馬油の人気おすすめランキング10選|乾燥に効果的な使い方も一緒にご紹介
冬は湿度が下がり、特に乾燥が気になる季節ですよね。肌が粉を吹いてしまったり、カサカサになるたび、保湿クリームを探している人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、乾燥肌の強い味方である「馬油」の人気ランキングを紹介!馬油の効果的な使い方や選び方なども一緒にまとめたため、選ぶときの参考にしてくださいね。
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
この記事の監修者
choiFULLの美容ライター兼 編集者。高校生の頃から乾燥肌・ニキビに悩み始め、自分に合ったスキンケアアイテムを見つけるために試した商品は50以上。自身の経験だけでなく、論文や書籍などを基にエビデンスベースの情報を発信中。
◆経歴
1998年、埼玉県生まれ。明治大学商学部中退。大学在学中から現在に至るまで約6年ほどメディア業界で活動。婚活メディア・ギフトECのオウンドメディア ライター兼編集者、個人メディアの運営、SNS運用・オンラインスクールの運営まで。その後、株式会社シアンに入社し、choiFULL全体のメディアディレクターとして携わる。
◆取材歴(会社名/商品)
・オルビス株式会社/オルビスユー ドット・オルビスユー ・オルビス クリアフル各シリーズ)
◆参加イベント
・NEXT TREND FES.TOKYO
(2023年6月3日・4日 東京国際フォーラム)
・株式会社マツモト交商主催 化粧品原料基礎セミナー
(2023年7月13日・14日 大田区産業プラザPio)
・ビューティーワールド ジャパン 名古屋
(2023年7月29日〜31日 ポートメッセなごや)
◆Eメール
馬油とは?成分や効果について解説
馬油とはその名の通り、馬の腹部やたてがみ部分の皮下脂肪からとれる、天然の動物性油脂のことをいいます。成分としては、オレイン酸やリノール酸など、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
人の皮脂の不飽和脂肪酸の割合が約60%~75%であるのに対し、馬油に含まれる不飽和脂肪酸の割合は約63%。このように人の皮脂と非常に似た油脂のため、人肌に使うと高い浸透力と保湿力が見込めるのです。
馬油の効果について
馬油の魅力は、主に保湿力が高く、肌を柔らかくなめらかな質感に導いてくれること。この秘密は主にエモリエント効果にあります。これは、乾燥などが原因で硬くなってしまった角質をやわらくしてくれる効果のことです。
馬油は人の脂肪組織と構造が似ていて、人の肌にとても馴染みやすいのが特徴。そのため肌表面からの水分の蒸発を抑えて、肌内部の潤いを維持するのにとても役立ちます。
また、フェイスクリームやヘアケアなど幅広い用途で使えるのも魅力のひとつ。無添加・無香料で天然のものも多く、肌が敏感な方や赤ちゃんの肌にも使える、肌に優しいアイテムです。
馬油の4つの選び方
ひとことで馬油と言っても、クリームやオイルなどいろんなタイプのものが出ていて、どれを使ったらいいのか迷ってしまいますよね。ここでは、馬油の4つの選び方について紹介します。
- 使い方でタイプを選ぶ
- 香りで選ぶ
- 精製工程で選ぶ
- 原産地で選ぶ
ひとつひとつ詳しくみていきましょう。
①使い方でタイプを選ぶ
馬油には「バームタイプ」と「クリームタイプ」、「オイルタイプ」の3つのタイプがあります。
使い方によって、おすすめしたいタイプが違ってくるのでそれぞれみていきましょう。
- 1つでマルチにつかえるバームタイプ
- 伸びがよく使いやすいクリームタイプ
- ヘアケアにも使いやすいオイルタイプ
① 1つでマルチにつかえる「バームタイプ」
よく乾燥しやすい箇所などスポット的な乾燥対策として使うなら、密着力が高くしっかり保湿してくれるバームタイプがおすすめです。
乾燥して皮膚が硬くなってしまっている箇所や、目元など皮膚の薄い箇所にも素早く馴染み、しっとりうるおいのある肌にしてくれます。
顔やボディにも使いやすく、トリートメントに混ぜてヘアケアもできるので、1個でマルチに活躍してくれます。
② 伸びがよく使いやすい「クリームタイプ」
スキンケアの1番最後に使うフェイスクリームとして利用したいなら、クリームタイプを選びましょう。
なめらかで伸びがいいので、顔全体に使ってもベタつきが少なく、使いやすいのでおすすめです。
さらっとした質感のアイテムも多く、ハンドケアやお風呂あがりのボディケアとして使うのもおすすめです。
③ヘアケアにも使いやすい「オイルタイプ」
ヘアオイルやクレンジングオイルとして馬油を使うなら、オイルタイプがおすすめです。毛穴の皮脂汚れを天然の成分で、優しく洗い流してくれます。
また馬油は水分保持力が高いので、化粧水の前のブースターオイルとして使うと、化粧水がぐんぐん入りスキンケアの効果を高めてくれます。
どのタイプにも共通して言えることですが、馬油は保湿力が非常に高いので、塗りすぎるとベタついてしまったり、毛穴詰まりなど肌トラブルを引き起こす場合もあります。
正しい量で正しく使い、馬油ケアでなめらか美肌を手に入れましょう!
