてみて下さい。
現状の髪色に合わせる
現状の髪色と同じ系統のカラーを選ぶことで、染まりやすく、色持ちが良くなる傾向があります。
一度、黒色に戻した髪やベースの髪が暗いほど明るい色は入りづらくなります。
黄色気味の色落ちが気になる方は、紫・青み系の色を選ぶのが良いでしょう。
現状の髪色によって仕上がりは異なるため、染める前の髪色を確認した上で、色味を選ぶことが重要です。
髪の長さ・太さも考慮する
ヘアカラー剤を選ぶ際は、自分の髪質を知ることが重要です。
細くて柔らかい軟毛タイプと太くて硬い硬毛タイプでは、色味の入りやすさが異なります。
軟毛タイプは、染まりやすい傾向があるため、希望の色よりも1トーン下げた明るさのヘアカラー剤を選ぶのがおすすめです。
また、赤メラニンが少ないことから、アッシュやグレー系の色味が入りやすい特徴があります。
一方で、硬毛タイプは染まりにくい傾向があるため、希望の色よりも1トーン明るいヘアカラー剤を選ぶのがおすすめです。
また、赤メラニンが多いことから、オレンジやピンクなどの暖色系の色味が入りやすいです。
自分の髪質を考慮してヘアカラー剤を選ぶことで、理想の髪色に近づきます。
ブルべ・イエベ別の似合うカラーもチェック
メイクやファッションと同様に、ヘアカラーにも肌の色に合う色味があります。
この肌の色に合う色味を選ぶ際に重要な概念が「パーソナルカラー」です。パーソナルカラーとは、個人の肌の色や髪の色、目の色などの特徴に基づいて、その人に最も似合う色を診断するものです。
イエローベース(イエベ)・ブルーベース(ブルベ)とは、パーソナルカラーの基本となる色分別のことです。
イエローベース(イエベ)は肌色のベースが黄色寄りで、ブルーベース(ブルベ)は青み寄りに分けられます。
イエベは、暖色系のベージュやブラウン系が肌の色に合いやすいのが特徴です。
一方で、ブルベは寒色系のアッシュやグレージュが肌の色に合いやすいといわれています。
パーソナルカラーは、プロによる診断以外にも、多くのサイトで自己診断もできるので、自分に合った色味にしたい方はぜひ参考にしてみるのがおすすめです。
明るさ
市販のヘアカラー剤には、色の明るさによって番号が振られています。
トーンの数字が小さいほど暗いカラー、大きいほど明るいカラーです。
日本人の地毛は、4〜6トーンと言われています。
以下の明るさの目安を参考にして、自分の理想の明るさを選んでみてください。
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6トーンは地毛に近い明るさ
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7トーンは地毛よりやや明るい
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8トーン以上は明るい
価格と品質
ヘアカラー剤を選ぶ際に、髪への負担を軽減したい方は、毛髪軽減保護成分が入っているのかに着目することが重要です。
毛髪軽減保護成分は、髪や頭皮への負担を軽減するだけでなく、カラー後の髪の手触りや艶感に、大きく影響を与えます。
市販のヘアカラー剤には、ホホバオイル、ツバキオイルが保護成分として含まれています。
また、付属で美容液やトリートメントが付いているものもあります。
特にダメージが気になる方は、成分表示や説明文を読み、ケアアイテムが付いているのか確認しましょう。
ハイトーンでも染まりやすい高発色市販ヘアカラー5選!
