化粧水の使い方もったいなくない?正しいタイミング・使い方でスキンケアが変わる!
毎日のスキンケアに欠かせない化粧水ですが、あなたは正しい使い方・タイミングで使用できていますか?実は、正しいタイミング・使い方で使用できている方は意外と多くありません。化粧水を正しく使用し、スキンケアの質を上げましょう!
本記事では、化粧水の正しいタイミングや、使い方を基礎編・応用編・肌悩み編に分けてご紹介。肌悩みごとにおすすめな化粧水も紹介しているので、是非参考にしてくださいね。
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化粧水の役割とは
化粧水には、肌に水分を与えて柔らかくする働きがあります。また、肌本来の潤いがある肌は、肌の弾力・バリア機能が備わり、外部刺激を受けにくくなります。
乾燥・にきび・紫外線による肌荒れが起こりやすい人は、バリア機能が乱れている可能性があります。肌を健康的な状態にするためにも、化粧水は必ず使用しましょう。また、化粧水は肌のベースを整えて、乳液などの浸透力もアップさせてくれますよ。
化粧水を使う正しいタイミング
ここでは、化粧水を使う正しいタイミングをご紹介します。化粧水を使用するタイミングを間違えると効果が薄れてしまうので気を付けましょう。
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洗顔
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化粧水
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美容液
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乳液orクリーム
化粧水を使う正しいタイミングは、洗顔後すぐです。汚れを除去したきれいな肌に、足りなくなった水分を補充するように使用しましょう。化粧水で水分を補充すると、肌が柔らかくなり、ベースが整います。
その後に乳液・クリームを使用すると、より浸透力が高まります。化粧水だけ終わらせるのではなく、油分のあるもので蓋をすると、潤いを肌に閉じ込められ、より保湿力が高まりますよ。
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
化粧水は、7〜8割が水分です。そのため、化粧水単体では水分が蒸発し、潤いを保ちにくくなります。正しいタイミングで化粧水を使うことで、他のスキンケアとの相性がよくなり、うるおったままの状態で蓋ができますよ。
【基礎編】化粧水の使い方
では、基礎的な化粧水の使い方を見ていきましょう。化粧水を使用するうえで、基本を押さえておくことは、とても大切です。
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手のひら|化粧水をハンドプレスして浸透させる
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コットン|滑らせて優しく馴染ませる
①手のひら|化粧水をハンドプレスして浸透させる
まずは、手のひらにおさまる程度の化粧水を取り、両手で優しく顔全体に馴染ませます。ポイントは、叩かないで、ハンドプレスするように馴染ませること。肌に化粧水を押し込むイメージで時間をかけて、優しく浸透させましょう。
また、化粧水はつける前に人肌程度に温めることがおすすめ。顔に馴染ませる前に。手全体に広げながら温めて使用してください。化粧水が浸透しやすくなるので、効果が最大限感じられます。
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
最も基本的なやり方が手のひらでハンドプレスする方法です。叩いて化粧水を浸透させる方もいますが、肌へ強い刺激となるので絶対にやめましょう。
②コットン|滑らせて優しく馴染ませる
コットンを使用する場合は、化粧水をコットン全体が浸るまで染み込ませましょう。肌の内から外へ優しく滑らせるように馴染ませてください。滑らせにくい鼻まわり・目元は軽くコットンでプレスするのがおすすめ。この時、強く擦ったり、叩かないように注意してくださいね。
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
コットンに含ませることで、手でプレスするより低刺激にスキンケアができます。肌荒れ中の方はコットンを使用するのがおすすめですよ。
【応用編】化粧水の使い方
続いて、応用的な化粧水の使い方をご紹介します。応用編では、他のスキンケア用品を併用して効果をアップさせる方法を伝授。また、スキンケア以外で活用できる使い方もご紹介しますよ。
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フェイス・コットンパック|全顔均等に水分を行き渡らせる
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導入美容液|併用して化粧水の浸透を深める
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化粧直し|外出先でミストとして使う
①フェイス・コットンパック|全顔均等に水分を行き渡らせる
フェイスパック・コットンパックを顔に乗せ、化粧水を含ませます。これをするメリットは、ムラなくケアができること。化粧水を自分で含ませるタイプのものは、量が不足しないように注意しましょう。
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
コットンパックに化粧水を含ませる工程が面倒な人は、最初から水分が含まれているフェイスマスクの使用がおすすめ。手間なく均等に化粧水を行き渡らせられますよ。
②導入美容液|併用して化粧水の浸透を深める
洗顔後は、導入美容液を使用することをおすすめします。ブースター効果で化粧水の浸透力が上がり、スキンケアの質がレベルアップ。いつも化粧水の浸透力がイマイチな気がする人におすすめの方法です。ぜひ併用して使ってみてください。
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潤い・美容成分を肌に浸透しやすくするアイテムのこと
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
化粧水に思ったより効果が感じられない場合は、特に導入美容液を試しに使ってみるのが良いでしょう。導入美容液をスキンケアに追加するだけで浸透力が格段に変わる可能性がありますよ。
③化粧直し|外出先でミストとして使う
化粧水は朝晩のスキンケアだけでなく、外出先の使用もおすすめです。化粧直しの際に使用すれば化粧ノリがアップするでしょう。最も使いやすいのはスプレータイプ。また、自分で容器に入れ替えてミスト状にするなら、サラサラとした水っぽいテクスチャのものを使用してください。
