ソーシャルレンディングは危ない？3つのリスク＆避けるべき投資先の特徴も解説！
「ソーシャルレンディングって危ないの？」 あなたはこんな疑問を持っていませんか？ソーシャルレンディングはまだ新しいサービスということもあり、初心者にはややリスクの高い投資手法です。この記事では、ソーシャルレンディングの危険性やリスクの回避方法を紹介していますので、ぜひご覧ください！
「ソーシャルレンディングはやめた方が良い？」
「ソーシャルレンディングの危険性は？リスクについて詳しく知りたい！」
あなたはこんな疑問を持っていませんか？
ソーシャルレンディングは、会社に事業資金を出資して利子を受け取る投資方法です。高利回りな反面、貸し倒れなどのリスクがあるため必ずしも安全とは言い切れません。
当記事では、ソーシャルレンディングのリスクについて知りたいあなたに向けて、以下の情報について解説します。
- ソーシャルレンディングのリスク
- リスクを回避しながら投資する方法
- おすすめのソーシャルレンディング会社
リスクを理解して比較的安全に投資できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください！
なお、数ある会社の中で最もおすすめなのはクラウドバンクです。
サービス開始から1件も貸し倒れを起こしておらず、安全性という点では抜群の実績を誇ります。これからソーシャルレンディングを始めるなら、登録しておいて損はありません。
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ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングは企業と投資家をつなぐサービス
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業と投資家を繋ぐサービスです。いわゆる「クラウドファンディング」の一種ですね。
クラウドファンディングとは、事業用の資金を集めるための仕組みで、ソーシャルレンディングの場合は業者を経由してインターネットで投資家と企業が繋がっています。
ソーシャルレンディングのメリット
私たち投資家側のメリットは、従来の投資より利回りが大きいことです。
銀行にお金を預けても、0.001%程度の利子しか付かない一方で、ソーシャルレンディングなら年利5〜10％と高い利回りが期待できるため、投資家の注目を集めています。
しかし、投資の世界において高い利回りにはリスクが付き物。ソーシャルレンディングも、ハイリスク・ハイリターンな投資方法であることを理解しておかないと危険です。
ソーシャルレンディングは危ない？3つの危険性について
ソーシャルレンディングはリスクの高い投資方法とも言われます。その理由として、次の3点が挙げられます。
- 貸し倒れ
- 詐欺
- 担保価値の低下
それぞれのリスクについて詳しく解説していきます。
①貸し倒れ
最も注意すべきなのは貸し倒れリスクです。
ソーシャルレンディングでは、資金を融資する代わりに利子を受け取る仕組みになっていますが、当然出資先が倒産すればお金は返ってきません。
企業がソーシャルレンディングを利用する理由
そもそも、出資先の企業はなぜ金利の低い銀行ではなく、ソーシャルレンディングで借入しようとするのでしょうか？それは、会社としての信頼性が低く、銀行から融資を受けられないからです。
ソーシャルレンディングは、銀行から融資を受けられないような企業に投資するものだと肝に銘じておきましょう。
②詐欺
ソーシャルレンディングは詐欺リスクも大きいです。
投資先の企業がシステムを悪用している可能性があるのはもちろん、ソーシャルレンディング業者自体がずさんな経営を行っている事例も多々あります。
例えば、2020年にみんなのクレジットという会社が行政処分を受けました。
この会社は、不動産収入から投資家に配当を行っていると謳いながら、実際には他のファンドで集めた資金を配当していたのです。
これはポンジスキームという詐欺の手口と全く同じ。
このような詐欺まがいの経営が大手企業で堂々と行われていたのも、ソーシャルレンディングが危険だと言われる理由です。
見出し
ポンジスキームとは、運用で増やすという名目で投資家からお金を集め、実際は集めた資金から配当する方法。最終的に破綻し、投資家は甚大な被害を被ることになります。
③担保価値の低下
案件によっては担保価値の低下リスクもあります。
