楽天カードとライフカードを10項目で比較!インタビューで利用者の本音を聞いてみた
ライフカードと楽天カードはどう違うのかが気になり、お調べですね?この記事では、ライフカードと楽天カードのメリットを比較しながら解説していきます。それぞれのカードが合う人はどんなタイプなのかやメリットも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
還元率で選ぶなら楽天カード
楽天カード・ライフカードのどちらかで迷っているなら、楽天カードがおすすめです。
ポイントアップ制度をどれだけ駆使しても、ライフカードは誕生月以外では還元率で楽天カードに勝てません。ショッピング額に応じて翌年の還元率が決まるステージ制(最大2倍)と、誕生月の還元率アップ(3倍)は併用不可能となっています。
対して、以下の特徴に当てはまる人のみ、ライフカードの方がおすすめです。
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カード発行に1週間も待てない
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旅行保険の充実度を重視したい
ライフカードは2枚目として優秀
メインでは楽天カードを使用して、サブカードとしてライフカードを申し込む方法もおすすめです。
もしもの時のために、クレジットカードを2枚持っておくことは妥当な判断ですし、ライフカードなら誕生月にポイントをがっつり貯めることも可能です。
10の軸で楽天カードとライフカードを徹底比較
マネーチョイス編集部では、楽天カードとライフカードを全10項目で徹底比較しました。
1つ1つの比較項目を、順番に説明していきますね。
①基本還元率
楽天カードはいつでも1%、ライフカードは0.5パーセントですから、基本還元率は楽天カードの方が高くなっています。
【基本還元率】1.0%と0.5%の違い
基本還元率が高いことは、ポイントを貯めるうえでとても重要。0.5%が一般的ですが、基本還元率が2倍の1.0%なだけで、ポイントが貯まるスピードが段違いです。
②ポイントアップ制度
楽天カードにもライフカードにも、ポイント還元率がアップする仕組みがあります。
基本還元率では楽天カードに劣るライフカードですが、ポイントアップ条件を満たせば楽天カードよりもお得になる場合も。
- 楽天カードのポイントアップ制度
- ライフカードのポイントアップ制度
それぞれ見ていきましょう。
①楽天カードのポイントアップ制度
楽天カードで楽天系列のサービスを支払えば支払うほど、お得にポイントをゲットできます。
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楽天市場ではポイント還元率3.0%
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SPU制度の併用でポイント最大17倍
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楽天ポイント加盟店でポイント2倍以上
楽天カードで支払うだけで、楽天市場で常に3.0%の還元率でお買い物可能。楽天市場は、Amazon同様ほとんどの品物が揃っているので、お買い物を楽天市場で固定することを意識するだけで、たくさんの楽天ポイントを貯められます。
楽天サービスを利用するほど、ポイント還元率がアップするSPUではポイントが最大17倍に。楽天市場だけでなく、マクドナルドやサンマルクカフェなどの楽天ポイント加盟店でも還元率が2倍以上になります。
②ライフカードのポイントアップ制度
ライフカードのポイントアップ制度は、主に以下の3つです。
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入会後1年間はポイント1.5倍
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誕生月の利用はポイント3倍
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次年度の還元率を決めるステージ制
入会後1年間と、誕生月にポイント還元率があがるライフカード。
実は、1年間のショッピング金額に応じて翌年の還元率が決まるステージ制という仕組みがあります。
ライフカードをメインカードにして年間200万円以上利用すれば、楽天カードと同じ1.0%の還元率になります。
ただし、ステージ制と誕生月の還元率アップ制度は、併用不可能であることに注意してください。
③ポイントの有効期限
ポイントの有効期限は、以下の通りです。
ポイントの有効期限は1年が一般的。
楽天カードの有効期限は最後にポイントを獲得してから1年間なので、楽天カードを継続的に利用すれば半永久的にポイントを保有し続けられます。
ライフカードの有効期限も2年と十分長いのですが、何度でも延長できる楽天カードに比べれば、より有効期限を気にする必要があるでしょう。
④ポイントの使い道
貯まりやすさと同じくらい、貯まったポイントの使いやすさは重要。
それぞれのポイントの使い道を解説します。
楽天カードのポイントの使い道
楽天カードで貯まる楽天ポイントの使い道は、主に以下の3つです。
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楽天系サービスで使う
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まったく別のポイントに交換する
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楽天Edy・楽天ペイにチャージする
