審査なしで発行できるおすすめETCカードを紹介!発行手順から注意点まで解説
この記事では、審査無しで発行出来るETCカードとはどのようなものなのか、そして発行手順などに加えて便利に利用可能なクレジット機能付きのおすすめクレジットカードまで詳しくご紹介いたします。
【結論】審査なしのETCカードはETCパーソナルカードのみ
審査無しで発行できるETCカードは、現段階では「ETCパーソナルカード」のみとなっています。
ETCパーソナルカードとは、NEXCOをはじめとする高速道路運営事業者、合計6社共同で発行しているETC専用カードです。
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NEXCO東日本/中日本/西日本
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首都高速道路株式会社
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首都高速道路株式会社
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本州四国連絡高速道路株式会社
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本州四国連絡高速道路株式会社
ETCパーソナルカードの発行手順
ETCパーソナルカードは、郵送でカードを受け取ったその日から利用できます。
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Web上で必要事項を入力し、申込書をプリントアウト
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デポジット料金払込用紙が届いたら支払い(コンビニなどでOK)
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入金確認後、簡易書留でカードが郵送される(約2週間)
ネット申し込みができないため、必ず郵送で手続きをしましょう。プリンターをお持ちでない場合はカード事務局へ連絡すれば申込書を取り寄せ可能。
最寄りのコンビニで印刷をするとスムーズに手続きできるのでおすすめです。
家族カードを発行してもETCカードを作れる
ETCパーソナルカード以外で、所有しているクレジットカードの家族カードを付帯させてもETCカードを発行できます。
手続きの方法は、各カード会社の申し込みページなどから発行手続きを行えばOK。しかし、カード会社によっては家族カードにETCカードを付帯出来ない場合もあるため、確認しておきましょう。
ETCカードを作るならクレジット機能付きのカードがおすすめ
結論、ETCカードを作るならクレジット機能付きのカードがおすすめです。ETCパーソナルカードは便利なカードですが、発行費用がかかり、毎年の年会費が1200円ほどかかります。
クレジット機能付きのカードであれば、年会費が無料のカードや発行難易度が緩いカードがあり、持っておくだけでもお得です。
審査なしで発行できる|ETCパーソナルカードの2つの利点
ここからは、ETCパーソナルカードが持つ2つの大きな利点をご紹介いたします。
- 審査なしで申し込み可能
- 法人も審査なしで発行できる
①審査なしで申し込み可能
ETCパーソナルカードの一番のメリットは、クレジットカードのように面倒な審査が不要で申し込める点です。一般的に、ETCカードを発行するためにはクレジットカードに申し込み、カード会社が行う審査を通す必要があります。
ETCパーソナルカードは、一般的なカード発行の審査や予審はないため、16歳以上であれば発行可能。
車を主に利用している方であれば、持っておくと利用機会があるカードでしょう。
②法人も審査なしで発行できる
さらに、ETCパーソナルカードは、個人でも法人でも同じように申し込みが可能です。法人で発行する場合は、個人で申し込む際に必な本人確認書類の代わりに法人登記簿謄本または抄本の準備が必要となります。
有効な書類は発行から6カ月以内のものに限りますので、注意が必要です。
なお、カードの発行は原則申込者1名につき1枚です。
ETCパーソナルカード発行時の2つの注意点
続いて、ETCパーソナルカード発行の際に気をつけたい注意点を紹介します。便利なことばかりのように思えるETCパーソナルカードにも、もちろんデメリットは存在します。
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デポジット制のためお金が先に必要
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年会費がかかり利用限度額はデポジットの8割まで
①デポジット制のためお金が先に必要
ETCパーソナルカードを申込みする際には、デポジット料金として先に20,000円を支払わなければなりません。
デポジット料金とは、ETCパーソナルカードの保証金として位置づけられ、ETCパーソナルカードを解約する際に手元に返金される金額です。
利用している間はデポジットは預け入れ続けなければいけないため、財布の紐が堅い方にとっては負担になるのではないでしょうか。
②年会費がかかり利用限度額はデポジットの8割まで
ETCパーソナルカードは年会費が毎年1,257円(税込)かかり、デポジット の8割までしか限度額がありません。
さらに、デポジットできる金額は平均の利用金額の4か月分と定められています。