それでは、ハイトーンでも染まりやすい高発色市販ヘアカラー剤を5選紹介します。
ヘアカラーのタイプや付属品、色の種類などについて比較しているので、どれを買えば良いのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
Beauteen(ビューティーン) メイクアップカラー
この商品は、こだわりの発色と色持ちが特徴であるため、明るい髪にしたい方におすすめです。
洗い流し時の色持ちのことを考えたヘアカラー直後用シャンプーが付属されています。
また、シャンプー後の美容液も付属されており、髪へのダメージが気になる方にもおすすめです。
ビビッドオレンジやマゼンタピンクなど全13色とカラーラインナップが豊富なため、さまざまなヘアカラーに挑戦できるのも魅力的ですね。
発色や色持ちを重視してる方におすすめの商品です。
ビューティーラボ ホイップヘアカラー
この商品は、ふんわり泡で塗布しやすく、ムラなくきれいに仕上げたい方におすすめです。
付属のシェイカーを振るだけで濃密な泡ができるため、簡単にムラなく染められます。
色持ち成分が配合されているアフターカラー美容液が付属されている優れものです。
ハイトーンのカラーも含めた豊富なカラーバリエーションから自分が染めたい色を選べるのも嬉しいですね。
手間をかけずに、ムラなくきれいな発色の髪色に仕上げたい方におすすめの商品です。
フラッシュライト ミルキーヘアカラー
この商品は、高発色な髪色を求めている方におすすめです。
黒髪でも高発色な明るい髪色に仕上がる特徴があります。
髪にうるおいを与えるアミノ酸が8種類も配合されており、これらの成分が髪にうるおいやツヤを与えます。
また、サロンで話題のケラチン成分を2種類配合されており、ダメージを補修してくれるのも嬉しいポイントです。
高発色の髪色に仕上がり、ダメージを補修しながら髪を染めたい方におすすめの商品です。
ルシードエル ミルクジャムヘアカラー
この商品は、髪1本1本に密着してしっかりと発色する特徴があります。
うるおい成分・ツヤ成分・さらさら成分・毛髪保護成分のそれぞれ4つの成分が配合されている優れものです。
高発色な髪色とケア成分でツヤツヤな髪に仕上げたい方におすすめの商品です。
ヘンケル(Henkel) ゴッ トゥービー ボンディング・メタリックス
この商品は、サロンで話題のボンディング・テクノロジーを搭載し、毛髪内部にアプローチする新しい技術です。
この技術は、従来のダメージケア成分による補修とは異なり、毛髪内部の保護と強化を目指しています。
キレイにしっかりと発色しながら、切れにくく、なめらかな髪に仕上げたい方におすすめの商品です。
ダメージが気になる方におすすめ市販ヘアカラー5選!
続いては、ダメージが気になる方に向けたおすすめのヘアカラー剤5選を紹介します。
各商品の特徴についてまとめているので、ぜひ参考にして髪へのダメージを軽減したヘアカラー剤を選んでみて下さい。
L’ORÉAL PARIS(ロレアル パリ)オレオリュクス
この商品は、髪と頭皮へ負担をかけずにツヤ感のある髪に仕上げたい方におすすめです。オイルが約60%配合されており、カラー剤の主成分となっているため、ツヤ感のある仕上がりが期待できます。
毛髪保護成分であるオイルが含まれているヘアマスクとヘアオイルが付いており、髪にうるおいを与えてくれます。
サロン発想のこだわりのコームやトレイ、ケープ、手袋、イヤーキャップも付属されており、セルフカラーに必要な物が全て揃っている優れものです。
セルカラーによる髪への負担が気になる方や艶やかな髪に仕上げたい方におすすめの商品です。
サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー
この商品は、髪をかきあげた時に気付く程度の白髪が気になり始めた方向けに、プロのスタイリストが開発・テストしたサロン品質であり、サロン帰りのような美しい髪に仕上げたい方におすすめです。
白髪も黒髪も馴染んで染まる特徴があります。
サロントリートメントにも使われているアフターカラーヘアパックが付属されており、なめらかな質感の髪に仕上がる優れものです。
くし型のノズル付きの仕様で、初心者でも塗りやすいため、染めやすさ重視で、サロン帰りのような美しい髪に仕上げたい方におすすめの商品です。
花王リーゼ泡カラー
この商品は、泡でもみ込むだけで簡単に指通りなめらかなで、しっとりとした質感の髪に仕上げたい方におすすめです。
毛髪保護成分の配合やアフターカラー用のトリートメントの付属により、染める際に髪へのダメージを軽減し、傷んだキューティクルの補修を行う優れものです。
