【効果アリ!?】ハイドロキノンクリームのランキング9選|皮膚科と市販の違いとは
ハイドロキノンは、シミの元となるメラニンの生成を抑制する成分。しかし、「本当に効果があるの?」「刺激や副作用は大丈夫?」といった心配もありますよね。
この記事では、ハイドロキノン配合クリームの効果や使い方を詳しく解説しています。選び方・おすすめ人気ランキングも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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ハイドロキノンは効果がある?
以前は皮膚科で処方される医薬品にしか配合されない成分でしたが、2001年以降は化粧品でも配合できるようになり、注目されている成分の1つです。
ハイドロキノン配合クリームを使うとどんな作用が望めるのでしょうか。まずは期待できる基本的な作用について確認しておきましょう。
①ニキビ跡の色素沈着を抑制
ニキビ跡の色素沈着抑制作用が期待できます。ニキビ跡のなかでもとくに赤・茶色の色素沈着に働きかけてくれる効果が望めるので、肌状況が当てはまる方は要チェックです。
そもそも、ニキビ跡の赤みがかった色素沈着は毛細血管の拡張で、茶色のものは炎症による色素沈着。それぞれへのアプローチが期待できます。
②シミの元となる細胞の活動を抑える
肌が紫外線を受けた際、肌を黒くする「メラニン」を作る、「メラノサイト」と呼ばれる細胞が活性化します。ハイドロキノンの働きは、メラニンを作る酵素をブロックすることです。
その結果、シミの予防効果や、シミを薄くする効果が期待できます。以下の表の症状に効果的だとされているので、該当するものがあるなら使用を検討しましょう。
choiFULL美容ライターみう(25)のコメント
トレチノイン(レチノール誘導体)を併用すると、更に効果的です。トレチノインはターンオーバーを促進するので、メラニンを排出しやすくなりますよ。
ハイドロキノン配合クリームの選び方5つ
ここからは、ハイドロキノン配合クリームを選ぶ際に意識するべきポイントを解説いたします。1つずつチェックしていきましょう。
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初めて使うなら安定型ハイドロキノンがおすすめ
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品質を保つなら短期間で使い切れる量のものがおすすめ
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安全性なら国内メーカーのクリームがおすすめ
①効果を期待するなら配合率の高いクリームを選ぼう
ハイドロキノン配合のクリームは、製品によって配合率が異なる点に注意しましょう。日本で販売されている化粧品のハイドロキノンは、2%以下の濃度のものが販売されています。
1%以下の製品は皮膚への刺激も少なく、はじめて使う人におすすめです。1〜2%のものは、より効果が期待できる反面、刺激を感じるケースもあるので気を付けましょう。はじめて使用する前にパッチテストをしてからの使うのがおすすめです。
choiFULL美容ライターみう(25)のコメント
トレチノイン(レチノール誘導体)と併用すると、更に効果的です。トレチノインはターンオーバーを促進するので、メラニンを排出しやすくなりますよ。
②はじめて使うなら安定型ハイドロキノンがおすすめ
ハイドロキノンには純ハイドロキノン型と安定型ハイドロキノンの2種類があります。ハイドロキノン配合クリームを使うのがはじめてなら、安定型ハイドロキノンから使うのがおすすめです。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
純ハイドロキノン型
純ハイドロキノン型は、純度が高いのが特徴です。肌にもたらす作用も大きい反面で、光や熱に弱いため劣化しやすいデメリットもあります。
安定型ハイドロキノン
安定型ハイドロキノンは合成界面活性剤を70%含んでいるのが特徴。刺激がマイルドではあるものの、その分効果もマイルドになっています。熱・光に強くて酸化しにくいメリットがあります。
choiFULL美容ライターみう(25)のコメント
ハイドロキノン誘導体は、「アルブチン」という美白成分です。ハイドロキノンとは別の成分なので、気を付けましょう!
③品質を保つなら短期間で使い切れる量のものがおすすめ
ハイドロキノン配合のクリームの使用期間に注意しましょう。基本的に45日~90日程度が使用期間の目安です。品質を保つ観点から、短期間で使い切れる量のものを選びましょう。
ハイドロキノンは熱や光に弱いデリケートな成分。質を保てるよう気を付けて保管する必要があります。
choiFULL美容ライターみう(25)のコメント
ハイドロキノン配合クリームは、通常のクリームより使う部分が限られます。「ちょっと少ないかな」と感じる程度の内容量のものから始めましょう
④安全性なら国内メーカーのクリームがおすすめ
日本においてハイドロキノンは2001年に市販での使用が許可されました。しかし、海外ではそれ以前から高濃度のものが販売されています。
濃度が高い方がいいのでは、と思ってしまいがちですが、海外は安全性の基準が日本と異なります。安全性の観点から、国内メーカーのものを選ぶのが無難でおすすめです。
choiFULL美容ライターみう(25)のコメント
商品の安全性は口コミも参考になりますよ!おすすめ人気ランキングから、実際に使った人の評価をチェックしましょう。
⑤肌悩みにアプローチする有効成分にもチェック
それぞれのクリームには、ハイドロキノンだけでなく他の肌悩みにアプローチできる有効成分も含まれています。
自分の肌悩みにあった有効成分に注目してクリームを探すことで、自分にあったクリームが見つかりますよ。
ハイドロキノン配合クリームのおすすめ人気ランキング9選
ここからは、ハイドロキノン配合クリームのおすすめ商品をランキング形式で紹介いたします。今回は下記の3項目を基準にピックアップしたものがランクインしていますよ!
