パーソルキャリアがやばいといわれる理由は？残業時間や離職率の真相を調査

「パーソルキャリアがやばい」との声がネット上で見受けられますが、その真偽はどうでしょうか。

残業時間の長さや離職率の高さ、さらには上場廃止といった話題が一部で取り沙汰されていますが、これらは事実に基づいているのでしょうか。

本記事では、パーソルキャリアの実態を調査し、業績や労働環境について詳しく解説します。

すべて読めば、パーソルキャリアが「やばい」と言われる理由の真相、会社の魅力の両面を知ることができるでしょう。

人材派遣業界大手のパーソルキャリア株式会社とは？

パーソルキャリア株式会社は、日本の人材業界で確固たる地位を持つ企業です。

総合人材サービスを提供し、企業と求職者を結びつける多様な役割を担っています。

この章では、パーソルキャリアの概要と、同社が展開するサービスについて詳しく解説します。

パーソルキャリアは総合人材サービス会社

パーソルキャリアは、総合人材サービスを提供するパーソルホールディングス株式会社の子会社です。

1989年に株式会社インテリジェンスとして創業後、2017年に現在の社名に変更しました。

転職サービスの「doda」や、プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」など幅広い人材サービスを手がけており、「人々に「はたらく」を自分のものにする力を」というミッションを推進し続けています。

パーソルキャリアについて、さらに詳しく見ていきましょう。

パーソルキャリアの会社概要

パーソルキャリア株式会社は、総合人材サービス企業として多岐にわたる業務を手掛けています。　

具体的には、人材紹介、求人メディアの運営、転職、就職支援、採用および経営支援に加え、副業やフリーランス支援サービスも提供しています。

会社名	パーソルキャリア株式会社
英語名	PERSOL CAREER CO., LTD.
資本金	1,127百万円
本社所在地	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F
代表取締役社長	瀬野尾 裕
事業内容	人材紹介サービス、求人メディア運営、転職、就職支援、採用、経営支援、副業、フリーランス支援サービス
親会社	パーソルホールディングス株式会社

パーソルホールディングス株式会社の子会社であり、グループ全体の中核を担う重要な企業です。

本社は東京都千代田区丸の内に位置し、国内外に幅広い事業を展開しています。

長年の経験と実績を積み重ね、日本の労働市場で重要な役割を果たし続けているといえるでしょう。

口コミ・評判でパーソルキャリアがやばいといわれる理由とは？

パーソルキャリア株式会社に対して「やばい」という評判が一部で見られます。

しかし、それは実態に即したものなのでしょうか。

この章では、業績、労働環境、給与、離職率、上場廃止、採用大学に関する具体的な内容を取り上げ、これらの評判について検証します。

業績不振でやばい？

パーソルキャリアは業績不振で「やばい」との声が一部で聞かれますが、これは事実に基づいていません。

パーソルキャリアを含むパーソルグループ全体の売上高と営業利益は、年々増加しています。

年度	売上高	営業利益
2018年度	9,258億円	441億円
2019年度	9,706億円	391億円
2020年度	9,507億円	257億円
2021年度	10,690億円	481億円
2022年度	12,240億円	428億円
2023年度	13,271億円	521億円

