アメックスとダイナースを徹底比較!どちらか1枚選ぶなら目的で選ぼう
アメリカンエキスプレスカードとダイナースカード。どちらもハイステータスな方がもつイメージがありますよね。そのため、持っておきたいと思う方も多いはず。今回は、そんなアメックスカードとダイナースカードを比較して解説いたします。
【2枚持ち不要】アメリカンエキスプレスとダイナースクラブはどちらか1枚でOK
結論から言えば、アメックスとダイナースとでは2枚持ちは不要です。どちらか片一方のカードだけ持っておけば問題ありません。
というのも、どちらのカードも年会費や審査基準など大きな差がないから。以下より、もう少し詳しく解説しますね。
【比較結果】アメックスとダイナースがおすすめの人
アメックスカードとダイナースカードではどのような点に差があるのでしょうか。マネーチョイス編集部にて独自の基準により、両者で秀でているポイントについて比較してみました。
どちらのカードにも大きな差があるわけではありませんが、アメリカンエキスプレスは、年会費が少し安く、ステータスの面で人気なため一歩リードというところでしょうか。
「結局どちらが自分に合っているの?」という方は、次から紹介するそれぞれのおすすめの人を参考にしてくださいね。
①アメックスがおすすめの人
アメックスがおすすめの人は以下の通り。
-
ステータスをアピールしたい方
-
海外へよく飛び回る方
アメックスカードは海外に赴く方に対しての手厚いサポートがかなり充実しています。
アメックスカードでは、旅行代金を支払った場合、国内・海外を問わず最大5000万円の傷害死亡保険と傷害後遺障害保険が適用されます。
カード会員だけでなく家族会員にも同様の保険が適用されるので、家族旅行の際にも心強い1枚ですね。
\申し込みはこちら/
②ダイナースがおすすめの人
ダイナースがおすすめの方は以下の通り。
-
ポイントを貯め続けたい方
-
年に数回は高級レストランで食事する方
ダイナースクラブカードは、ポイントの有効期限が無期限となっているため、失効することを不安に感じる必要はありません。
また、年に数回は高級レストランで食事する人であれば、ダイナースクラブカードは年会費を払う価値のある素晴らしいカードと言えるでしょう。
\申し込みはこちら/
迷ったらコレ!アメックスとダイナースの人気のおすすめカード
ここでは、アメックスとダイナースにおいて、それぞれどのような種類があるのかを詳しく解説します。クレジットカードは、同じ銘柄でも種類によって年会費や特典、補償内容などが変わってくるもの。
しっかりと比較をしたうえで、自分にとって最適なものを選びましょう。
アメリカンエキスプレスカード
アメリカンエキスプレスカードには、大きく分けて以下の3種類のカードが存在します。
-
アメリカンエキスプレスカード
-
アメリカンエキスプレスゴールドカード
-
アメリカンエキスプレスプラチナカード
それぞれのカードにおいて、年会費や補償内容が大きく違うので、自身の収入状況や用途に合わせて適切なものを選びましょう。
①アメリカン・エキスプレス・カード
カードの色が緑色であることから、通称「アメックスグリーン」と呼ばれているアメリカン・エキスプレス・カードは、豊富なサービス内容とステータス性を持ちます。
アメリカンエキスプレスカードの中では一番ランクが低いカードですが、他社のゴールドカードに匹敵するポテンシャルを持っています。
コストをかけずにアメックスゴールドのステータスを得たい方におすすめです。
アメックスグリーンについてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
②アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメックスのゴールドカードであるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、アメックスグリーンより充実したサービス内容となっています。ステータスでいえば他社が発行しているプラチナカード並みでしょう。
審査難易度は、普通のカードと比べると高めですが、ゴールドカードの中では比較的易しい難易度となっています。
アメックスの質のよいサービスをより豊富に受けたい方は発行しましょう。
③アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、アメックスの中でも最高峰のステータスカードです。他のクレジットカードと比べても知名度もバツグン。
直接申し込みができるようになり、審査難易度も昔よりは下がりましたが、プラチナカードのため一定の信用を求められるでしょう。
ダイナースクラブカード
続いてダイナースクラブカードについてご紹介します。ダイナースカードは大きく分けて3種類のカードが存在します。
-
ダイナースクラブカード
-
ANAダイナースカード
-
ダイナースクラブプレミアカード
ダイナースクラブカードは、年会費が最低でも24200円からのハイステータスカード。
そのどれもが会費に見合った特典を持っていますが、種類によって受けられる内容が違うため自身にとって1番あっているカードを選びましょう。
①ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは「ダイナースクラブ」のエントリー用カードです。グルメ関連の特典はまさに特筆の一言。
- エグゼクティブダイニング:高級レストランを2名以上で予約すると1名分の食事代が無料
- ごひいき予約:予約困難な人気レストランの予約ができる
