インナードライとは何か解説!他の肌質との違いや失敗しない保湿方法も紹介
結論、インナードライ肌は乾燥肌と脂性肌が混じりあっている状態です。肌の内部を保湿することで肌を整えましょう。
「インナードライってよく聞くけど自分も当てはまる?」
「乾燥肌なのにベタつくのはなんで...?」
と感じている人は、是非この先を読んでみてくださいね。
今回は、肌の知識をためている編集部がインナードライ肌について徹底解説します。
見分け方から原因、改善方法まで紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
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インナードライ肌とは?
インナードライ肌とは、肌表面はべたついているにもかかわらず、肌内部の角質が乾燥している状態。肌内部の乾燥によって、肌表面の皮脂が過剰分泌されているのです。
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表面はベタついているのにごわつきがある
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かさつく場所とベタつく場所がある
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化粧水・乳液が肌になじみにくい
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肌が硬い
肌表面はべたついているため、うるおっていると勘違いする方も少なくありません。インナードライ肌は、内部の乾燥に気が付きにくいので注意しましょう。
インナードライ肌の見分け方|乾燥肌・脂性肌との違い
ここからは、インナードライ肌の見分け方を解説します。
脂性肌との違い
脂性肌との大きな違いは、肌の一部にかさつきやごわつきがある点です。脂性肌と間違えてスキンケアすると、インナードライ肌を悪化させてしまうため注意しましょう。
皮脂は肌の乾燥を防ぐために分泌され、適度なうるおいを保ちます。しかし、インナードライ肌は表面はうるおっていても、肌の内部が乾燥しているため、肌の内部にうるおいを与えるケアが必要です。
乾燥肌との違い
乾燥肌は水分だけではなく肌の皮脂も不足しています。一方でインナードライ肌は、肌の水分が足りていない状態です。
どちらの肌質も、肌にしっかりとうるおいを与えるケアが必要。化粧水などのスキンケアアイテムを使用して、長時間うるおう肌にすることが重要です。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
どちらの肌も水分量が足りていない状態です。化粧水を付けるだけでなく、どれだけ肌の水分量を保持できるかが重要です。
インナードライ肌の5つの原因
ここでは、インナードライ肌の原因を解説します。インナードライ肌の主な原因として、以下の5つが挙げられます。
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間違ったスキンケア
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紫外線
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空気の乾燥
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食事バランス
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睡眠不足
①間違ったスキンケア
肌がべたつくからといて、化粧水や乳液の使用をやめてはいけません。化粧水や乳液の使用を怠ると、肌のうるおいがなくなり、インナードライ肌が悪化します。
正しいスキンケアをするために、自分の肌質を理解することが大切です。特に、インナードライ肌と脂性肌は間違いやすいため、注意しましょう。
②紫外線
紫外線による影響は、日焼けだけではありません。紫外線が肌のバリア機能を壊し、うるおいが逃げやすくなるとインナードライ肌になる可能性があります。
紫外線は、肌のうるおいを維持する角質層にまでダメージを与えるため注意が必要です。普段から日焼け止めや日傘などで紫外線対策を行いましょう。また、晴れている日だけではなく、曇っている日も紫外線対策が必要です。
③空気の乾燥
乾燥する時期や乾燥する場所では、ミスト化粧水などでこまめに保湿することが大切です。乾燥している場所で長時間過ごすと、肌の内部が乾燥し、肌表面に皮脂が過剰分泌してしまいます。
乾燥する冬場だけではなく、エアコンの効いた部屋も乾燥するため、自宅でも乾燥対策が必要です。夏場はエアコンの風量を調整するなど、強い風を直接浴びないように気を付けましょう。
④食事のバランス
脂質が高い食事は皮脂の過剰分泌につながるため、食べ過ぎないように注意しなければなりません。インナードライ肌をケアしたい場合は、食事のバランスにも気を付けましょう。
野菜などに含まれるビタミンは、肌の調子を整えたり、皮脂量を抑える作用があるため積極的に摂取しましょう。
⑤睡眠不足
睡眠中に分泌されるホルモンは、肌に栄養を与えてくれるため、十分な睡眠時間を確保することが大切です。特に成長ホルモンは、肌に栄養を届けるだけではなく肌を修復する効果が期待できます。