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
化粧崩れの原因の一つとして、乾燥が挙げられます。乾燥から来る化粧崩れは、スプレータイプの化粧水で軽く保湿することで解決できますよ。
【肌悩み編】化粧水の使い方
では、最後に肌悩み別の化粧水の使い方を見ていきましょう。肌悩みを大きく乾燥肌・にきび肌・敏感肌に分けてそれぞれ詳しく解説していきます。
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乾燥肌|たっぷり保湿できるコットンパック
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にきび肌|ミスト・スプレータイプ
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敏感肌|コットンで優しくプレス
①乾燥肌|たっぷり保湿できるコットンパックがおすすめ
乾燥肌の人は、水分をたっぷり顔全体に行き渡らせる必要があるため、コットンパックの使用がおすすめ。コットンパックであれば、全体に均等に水分を与えられます。乾燥が気になる部分には、化粧水を多く含ませてくださいね。
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
また、コットンパックの上からハンドプレスするとより効果的です。特に口周り、頬周りの乾燥しやすい箇所を重点的にハンドプレスするのがおすすめですよ。
乾燥肌におすすめの化粧水の特徴
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セラミド
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コラーゲン
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ヒアルロン酸
乾燥が気になる人は、とろみあるテクスチャーのものを選ぶと、しっとりと肌が保湿できるでしょう。中でも、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸などの高保湿成分配合のものがおすすめ。さらさらしたタイプは保湿不足になるので、使用を控えましょう。
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②にきび肌|ミスト・スプレータイプがおすすめ
化粧水を手で塗布すると、にきびで炎症した肌には刺激となるため注意。ミスト・スプレータイプで、なるべく清潔に保ちながらケアをしましょう。粘り気のあるものは、毛穴に詰まる可能性があるので避けましょう。
にきび肌におすすめの化粧水の特徴
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トラネキサム酸
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グリチルリチン酸2K
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イオウ
にきび肌には、上記の抗炎症成分が配合された化粧水がおすすめです。また、化粧水後ににきび用の軟膏・クリームを使用する人も多いでしょう。このような人は、さらっとしたテクスチャーがおすすめ。にきび用軟膏の浸透力が上がります。
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③敏感肌|コットンで優しくプレスしよう
敏感肌は、清潔なコットンで優しく摩擦を起こさないよう、化粧水を浸透させましょう。摩擦による肌荒れが心配な人は、滑らせず、ポンポンと肌に軽くタッチしてください。また、コットンを使用するなら、たっぷりの化粧水を使用しましょう。
敏感肌は、ハンドプレスの刺激でも肌荒れの原因となる可能性があります。コットンで優しくプレスしましょう。
無添加=低刺激とは言い切れないので注意
敏感肌の人が新しく化粧品を買う前には、自分の肌に何の成分が合わないのかを知っておくことが大事です。それは、安全性の試験を経たどのような製品であっても、「使用者全員の肌に合う」とは言い切れないためです。
「買ったのに肌に合わなかった」という状況を避けるために、まずできることは、断片的な情報を鵜呑みにしないこと。たとえば、肌にやさしそうなイメージのある「天然素材」や「防腐剤フリー」と謳われる商品は、刺激に感じる人もいます。
それでも刺激を少しでも避けたいなら、エタノールフリーを選ぶのが無難です。エタノールは化粧品作りには欠かせないですが、過敏症の方は、ひりつきを感じることがあります。
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化粧水を使う時の注意点
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適切な量を使う
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コットン・パックの長時間利用
たくさん保湿したいからと言って、量を多く使えばいいわけではありません。肌全体に行き渡る程度の使用量にしましょう。コットン・パックは長時間使用すると、肌の水分も奪っていきます。時間を守っての使用をしてください。
化粧水を正しく使って潤い溢れる肌を保とう
今回は、化粧水の正しいタイミング・使い方をご紹介しました。化粧水はまず基本の使い方を押さえてから、肌の状態に合わせた使用をしてください。この記事を参考に、化粧水の使い方を見直して健康的な肌を叶えましょう。
参考文献:
・化粧品成分ジャーナル. 化粧品成分オンライン. Accessed 20 June 2023.
・宇山, 侊男, et al. 『化粧品成分ガイド』. Edited by 美代治 岡部, et al., フレグランスジャーナル社, 2020.
よくある質問
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浸透しにくい場合はどうしますか?
導入美容液を使用する・肌をスチーマーなどで温めることで浸透力が上げられます。
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化粧水はボディ・デリーケートゾーンなど顔以外にも使用できますか?
使用可能です。ただし、デリケートゾーンは敏感な部位なので、低刺激なものを使用しましょう。
choiFULL美容ライターまよ(22)のコメント
化粧水を使用して、肌バリアを強くすることで、年齢が上がってもしわ・たるみに強い若々しい肌を保ちやすくなります。化粧水は毎日必ず使うようにしましょう。