顔全体(特に頬と口元、あご)のニキビが出来にくくなった気がします。洗顔中も顔全体の肌が柔らかくなったと感じることが多く、気持ちが前向きになりました。
ノンコメドジェニックテスト済み洗顔料おすすめ人気ランキング11選|ニキビに悩まない肌に
治っても、いつの間にか再発してしまうニキビ。繰り返しニキビに悩む方は、ノンコメドジェニックテスト済み洗顔料で、ニキビができにくい肌環境を作りましょう!しかし、種類が多く何を基準に選べば良いのか、分からない方も多いはず。
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です!
ノンコメドジェニックテスト処方とは?
ノンコメドジェニックテスト処方とは、ヒトの肌を使用した特定の試験でニキビの初期症状であるコメド※1が出来にくいと認められた製品にのみ記載されます。
実は、美容成分の原料に含まれている油分の中には、ニキビの初期症状であるコメドを誘発する成分も存在するため、「日本皮膚科学会 ニキビガイドライン 2023」では、ニキビ患者のスキンケアとして、それらを含まないノンコメドジェニック処方の化粧品の使用を推奨しています。
※1...皮脂の大量分泌などが原因で起こる毛穴詰まり
ニキビの種類と原因|どちらも毛穴詰まりによるコメドの発生が原因
ニキビには、思春期ニキビと大人ニキビの2種類があります。それぞれ年代・発生しやすい部分をチェックしてみてください。毛穴詰まりの原因は、過剰な皮脂や生活習慣の乱れなどです。
どちらのニキビも発生しないよう、ニキビの種類や自分の肌質に合った洗顔料を選んで、適切なケアをしましょう。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
自分のニキビがどちらのタイプなのかチェックしてみましょう。TゾーンとUゾーンの混合タイプもあります。
ノンコメドジェニック洗顔料の選び方5つ
それでは、ノンコメドジェニック洗顔料を選ぶ時の5つのポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
①テスト済かどうか|効果が検証されたテスト済み商品がおすすめ
ノンコメドジェニックの洗顔料を選ぶ時には、その商品がノンコメドジェニックテスト済みかどうかをチェックしましょう。このテストは、ノンコメド処方かどうかを判定する試験です。
皮脂腺の多いヒトの背中で実施し、組織学的な検査でコメドの形成を確認。ノンコメドジェニック処方の中でも、テスト済みの商品は効果が検証されています。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
ノンコメドジェニックテスト済みかどうかは、商品裏面の仕様情報で確認できますよ。
②洗浄成分|ニキビの種類や肌質に合った洗浄成分を選ぼう
ニキビの種類には、次の2つのタイプがあります。それぞれ解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
思春期ニキビ|洗浄力の高い石鹸系を選ぼう
思春期ニキビは皮脂分泌が多くなる結果発生するニキビ。毛穴に皮脂が詰まり、ニキビの元をつくりやすくなっている状態なので、洗浄力の高いせっけんを選ぶのがおすすめです。
せっけん系は皮脂をしっかりと洗い流すので、毛穴につまりにくくします。洗顔ネットなどできめ細やかな泡を作ってから洗うと、洗浄効果が高くなりますよ。
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せっけん素地
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ラウリル硫酸Na
大人ニキビ|穏やかな洗浄力のアミノ酸系を選ぼう
頬やあごのUゾーンにできる大人ニキビは、生活習慣の乱れや誤ったスキンケアが原因で発生します。特に大人ニキビに悩みやすい乾燥肌・敏感肌の方は、肌の皮脂を適度に残すケアをしてみましょう。
アミノ酸系は、穏やかな泡立ちで皮脂を洗い流しすぎないためおすすめです。 洗顔ネットでよく泡立てると、弾力のある泡になり、肌摩擦を妨げることができます。
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グルタミン酸○○
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アラニン○○
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タウリン○○
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
洗浄成分を変えるだけで、肌環境が整います。今のスキンケア方法を見直してみましょう。
③医薬部外品|ニキビケアに効果的な有効成分を選ぼう
ニキビケアに効果的な有効成分が配合されているか確認しましょう。抗炎症作用や抗アレルギー作用のあるグリチルリチン酸や、炎症を抑えて傷を修復するアラントインなどがニキビケアに効果的な有効成分です。
特に、ニキビの元であるアクネ菌を殺菌する、イソプロピルメチルフェノールが配合されている洗顔料を選ぶことをおすすめします。
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グリチルリチン酸
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アラントイン
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イソプロピルメチルフェノール
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
ビタミンC誘導体もおすすめの成分です。皮脂抑制効果やニキビ跡の色素沈着を抑制してくれますよ。
④肌への優しさ|ニキビを刺激しないフリー処方がおすすめ
アルコールや合成香料などは、注意が必要な成分です。肌に刺激を与える可能性があるため、こうした成分は肌を痛める可能性があります。
特に、ニキビが発症しているときは避けるように気をつけ、ニキビを刺激しないフリー処方の商品を選ぶのをおすすめです。