継続利用する場合は毎月の利用金額に応じてデポジットを増額していかなければなりません。
初期設定の20,000円のデポジットの方の場合、未払いの利用料金が14,000円を超えた段階で追加のデポジット20,000円が口座から振替られるため、常に余裕を持って口座に入金しておく必要があります。
クレジット&ETC機能あり!比較的審査が通りやすいおすすめカード5選
結論、ETCカードを作るならクレジット機能付きのカードがおすすめです。ETCパーソナルカードは便利なカードですが、発行費用がかかり、毎年の年会費が1200円ほどかかります。
クレジット&ECT機能を持つクレジットカードの中でも比較的発行しやすいおすすめのカードは以下の5つ。
- 楽天カード
- JCBカード W
- イオンカード
- dカード
- セゾンカードインターナショナル
それでは1枚ずつ紹介していきます。
①楽天カード
楽天カードは「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という独自のポイント制度を取り入れているクレジットカード。楽天系サービスの利用に応じて、楽天市場のポイント還元率が最大14.0%まで上昇します。
また、定期的にお得なキャンペーンを実施しており、「楽天お買い物マラソン」や「0と5のつく日」などに買い物をすると楽天市場での還元率を高められます。ポイ活が好きな方には楽天カードはぴったりですね
\ 年会費無料 /
②JCBカード W
JCBカードWはポイント還元率が常に2倍。他社クレジットカードと比べても圧倒的にお得に使えるクレジットカードです。39歳以下の人限定で発行でき、年会費は永年無料。
リニューアルによりカード表面の番号の印字がない形式になったためセキュリティ性も向上しています。ETCカードも同時に申し込みでき、スタイリッシュかつスマートに使いたい方には非常におすすめですね。
\ 年会費無料 /
③イオンカード
イオンカードは、イオン系列の店舗を利用する機会が多い人であればぜひとも持っておきたい1枚。イオン系列の店舗で利用すると、ポイント還元率が常に通常の2倍。さらにイオンで毎月20日と30日にショッピングをすると買い物代金が5%オフ。
電子マネーWAONへのオートチャージもできるので、並行してポイントがつく点もお得ですよ。
\ 年会費無料 /
④dカード
dカードはNTTドコモが発行しているクレジットカード。携帯電話の紛失や故障などの際に、最大で1万円の保証がつく「dカードケータイ補償」が付帯しているため、スマートフォンのトラブルに見舞われても助けてもらえます。
買い物の際に利用可能な「お買い物安心保険」も付いているためショッピングでdカードを使う際にも安心です。ドコモの携帯電話を利用している人に特におすすめな1枚ですよ。
\ 年会費無料 /
⑤セゾンカード インターナショナル
セゾンカードインターナショナルは「最短即日発行」「ETCカードも最短即日発行」と圧倒的スピード発行が特徴のクレジットカードです。
※2024年8月16日~12月末は、即日発行はいたしかねます。ご了承ください。
発行時に、「デジタルカード」と「プラスチックカード」を選択でき、発行スピードの速さを求めるならデジタルカードの方が素早く利用できるようになります。公式サイトからカードを申し込んだ後は、最寄りの「セゾンカウンター」で当日すぐに受け取れます。
\ 年会費無料 /
審査なしのETCカード発行に関するよくあるQ&A
ここでは、審査無しで作れるETCカードに関するよくある質問をご紹介いたします。
- 身体障がい者で審査なしで発行できるETCカードは?
- 個人事業主で審査なしで発行できるETCカードは?
- 即日で発行できるETCカードは?
①身体障がい者でも審査なしで発行できるETCカードは?
A. 障がい者の方がETCカードやETCパーソナルカードを作る場合、複雑な手続きや特別な書類の用意は必要ありません。
障がい者の方も一般の方々と同じように、クレジットカードやETCカードを発行できます。既にクレジットカードを所有しているのであれば、クレジットカードのマイページより申し込む、または書類にて申し込むだけでOKです。
障害を持っているからといって、気にする必要はありません。
②個人事業主で審査なしで発行できるETCカードは?
A. 個人事業主(自営業)でも、高速道路協同組合に申し込むと事業用のETCカードをクレジット審査なしで発行可能です。
デポジット金約1万円(退会時返金)を預け入れるだけで、各種の割引も受けられ、必要枚数の申請ができます。
走行料金は経費に、出資金は資産として仕分けして下さい。
③即日で発行できるETCカードは?
A. なるべく早いタイミングでETCカードを手に入れたい方は、セゾンカードインターナショナルとETCカードを合わせて申し込みするのがおすすめです。
セゾンカードインターナショナルとETCカードを即日発行するには、最寄りのセゾンカウンターへ受け取りに行く必要があります。
まずは近くに受け取りに行けるセゾンカウンターがあるか確認してみましょう。
審査なしで発行できるETCカードはある
審査なしで発行できるETCカードはETCパーソナルカードのみ。しかし、ETC機能だけのため、コスト面を考えるとクレジットカード付帯で作成する方が圧倒的にお得かつ簡単に発行できます。
これからクレジット付帯のカードの発行を検討している方がいましたら、本記事では紹介した比較的発行しやすいカードを参考に申し込んでみてはどうでしょうか。
個人でも比較的簡単に申し込めるので、クレジットカード付帯以外の方法でETCカードを持ちたいと考えている方にとってはメリットがあるカードですね。