楽天カード100円利用につき1ポイント貯まる楽天ポイントは、楽天市場や楽天モバイルの携帯料金などに1ポイント=1円として利用可能。楽天Edyや楽天ペイなどの電子マネーにチャージして、普段のお買い物に使うこともできます。
さらに別のポイントとの交換も可能で、なかでも2ポイント=1マイルで可能なANAマイルへの交換は、非常にお得でおすすめです。
※1ANAマイルは3〜5円相当なので、実質還元率は2%超え
ライフカードのポイントの使い道
ライフカードで貯まるLIFEサンクスポイントの使い道は、主に以下の4つです。
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口座振り込みでキャッシュバック
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家電や食品などの特典に交換
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まったく別のポイントに交換する
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便利なギフトカードに交換
口座振り込みで現金に変換できることが最大の特徴です。
▼キャッシュバックの交換レート▼
キャッシュバック以外にも、専用のカタログページから選んだ特典やギフトカードと交換できたり、dポイントなどの他ポイントへの変換も可能なので、ポイントの使い道には困りません。
具体的に何に変換できるか気になる人は、公式サイトでぜひチェックしてみてください。
⑤発行にかかる時間
WEBで申し込む場合は、最短3日で届くライフカードが早くなっています。
※審査の状況によって、発行までにかかる時間は変動します。
⑥旅行保険
ライフカードの方が充実しています。
楽天カードは国内旅行保険がないうえに、楽天カードで支払わなかった旅行に対して旅行保険は適用されません。それに対し、旅行保険が自動付帯するライフカードは、旅行代金の支払い方法を気にする必要がないのです。
国内旅行保険が必要な人、旅行代金の支払い方法に縛られたくない人は、ライフカードを検討してみましょう。
⑦ETCカードの年会費
楽天カードの方が安くなっています。
高速道路を利用するうえで、かかせないETCカード。年会費は下のようになっています。
とはいっても年間で500円の差なので、どちらのカードを選ぶかをETCカードの年会費で決めるのはあまりおすすめしません。
⑧国際ブランド
楽天カードのみ、Amex(アメックス)を選択できます。
しかし、実は楽天カードで国際ブランドにアメックスを選ぶのは、あまりおすすめできません。
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他ブランドより使える場所が少ない
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Apple Payなどタッチ決済非対応
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デザインのラインナップが少ない
国際ブランド以外の要素で、どちらのカードを発行するか決めましょう。無難におすすめな国際ブランドは、Visaとなっています。
⑨デザインの種類・ラインナップ
楽天カードの方がデザインが豊富です。
ライフカードは、シンプルな黒色、または白色のデザイン2種類になります。
それに対し、楽天カードは10種類以上ものデザインから気に入ったカードを発行できます。
- 通常デザイン
- FCバルセロナ
- ディズニーキャラクター
- 楽天イーグルス
- ゆうちょ銀行
- YOSHIKI
- ヴィッセル神戸
気になった方は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみましょう。
2枚とも女性に特化したラインナップあり
楽天カード・ライフカードの2枚とも、女性用の特典がプラスされたカードが用意されています。
- 楽天カード:楽天PINKカード
- ライフカード:Barbie カード
どちらも年会費は変わらず、デザインも可愛いので、女性の方は公式サイトから見てみましょう。
⑩締め日・引き落とし日
楽天カードとライフカードの締め日・引き落とし日は、以下のようになっています。
次に、楽天カードとライフカードのデメリット・実際の利用者のインタビューを紹介していきます。
楽天カードの3つのデメリット
楽天カードのデメリット3つを紹介します。
- キャンペーンで貯まるポイントは期間限定
- 公共料金の還元率が0.2%に下がる
- 利用明細の紙での受け取りが有料
それぞれ見ていきましょう。
①キャンペーンで貯まるポイントは期間限定
ポイント高還元が強みの楽天カードですが、キャンペーンで獲得できるポイントには有効期限があります。
しかし、貯まりやすいだけではなく使いやすいのも楽天カードの特徴。ポイントの使い所には困りません。
さらに公式サイトによると、ポイントで買い物をする際、有効期限が近づいているポイントから優先的に使われるので、そこまで心配する要素ではなさそうですね。
②公共料金の還元率が0.2%に下がる
ポイント還元率1.0%の楽天カードですが、公共料金の支払いに限り還元率が0.2%にダウンします。
電気やガス、水道など毎月支払う出費なだけに、ポイント還元率が下がるのは悲しいですね。
③利用明細の紙での受け取りが有料
月々の利用明細を紙で送ってもらいたい場合、1回84円の手数料が発生します。ただし、無料で紙での明細を受け取れる方法もあるのです。
公式サイトによると、ネットで見られる明細を、自分で楽天e-NAVI上で印刷すれば、無料で紙明細を手に入れられます。
詳しい手順は公式サイトをチェックしてください!
楽天カードの利用者に聞いた!本音インタビュー
マネーチョイス編集部はオンライン通話で、実際の利用者である宮下さんに、楽天カードの実態を聞いてきました!
