HISTORYのギターおすすめ7選!生産国は?CoolZとの違いは?
HISTORYは高品質な日本製ギターを手頃な価格で提供し、多くのプロミュージシャンにも愛用されています。
初めてのギター選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「どのブランドがいいの?」「予算はどれくらい必要?」といった疑問が浮かぶかもしれません。
この記事では、HISTORYギターの魅力や特徴、ラインナップ、そして選び方のポイントをご紹介します。製造元や価格帯、有名アーティストの使用例まで、幅広い情報をお届けします。
読み終わる頃には、あなたに最適なHISTORYギターを見つける手がかりが得られるはずです。
HISTORYの生産国、製造工場は?Cool zとの違い、魅力
HISTORYは、1994年に島村楽器が企画・発売を開始したギターブランドです。現在、HISTORYブランドのギターは生産国や価格帯によって製造工場が異なります。
Standardシリーズ以上の高価格帯モデルは日本国内で製造されています。一方、比較的手頃な価格帯のパフォーマンスモデルは中国で生産されています。
HISTORYと同じく島村楽器が企画していたCool zブランドとの大きな違いは、生産国と製造元にあります。Cool zは2019年に製造が終了しましたが、全モデルが日本製で、有名ギターメーカーであるフジゲンが製造元でした。
HISTORYギターの魅力は、高品質でありながら比較的低価格である点です。特に注目すべき特徴として、CFS(サークル・フレッティング・システム)を採用していることが挙げられます。
このシステムにより、演奏性や音質が向上し、プレイヤーにとって使いやすいギターとなっています。初心者からベテランまで、幅広い層のギタリストに支持されている理由の一つと言えるでしょう。
HISTORYブランドは、品質と価格のバランスが取れた製品ラインナップを展開しており、多くのギタリストにとって魅力的な選択肢となっています。
HISTORYの特徴、値段、評判は?
HISTORYギターの価格帯は幅広く、エントリーレベルのモデルから高級モデルまで様々です。中国製のパフォーマンスモデルは比較的手頃な価格で、初心者やセカンドギターとして人気があります。
一方、日本製の高級モデルは、その品質の高さから中~上級者にも支持されています。価格は10万円台から30万円台までと、幅広い選択肢があります。
また、HISTORYギターの特徴的な技術であるCFS(サークル・フレッティング・システム)も高く評価されています。このシステムにより、フレット際まで安定したチューニングが可能となり、演奏性が向上しています。
ただし、一部のユーザーからは、高級モデルでもブランド力が他の有名メーカーに劣るという指摘もあります。しかし、実際の演奏や音質を重視するプレイヤーからは、その実力が認められています。
HISTORYギターは、品質と価格のバランスが取れた製品として、幅広いギタリストから支持を得ています。初心者からプロまで、様々なニーズに応える製品ラインナップを展開しているのが、このブランドの大きな強みと言えるでしょう。
HISTORYギターのラインナップと主要モデル
HISTORYギターは、日本国内で製造される高品質な楽器として知られています。そのラインナップは、プロフェッショナルな演奏者から初心者まで、幅広いニーズに応える多様なモデルを揃えています。
各シリーズには特徴があり、演奏スタイルや予算に合わせて選ぶことができます。HISTORYギターの魅力は、日本製ならではの高い品質と信頼性、そして手頃な価格帯にあります。
HISTORY最上位機種、プロユースでクラシカルなルックのHSシリーズの代表モデル
HSシリーズは、HISTORYギターの最上位機種として知られています。プロフェッショナルな演奏者向けに設計された、クラシカルなルックスが特徴です。
高品質な木材を厳選し、完全な国内生産で製造されています。また、CFSという独自の製造技術を導入し、音質と演奏性の向上を図っています。
HS-SV 迷ったらこれ、The汎用性のストラトキャスタータイプ
HS-SVは、ストラトキャスタータイプのギターです。汎用性が高く、様々なジャンルの音楽に対応できるモデルです。
クリーンなトーンからディストーションサウンドまで、幅広い音作りが可能です。初めてHISTORYギターを選ぶ方や、オールラウンドな演奏スタイルの方におすすめです。
HS-TV J Rcokやマスロックならテレキャスタータイプ
HS-TVは、テレキャスタータイプのギターです。J-Rockやマスロックなどのジャンルにおいて、力強い音色と明瞭なサウンドを発揮します。
シンプルな構造ながら、豊かな表現力を持っており、ロックミュージックの演奏に適しています。カッティングやリフプレイにおいて、その真価を発揮します。
HS-LS UNCHAIN谷川氏使用!太い音色のレスポールタイプ
HS-LSは、レスポールタイプのギターです。UNCHAINの谷川氏が使用していることでも知られています。太く、芯のある音色が特徴的です。
ブルースやハードロックなど、重厚なサウンドを求めるジャンルに適しています。サステインの長さと豊かな倍音も、このモデルの魅力のひとつです。
初心者はこれでOK!CV、CZシリーズはコストパフォーマンスに優れたエントリーモデル!
