ANA JCB一般カードは陸マイラーにおすすめ!マイルの貯め方・口コミを徹底解剖
ANA JCB一般カードは維持コストが安く、お買い物などでANAマイルが貯まるため、陸マイラーにおすすめです。本章ではANAカード6種類やマイルの貯め方をわかりやすく解説します。ANA JCB一般カードがあなたに向いてるかわかりますよ!
ANA JCB一般カードは陸マイラーにおすすめ!年会費・審査・ポイント還元率を解説
ANA JCB一般カードは、6種類あるANA JCBカードの中で、もっともベーシックなタイプです。ショッピングでマイルとポイントを貯められ、さらにマイルへ移行できます。
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入会・継続:1,000マイル
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搭乗:10%
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買い物:100円=1ポイント=0.5マイル
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ANA航空券の購入:100円=1.5マイル
入会には安定した継続収入が求められながらも、18歳から申し込みが可能なことから、一般的な会社員ほどの年収があれば審査に通過すると見込まれます。年会費2,200円で初年度無料のため、負担も少なく済みますよ。
ANA JCB一般カードの3つのメリット
ANA JCB一般カードの3つのメリットは、以下の通りです。
- マイルが貯まりやすい
- 機内販売・免税店などで優待割引を受けられる
- ショッピングガード保険が付帯している
それぞれ順番に解説していきます。
①マイルが貯まりやすい
ANAカードのメリットの1つ目は、ANAマイルを効率的に貯められることです。ANA JCB一般カードでマイルを貯める手段は、以下の5つです。
- ANAカードマイルプラス加盟店で買い物
- ポイント移行
- 入会・継続
- ANA航空券の購入
- ANAグループ便の搭乗
さまざまな方法でお得にANAマイルを貯められます。ANAグループ便をよく利用する人に、ANA JCB一般カードはぴったりですよ!
②機内販売・免税店などで優待割引を受けられる
ANA JCB一般カードは、以下5通りのショッピングで優待割引を受けられます。
- 空港内免税店:5%OFF
- 国内・国際線の機内販売:10%OFF
- 空港店舗「ANA FESTA」:5%OFF
- 成田空港でのパーキング:5%OFF
- オンラインショッピング「A-style」:5%OFF
空港関係での優待割引が豊富にあるため、旅行好きの人はANA JCB一般カードのメリットを最大限に活かせられます。
③ショッピングガード保険が付帯している
ANA JCB一般カードには、海外ショッピングガード保険が最大100万円まで付帯しています。ショッピングガード保険があると、海外で購入した商品が壊れても自己負担額を1万円まで抑えられます。
ただし、船舶や動植物、携帯電話などは保証の対象外となるため注意が必要です。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
高額な商品が損害を被っても、補償を受けられるため安心できますよね。
ANA JCB一般カードの2つのデメリット
本章では、ANA JCB一般カードの2つのデメリットを解説します。
- 航空系カードにしては旅行傷害保険が手薄い
- マイル移行手数料がかかる
ひとつずつ解説していきます。
①航空系カードにしては旅行傷害保険が手薄い
ANA JCB一般カードは年会費2,200円がかかる海外旅行向けのクレジットカードながら、旅行傷害保険が手薄なことがデメリットです。ANA JCB一般カードの海外旅行傷害保険の内訳は以下の通り。
傷害・疾病治療費用が補償されていないため、海外で治療・入院すると自己負担100%で支払う必要があります。また、ANA JCB一般カードは国内旅行傷害保険も付帯していません。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
手厚い旅行保険が付帯しているカードなら、ANA JCBゴールドカードかANA JCBワイドカードがおすすめですよ。
ANA JCBワイドカード
ANA JCBワイドカードは一般カードと同ステータスながら、国内・海外旅行傷害保険が自動付帯で最高5,000万まで補償しています。傷害・疾病治療費用も150万円まで補償されるため、安心して海外旅行ができます。
しかし、ANA JCBワイドカードは年会費が7,700円かかります。10マイルコースに登録すると、年会費が計14,300円も必要なため、海外旅行の頻度に合わせて選びましょう。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
ANAカードのポイント移行コースには、無料の5マイルコースと有料の10マイルコースがあります。
ANA JCB ワイドゴールドカード
ANA JCBワイドゴールドカードは年会費15,400円かかるハイステータスカードです。しかし、年会費に見合うような海外旅行傷害保険が付帯しています。
