レチノールクリームのおすすめ人気ランキング12選|効果や基本の使い方も解説!
レチノールクリームとは、シワ改善効果が認められているエイジングケア化粧品のこと。皮膚科で処方されている医薬品の「レチノイン酸」とは違い、様々な化粧品メーカーから販売されています。
本記事では、レチノールクリームの選び方・おすすめ人気ランキングをご紹介。初めての方にも分かりやすく使い方を解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
レチノールクリームとは|効果や副作用
レチノールクリームの効果|肌の表皮と真皮に働きかける
- 肌の表皮細胞を活性化してターンオーバーを促す
- 真皮にあるコーラゲン・エラスチンの生成を促進
- ハリのある肌へ導く
- 毛穴を目立たなくする
レチノールはビタミンAとも呼ばれ、ビタミンの一種です。脂溶性ビタミンのため、クリームなどの油分となじみやすい性質があります。肌の真皮と表皮の両方に働きかけ、うるおい・ハリの元となるコラーゲンやエラスチンの生成を促してくれるのです。
さらに、ターンオーバーを促すことで毛穴ケアも可能。化粧品に配合されるレチノールにも種類が複数あり、効果や刺激など違いがあります。おすすめの種類やどんな人に合っているかなどは選び方の項で解説するので、ぜひ読み進めてくださいね。
レチノールクリームに副作用があるって本当?
レチノールは効果がある一方で、敏感肌には刺激になる可能性もあります。普通肌の人でも、その日の体調よってはかゆみ・かさつきが起こることもあるでしょう。
この副反応のことは「レチノイド反応」とも言われており、皮膚が赤くなってほてり、ヒリヒリしたりします。副反応は肌に耐性がついてくると自然とおさまってきますが、症状が悪化したり長引く場合は使用を中止し、状況に応じてクリニックを受診ましょう。おすすめのクリニックは、キレイレポートを参照してみてください。
これで失敗しない!レチノールクリームの選び方5つ
レチノールクリームの選び方は、主に以下の5つです。
- 肌質|肌の状態に合わせて種類を選ぼう
- 成分|保湿や美白効果のある成分をチェック
- 肌への優しさ|配合濃度と刺激成分をチェック
- 使用する部位・テクスチャ|自分が気になる部位と使い心地で選ぼう
- 価格帯・パッケージ|継続できて密閉性の高いものを
それぞれ、見ていきましょう。
①肌質|肌の状態に合わせて種類を選ぼう
レチノール(ビタミンA)|より効果を求める方向け
レチノール(ビタミンA)は、刺激がある反面、高い効果を発揮するのが大きな特徴。医薬部外品と化粧品のどちらにも配合されています。一方で、熱・光に弱いため、化粧品に安定して配合するのが難しいのがデメリット。
密閉力のあるパッケージに入っていたり、すぐに使い切れるように少量で販売されているものも多くあります。シワの悩みが深刻になってくる40代以上の方には得に人気が高い種類といえるでしょう。ただし、敏感肌やアレルギーのある方は刺激によってトラブルが起こる可能性があります。
レチノール誘導体|デリケートな肌におすすめ
レチノール誘導体には複数の種類があり、特に穏やかに効果を発揮するのが「パルミチン酸レチノール」や「酢酸レチノール」です。酢酸レチノールは化粧品に主に配合され、レチノールを酢酸で安定化したもの。パルミチン酸レチノールは化粧品のほか、医薬部外品にも配合されます。
パルミチン酸レチノールは特に低刺激で、敏感肌にも使いやすいのが大きなメリットです。レチノールが気になるけど肌への刺激も気になる方は、成分表に「パルミチン酸レチノール」と表記されているかチェックしましょう。
レチノール誘導体とはビタミンA誘導体とも言われ、レチノールの構造が変化した成分のこと。安定性が高く浸透力もあり、まずは試しに使ってみたいという人にもおすすめです。
②成分|保湿や美白効果のある成分をチェック
保湿成分|セラミド・ホホバオイルなど
シワ・たるみ対策のほか、乾燥対策もしたい方は、必ず保湿成分もチェックしましょう。保湿成分は数多くありますが、特に以下の表の代表的な保湿成分を確認しておくと良いです。また、シアバターやホホバオイルなどの植物性オイルもおすすめですよ。
▼保湿成分の種類と特徴
気になり始める小じわの主な原因は乾燥です。シワに根本からアプローチするレチノールに加え、保湿成分で原因となる乾燥への対策もきちんと行いましょう。
美白成分|アルブチン・トラネキサム酸など
肌のくすみやシミが気になる方は、美白成分が配合されたものがおすすめです。アルブチンやトラネキサム酸、メラニンの生成を抑制するビタミンC誘導体など、様々な成分があります。以下に美白成分を表にまとめたので参考にしてみてくださいね。
▼美白成分の種類と効果
くすみ・シミの原因の多くはメラニンによるもの。ここで紹介したメラニンの生成を抑えたり、メラニンの元となる酵素の活性を阻害する成分が入っているものを選びましょう。
③肌への優しさ|配合濃度と刺激成分をチェック
レチノールの配合濃度|1パーセント以下がおすすめ
レチノールは微量でも効果を発揮するため、濃度が濃すぎると肌へ負担をかけすぎてしまうこともあります。国内のほとんどのレチノール配合商品は0.1パーセント以下。濃度を確認する際は、1パーセント以下を選ぶのが良いでしょう。
特に海外のレチノールは濃度が1パーセント以上のものが多くあります。比較的肌の薄い日本人は、国内産の0.1パーセントが最適ですよ。
刺激成分|特に敏感肌の方はチェックしよう
敏感肌の方は、特に刺激成分に注意が必要です。化粧品には、品質保持のために防腐剤や酸化防止剤など、様々な添加物が入っています。
以下の表のような刺激となりやすい添加物や高濃度の商品は避けて、レチノール誘導体のものを選ぶようにしましょう。アレルギーテスト済み・パッチテスト済み・スティンギングテスト済みの商品もおすすめです。