また、睡眠不足は肌のバリア機能を低下させ、インナードライ肌を悪化させるため注意しましょう。インナードライ肌を放置すると、シミやシワなどの肌トラブルを引き起こします。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
普段の私生活を見直すだけでも肌が改善したという人もいるくらいです。上記のことを継続することがとても重要です。
インナードライ肌の改善方法
ここからは、インナードライ肌の改善方法について解説します。インナードライ肌を改善したい場合は、以下の4つを見直しましょう。
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クレンジング|マイルドな洗浄力のもの
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洗顔|たっぷりの泡で優しく洗う
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化粧水|顔全体にハンドプレス
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乳液|うるおいを閉じ込める
①クレンジングは洗浄力が優しいものがおすすめ
インナードライ肌には、洗浄力の優しいクリームタイプやミルクタイプのクレンジングがおすすめです。洗浄力の高いクレンジングシートやオイルを使用すると、必要な皮脂まで落としてしまい肌が乾燥します。
クレンジングに迷った場合は、オールインワンタイプがおすすめ。W洗顔不要のオールインワンクレンジングであれば、肌の水分を取り過ぎる心配はありません。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
前提として自分のメイクを落せるものを使いましょう。そのため濃いメイクをする人は洗顔力が高めのオイルやバームタイプも検討してみてください。
②洗顔は直接擦らず泡で優しく洗う
洗顔するときは、手で直接擦らずに泡で洗うようにすると、肌にダメージを与えることなく適度にうるおいを与えられます。
乾燥によるごわつきも、化粧水などでスキンケアする際に浸透の妨げになるため、洗顔時にしっかりと除去しておきましょう。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
洗顔によって、排出されず肌の表面にある古い角質を除去しましょう。除去することによって化粧水・乳液が浸透しやすくなります。
③化粧水は全体にまんべんなく
肌の内部のうるおいを保つことがインナードライ肌にとって最も重要なポイント。肌の内部の水分を長時間保つためには、セラミドを配合した化粧水がおすすめです。
化粧水は、ハンドプレスしてしっかり浸透させることが大切。肌にしっかりとうるおいを与えるために、化粧水は顔全体にまんべんなく塗りましょう。
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choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
化粧水がしっかり肌に浸透していることがインナードライケアにおいてとても重要です。浸透させるためにもクレンジング・洗顔は怠らないようにしましょう。
④乳液でうるおいを逃がさないようにする
スキンケア後の肌のべたつきを防ぐためには、保湿成分を逃さないように乳液でフタをすることが大切です。しっかりと化粧水を浸透させても、乳液でフタをしなければ、すぐに肌が乾燥してしまいます。
皮脂が気になるからといって、乳液の使用をやめず、皮脂が多い部分は乳液の使用量を調整しましょう。乳液の使用量を調整することで、べたつきを防げます。
インナードライ肌を脱却して整う美肌に
インナードライ肌の原因や見分け方、改善方法について詳しく解説しました。インナードライ肌とは、肌の表面はべたついているにもかかわらず、肌の内部が乾燥している状態です。
インナードライ肌をケアするためには、クレンジングや洗顔方法の見直しが大切。インナードライ肌を脱却して、うるおいのあるきめ細かな肌を手に入れましょう。
参考文献:
・小林智子『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』(WAVE出版)
・宮井雅史『生活環境の変化と敏感肌』
・監修 櫻井直樹/執筆 永松麻美『正しい知識がわかる 美肌事典』(高橋書店)
・小西さやか『「私に本当に合う化粧品」の選び方事典』(主婦の友社)
よくある質問
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インナードライ肌はどんなスキンケアをすればいいの?
肌の内部をしっかりと保湿して、規則正しい生活を送ることが大切です。
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インナードライ肌の特徴は?
肌の内部が乾燥しているにもかかわらず、肌の表面がべたついている状態です。
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インナードライ肌は水を飲んだほうが良いって本当?
水を飲むだけでインナードライ肌が改善するわけではありません。しかし、水を飲むことで体内の水分量が増え、肌がうるおいやすくなります。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
脂性肌だと思っていたら実は混合肌なんてこともあります。まずはしっかり自分の肌を理解しましょう。