表を見ると、後遺障害で1億円、傷害・疾病で300万円も補償されることがわかります。また、ANA JCBワイドゴールドカードは10マイルコースが無料で、入会・継続で2,000マイルも付与されるため、非常にお得です。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
一般ステータスカードより効率的にマイルを貯められるため、旅行頻度が多い人はANA JCB ワイドゴールドカードが最適です。
②マイル移行手数料がかかる
ANA JCB一般カードのポイント移行は、10マイルコースに登録した場合、手数料年間5,500円がかかります。そのため、年会費を合計7,700円支払う必要があります。
一方で、ポイント移行手数料はワイドゴールドや、プレミアムカードなら無料で登録可能です。ハイステータスカードは年会費が高額ですが、手厚い補償や優待特典が付帯しているため、経済力がある人におすすめですよ。
ANA JCB一般カードのマイルの貯め方4パターンを紹介
ANA JCB一般カードのマイルの貯め方は、以下の4パターンが挙げられます。
- Oki DokiポイントからANAマイルへ移行する
- ANAカードマイルプラス加盟店で買い物する
- 入会・継続でボーナスマイルを貯める
- ANA航空便の搭乗でボーナスマイルを貯める
それぞれ見ていきましょう。
①Oki DokiポイントからANAマイルへ移行する
ANA JCB一般カードは、貯めたOKi DokiポイントをANAマイルへ移行可能です。1,000円につき1ポイント貯まり、移行レートと手数料は以下のように設定されています。
10マイルコースを選択する場合、マイル還元率は向上します。貯めたポイントは2年で失効してしまうため、期限までにマイルへ移行しましょう。
②ANAカードマイルプラス加盟店で買い物する
ANAカードマイルプラスとは、ANAカードで決済することで通常ポイントとは別に、100円または200円につき1マイル貯まるサービスです。マイル移行と組み合わせるとダブルで貯まります。
ANAカードマイルプラス加盟店には、高島屋やSTARBUCKS、Amazonなどがあります。日常使いでもマイルを貯めたい人にぴったりのサービスですよ。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
マイルが清算されるまでには1〜2ヶ月ほどを要するため、注意しましょう。
③入会・継続でボーナスマイルを貯める
ANA JCB一般カードは、入会と継続でそれぞれ1,000マイル貯まります。本会員のみが対象になっており、家族カード会員はボーナスマイルが付与されません。
ANAマイルは1マイル=1円として利用できます。年会費の元を取るためには5マイルコースでも年間24万円の支払いが必要です!
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
月20,000円の支払いで元が取れるため、比較的お得なクレジットカードといえます。
④ANA航空便の搭乗でボーナスマイルを貯める
ANA JCB一般カードは、通常もらえる区間基本マイレージの10%分の搭乗ボーナスマイルが貯まります。たとえば、東京から札幌までは510マイル貯まるため、10%分の51マイルが加算されます。
ただし、ANA便であっても国際線の他社運行によるコードシェア便は対象になりません。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
「マイルが利用できない!」とならないように注意しましょう。
ANA JCB一般カードの良い口コミと悪い口コミを調査
本章では、ANA JCB一般カードの良い口コミや悪い口コミを調査した結果を発表します。
- 良い口コミ:マイルについて
- 悪い口コミ:マイルの有効期限について
利用者の忖度のない口コミを知ることで、失敗せずにクレジットカードを選べますよ。それでは順番に見ていきましょう。
良い口コミ
ANA JCB一般カードの良い口コミを調査したところ「年会費を引かれていたけど、1,000マイル付くから許す」「普段からANAカードを使うと、常にマイルをキープできるため支出なしで飛行機に搭乗できる」という意見がありました。
ANA JCB一般カードは入会・継続でボーナスマイルがもらえたり、ポイント交換でマイルを貯められたりします。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
空だけでなく陸でもマイルを貯めたい人に最適ですよ。
悪い口コミ
ANA JCB一般カードの良くない口コミを調査したところ「ANA JCB一般カードはマイルに有効期限があることが難」という投稿がありました。
ANAマイルの有効期限は利用日から36ヶ月後の月末です。コロナや経済的理由で、海外旅行ができない期間が続くと、マイルを執行する可能性があります。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
たとえば、2022年5月15日に100マイル貯めた場合、有効期限は2025年5月31日です。
ANA JCB一般カードをおすすめできる人とおすすめできない人
ANA JCB一般カードはマイルを貯められる万能カードですが、おすすめできる人とできない人がいます。大きく分けると陸マイラーに最適で、ハイステータスカードを求める人にはおすすめできません。
では、おすすめできる人とできない人を具体的に見ていきましょう。