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アルコール
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合成香料
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パラペン
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
防腐剤のパラベンは、傷に反応して肌荒れやアレルギーを引き起こす可能性があります。ニキビが炎症を起こしている時は、特に気を付けましょう。
⑤タイプ|自分の肌質や好みのテクスチャーで選ぼう
洗顔料にはクリームやジェル、泡などのタイプがありますが、ベースになる材質により、特徴が異なります。
洗顔料を選ぶときには、洗い上がりの好みや自分の肌質に合う特徴のものを選ぶようにしましょう。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
ニキビ対策はシリーズ使いがおすすめです。スキンケアラインがあるかもチェックしましょう。
【編集部厳選】ノンコメドジェニックテスト済み洗顔料のおすすめ人気ランキング11選
ここからは、編集部厳選のノンコメドジェニックテスト済み洗顔料のおすすめ人気ランキングを紹介します。今回は下記の3点の選定項目から厳選しました。
【ランキングの選定項目】
- 成分…ノンコメドジェニックテスト済みの洗顔料をピックアップ
- 価格…2,000円以下の商品をピックアップ
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
オルビス クリアフルウォッシュ
ファンケル アクネケア 洗顔クリーム
B.A ウォッシュ N
プロアクティブ スキン スムージング クレンザー
詳しく見る
肌美精 大人のニキビ対策 薬用ホワイトクリア洗顔料
ONE BY KOSE ダブルブラックウォッシャー
ノブ A アクネフォーム
スキンライフ 薬用洗顔フォーム
メンソレータム アクネス ニキビ予防薬用ふわふわ泡洗顔
肌美精 CHOIフェイスウォッシュ 薬用ニキビケア
ビオレ ザ フェイス 泡洗顔料 アクネケア
ノンコメドジェニック洗顔料のおすすめの使い方
最後に、ノンコメドジェニック洗顔料のおすすめの使い方を解説します。現在のケア内容があっているかどうかも確認してくださいね。主な手順は以下の方法です。
1. ぬるま湯で予洗する
洗顔をする前に、ぬるま湯を使って予洗いしましょう。少し温かい水で毛穴を少し開きやすくしてあげると、汚れが落ちやすくなります。
冷水で洗顔をすると、毛穴が引き締まってしまい汚れが落ちにくくなります。また、逆に温度が高すぎると、肌の皮脂が奪われて乾燥しやすくなるので注意してくださいね。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
36〜38℃くらいのぬるま湯が最適です。それでも熱いと感じるときは少し下げてみてください。
2. 洗顔料はしっかり泡立ててから使う
洗顔するときは、しっかり泡立てて洗いましょう。きめ細やかな泡は、泡の表面積が多く弾力が出るので、肌へのクッションになります。
せっけんを泡立てる時には、泡だてネットを使うのがおすすめです。手で泡立てるよりも、さらにきめ細かな泡を作れます。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
洗顔料に付属している場合は専用の洗顔ネットを利用するのがおすすめです。
3. 洗顔料は皮脂の多い部分から馴染ませる
洗顔料は、TゾーンやUゾーンなど皮脂の多い部分からなじませるように使うのがおすすめです。
次に頬、最後に肌の薄い目元などを洗顔します。馴染ませるうちにその場所に適した洗浄力になるので、全体を一度に洗うよりも洗浄効果が高まります。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
皮脂を取ろうとゴシゴシこすると肌への刺激になってしまうので、優しく洗顔してくださいね。
4. ニキビがある時は直接擦らないように洗う
すでにニキビができてしまっているときは、直接ニキビをこすらないように洗いましょう。こすってしまうと刺激になり、ニキビが悪化してしまいます。
肌をこすることで摩擦が起こり、肌荒れや色素沈着の元にもなってしまいます。指の腹を使ってていねいに洗ってあげましょう。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
洗顔の後も、肌をそっと押さえるようにタオルで拭くのがおすすめです。
5. 洗顔料は肌に残らないように洗い流す
髪の生え際や、目元や鼻筋などのくぼみにはせっけんが残らないように、しっかりと洗い流しましょう。
きちんと洗い流せているかどうか確認するためにも、髪の毛はなるべくアップにするか、顔が出るようにヘアバンドを利用するのもおすすめです。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
お気に入りのヘアバンドを利用すると、毎日の洗顔も楽しくなりそうですね。
ノンコメドジェニック洗顔料で清潔感のある肌をキープしよう!
ノンコメドジェニック洗顔料の中でも、人によって最適な商品は肌質やタイプによって異なります。本記事を参考に、自分に合う洗顔料を見つけて、清潔感のある肌をキープしてくださいね。
参考文献:
・鳥居靖史『ニキビは皮膚科で治す 正しい治療法とセルフケアの仕方』(現代書林)
・日本皮膚科学会『尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023』
・小林智子『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』(WAVE出版)
・化粧品成分ジャーナル『化粧品成分オンライン』
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
ニキビができやすい人には、根本的にニキビができにくい肌にするためにノンコメドジェニック処方の化粧品がおすすめです。