世界1000カ所以上の空港ラウンジを無料で使える特典なども付帯しているので、是非とも財布に一枚入れておきたいカードですね。
②ANAダイナースカード
「ダイナースクラブカード」に付帯するすべての特典が使えるという特徴に加えて、有効期限が無期限のポイントが貯まるのがANAダイナースカード。
貯めたポイントは無制限かつ好きなタイミングで「1000ポイント=1000マイル」としてANAのマイルに交換することが可能です。実質的にマイルの有効期限も無期限になるため、大きなメリットを抱えている1枚です。
③ダイナースクラブプレミアムカード
ダイナースクラブの上位に位置するのが、ダイナースクラブプレミアムカードです。年会費は143,000円(税込)と高額ですが、24時間対応の専用コンシェルジュなど、プレミアムカードならではの特典が付帯します。
入会は完全招待制となっており、特別な選ばれた人しか持てないカード。申し込む場合はまずはダイナースクラブカードから発行しましょう。
\申し込みはこちら/
【全9項目】アメリカンエキスプレスとダイナースクラブを比較
ここでは、アメリカンエキスプレスカードとダイナースクラブカードを以下の9点で比較解説します。
- 年会費
- 審査基準
- 利用限度額
- ステータス
- 使えるお店
- ポイントの貯めやすさ
- 国内・海外旅行保険
- 特典・サービス
- プラチナ・プレミアムカード
カードのランクごとに比較するので、ぜひ参考にしてください。
①年会費
年会費だけで見ると、アメックスは最低1万円台からに対し、ダイナースクラブカードは最低2万円台からとなっています。
高ランクカードであれば高所得者層の方々が入会するものと考えられるため、年会費の高さが気になることはないでしょう。
しかし、低ランクカードは一般の方の入会も考えられるため、年会費ではアメックスに軍配が上がると言えそうですね。
②審査基準
審査基準でアメックスとダイナースクラブカードを見比べると、アメックスに軍配が上がると言えるでしょう。
アメックスの入会基準年齢は満20歳以上で、ダイナースクラブカードの審査基準は満27歳以上と設定されています。
入会のしやすさという点においてはアメックスの方が比較的審査のラインには乗りやすい、取得難易度が低いカードと言えるでしょう。
③利用限度額
アメックスとダイナースクラブカードは、両者ともに明確な利用限度額を公開はしていませんが、アメックスの場合は最低1万円、ダイナースクラブカードの場合だと最低200万円というケースもあり、利用限度額の点ではダイナースクラブカードに軍配が上がりそうです。
ただ、どちらのカードにおいても上限は無いものと考えられるため、長く利用をすると考えれば両社とも同等であると言えます。
④ステータス
ステータス=知名度と捉えるとアメックスの方に軍配が上がるでしょう。
アメックスとダイナースについて認知度という点で注目してみると、日本国内では圧倒的にアメックスが優位です。
ダイナースは、お店の店員さんであっても存在を知らない人もいるほど。対してアメックスはシェア数が世界で4位のクレジットカードのため、知らない人の方が少ないでしょう。
⑤使えるお店
アメックスとダイナースともに、日本国内ではJCBと提携しているので、ほとんどのJCB加盟店で使用が可能。利用できる店舗だけ見れば互角ですが、わずかにアメックスの方が使える店舗数は多い模様。
また、海外利用も視野に入れると欧州などではアメックスの方が利用可能店舗が多くなっています。
国内でも海外でも、使える店舗数ではアメックスが優位でしょう。
⑥ポイントの貯めやすさ
通常のカード利用では、両者ともに「100円=1ポイント」が貯まり、通常利用の還元率だけでみれば互角と言っていいでしょう。
しかし、ポイントアップ対象店舗の数ではダイナースが優位ですが、還元率の上昇率はアメックスの方が優位。
アメックスの対象店舗は大手ECサイトなども含まれているため、総合的に見た場合はアメックスの方に軍配が上がりますね。
⑦国内・海外旅行保険
ダイナースはアメックスに比べて、「傷害・疾病治療費用」や「賠償責任」などの自動付帯の金額が高くなっています。しかし一方で、アメックスには様々なオプションが付帯。
利用用途を考えると旅行保険ではアメックスの方が使い勝手が良さそうですね。
⑧特典・サービス
ダイナースとアメックスともに充実した優待が付帯していますが、その中でもダイナースで特筆すべきは高級料理店でのコース料金が最大2名無料になる点。
そのほか、ダイナースにはグループ特別プランが存在し、6名以上のコース料金で2名無料に。親族など大人数で集まる際には非常に嬉しいサービスです。
レストラン特典においては、ダイナースが圧倒的ではないでしょうか。
⑨プラチナ・プレミアムカード
電子マネーも使いたい、貯まったポイントはマイルに移行したい、と用途で考えているならアメックスプラチナを。
一方で、ダイナースプレミアムはバランスの良さや使い勝手ではアメックスプラチナに越されているものの、レストランでの優待などは他のカードにはない魅力がありますね。
世界的なステータスではどちらも人気のため、どこに重きを置くかが重要ですね。
アメックスとダイナースはどっちも良さがある!検討するなら目的を明確に
結論、どちらのカードも非常にステータスの高いカードであり、補償内容も年会費に見合った素晴らしいカードです。
アメックスとダイナースとでは受けられる特典に大きく差がありますが、2枚とも持つ必要はありません。自身の利用用途に合わせて1枚だけ作成しましょう。
\申し込みはこちら/
自分に合ったカードを選びましょう。