ニキビ肌が使うべきクレンジングバーム17選|選び方や正しい使い方も紹介
ニキビ肌の人は、メイクや皮脂をしっかりと洗い流さなければなりません。そんなときは、クレンジングバームの使用がおすすめです。この記事では、クレンジングバームの選び方やおすすめの商品・正しい使い方についてまとめました。
特におすすめの商品については、早見表でまとめてあります。必ず自分に合ったクレンジングバームが見つかりますので、ぜひ参考にしてください。
ニキビ肌におすすめのクレンジングバームランキング10選
▼ランキングの選定項目と基準
- 価格…5,000円未満で購入できる商品をピックアップ
- 配合成分…ニキビに効果的な成分が含まれた商品をピックアップ
- ノンコメドジェニックかどうか…テスト済みの商品をピックアップ
DUO(デュオ)ザ・クレンジングバーム
cocone クレンジングバーム
ビューティークレンジングバーム
DUO(デュオ) ザ・クレンジングバーム ブラックリペア
DUO(デュオ) ザ・薬用クレンジングバーム バリア
DUO(デュオ) ザ・クレンジングバーム クリア
DUO(デュオ) ザ・クレンジングバーム ホワイト
DUO(デュオ) ザ・クレンジングバーム ホット
パーフェクトワン フォーカス スムースクレンジングバーム
テイク ザ デイ オフ クレンジング バーム
セルフューチャー 洗顔バーム
初雪の雫 薬用ホワイトクレンジングバーム
ink. クレンジングバーム クレイ
KATAN シカクレンジングバーム
ソフティモ クリアプロクレンジングバームCICAブラック
アンプルール クレンジングバーム
ante care クレンジングバーム
ニキビ肌の人がクレンジングバームを選ぶポイント4つ
ニキビ肌の人がクレンジングバームを選ぶときに気をつけたいポイントを4つご紹介。ご自身の肌に合ったものを選ぶためにもぜひチェックしておきたいポイントを厳選しました!
- ノンコメドジェニックかどうか|テスト済だとニキビの原因になりにくい
- ニキビ有効成分|ニキビに効果的な成分に注目
- 保湿成分|ターンオーバーやバリア機能の向上につながる
- ダブル洗顔不要かどうか|肌への負担を減らせる
①ノンコメドジェニックかどうか|テスト済だとニキビの原因になりにくい
最近コスメ業界でよく聞くようになったのが「ノンコメドジェニック」という言葉。コメドとは「白ニキビ」のことで、毛穴に皮脂や汚れ、古い角質が詰まった状態のことを指します。
つまり、ノンコメドジェニックテスト済というのは、ニキビを発生させる成分が入っていないことを意味し、そもそもニキビになる要因を少なくできる効果が期待できます。
②ニキビ有効成分|ニキビに効果的な成分に注目
毎日のクレンジングでニキビ治療もできればそれに越したことはないですよね。なので、まずニキビに効果のある成分が含まれているかもチェックしましょう。
代表的なのは、グリチルリチン酸やサリチル酸。その他にも皮脂の分泌量を調整するのに欠かせないビタミンC誘導体やビタミンBも注目されている成分。もちろんこれらが含まれているだけで完治できることではないですが、発生の原因を抑制する効果は期待できます。
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抗炎症成分:グリチルリチン酸2K
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抗炎症成分:グリチルレチン酸ステアリル
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殺菌成分:イソプロピルメチルフェノール
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殺菌成分:サリチル酸
既存のニキビにアプローチするのも、ニキビ改善への近道です。
③保湿成分|ターンオーバーやバリア機能の向上につながる
ニキビというと、とにかくさっぱりさせる必要があるイメージの方も多いと思いますが、実は保湿も大切なステップの一つ。肌の乾燥を改善すれば、ターンオーバーやバリア機能も向上してニキビそのものができにくくなるんです!