とくに2023年度には、売上高が13,271億円、営業利益が521億円と過去最高を記録しました。

パーソルキャリアの業績は堅調であり、「やばい」との評価は根拠に乏しいと言えます。

残業時間が長いからやばい？

パーソルキャリアが「やばい」と指摘される理由の一つに、残業時間の長さがあります。

過去には業務量の多さから残業が常態化しており、これが社員に大きな負担をかけていました。

しかし、同社はこの問題に対応するため、働き方改革を積極的に推進しています。

具体的には、フレックスタイム制やリモートワークの導入、業務プロセスの見直しを進め、残業時間の削減を図り、業界平均以下の残業時間を実現することを目標としています。

勤務時間の延長には上長の申請が必要で、未申請の場合はパソコンが自動的にシャットダウンする仕組みも導入されました。

これにより、社員の負担軽減が図られています。現在も課題は残るものの、改革が進み、さらなる改善が期待されています。

年収が低いからやばい？

パーソルキャリアが「やばい」とされる理由の一つに、年収に対する誤解があります。

しかし、実際には同社の年収水準は業界内でも高く、この評価は誤解です。

パーソルキャリアの親会社であるパーソルホールディングスの2024年3月期の有価証券報告書によれば、同社の平均年収は812万円です。

これは、人材サービス業界の平均年収である413万円を大きく上回り、また日本の平均年収461万円とも比較しても高い水準にあります。

さらに、2023年度には、社員の年収を最大32％引き上げる特別昇給を実施しました。

この施策により、年収が最大170万円増加し、社員の待遇改善が図られています。

パーソルキャリアの年収は業界でも高い水準にあるため、年収が低いとの評価は事実に反しているといえるでしょう。

離職率が高くてやばい？

パーソルキャリアの離職率が高いため「やばい」という噂がありますが、事実ではありません。

パーソルキャリアは、離職率を公表していません。離職率がわからなければ事実か否かもわからないため、根拠のない噂であるといえるでしょう。

ただ、一般論として、人材業界は離職率の高い業界であるといわれます。長く続けられる可能性が高い仕事を探しているならば、他の業界に目を向けることも検討しましょう。

厚生労働省の調査によれば、金融業・保険業や製造業などは比較的離職率が低いことがわかっています。

上場廃止したからやばい？

パーソルキャリアが「やばい」と言われる理由の一つとして、過去に上場を廃止した事実が挙げられます。

しかし、これは「やばい」と評価される理由にはなりません。

2008年、パーソルキャリアの前身であるテンプスタッフ株式会社は上場を廃止しましたが、これは持株会社制への移行に伴う戦略的な決定でした。

この上場廃止は、経営不振や業績の悪化が理由ではなく、グループ全体の経営効率を高めるための措置でした。

親会社であるテンプホールディングス株式会社（現パーソルホールディングス株式会社）は、その後も上場を維持しています。

また、2024年8月時点で、パーソルホールディングスは引き続き上場しており、パーソルキャリアも安定した経営を続けています。

上場廃止後も、事業の効率化が進み、成長を遂げているため、上場廃止が「やばい」とされる理由にはなりません。

むしろ、これは経営戦略上の適切な判断であったといえるでしょう。

採用大学が偏っていてやばい？

パーソルキャリアは新卒の採用大学が偏っていてやばいという噂がありますが、こちらも事実ではないと考えられます。

リクナビ2025に掲載されている求人情報によれば、パーソルキャリアの採用実績校は以下のとおりです。

青山学院大学、岩手大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪大学大学院、小樽商科大学、お茶の水女子大学、帯広畜産大学大学院、学習院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、上智大学、西南学院大学、千葉大学、筑波大学、東京外国語大学、東京大学、東北大学大学院、名古屋大学、南山大学、新潟大学、弘前大学、広島大学、福島大学、北星学園大学、北海学園大学、北海道科学大学大学院、明治大学、山形大学、横浜市立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

引用：リクナビ2025「パーソルキャリア株式会社」

データを見ると、パーソルキャリアはさまざまな大学の出身者を採用していることがわかります。

調査を続けても、採用された方の出身校が特定の大学に偏っていることを示すデータは見つかりませんでした。

応募を検討している方は、自身の出身大学を気にするのではなく、なぜパーソルキャリアに入りたいのかを今一度考え、面接や筆記試験などの場でしっかり説明できるようにしておきましょう。