②香りで選ぶ
スキンケアアイテムは、直接顔につけるので香りも重要ですよね。またお風呂上がりのスキンケアやボディケアは安らぎタイムとして、アイテムは香りで選ぶ方も多いと思います。
においが気になる人は、脱臭加工されたものや、アロマなどで香りつけされたアイテムを選ぶようにしましょう。馬油は動物由来の油なので、製造法によっては獣臭がする場合もあります。
パッケージに精製済みと記された商品も、油臭が抑えられているのでおすすめです。お店で実際にチェックするのが最善ですが、通販の場合は口コミなどを必ず確認しましょう。
③精製工程で選ぶ
品質にこだわるなら、精製過程で熱を加えてないものや空気に触れないように製造されているものを選ぶようにしましょう。おすすめは「真空蒸気精製」で製造されたもの。空気に触れない方法で作られているため、品質が落ちにくいですよ。
馬油は中性脂肪に属する油で、とても酸化しやすいのが特徴です。そのため熱や空気で劣化しやすく、品質が落ちてしまうことも。せっかく買った馬油がすぐに酸化して使えなくなったらガッカリしますよね。
精製方法はパッケージに記されてないことも多いので、気になる方はメーカーに直接問い合わせてみましょう。
④原産地をチェック
国内生産の馬油は、熊本県か北海道のものが多いです。広い土地でいい環境の中で育てられているので、より良質な馬油を採ることができます。
また日本は精製技術が進んでいるので、国内生産のものだとより安心して使うことができますよね。安全かどうか気になる方や品質を重視する方は、日本製のものを購入するのがおすすめです。
馬油おすすめ人気ランキング10選
ここでは口コミサイトなどでも人気が高い、馬油のおすすめ人気ランキング10選を紹介していきます。クリーム状で伸びがよく使いやすいものから、馬油100%の天然馬油まで幅広く解説しますよ。
それでは、順番にチェックしていきましょう。
①ソンバーユ「ソンバーユクリーム」
「ソンバーユクリーム」は、馬油100%の無香料ペーストタイプで、多くの人に長く愛されてきたロングセラー商品です。福岡県筑紫から仕入れた原料を、50年培ってきた独自の真空蒸気精製技術で加工しています。
不純物と油臭は徹底的に除去。肌への優しさに配慮されており、顔からボディまで全身のお手入れに使えます。安定剤などの添加物不使用で、小さなお子様も安心です。
②リシャン「馬油スキンクリーム」
香りを楽しみながらお手入れしたい人は、リシャンの「馬油スキンクリーム」がおすすめです。200g入りの大容量サイズで、顔も体もたっぷりお手入れできます。
保湿成分は、サラブレッド馬プラセンタを配合。肌馴染みが良く、素早く浸透してベタつきません。アレルギーテスト済・国内素材・日本製で、肌が刺激を受けやすい人にもおすすめです。
③ジュン・コスメティック「薬用馬油クリーム」
肌荒れや乾燥によるカサつきをお手入れしたい人は、ジュン・コスメティックの「薬用馬油クリーム」がおすすめです。有効成分グリチルリチン酸配合で、炎症を抑えて肌を健やかに整えます。
原料は、部分水添馬油を使用。酸化しにくく、変質による変色や独特なニオイを抑えます。水仕事などであかぎれになりやすい方や、マスクや消毒による肌トラブルに悩んでいる方にもおすすめです。
④ユウキ製薬「国産馬油100」
ユウキ製薬の「国産馬油100」は、原料や製造が純国産です。無添加・無香料・アレルギーテスト済で、肌への優しさにこだわっています。
品揃えはクリームタイプと液体タイプがあるので、シーンやお好みで使い分けできます。液体タイプは頭皮マッサージやワックス代わりにもおすすめです。
⑤明色化粧品「リモイストクリーム〈リッチタイプ〉」
明色化粧品の「リモイストクリーム」は、馬油とスクワランの保湿力でハリのあるみずみずしい肌が続きます。肌が粉をふいて乾燥しやすい人や、手や指先のカサつきが気になる人におすすめです。
シリーズ1000万個出荷のロングセラー商品でもあり、コクのあるテクスチャーでハンドクリームとしても人気。乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済で、エイジングケア※にもおすすめです。
※ 年齢に応じたケアのこと
⑥サンキューバーユ「こうね100%」
サンキューバーユの「こうね100%生馬油」は、タテガミの下にある希少なこうね油脂のみを使用。時間をかけて丁寧に精油・精製し、馬油の保湿力をいかしています。
伸びの良いみずみずしいテクスチャーで、肌にスッと馴染む浸透力です。ベタつきが少なく、顔にも体にも全身使えます。しっかり保湿してくれるので乾燥に悩む人におすすめです。
⑦横濱馬油商店「生馬油 こうね100%」
