ビタミンC誘導体クリームのおすすめ人気ランキング10選|プチプラの商品もご紹介
ビタミンC誘導体とは、純粋ビタミンCやピュアビタミンCの安定性を高め、浸透しやすくした成分。デパコスはもちろんのこと、プチプラの化粧品にも多く使われている万能成分です。
一方で、「ビタミンC誘導体はニキビ跡にも有効なのか?」 「プチプラでもおすすめのビタミンC誘導体クリームはある?」などの疑問を持つ方も少なくありません。
本記事では、ビタミンC誘導体クリームの選び方・おすすめ人気ランキングをご紹介。純粋ビタミンCとの違いやプチプラ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ビタミンC誘導体の特徴とは|効果とビタミンCとの違い
ビタミンCと混同されることの多いビタミンC誘導体。その効果はどのようなものでしょうか?まずは、ビタミンCとの違いやビタミンC誘導体の魅力を解説していきます。
ビタミンC誘導体の効果|毛穴・ニキビ・エイジングケア
▼ビタミンC誘導体の効果
- 抗酸化作用で活性酸素を除去
- ニキビの炎症を抑えニキビケアもできる
- 過剰な皮脂を抑制する
- コラーゲンの生成を促す
- メラニンの生成を抑える
ビタミンC誘導体には、上記のような多数の効果があります。活性酸素とは、日常のストレスや加齢、紫外線、排気ガスなどによって体に蓄積されているものです。活性酸素は体を酸化させ、肌のコラーゲンやヒアルロン酸を減少させてしまいます。
そんな活性酸素を除去するだけでなく、減少したコラーゲンなどの生成を促すことで、シワやニキビ、シミを予防できます。そのため、様々な年代の肌悩みにも適しているのです。
ビタミンCとの違いは?
ビタミンCは「純粋ビタミンC」や「ピュアビタミンC」とも言われ、酸化しやすくて浸透力が低いなど、安定性の悪さがデメリットと言えます。
一方で、このビタミンCにリン酸などを結合させて安定性を高めたのが、ビタミンC誘導体。ビタミンCは、摂取してもすぐ尿から体外に排出されてしまいますが、浸透率や安定性が高いビタミンC誘導体は、ビタミンCが持つ本来の力を発揮できるのです。
迷ったらコレ!ビタミンC誘導体クリームの選び方5つ
①種類|3種類から肌質に合ったものを選ぼう
ビタミンC誘導体には、主に水溶性・脂溶性・両溶性の3種類があります。化粧水など、ローションタイプに使われるのが水溶性で、クリームやジェルタイプに使われるのが脂溶性。どちらにも使われるのが両溶性です。
それぞれの特徴は下記の表に記載しているので、今回クリームの場合は脂溶性と両溶性を参考にしましょう。敏感肌や乾燥肌が純粋ビタミンCを使うと刺激になりやすいですが、「アスコルビン酸2-グルコシド」「3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸」など刺激が少ないものもあります。
▼ビタミンC誘導体の種類と特徴
両溶性は、特に今までに化粧品で肌がピリピリしたり、赤みが出たなどの敏感肌さんにおすすめ。クリームタイプは保湿性も優れているので、どの肌質の人にも合わせやすいですね。
②肌への優しさ|品質保持成分をチェック
敏感肌の方やなるべく肌への負担を軽減したい方は、刺激となる可能性のある成分を避けましょう。特に、化粧品の品質保持のために使われている以下の添加物は注意が必要です。
また、防腐剤はローズマリーオイルエキス、香料を天然精油など、天然由来の成分を配合しているものを選ぶこともおすすめです。
▼注意が必要な添加物
敏感肌の方は、ビタミンCの濃度にも注意が必要です。高濃度のビタミンCを配合したものは、効果が高いものの刺激を感じやすくなります。肌への負担が気になる方も濃度が5%かどうかをチェックしましょう。
③有効成分|高保湿・美白・ハリ成分など
高保湿成分|乾燥が気になる人におすすめ
乾燥肌の方や保湿効果を重視したい方は、高保湿成分が配合されているかどうか確認しましょう。主な保湿成分、はセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸など。同じ保湿でもそれぞれ働き方が違うため、以下の表もチェックしてくださいね。
また、水溶性のビタミンC誘導体は即効性がある反面、肌を乾燥させやすいため注意が必要です。クリーム系は脂溶性のビタミンC誘導体が使用されることが多いので、乾燥肌の方は今回ご紹介しているクリームタイプの方が使いやすいでしょう。
▼保湿成分の種類と特徴
美白成分|シミ・ニキビ跡におすすめ
ビタミンC誘導体にも美白作用はありますが、紫外線対策をより強化したい方は、他の美白成分もチェックしてみましょう。ほとんどの美白成分は、メラニンの元であるチロシナーゼの活性を抑制する効果があります。
肌がなんとなくくすんで見える方も、ぜひ美白成分を取り入れてみましょう。
▼美白成分の種類と効果
ハリ成分|シワ・たるみなどにおすすめ
シワやたるみが気になる方、よりエイジングケア効果を高めたい人は、25%の高濃度なビタミンC誘導体を選ぶのもおすすめです。高濃度な分、刺激が懸念されるので、注意しながら使用しましょう。
そのほかのハリ成分として、肌の新陳代謝を高めるレチノールや、コラーゲンの生成を促すナイアシンアミドが配合されたものもおすすめです。
殺菌・抗炎症成分|ニキビケア・ニキビ予防におすすめ
特に大人ニキビは、皮脂だけでなく乾燥やストレスやホルモンバランスの乱れなどが原因ですが、詰まった毛穴にアクネ菌が繁殖することで悪化します。ニキビケアやニキビ予防をしたい方は、アラントインやイソプロピルメチルフェノールなどの抗炎症・殺菌成分をチェックしましょう。