【ランキングの選定項目】
- 成分…ハイドロキノン配合商品をピックアップ
- 価格…10,000円以下の商品をピックアップ
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
ビーグレン QuSome ホワイトクリーム 2.0
旭研究所 業務用ハイドロキノン 5% クリーム
ランテルノ ホワイトHQクリーム
KITEN ハイドロキノン クリーム 6.0%
アンプル―ル ラグジュアリーホワイト
KISOハイドロ クリーム SHQ-5
アンドシーム ホワイトラッシュ HQクリーム
濃厚本舗 ハイドロキノンクリーム SHQ1-A
KAYUTE HQ Crysta 純 クリーム 5.1%
皮膚科と市販の違いは?
処方されるものと市販で購入できるものでは、ハイドロキノンの配合量に違いがあります。ハイドロキノンの配合量は市販のクリームでは約2%ですが、処方されるものは約4%です。
ただし、ハイドロキノンは刺激の強い成分なので、配合量が多ければ良いというわけではありません。市販の商品では満足のいく効果が得られなかった人や、体質に不安がある人は、医師の診察を受けることをおすすめします。
ハイドロキノン配合クリームの使い方と注意点
ハイドロキノン配合クリームを使う際の基本的な使用方法と注意点もチェックしておきましょう。一部リスクもある点を認識しておくことが大切です。
高濃度クリームは気になる部分にポイントで使う
ハイドロキノン配合のクリームはピンポイントで使うのが基本です。シミなど気になる部分にのみ使うようにしましょう。刺激が気になる場合は事前にパッチテストをしてから使うのがおすすめですよ。
副作用が出たら使用を中止する
ハイドロキノンの副作用としては、肌の炎症などがあります。かゆみ・赤みなどを感じた場合は、すぐに使用を中止し、速やかに皮膚科に相談してください。
朝ハイドロキノンクリームを塗ったら紫外線対策もする
ハイドロキノン配合のクリームを朝に塗った場合、必ず日焼け止めを使用してください。ハイドロキノンはメラニン色素の生成を抑制しますが、メラニン色素には紫外線ダメージから肌を守る防御機能があります。
日焼け止めを使わないと、かえってシミが濃くなってしまうなどのリスクも考えられます。絶対に忘れないように注意してください。また、日傘など他の紫外線対策も行いましょう。
保管場所や使用期限に注意する
ハイドロキノンは酸化しやすい点も要注意です。冷暗所で保管するようにしましょう。また、なるべく1ヶ月程度で使い切るように意識することも大切です。
ハイドロキノン配合のクリームで透明感のある肌に!
ハイドロキノン配合のクリームなら、シミの予防が望めたり、今あるシミを薄くする効果が期待できます。とはいえ刺激性もある成分なので、使用頻度・量にはよく注意しながら活用していきましょう。透明感のある肌づくりをしたい方は要チェックです!
参考文献:
・永松, 麻美. 『正しい知識がわかる美肌事典』. 高橋書店, 2021.
・久光, 一誠. 『効果的な「組み合わせ」がわかる化粧品成分事典』. 池田書店, 2021.
・化粧品成分ジャーナル. 化粧品成分オンライン. Accessed 20 June 2023.
よくある質問
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ハイドロキノン配合のクリームは、顔全体に使えますか?
肌にもたらす作用が強いため、シミが気になる部分にのみピンポイントで使うのがおすすめです。
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ハイドロキノン配合のクリームは、敏感肌でも使えますか?
刺激を感じる人もいます。安定型ハイドロキノンや、1〜3%の低濃度から始めてみるのがおすすめです。なお、パッチテストで刺激性を確認してから使うのは賢明な判断だと言えます。
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ハイドロキノン配合のクリームは、どのくらいで効果がでますか?
個人差があるので一概には言えません。3〜6ヶ月が目安ですが、ターンオーバーの周期も影響します。長期で使いすぎると副作用を引き起こすリスクもあるので注意。改善が見られないなら医療期間に相談してみましょう。
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目元のクマ用のアイクリームとしても使えますか?
メラニンの生成により発生する色素沈着が原因の茶クマ対策にはおすすめです。
ハイドロキノンはニキビそのものには効果がありません。また、陥没してしまっているニキビ跡のケアは難しいので注意しましょう