▼実際のインタビューの様子▼
楽天モバイルの時に申し込んだ
─────楽天カードを申し込んだきっかけを教えてください!
色んな楽天系サービスを使うようになった
─────最初は楽天モバイルからだったんですね!
楽天カードを使っていくうちに、還元率がアップする楽天系のサービスがいろいろあることを知っちゃって。楽天市場や楽天payをはじめとする色んな楽天◯◯を使い始めました。
─────実際、ポイントは貯まりますか?
すごく貯まります!楽天payは、貯めたポイントを携帯で簡単に使用できるという点でも、非常に使い勝手がいいです。貯めたポイントでタバコを買うのが、日々の楽しみです笑。
デメリットは強いて言えば...
─────デメリットがあれば、教えてください!
強いて言えば、ポイントが期間限定なとこですかね。メインに永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードを持っているので、ときどき1年間の有効期限を切らしてしまいます笑。
─────貴重なご意見ありがとうございました!
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楽天モバイルと一緒に申し込んだ
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貯まったポイントを楽天payで使う
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1年間の有効期限には気をつけている
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色んな楽天系サービスを使うように
ライフカードの2つのデメリット
ライフカードのデメリットを2つ紹介します。
- 通常時のポイント還元率が高くない
- 家族カードに誕生月特典はない
1つ1つ見ていきましょう。
①通常時のポイント還元率が高くない
ライフカードは、通常時のポイント還元率が0.5%と高くはありません。
以下のポイントアップ制度を使って初めて高還元になります。
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入会後1年間はポイント1.5倍
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誕生月の利用はポイント3倍
特に誕生月は、楽天カードよりも高い1.5%還元になるので、非常に狙い目です!
②家族カードに誕生月特典はない
カード利用者本人の家族に対して、無料で発行できる家族カードを利用する際、その家族の誕生月であっても還元率はアップしないことに注意をしてください。
しかし家族カードを発行することによる、メリットもたくさんあります。
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請求が1つの口座からまとめて引落しできる
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家族のポイントを合算できて貯まるスピードが早い
クレジットカードを持たせるのが少し不安な、学生さんや高齢者の方に家族カードを持たせるのも良い方法です。
ライフカードの利用者に聞いた!本音インタビュー
マネーチョイス編集部はオンライン通話で、実際の利用者である藤本さんに、ライフカードの実態を聞いてきました!
▼実際のインタビューの様子▼
2枚目のサブカードを探していた
─────そもそもライフカードを作ろうと思ったきっかけって何ですか?
もともと三井住友カードを持っていたんですけど、10万円の限度額が物足りなくて。2枚目として良いカードないかなって調べた時にライフカードを見つけました。決めては入会後1年間と誕生月にポイントがいっぱい貯まることでした。
─────なるほど!別にメインのカードがあるならポイントがたくさん貯まる時だけライフカードを使えば効率がいいですね!
そうなんです!!実際にかなりポイントが貯まります。まだ使い始めて3ヶ月なんですけど、もう少しでビール1ケースと交換できそうでワクワクしています笑。
使ってみて感じたデメリット
─────逆に使ってみてわかったデメリットとかってありますか?
明細や貯まったポイントを確認できるアプリが使いにくく感じます。少しストレスが貯まりますが、まぁ我慢できるレベルです!
審査について
─────審査はどのくらいで終わりましたか?
すごく早かった記憶があります!具体的な日数は覚えていないんですど、申し込みからのスピード感も重視して、カードを選んだというところもあるので。
─────貴重なご意見ありがとうございました!
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ポイントが貯まる時に貯めるのがコツ
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サブカードとして優秀
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専用のアプリが少し使いづらい
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申し込みから審査終了までが早い
楽天カードとライフカードの使い分けもアリ
ライフカードと楽天カードを使い分けすることもおすすめの使い方の1つ。ライフカードはいつ使った方が良いのでしょうか。
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ポイント還元率がアップする誕生日での利用がおすすめ
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海外旅行保険が自動付帯なため、海外旅行時におすすめ
楽天カード1枚でも十分ではありますが、クレジットカードが1枚では少し頼りなく感じる人は、自分のライフスタイルに合わせて楽天カードとライフカードを使い分けてみましょう。
1枚目なら楽天カード!2枚目ならライフカードがおすすめ
結論、1枚選んで発行するなら楽天カードがおすすめです。
ライフカードを発行したい場合、10の軸でよく比較して申し込みを決めましょう。
格安スマホに乗り換えたくて楽天モバイルを選んだ時に、携帯料金を楽天カードで支払ったらポイントがたくさん貰えるということで申し込みました。