ソーシャルレンディングでは、貸し倒れによるリスクを防ぐため担保が設定されているケースも多いです。もし融資先の企業が倒産しても担保があれば保証されるのですが、肝心の担保価値が下がっては意味がありません。
仮に、担保になっているのが出資先の会社の株だった場合、運用中に価値が下がって担保として機能しなくなることもあり得ます。中には、それをわかった上で出資者を募る悪質極まりないファンドもあるため要注意です。
ソーシャルレンディングのリスクを減らす3つの方法
ソーシャルレンディングはリスクの高い投資手法です。したがって、取り組むのであれば以下3つのルールを守って行うことをおすすめします。
- 余剰資金から投資する
- 運営会社の情報をチェックする
- 分散投資する
もう少し具体的に解説していきます。
①余剰資金から投資する
ソーシャルレンディングに限らず、どんな投資でも余剰資金で行いましょう。
優秀なインデックスファンドでも、時期によっては大きく下落します。ソーシャルレンディングは特にリスクが高いため、出資先の企業が倒産しても問題ないよう、失っても良い資金だけで投資することが重要です。
間違っても、高い利回りに目を奪われて生活資金を注ぎ込むようなことがあってはなりません。
②運営会社の情報をチェックする
投資の際は必ず運営会社の情報をチェックしましょう。
以前のソーシャルレンディングでは、貸金業法への抵触を避けるために運営会社の情報が匿名になっており、それをいいことに悪質なファンドがはびこっていた時期がありました。
現在は、以下の条件を満たせば匿名でなくても投資できるようになっています。
- 匿名組合と契約している
- 借り手が法人であること
- 投資家と借り手が接触しないこと
多くのソーシャルレンディング業者では、匿名化を解除しています。運営会社が信頼できるのか確認するため、匿名化解除の進んでいない業者は使わない方が良いでしょう。
③分散投資する
リスク回避には分散投資も重要です。
株式投資で複数の株を買って、価格変動や倒産のリスクに備えるのと同じことで、ソーシャルレンディングでも複数の案件に少しずつ投資すればリスクを分散させられます。
例えば、10件程度のファンドに同時投資することで、どれかが倒産したり詐欺だったりしても被害額は小さくなるでしょう。
ただし、案件選定がずさんだと効果が薄いため、しっかり信頼性の高いファンドを厳選することが重要です。この記事でも、後ほど安全性の高いファンドを選ぶ方法を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ソーシャルレンディングに投資する際の3つの注意点
ソーシャルレンディングで投資する際は、次の3点に注意しましょう。
- 運用期間が長いとリスクが大きい
- 途中解約できないケースもある
- 早期償還は利益が小さくなる
それぞれ詳しく解説します。
①運用期間が長いとリスクが大きい
ソーシャルレンディングでは、運用期間が長ければ長いほどリスクが大きくなります。理由としては、途中で倒産する可能性があるからです。
インデックスファンドなら長期投資は有効ですが、ソーシャルレンディングの場合は倒産リスクがあるため、長期保有は得策ではありません。
ソーシャルレンディングで資金を募っている会社は資金力に乏しく、倒産のリスクが高いことを忘れないようにしましょう。
②途中解約できないケースもある
ソーシャルレンディングは、途中解約できないのもネックです。
例えば償還期限が3年間のファンドなら、その間ずっと出資先にお金を預けたままになるため、よく考えて投資する必要があります。
株式や投資信託、REITならいつでも自由に売却できるため、これらと比べるとソーシャルレンディングは自由度が低いと言えるでしょう。
③早期償還は利益が小さくなる
早期償還されると、利益が小さくなってしまいます。
例えば、償還期限が1年間だったのに出資先が半年で返済してしまった場合、受け取れる利息は半分だけです。
ただ、早期償還は悪いことばかりではありません。
というのも、早期償還は出資先の経営が上手くいっている証拠でもあるからです。それに、運用期間が短ければ短いほどリスクが小さくなるため、リターンが下がった代わりにリスクも軽減されたと考えることもできます。
ソーシャルレンディングで安全性の高いファンドを選ぶ3つの方法
安全性の高いファンドを選ぶ際は、以下3つの条件を満たしているか確認しましょう。
- 返済実績がある
- 価値のある担保が設定されている