グレーやブルーの色味をブレンドしたサロン発想の色設計で、透明感とやわらかさのある髪色を作れるところも嬉しいポイントですね。ナチュラルシリーズの色味やデザインシリーズの色味などカラーバリエーションが豊富なため、自分好みの色を探してみて下さい。
染めやすさやしっとりとした質感、色味を重視したい方におすすめの商品です。
COLORIS(カラリス) ヘアカラー
この商品は、自分に合ったヘアカラー剤とトリートメントを使用して、自宅でサロン並みの仕上がりを求めている方におすすめです。
10,000通り以上の組み合わせから自身の髪質に合った調合なため、高発色でダメージレスな髪への仕上がりが期待できます。
また、オリジナルのプレミアムトリートメントも付属されており、きれいな髪色を維持しながら滑らかな髪になれるのも嬉しいポイントですね。
Web上で無料のカラー診断を行っており、なりたい髪色や理想の雰囲気などからおすすめのカラーを選んでくれます。
髪へ負担がかかりづらい配合成分や自分の髪に合ったもので、ダメージをかけずに自宅でセルフカラーしたい方におすすめの商品です。
パルティ カラーリングミルク ヘアカラー
この商品は、簡単に塗れて、ツヤとうるおいのある仕上がりを求めている方におすすめです。
髪に密着する乳液タイプで、ブラシを使わずに手で塗れるため、慣れていない方や楽に染めたい方にぴったりです。
色持ちやつややか、うるおいにつながるトリートメント成分が5つも配合されています。
また、カラーリング後の色とツヤをきれいに保つ専用のヘアトリートメントセラムが付属しているため、髪色をきれいに保ちサラサラな手触りの髪に仕上がる優れものです。
ベージュやブラウンなどのなじみシリーズからアッシュやピンク、ラベンダーなどのはなやかシリーズなどカラーバリエーションが豊富なことも嬉しいですね。
ブラシを使わずに簡単できれいに染まり、サラサラな仕上がりを求めている方におすすめの商品です。
市販ヘアカラーの注意点
市販のカラー剤を使う際に、髪や頭皮のトラブルを防ぎ、ダメージを避けるためには、注意点を知ることが大切です。
市販カラー剤を使う際の注意点を詳しく解説します。
パッチテストと保湿を行う
市販のヘアカラー剤は髪への負担が大きいため、セルフカラーをする際には、毎回パッチテストを行うことが重要です。
パッチテストとは、ヘアカラーでかぶれる体質かどうかを前もってチェックする方法です。
セルフカラーを行う際は、48時間前から実施する必要があります。また、同じカラー剤を使う場合でも、突然アレルギー症状が出現することがあるため、毎回行いましょう。
パッチテストの詳しいやり方は、商品の説明書に書かれているため、よく確認した上で正しい手順で行うことが重要です。
髪のダメージがひどい方は使用を控える
カラー剤には、髪にダメージを与えるアルカリ剤が含まれており、セルフカラーのアルカリ剤は、髪の中に残留しやすいため、髪の痛みにつながります。
何度もブリーチを繰り返し、傷んでいる髪や細い髪の方は、ちぎれやすくなるなどダメージを受けやすいため、注意が必要です。
また、縮毛矯正をかけた髪にセルフカラーを行うことは、髪へダメージを与えるため、多くのリスクを伴います。髪が痛み、切れ毛や絡まりの原因になるため、縮毛矯正している方のセルフカラーをおすすめできません。
このように、髪のダメージがひどい時は、セフルカラーを控えましょう。
よくある質問
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普通の市販ヘアカラーでも白髪は染まるのか?
しっかりとは染まらず、薄く染まる状態になります。そのため、白髪をきれいに染めたい方は、白髪染めで染めると良いです。
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男性用・女性用で市販ヘアカラーは違うの?
染まりやすさや量、香り、アフターケアできるトリートメントの有無などの違いがあります。
男性の方が髪が短いことが多いため、量が少ない特徴があります。女性用は、香りがよく、アフターケアが充実したものが多いです。 -
セルフカラー後のお手入れ方法は?
セルフカラー後は、シャンプーでしっかりと洗浄することが重要です。カラー剤が髪に残っていることは、髪の痛み繋がります。
シャンプーはケアカラー用の商品を使うのがおすすめです。 -
パーマの後にセルフカラーをしてもよい?
パーマ後にセルフカラーをすることで、パーマが落ちてしまうことが多いため、注意が必要です。
最低でも、1〜2週間は控える方が良いでしょう。 -
生理・妊娠中にセルフカラーは控えるべき?
生理中や妊娠中のヘアカラーは避けた方が良いとされています。
一般的に生理中や妊娠中はホルモンバランスが不安定なため、肌が敏感になっています。そのような時は皮膚トラブルが起きやすいため、注意が必要です。