代表的な保湿成分は、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど。保湿というと、クレンジング後のスキンケアでおこなうステップのイメージが強いと思いますが、最近ではクレンジングバームにも含まれていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。
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ヒアルロン酸
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コラーゲン
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セラミド
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グリセリン
肌の乾燥はニキビができる原因の一つです。
④ダブル洗顔不要かどうか|肌への負担を減らせる
クレンジング後は洗い流してからさらに洗顔料で洗うというのが一般的な手順でしょう。しかし、クレンジングバームの中には「ダブル洗顔不要」と言って、バーム自体が洗顔の役割を果たしてくれるものがあります。
そうすることで洗顔回数が減り、肌への負担が軽減されたり、洗顔での摩擦ダメージを減らせるのはもちろん、時短にも繋がる一石二鳥なアイテム。疲れて帰宅した日の夜も、とりあえずクレンジングバームでメイクだけでも落としておこうと思えますよね!
肌へ負担がかかりすぎると、ニキビだけでなく肌荒れや赤みの原因にもなります。
ニキビができないクレンジングバームの正しい使い方
ここでは、ニキビができない正しいクレンジングバームの使い方を詳しく解説していきます!正しい使い方を身につけて、ニキビと無縁の肌を目指しましょう!
- 顔と手の水分をしっかり取る
- バームを取り手のひらに乗せる
- 体温で温めオイル上にする
- 指先を使って小さな円を描くようにメイクになじませる
- ぬるま湯と混ぜて乳化させる
- しっかりと洗い流す
せっかくニキビ肌の改善ができるクレンジングバームを選んでも、使い方が誤っていては意味がありません。
①顔と手の水分をしっかり取る
まずクレンジングバームとは、肌が乾いた状態で使うものです。そのため、顔はもちろんクレンジングバームを乗せる手にも水分が残っていないように気をつけましょう。
商品によっては濡れた状態で使用できるものもありますが、クレンジングバームの入ったジャーの中に水分が入ると、カビや雑菌の原因となってしまうので水気のない状態で使うのをおすすめします。せっかく清潔に洗うためのアイテムが菌の温床になることは避けましょう。
②バームを取り手のひらに乗せる
次に、クレンジングバームを適量手のひらに乗せます。イメージとしては、大きめのスプーン1〜2杯程度で、気持ち多めの方がたっぷり顔に伸ばせるのでおすすめ。
大事なポイントは、バームを取る際にスパチュラなどを使うこと!商品に付属していることも多いですが、直接手で取ると雑菌がつく恐れがあるので注意してください。クレンジングバームをすくい取った後は、スパチュラにも水気がついたり汚れが付着していることがないように清潔に保ちましょう。
③体温で温めオイル上にする
次のステップはバームを溶かす作業!先程手に取ったバームを、両方の手のひらで包み込むようにして温めます。体温を利用して温めて、最終的にオイル状になるまで待ちましょう。
忙しい夜や疲れた夜には面倒に思うかもしれませんが、こうすることで、顔に塗るときに全体に広げやすくなり、ゴシゴシ擦ったり無理に伸ばそうとして肌にダメージを与えることを防ぎます。気長に待つのがポイントです。
④指先を使って小さな円を描くようにメイクになじませる
続いては、メイクになじませて落とす作業。オイル状に溶かしたクレンジングバームを顔全体に優しく伸ばすようにしてメイクになじませます。
そのとき、指先を使って小さな円を描くようにするのがポイント!軽く指先でマッサージもしながらなじませるのもおすすめです。小鼻の周りや眉間など、毛穴が開きやすい部分は重点的になじませてメイク汚れが溜まらないようにしましょう。
⑤ぬるま湯と混ぜて乳化させる
クレンジングバームとメイクがよくなじんできたら、ぬるま湯を使って乳化させます。乳化とは、普段混ざり合わないオイルと水を混ぜることで白濁した状態にすること。
この乳化作業がクレンジングバームを使うときにはとても重要で、乳化させないとメイクが落としきれない原因にもなってしまうんです。手のひらに数滴ぬるま湯をのせて、顔になじませていきましょう。
⑥しっかりと洗い流す
最後はメイクとクレンジングバームが肌に残らないようにしっかり洗い流します。
ぬるま湯を使って、顔全体のぬめり感がなくなるまでしっかり流すのがポイント。
こめかみやおでこの生え際は洗い残しやすく、結果的にニキビの原因になることが多いので注意しましょう。ダブル洗顔不要の場合はこれで終了です!
ニキビができる原因とは?
そもそもどうしてニキビができてしまうのでしょうか?ここではその原因について詳しく解説していきます。ニキビ肌の根本的解決を目指しましょう!