▼注意が必要な添加物
濃度や効果が高いレチノールは刺激となりますが、敏感肌さんはそのほかの刺激成分にも注意が必要。成分を確認して使用頻度も考えましょう。
④使用する部位・テクスチャ|自分が気になる部位と使い心地で選ぼう
レチノールクリームは、顔全体に使えるフェイスクリームタイプとアイクリームタイプがあります。複数箇所のシワが気になる人はフェイスクリーム、目元の小じわやくまがピンポイントで気にな人はアイクリームタイプを使うなど、自分の気になる部位に応じて使うのがおすすめです。
また、レチノールクリームの中でも、テクスチャはこっくりした硬めのタイプや、ジェルみたいにゆるいタイプがあります。それぞれ使用感が違うのでテスターで確認してみるのも良いでしょう。
硬めのテクスチャは保湿もしたい人向け。ゆるいものはベタつくのが苦手な方向けです。季節や好みの使い心地で選ぶのも良いですね。
⑤価格帯・パッケージ|継続できて密閉性の高いものを
レチノールクリームは毎日使用するものなので、継続できるものを選ぶことが重要。さらに、レチノールクリームは劣化すると効果が下がるため、チューブタイプなど密封性の高いパッケージがおすすめです。
もし、密閉性が高くないものであれば、なるべく早く使いきれる量のものを選びましょう。コスパももちろん大事ですが、品質の良い状態で使った方がより効果的です。効果とコスパ、それぞれが自分にとってバランスの良い価格帯を選びましょう。
特にレチノール(ビタミンA)は空気に触れやすい容器だと劣化が早まり、せっかくの高い効果も半減してしまいます。コスパだけでなく、種類によっても最適なものを選びましょう。
ここまで、レチノールクリームの効果から選び方まで様々解説してきましたが、それでも数ある商品から自分に合ったものを選ぶのは大変ですよね。そこで、次項からは当編集部が厳選したおすすめのレチノールクリームを紹介していきます!
レチノールクリームのおすすめ人気ランキング12選
ここからは、レチノールクリームのおすすめ人気ランキング12選を紹介します。手に取りやすいドラッグストアや市販のプチプラ、人気のデパコスまで幅広くランクインしているので、ぜひお気に入りを探してみてください。
今回はレチノールクリームを、下記2点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…レチノール・パルミチン酸レチノール配合商品をピックアップ
b.glen(ビーグレン) QuSomeレチノA
なめらか本舗リンクルアイクリーム N
ラロッシュポゼ レダミック R アイクリーム
なめらか本舗リンクルナイトクリーム
北の快適工房 アイキララII
pdc ピュア ナチュラル クリーム モイストリフト N
ライフフロー レチノール A 1% アドバンスド リバイタリゼーションクリーム
b.glen(ビーグレン) QuSomeホワイト
エリクシール エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム
リンクルショット メディカルセラム
キラリエ・アイクリームIII
セザンヌ モイスチュア リッチ エッセンスアイクリーム
初心者必見!レチノールクリームの効果的な使い方と注意点
自分に合ったレチノールクリームを選んでも、使い方が誤っていると効果が半減してしまう可能性があります。特に初心者の方は、ぜひここで使い方を覚えていってくださいね。また、注意点もあるので要チェックです。
- スキンケアの最後に使う
- 小じわが気になり始めたら使う
- 日中は必ず日焼け止めを塗る
スキンケアの最後に使う
基本的に、レチノールクリームを使う順番は化粧水や乳液などの基礎ケアが終わった後になります。クリームが先に使用してしまうと他の化粧品を弾くため、浸透を妨げてしまいます。
また、敏感肌の方が初めて使う際は、顔につける前に腕の内側でパッチテストを必ず行うようにしましょう。パッケージに記載されている使用量をきちんと守ることも大切です。
小じわが気になり始めたら使う
レチノールクリームはいつ使い始めればいいのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?結論から言うと、使い始めるタイミングは「表皮の小じわが気になり始めたら」がおすすめです。
一方で、年齢を重ねるとお肌のターンオーバーは遅れがちになっていくため、急に濃度の高いものを使うと副反応が出やすくなります。まずは、効果の穏やかなレチノール誘導体から始めましょう。
日中は必ず日焼け止めを塗る
レチノールは肌のターンオーバーを促す作用があるため、使用時は紫外線の刺激に敏感になります。例えるなら、海に日焼けを塗らないで行くほど無防備な状態です。そのため、日中の日焼け止め対策は必ず行うようにしましょう。
自分に合ったレチノールクリームでスッピン美肌に
気になるレチノールクリームは見つかりましたか?きちんと使用量や使い方を守り、自分に合ったものを使うことで、より効果的に肌悩みにアプローチできます。
ここで紹介した注意点や副作用も踏まえたうえで安全に使用し、誰もが羨むスッピン美肌を目指しましょう。
よくある質問
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レチノールクリームは毎日使ってもいい?
ほとんどの市販レチノールクリームのは、毎日使っても問題ありません。しかし、一部の商品ではそうでないものもあるので、使用前に使い方をきちんと確認しましょう。初めての方や敏感肌さんは、まず週2〜3日から使ってみるのがおすすめです。
レチノール(ビタミンA)が配合されている商品は、成分表に「純粋レチノール」「ピュアレチノール」と表記されていることもあります。分からない方は、成分表記をチェックしてみましょう。