- 運用期間が短い
上記に当てはまらないファンドはハイリスクです。少しでもリスクを抑えるために、ぜひ確認しておいてください。
①返済実績がある
当然ですが、投資の安全性はほぼ出資先によって決まります。きちんと返済実績のある会社を選びましょう。
極端な話、何度も貸し倒れを起こしている会社もあれば、ほとんど遅延もなく返済できている会社もあります。
運営がずさんだとトラブルが発生しやすいため、過去にあまりトラブルを起こしていない会社なら実績があると言えるでしょう。
②価値のある担保が設定されている
価値のある担保を提供しているファンドを選びましょう。
担保のないファンドは利回りが高いですが、もし倒産すると何の保証もないためまったくおすすめできません。
それに、いくら担保があっても担保の価値がない、もしくは出資先がいい加減な値付けを行っているような場合、安全とは言い切れません。
したがって、しっかり価値のある担保を設定しているかどうか確認しましょう。具体的には、出資先企業の株などは値下がりリスクが大きいため危険です。
③運用期間が短い
ファンドは運用期間が短いものを選びましょう。
期間が長いとその分受け取れる利子は増えますが、倒産のリスクは高まります。それに、ソーシャルレンディングは償還期限になるか早期償還されない限り、お金を取り戻せないというリスクがあることも忘れてはいけません。
優良な出資先を見極める目のない初心者は、運用期間の短いファンドの方が無難です。
比較的安全なソーシャルレンディング会社3選
過去の行政処分事例からわかりますが、大手でも平気でずさんな運営を行っているのがソーシャルレンディングの世界。したがって、投資の際は業者選びが非常に重要です。
特におすすめのソーシャルレンディング業者は、次の3社です。
- クラウドバンク
- COZUCHI
- イークラウド
それぞれどんな人におすすめなのか、わかりやすく解説します。
①クラウドバンク
クラウドバンクは次のような人におすすめです。
- 貸し倒れリスクを避けたい
- まずは少額から投資を始めたい
- 未成年でも投資をやってみたい
クラウドバンクでは、2013年のサービス開始からなんと1件も貸し倒れを起こしていません。その理由は、取り扱っているファンドを細かく与信調査しているからです。
指定投資額は1万円からで、未成年でも18歳を超えていれば口座開設できるのが嬉しいポイントです。また、人気No.1の融資型クラウドファンディングなので安心して投資できますね。
少しでも貸し倒れリスクを抑えたいなら、クラウドバンクに登録してみましょう！
②バンカーズ
バンカーズは次のような人におすすめです。
- 投資先の情報をしっかり知りたい
- 少額から投資したい
- 登録の手間を省きたい
バンカーズは、2020年から運営を始めたまだ新しい会社です。しかし、運営会社はこれまでに45年間も貸金業を営んでおり、すでに累計投資額は7億円を超えているため安心して投資できます。
また、投資先の情報についてもしっかり公開されているため、よくわからないファンドに投資してしまうリスクも少ないです。
投資先について調べて投資したいなら、バンカーズに登録しましょう！
③funds
fundsは次のような人におすすめです。
- 少額から投資したい
- 優待を受け取りたい
- 安定した投資を求めている
多くの業者は最低投資額が1万円からですが、fundsはなんと1円から投資できるため、手軽かつ安全にソーシャルレンディングが行えます。
また、みずほ銀行や三井住友銀行などの大手金融機関から出資を受けているため、他社よりも比較的安全だと言えるでしょう。
少額から安定投資したいなら、fundsに登録しましょう！
ソーシャルレンディングは予備知識なしだと危ない！リスクを理解して投資しよう
ソーシャルレンディングは、ややリスクの高い投資方法です。
貸し倒れリスクもありますし、詐欺行為のような運営を行っている業者もたくさんあります。実際に、みんなのクレジットやmaneoなどの大手でも行政処分を受けていました。
投資の際は、以下の3点に注意しましょう。
- 余剰資金から投資する
- 運営会社の情報をチェックする
- 分散投資する
なお、安全にソーシャルレンディングを始めるならクラウドバンクが最もおすすめです。
2013年のサービス開始から1件も貸し倒れがなく、ファンドごとに担保が設定されているため安心して投資できます。リスクについてしっかり理解した上で、クラウドバンクで少額から投資を始めてみましょう。