そのほかにも、以下の成分がおすすめです。
▼ニキビの有効成分の働きと成分名
ビタミンC誘導体単体でも様々な効果があるので優秀ですが、一部では種類によって乾燥しやすいなどのデメリットもあります。そこを補うのが保湿成分。そのほか、ニキビやシミ、しわにアプローチしてくれる有効成分もあるので、選ぶ際はチェックしましょう。
④使い勝手|香りやパッケージの形状
香り|キツすぎないものを選ぼう
香りは人によって好みがありますが、化粧品は毎日使用するものなので香りがキツすぎないものがおすすめ。特に、ビタミンC誘導体の化粧品はグレープフルーツ・レモンなど柑橘系の香りが多いでしょう。
もし香り成分の刺激が気になる方は、無香料を選ぶのもおすすめです。ただし、無香料とは全くの無香ではなく原料のにおいはすることを覚えておきましょう。
パッケージの形状|適量が出しやすい
使い勝手でも選ぶなら、パッケージの形状の使いやすさにも注目してみましょう。適量が出しやすいタイプの形状、持ちやすくフタが開けやすいものは高評価です。特に、クリームの場合はジャータイプやチューブに入っているものが多いでしょう。
もしジャータイプの商品を選ぶ場合は、スパチュラがついているものにすると衛生的で便利ですよ。
香りの好みやパッケージも、化粧品を選ぶ上で重要要素。綺麗になるために毎日使うものなので、自分のモチベーションが上がるものを選びましょう。
⑤価格帯|毎日継続しやすいものを選ぼう
ビタミンC誘導体の原料は基本的に安価のため、プチプラの商品でも配合されているものが多くあります。ビタミンC誘導体クリームに限らず、化粧品は継続して毎日使えるものが良いですね。
ドラッグストアなどでも手軽に手に入るので、まずビタミンC誘導体を試したい人はプチプラから始めてみるのもおすすめです。
プチプラでも継続しやすく品質が高いものが多く販売されていますし、お気に入りのデパコスがあればモチベーションがアップします。どちらもそれぞれメリットがありますので、自分が継続できる範囲で選びましょう。
ここまで、ビタミンC誘導体の特徴からビタミンC誘導体クリームの選び方まで紹介してきました。しかし、たくさんある商品の中から自分に合ったものを見つけるのは至難の業…。そこで、次項では当編集部が厳選したおすすめ人気ランキングを紹介していきます。
ビタミンC誘導体クリームのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、ビタミンC誘導体クリームのおすすめ人気ランキングを10選紹介していきます。人気のデパコスからプチプラまで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回はビタミンC誘導体クリームを、下記3点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…ビタミンC誘導体・保湿成分配合商品をピックアップ
b.glen(ビーグレン) Cセラム
ドクターケイ ドクターケイ カクテルVプレミアムクリーム
アニス Spiage.+
ドクターシーラボ VC100ダブルリペアセラム
メラノCC 薬用しみ集中対策 プレミアム美容液
タカミ タカミゲル
白潤 薬用美白クリーム
トゥヴェール ホワイトクリームII エクストラリッチ
アスタブラン Wリフト センセーション
無印良品 敏感肌用薬用美白クリーム
ビタミンC誘導体クリームの効果的な使い方
自分に合ったビタミンC誘導体クリームを選んでも、使い方が正しくなければ効果を得られません。最後に、初心者にも必見の効果的な使い方を解説していきましょう。
- 基本はスキンケアの最後に使う
- メーカーが推奨していれば朝晩とどちらに使っても良い
- ビタミンC誘導体化粧水とのダブル使いもおすすめ
基本はスキンケアの最後に使う
ビタミンC誘導体クリームは、化粧水・美容液・乳液など他のアイテムを使用した後、最後に塗るのがおすすめです。クリーム系は油性のタイプが多いので、先に使用すると他の化粧品の浸透を妨げるためです。先に塗った化粧品のフタをする意味でも、最後に使用しましょう。
メーカーが推奨していれば朝晩とどちらに使っても良い
朝にビタミンCの化粧品を使うと、日焼けしやすくなるとの声も多いのですが、それは間違いです。ビタミンC自体が日焼けを招くということはなく、むしろ紫外線などのストレスから肌を守ってくれるでしょう。
紫外線に反応して刺激となってしまうのは、柑橘系の精油に含まれる「ベルガプテン」などの成分のことです。もし香料として柑橘系の精油が含まれていたら、注意が必要です。
ビタミンC誘導体化粧水とのダブル使いもおすすめ
ビタミンC誘導体のクリームを展開しているメーカーには、同様にビタミンC誘導体を配合した化粧水を販売しているものもあります。同じメーカーだと相乗効果が高まって安定して使えるので、ダブル使いをするのも良いでしょう。
ビタミンC誘導体クリームで褒められる美肌へ
ビタミンC誘導体クリームで、気になったものはありましたでしょうか?適切に利用すれば、今後の肌トラブルを防げる万能なビタミンC誘導体。ぜひうまく取り入れて、褒められる美肌を目指しましょう。
▼もう一度ランキングを見る
「ビタミンC誘導体はビタミンCの効果が薄れてしまっているのではないか?」と心配する声も少なくありません。実際のところ、双方の効果に大きな違いはなく、効果を実感するまでの期間が早いか遅いか、刺激が強いか少ないかの違いになります。