横浜馬油商店の「生馬油」は、たてがみ下の「こうね脂」のみでつくられた天然ピュアオイルです。一般の馬油に比べて融点が低いので、肌に乗せるとスッと溶けて浸透します。添加物・保存料・香料は不使用です。
内容量は、30g・50g・110gの3種類。試しに使ってみたい方もたっぷり使いたい方も、自分に合った容量を選べます。
⑧きた商会「ショウキリュウ馬油〈若馬の油〉」
ショウキリュウの「若馬の油」は、防腐剤・殺菌剤不使用で添加物に配慮した配合です。ビタミンE(トコフェロール)の抗酸化作用により、劣化を防いでいます。パラベンフリーの馬油を使いたい方におすすめです。
顔だけでなく手足や髪など全身に使えるマルチクリームで、リピーターも続出。乾燥した肌にうるおいを与えて、肌荒れを防ぎます。
⑨北海道馬油「北海道 純馬油クリーム」
北海道馬油の「純馬油クリーム」は、独自の原料抽出方法により馬油独特のニオイやベタつきを抑制。北海道の広大な牧場でのびのびと育った馬の油脂を、100%使用しています。
肌の温度でゆるむ馬油クリームは、マッサージするように伸ばすのがコツです。人の皮脂成分に近い馬油が、スッと浸透して乾燥から肌を守ります。
⑩エスティヒッツ「馬油ボディクリーム」
エスティヒッツの「馬油ボディクリーム」は、伸びの良いテクスチャーで全身のお手入れにぴったりです。スクワランやミネラルオイル配合で、肌を乾燥から守ります。
200gで1,000円以下というコスパの高さも魅力です。上品で優しい桜の香りが、気持ちをリラックスさせてくれます。
馬油の効果的な3つの使い方と保存方法|マルチに使おう
つづいて、馬油のおすすめの使い方や保存方法について、詳しく紹介していきます。馬油は「スキンケア」、「ボディケア」、「ヘアケア」と1つでマルチに使うことができますよ。
- 馬油を使ったスキンケア
- 馬油を使ったボディケア
- 馬油を使ったヘアケア
- 馬油の保管方法と消費期限
それでは詳しくみていきましょう!
①馬油を使ったスキンケア
馬油をスキンケアとして使うなら、フェイスクリームとして使うのがおすすめです。
化粧水や美容液を塗り、肌に美容成分を閉じ込めるように、1番最後に馬油を塗りましょう。馬油は保湿力が非常に高いので、塗りすぎて肌トラブルにつながらないよう注意です。
また、馬油は化粧水前のブースターとして使うのもおすすめ!化粧水の水分をしっかり抱え込んで、みずみずしく美しいツヤ感のあるお肌にしてくれます。
ブースターとして使う場合は、ごく少量の馬油をうすく塗るようにしましょう。ほかにも、皮脂汚れを落としてくれるので、クレンジングとして使うのもおすすめです。
②馬油を使ったボディケア
ボディケアなら、お風呂あがりの乾燥対策として使えます。少しぬれたままの肌に馬油を塗ることで、馬油が水分を含みよりしっとりとして、乾燥から肌を守ってくれます。
特に乾燥しやすいひざやかかとは、バームタイプを刷り込むように塗ってみましょう。カサカサで硬くなった角質をやわらかくして、なめらか肌にしてくれます。
③馬油を使ったヘアケア
ヘアケアとして使うなら、お風呂上りのヘアオイルとして使うのもおすすめです。
タオルドライしたあとに毛先に少量の馬油を塗ると、薄い膜を張ってくれるので、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。髪をセットしたときのスタイリング剤として使うと、パサつきがなくなりウェット感がでるのでおすすめです。
また、いつものトリートメントに馬油を少し混ぜて塗り、ヘアパックするとつやつやでまとまる髪に。髪の水分が少なく、パサつきが気になる方に試してほしい使い方です。
④馬油の保管方法と消費期限
馬油は不飽和脂肪酸が多く、酸化しやすいので保管方法には十分気を付けましょう。
馬油は光と熱が苦手なので、直射日光の当たらない20℃前後の涼しい場所で保管がおすすめ。光や熱で酸化してしまうと、獣臭がきつくなったり変色してしまったりして、肌に使えなくなってしまいます。
夏場は室温で馬油が溶けてしまうので、冷蔵庫で保管するのもおすすめ。また馬油は空気に触れると酸化して劣化が始まるので、封をあけたら1年以内に使い切ることをおすすめします。
馬油で肌にうるおいを与えよう!
今回の記事では、おすすめの馬油アイテム10個についてご紹介いたしました。
馬油はスキンケアだけでなく、ボディケアやヘアケアとしても使え、1つ持っているだけでマルチに活躍してくれるアイテムであることが分かりましたね。
肌のバリア機能を低下させ、さまざまな肌トラブルの原因となる乾燥は、お肌の大敵です!自分の肌に合った馬油アイテムを使って、肌を乾燥から守りましょう。