【結論】パーソルキャリアはやばくない

パーソルキャリアに関するさまざまな噂を検証してきましたが、どれも事実でないか、事実かどうか確認できないものばかりであることがわかりました。

そのため、パーソルキャリアがやばいという噂は、誤解であると考えられます。

インターネット上にある根拠のない噂に惑わされるのではなく、客観的なデータや事実に基づいた情報を信じるようにしてください。

パーソルキャリアをおすすめできる方

パーソルキャリア株式会社は、柔軟な働き方やチームワークを重視する方、企業の理念に共感できる方に適した職場です。次に具体的な理由を説明します。

ワークライフバランスを重視したい

パーソルキャリアはライフワークバランスを大切にしたい方に適しています。

理由は、フレックスタイム制やリモートワークの導入により、働き方の自由度が高いからです。

具体例として、社員は業務時間を調整できるため、家庭やプライベートの事情に合わせた働き方が可能です。

さらに、育児や介護などの支援制度も整備されており、長期的なキャリア形成を支える環境が用意されています。

このような環境は、仕事とプライベートの両立を目指す方にとって理想的です。

チーム・組織で仕事に取り組める

パーソルキャリアはチームでの協働を重視する方に向いています。

理由は、プロジェクトベースの業務が多く、社員同士の連携が重要視されるからです。

具体例として、同社では、チーム全体で課題に取り組み、成果を上げるためのコミュニケーションが活発です。

個々の役割を超えて協力し合う風土が根付いており、これが成果に直結しています。

このような職場では、他者との協働を重んじる方が力を発揮できます。

ミッション・バリューに共感できる

企業のミッションやバリューに共感できる方にとって、パーソルキャリアは魅力的な職場です。

パーソルキャリアは、「はたらいて、笑おう」という経営理念を持ち、「人々に「はたらく」を自分のものにする力を」というミッション/バリューを持っています。

具体例として、社員は日常業務を通じてこの理念を実践しており、会社全体で同じ方向を向いています。

ミッションやバリューにに基づいた行動が求められるため、企業の理念に共感する方がやりがいを感じられる環境です。

パーソルキャリアへの転職にエージェントがおすすめの理由

パーソルキャリアへの転職を考える際、転職エージェントの活用が非常に有効です。

次に、その具体的な理由を説明します。

非公開求人を保有している

転職エージェントを利用する最大のメリットの一つは、一般には公開されていない非公開求人にアクセスできる点です。

企業は重要なポジションや特定のスキルを求める場合、公開求人として掲載せず、エージェントを通じて信頼できる人材を厳選しています。

たとえば、パーソルキャリアが募集する上級ポジションや専門性の高い役職は、応募が殺到するのを避けるため、非公開求人としてエージェント経由で提供されることがあります。

このような求人は、通常の求人情報では目にできないため、エージェントを通じてしか応募できません。

非公開求人にアクセスするためには、転職エージェントの利用が不可欠です。

企業に特化した対策をおこなえる

エージェントを通じて転職活動を進めることで、パーソルキャリアに特化した選考対策を受けられる点も大きな利点です。

エージェントは企業の採用基準や面接で重視されるポイントを熟知しており、求職者に適したアドバイスをおこないます。

具体的には、パーソルキャリアが求めるスキルセットや職場文化への適応力に基づいた面接対策をおこない、内定獲得の可能性を高めるでしょう。

これにより、一般的な応募者よりも有利に選考を進められます。

企業ごとに最適化された対策を受けることで、選考突破の確率が大きく向上します。

条件交渉を依頼できる

転職エージェントを利用するもう一つの大きな利点は、給与や勤務条件の交渉をプロに任せられることです。

求職者自身が企業と直接交渉する場合、希望を十分に伝えられなかったり、交渉の難しさに直面することがあるでしょう。

しかし、エージェントは企業との交渉に長けており、求職者にとって最適な条件を引き出すために働きかけます。

たとえば、エージェントは給与水準の引き上げや、勤務条件の調整など、求職者の希望を踏まえた交渉を代行します。

これにより、満足のいく条件での転職が実現しやすくなるでしょう。

転職エージェントを活用することで、よりよい条件での転職が可能となります。

パーソルキャリアへの転職に登録すべきエージェント3選

パーソルキャリアへの転職を成功させるためには、信頼できる転職エージェントのサポートが欠かせません。

ここでは、とくに登録をおすすめする3つのエージェントを紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ハイクラス層の転職を目指す方にとって信頼できるエージェントです。

とくに管理職や専門職といった高年収の求人に強みを持ち、キャリアアップを図る方に適しています。

JACリクルートメントの特徴は、各業界に精通した約1,400人のコンサルタントが在籍している点です。

コンサルタントは企業が求める人材像を的確に把握しており、パーソルキャリアのような大手企業への転職においても、質の高いサポートをします。

また、JACリクルートメントはグローバル企業への転職支援にも強く、外資系や海外進出企業への転職を目指す方にも適しています。

パーソルキャリアのグローバル部門への転職を検討する際にも、同エージェントのサポートが有効です。

このように、JACリクルートメントはパーソルキャリアへの転職を目指す方にとって、とくにミドル、ハイクラス層の方々やキャリアアップを志す方にとって、価値のあるエージェントです。

ただし、求人の基準が高く、サポートの質が担当者によって異なる点には注意が必要です。

アサインエージェント

アサインエージェントは、特定の業界や職種に特化した転職を希望する方に適したエージェントです。

とくに、ITやコンサルティング分野において強みを発揮し、若手ハイエンド層の転職支援を得意としています。

アサインエージェントの特徴は、すべての求人が非公開である点です。

これにより、一般には公開されていない質の高い求人情報にアクセスできる利点があります。

また、長期的なキャリア形成を重視したサポートが提供されており、AIを活用したキャリアプランのシミュレーションやスキルアップのためのコンテンツなど、包括的な支援が受けられます。