ANA JCB一般カードをおすすめできる2通りの人
ANA JCB一般カードをおすすめできる人は以下の2通りです。
- まずはスタンダードなANA JCBカードがほしい人
- サブカードとして発行したい人
本章を読むことで、失敗することなくニーズにあったANAカードを選択できますよ。
①まずはスタンダードなANA JCBカードがほしい人
ANA JCB一般カードは年会費2,200円と一般的な水準で、マイルも効率的に貯められます。入会・継続でいただける1,000マイルを加えると、月20,000円のカード決済で年会費の元を取ることが可能です。
また、ポイント還元率が1%のため、お買い物にもおすすめです。陸でもクレジットカードを効率的に利用したい人は、スタンダードなANA JCBカードが向いています。
②サブカードとして発行したい人
ANA JCB一般カードは以下の2つの要素があるため、サブカードとしての利用がおすすめです。
- 国際ブランドがJCBのみ
- 海外旅行傷害保険が手薄い
JCBは海外での加盟店が少ないため、国と地域によっては利用しにくいところも。さらに治療・疾病などに対応していないため、海外での利用には向いていません。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
メインカードは優待特典・還元率が優れるものがおすすめです。
ANA JCB一般カードをおすすめできない2通りの人
ANA JCB一般カードをおすすめできない人は、以下の2通りです。
- 年会費無料で使いたい人
- 豪華な特典・サービスを求める人
本章を読むことで、ANA JCB一般カードを発行してから後悔するという状況を未然に防げますよ。
①年会費無料で使いたい人
維持コストをかけずにクレジットカードを使いたい人には、ANA JCB一般カードをおすすめできません。ANA JCB一般カードは初年度無料ですが、2年目以降は2,200円の年会費がかかるためです。
毎月20,000円、年間240,000円のカード決済ができる人は、年会費の元を取れます。しかし、クレジットカードを複数枚持っていたり、そもそもの利用頻度が少ない人などは、元を取れない可能性があるのです。
ANA JCBカード ZERO
ANA JCBカードZEROは、マイル移行やANA航空券の購入、搭乗でマイルを貯められるクレジットカードです。本会員と家族会員ともに年会費無料のため、金銭的な余裕がなくても使い続けられます。
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入会・継続マイル:なし
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搭乗マイル:10%
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お買い物:1,000円=1ポイント=5マイル
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ANA航空券の購入:100円=1.5マイル
しかし、ANA JCBカードZEROには、旅行傷害保険の付帯や入会・継続ボーナスマイルがないことがデメリットです。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
「海外旅行はほとんど行かないけど、いざというときのためにマイルは貯めておきたい」という人にぴったりです。
②豪華な特典・サービスを求める人
「プライオリティ・パス」や億単位の旅行傷害保険を求める人に、ANA JCB一般カードは向いていません。豪華な特典・サービスは年会費10,000円以上のハイステータスカードにのみ付帯しています。
ANA JCB一般カードはマイルを貯めることに特化しているクレジットカードです。豪華な特典・サービスを求めている人は、ANA JCBカード プレミアムがおすすめですよ!
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
ANA JCB一般カードは空港ラウンジサービスや、手厚い旅行傷害保険などが付帯していません。
ANA JCBカード プレミアム
ANA JCBカード プレミアムは、ANAカードで最高峰のステータスを持つクレジットカードです。以下のような豪華な特典・サービスが付帯しています。
- 国内の主要空港ラウンジを無料利用
- ANAラウンジの利用
- ラウンジ・キーが付帯
- 最高1億の旅行傷害保険
- 入会・継続で10,000マイル
ANAラウンジは、ANAの上級会員やファーストクラス搭乗者などが利用できる特別な空間です。ANA JCBカード プレミアムは年会費77,000円と高額ですが、海外旅行好きには嬉しい優待特典が豊富にあるのです。
ANA JCB一般カードの良くある3つの質問に回答!
本記事をここまで読んでいるなら、ANA JCB一般カードに関する疑問も出てきますよね。そこで本章では、ANA JCB一般カードの良くある3つの質問に回答します。
- ANA JCB一般カードは学生でも利用できますか?
- ANA JCB一般カードの締め日・引き落とし日はいつですか?
- ANA JCB一般カードのマイル移行はどうするのですか?
ANA JCB一般カードの発行や使い方に関する疑問点が解決します。それでは見ていきましょう。
Q1. ANA JCB一般カードは学生でも利用できますか?