- 毛穴の詰まり
- 皮脂の過剰分泌
- ニキビ菌の増殖
①毛穴の詰まり
肌は毎日のように新陳代謝がおこなわれていて、新しい皮膚に生まれ変わっています。その肌のターンオーバーのリズムが乱れると、古い角質が肌に残ってしまうんです。
その結果、古い角質が毛穴をふさいでしまい、毛穴が詰まることがニキビができてしまう原因の一つ。まずは肌のバランスを整え、清潔な状態を保つことが重要です。
②皮脂の過剰分泌
ストレスなどが原因で性ホルモンが過剰に分泌されると、顔の皮脂分泌が増えることがあります。または、肌の乾燥を防ごうとするが故に過剰に分泌されてしまうというケースも。
そのようにして増えた皮脂をきちんと洗い流せていないことが原因で、ニキビになるケースは非常に多くあります。精神的健康と保湿もニキビから肌を守る大切な要素です。
③ニキビ菌の増殖
実はニキビの原因となるニキビ菌は誰もが生まれつき持っているもの。それが、肌の環境や状態によって増殖してしまうと、炎症を引き起こし、赤ニキビの要因となります。
もちろん体質などで増えやすい・増えにくいや炎症を起こしやすい・起こしにくいはありますが、菌が増殖しないように清潔に保つことでニキビ肌は予防できます!
クレンジングバームでニキビの改善を目指すなら、ニキビの原因についても知っておきましょう。
ニキビの症状・段階別の対策法
ニキビが発生する原因が分かったところで、続いてはその対処法!ニキビにも種類と段階があるので、そのタイミングに適した処置が大切になってきます。
- 白ニキビ|ニキビの初期段階
- 黒ニキビ|皮脂が酸化した状態
- 赤ニキビ|炎症を引き起こし痛みが伴うことも
- 黄ニキビ|炎症だけでなく化膿を引き起こした状態
①白ニキビ|ニキビの初期段階
白ニキビとは、プツッとできたニキビの中に白っぽい詰まりが見えている状態のこと。これはニキビの初期段階で、皮脂が毛穴につまった状態にあります。
この段階では皮膚の内側にニキビ菌が増え始めているところなので、ここで撲滅させたいところ。炎症を引き起こす前に、治すことで繰り返したり跡になることを防げます。
②黒ニキビ|皮脂が酸化した状態
白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や酸化した皮脂が見えている状態のことを黒ニキビといいます。見た目が悪く、気になり始める人も多いのがこの段階。
白ニキビの段階で詰まっていたものが酸化してさらに古くなってしまった状態なので、放置しておくとより炎症がひどくなってしまう恐れがあります。潰さずにしっかり洗い流すことを意識しましょう。
③赤ニキビ|炎症を引き起こし痛みが伴うことも
さらにニキビが悪化すると、今度は赤く腫れあがったような「赤ニキビ」になります。これは、毛穴の中で炎症が引き起こされている状態で、ちょっと手が触れただけでも痛みも伴うこともあるニキビ。
この段階まで来てしまった場合は、とにかく触らずに清潔い保ち、これ以上ニキビ菌が増えることを防ぐのが大切。擦ったり刺激を与えるのも厳禁です。
④黄ニキビ|炎症だけでなく化膿を引き起こした状態
ニキビの最終段階がいわゆる黄ニキビ。赤ニキビから偏移してさらに炎症が激しくなった状況で、ニキビの頂上に黄色い膿が見えている状態を指します。
こうなってしまった場合は、早めに対処しないとニキビ跡になる可能性が高いので要注意。できれば皮膚科に行って薬をもらうことをおすすめします。
ニキビの状態を知っているかどうかで、使うべきクレンジングバームも変わってきます。
ニキビ予防・対策ができるクレンジングバームを使って綺麗な肌を手に入れよう
ニキビ知らずの綺麗な肌があってこそ、メイクも思う存分楽しめますよね!そのためにも、ニキビの原因を退治してくれるクレンジングバームが必要不可欠。毎日のクレンジングでニキビ予防・対策をして、ニキビ肌とお別れしましょう。
ニキビになるそもそもの原因を減らせば、ニキビ肌の改善につながります。