パーソルキャリアへの転職を目指す場合、とくに高度な専門性を求められる職種やマネジメントポジションにおいて、アサインエージェントのサポートは有効です。

コンサルティング業界に特化した選考対策や、長期的なキャリアを見据えたアドバイスが提供されるため、転職活動において大きな支援となります。

ただし、特定の分野に特化しているため、より幅広い選択肢を希望する場合は、他のエージェントと併用も検討すべきでしょう。

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス転職を目指す方に特化したサービスです。

管理職や専門職、次世代リーダー向けの求人を多く取り扱っており、自身のキャリアを積極的にアピールしたい方に適しています。

ビズリーチの特徴は、ヘッドハンティング型の仕組みを導入している点にあります。

登録者は企業の採用担当者やヘッドハンターから直接スカウトを受けることができ、自身の市場価値を把握しやすく、魅力的な求人と出会う機会が増えるでしょう。

また、非公開求人も多数扱っており、他の転職サービスでは見つけられない希少な求人にアクセスできる可能性も高いです。

パーソルキャリアへの転職を目指す際には、ビズリーチがとくに有利です。

上場企業や大手企業の求人が豊富で、管理職や専門職への転職において、ビズリーチのスカウト機能が大いに役立つでしょう。

キャリアアップを目指す方や、自身の市場価値を確認したい方にとって、ビズリーチは非常に効果的なプラットフォームです。

ただし、年収600万円以上を対象とする求人が多いため、収入がそれ以下の場合は他のエージェントと併用することが望ましいでしょう。

パーソルキャリアに関するよくある質問

パーソルキャリアに関して、転職希望者がよく抱く疑問について回答します。ここでは、よく挙げられる質問に焦点を当て、詳しく解説します。

就職難易度は高い？

パーソルキャリアへの就職は、難易度が高いとされています。

応募者が多く、厳選された選考プロセスを経るため、非常に競争率が高いことが主な理由です。

まず、パーソルキャリアは非常に人気のある企業であり、応募者数が多いことから競争が激しくなります。

また、特定の職種では高度な専門知識やスキルが求められ、とくにIT分野では技術的な能力に加えて、優れたコミュニケーション能力も重視されます。

選考プロセスにおいては、クライアント企業との関係構築力や、パーソルキャリアを選ぶ理由を論理的に説明する力が重要視されるでしょう。

パーソルキャリアへの就職を成功させるためには、業界の理解や徹底した面接対策が不可欠です。

転職エージェントの利用などを含めた、効果的な準備をおこなうことが鍵となるでしょう。

パワハラがある？

パーソルキャリアではパワハラの具体的な事例は確認されていません。

理由は、同社が職場環境の改善に努めているためです。

具体的には、パーソルキャリアではハラスメント防止のために、研修の実施や相談窓口の設置をおこなっています。

これにより、社員間のコミュニケーションが促進され、トラブルの未然防止が図られています。

パーソルキャリアはブラック企業？

パーソルキャリアをブラック企業とする評価は適切ではありません。

理由は、同社が社員の働き方に配慮し、働きやすい環境づくりを推進しているためです。

具体的には、フレックスタイム制やリモートワークの導入により、柔軟な働き方が可能です。

また、残業時間の削減や有給休暇の取得促進にも積極的に取り組んでいます。

パーソルキャリアは、社員の働きやすさを重視した取り組みをおこなっています。

パーソルキャリアに向いていない方は？

パーソルキャリアに向いていない方は、次の特徴がある方です。

• 受動的な姿勢の方
• コミュニケーションが苦手な方
• 成長意欲が低い方
• 柔軟性に欠ける方
• ストレス耐性が低い方

パーソルキャリアでは、主体的に行動し、自ら課題を見つけて取り組む姿勢が求められます。

そのために必要な知識も自ら学ぶ姿勢が必要なため、受動的な方や成長意欲の低い方は入社後に苦労する恐れが高いでしょう。

他社とコミュニケーションを取ることが苦手な方や、柔軟性に乏しい方も向いていません。多様な価値観を尊重し、変化の激しい世界で働くには、他者との対話の中から自身に求められていることを理解する必要があるからです。

そのほか、ストレス耐性の低い方も、パーソルキャリアでの業務に向いていないと考えられます。

以上の点に該当する方は、パーソルキャリアに入社することを慎重に検討しましょう。

転職エージェントの活用法は？

パーソルキャリアへの転職を成功させるには、転職エージェントを効果的に活用することが重要です。

エージェントとの初回面談では、キャリア目標や希望条件を具体的に伝えましょう。

これにより、あなたに最適な非公開求人へのアクセスが可能となります。

また、エージェントはパーソルキャリアの選考基準や求められるスキルを熟知しているため、面接対策や書類作成において的確なアドバイスが受けられます。

さらに、給与や勤務条件の交渉も代行してくれるため、より良い条件での転職が期待できるでしょう。

このように、転職エージェントを積極的に活用することで、パーソルキャリアへの転職成功率が大きく向上します。

まとめ

パーソルキャリアは、安定した成長を続ける企業であり、社員にとって働きやすい環境が整っています。

柔軟な働き方や充実した福利厚生が備わっており、社員一人一人が自身に合ったキャリアを築ける環境が用意されています。

成長性と働きやすさを兼ね備えた企業でのキャリアを考えている方にとって、パーソルキャリアは魅力的な選択肢です。

＜参考＞
パーソルキャリア