ANA JCB一般カードは学生では利用できません。入会資格に「18歳以上(学生不可)」と明記されているからです。
学生でANAカードを求めている人は、学生専用のANA JCBカード(学生用)を発行しましょう。
ANA JCB カード(学生用)
ANA JCBカード(学生用)は年会費無料ながら、海外旅行傷害保険が付いているため、学生でも安心して利用可能です。ANAマイルも以下のように、貯めやすく設定されています。
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入会・継続:100マイル
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搭乗マイル:10%
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お買い物:1,000円=1ポイント=10マイル
海外でのショッピングガード保険も最大100万円で付帯しています。卒業旅行で海外旅行を考えている人に、ANA JCBカード(学生用)は最適ですよ。
Q2. ANA JCB一般カードの締め日・引き落とし日はいつですか?
ANA JCB一般カードの締め日・引き落とし日は以下のように設定されています。
- 締め日:毎月10日
- 引き落とし日:翌月15日
金額確定は毎月24日前後です。引き落とし日が金融機関の休日(土日祝)に当たる場合は、翌営業日に繰り越されます。
Q3. ANA JCB一般カードのマイル移行はどうするのですか?
ANA JCB一般カードでポイントをマイルへ移行する方法は、インターネットと電話の2通りがあります。
1. インターネット
2. 電話
それぞれ手順を解説していきます。
インターネット
インターネットでのマイル移行方法の手順は、以下の4通りです。
- 会員専用Webサービス「MyJCB」にログイン
- ポイント・キャンペーン→「ポイント数・商品コースから選ぶ」を選択
- 「コースから選ぶ」の項目
- 「ANA JCBカード専用ANAマイレージ移行」からお申し込み
インターネットからの申し込みは、いつでも好きなタイミングで手続きできます。
電話
ANAカードの番号(16桁)を用意のうえ、0120-409-309に電話してください。電話でマイルを移行する手順は以下の通りです。
- ANA JCBカード番号(16桁)を入力
- 商品申込で「1」を入力
- ポイント交換申込を行う方は「1」を入力
- 商品番号(8桁)を入力
- ポイント数を入力
- 受付完了
商品番号は5マイル移行コース(00111500)、10マイル移行コース(00111505)、ボーナスポイント移行(00111508)の3パターンです。
ANA JCB一般カードの申し込みから審査・届くまでの3ステップ
本記事をここまで読んでいるなら、ANA JCB一般カードを本格的に申し込もうとしているのではないでしょうか。そこで本章では、ANA JCB一般カードの申し込みから審査・届くまでの流れを解説します。
- オンラインで申し込み
- 入会審査
- 発送・受け取り
申し込みの流れを知ることで、実際に申し込むときにスムーズに手続きが可能です。それでは順番に見ていきましょう。
①オンラインで申し込み
ANA JCB一般カードの申し込みの流れは、以下の通りです。
- 公式サイトの画面下「カードを申し込む」をクリック
- 申し込みたいANAカードを選択
- 「同意のうえ、入力へ進む」
- ポイントコースを選択
- 本人情報・勤務先情報を入力
- お支払い口座を設定
- 申し込み
申し込みフォームを入力し終わると入会審査に進みます。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
申し込みフォームでミスをすると審査が長引いたり、落ちたりする可能性があるため注意が必要です。
②入会審査
ANA JCB一般カードの入会審査では、安定した継続収入や過去の支払い状況などが重要になります。支払い能力を確認できなかったり、金融事故を引き起こしていたりすると、審査に落ちる可能性があるため注意が必要です。
入会審査にかかる時間は通常1〜2週間ほどと言われています。
③発送・受け取り
審査に通過してから約1週間ほどで、自宅にクレジットカードが届きます。カード券面の印字にミスがないか、しっかり確認しましょう。
配送は簡易書留で届くため、本人が不在でも家族がいれば受け取りできます。本人限定受取郵便だと必ず本人が受け取る必要があるため、簡易書留は非常にお手軽です。
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
本人限定郵便で受け取りし忘れると、郵便局に取りに行かなければならないため非常に面倒です。
ANA JCB一般カードは日常使いにもおすすめな万能カード!
ANA JCB一般カードは日常のショッピングでマイルを貯めやすい、陸マイラーにもおすすな万能カードです。とくに旅行を頻繁にしない人にとっては、年会費も安く、元も取りやすいため長く使い続けられます。
「ANAカードは種類が多いから、どれを選ぼうか迷っている」という方は、まずはスタンダードなANA JCB一般カードがぴったりですよ!
マネーチョイス編集部 奥野のコメント
貯めたマイルは特典航空券の購入や、座席のアップグレードに利用できます。