CV、CZシリーズは、初心者やビギナー向けのエントリーモデルです。コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
CVシリーズは最も手頃な価格帯で、バスウッドのボディや海外での木工、塗装を採用しています。しかし、最終的な組み立てや調整は日本で行われるため、品質は保証されています。
CZシリーズは、CVシリーズにヒールカット加工を施したモデルです。この加工により、高音域へのアクセスが容易になります。価格はCVシリーズよりやや高めですが、製造工程や搭載されているピックアップ、パーツはCVシリーズと同等です。
両シリーズとも、初心者の方が安心して使用できる品質と価格を兼ね備えています。技術の進歩により、海外製造のパーツでも高い品質が保たれているため、安心して選択することができます。
HGシリーズはHISTORYオリジナルのボディシェイプで意欲的なカスタムシリーズ
HGシリーズは、HISTORYが独自に企画したオリジナルのボディシェイプを持つカスタムシリーズです。日本製で、HSシリーズと同等の価格帯に位置しています。
このシリーズは、ハードなロックやバーサタイルな演奏スタイルを求めるギタリストに適しています。独特のボディシェイプは、演奏性と外観の両面で個性を発揮します。
HGシリーズは、HISTORYの技術力と創造性が結集したモデルと言えるでしょう。他のシリーズにはない魅力を持ち、個性的なサウンドや外観を求めるギタリストに支持されています。
HISTORYギターの品質と特徴
HISTORYギターは日本国内で製造される高品質な楽器として知られています。その特徴は徹底した品質管理と細部にわたる検品によって支えられており、プロミュージシャンからアマチュア奏者まで幅広い層から支持を得ています。
HISTORYギターの魅力は、その音色の豊かさと演奏性の高さにあります。職人の技術と経験が注ぎ込まれた1本1本のギターは、奏者の表現力を最大限に引き出すことができます。
徹底した品質管理と検品による高い完成度
HISTORYギターの製造工程では、厳格な品質管理システムが導入されています。材料の選定から組み立て、仕上げに至るまで、各段階で熟練の職人による丁寧な作業が行われます。
最終段階では、経験豊富な検品担当者によって細部まで入念にチェックされます。この徹底した品質管理により、高い完成度と安定した品質が保たれているのです。
ネックの安定性と演奏性の高さ
HISTORYギターの特筆すべき点の一つが、ネックの安定性です。精密な加工技術と厳選された木材の使用により、温度や湿度の変化にも強いネックが実現されています。
これにより、長期間使用してもネックの反りや狂いが少なく、安定した演奏性を維持することができます。プロの演奏家からも高い評価を受けているのは、この信頼性の高さにあります。
エリートフィニッシュによる滑らかな弾き心地
HISTORYギターのネックには、フレットの両端を滑らかに仕上げた「エリートフィニッシュ」が施されています。
速弾きやスライド奏法など、テクニカルな演奏においても、ストレスなく自然な動きができるのが特徴です。
豊かな音色と幅広い音作りの可能性
HISTORYギターの魅力は、その豊かな音色にもあります。厳選された木材と高品質なパーツの組み合わせにより、クリアで伸びのある音色が実現されています。
クリーンなサウンドからハイゲインまで、幅広い音作りに対応できるのも特徴です。様々なジャンルの音楽に適応できる柔軟性は、多くのミュージシャンから支持される理由の一つとなっています。
ヘリテイジウッドがもたらす豊かな響き
HISTORYギターの多くのモデルでは、「ヘリテイジウッド」と呼ばれる厳選された木材が使用されています。これらの木材は長期間熟成されており、豊かな響きと深みのある音色を生み出します。
HISTORYギターの価格帯と購入方法
HISTORYギターは、コストパフォーマンスに優れた楽器として知られています。初心者からベテランまで幅広い層に支持されているこのブランドは、品質と価格のバランスが取れていることが特徴です。
HISTORYギターを購入する際は、新品と中古の両方の選択肢があります。それぞれの特徴や価格帯を把握しておくことで、自分に最適なギターを見つけやすくなるでしょう。
新品価格の目安と中古市場での相場
HISTORYギターの新品価格は、モデルによって異なりますが、概ね2万円から10万円程度の範囲で販売されています。エントリーモデルは比較的安価で、初心者の方でも手が届きやすい価格設定となっています。
一方、中古市場では新品よりもさらにお求めやすい価格で購入できる可能性があります。ただし、中古品の状態は個体差が大きいため、購入前に実際に楽器を見て触れることをおすすめします。
中古市場での相場は、新品価格の6割から8割程度が目安となります。ただし、希少なモデルや状態の良い個体は新品価格に近い値段がつくこともあります。
島村楽器での取り扱いと試奏の方法
HISTORYギターは、全国展開している楽器店チェーンの島村楽器で取り扱われています。島村楽器では、様々なモデルを実際に手に取って試すことができます。
店頭では、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応してくれるため、初心者の方でも安心して相談できます。試奏の際は、自分の好みの音色や弾きやすさを確認することが大切です。
HISTORYギターを使用する有名アーティストは?
HISTORYギターは、多くの有名アーティストに愛用されている楽器です。その中でも特に注目されているのが、あいみょんとUNCHAINの谷川正憲です。彼らがHISTORYギターを選んだ理由や、使用しているモデルの特徴について詳しく見ていきましょう。
あいみょんが愛用するHISTORY NT-301の魅力
あいみょんが愛用しているHISTORY NT-301は、アコースティックギターです。このモデルは、クリアで伸びのある音色が特徴的で、あいみょんの繊細な歌声とギターの音色が見事に調和しています。
UNCHAIN谷川正憲が愛用するHISTORY NT-S3、HISTORY HS-LS
UNCHAINのギタリスト谷川正憲は、HISTORY NT-S3とHISTORY HS-LSを愛用しています。NT-S3はアコースティックギターで、HS-LSはレスポールタイプのギターです。
HS-LSは、マホガニー材のボディとネックを採用し、メイプルトップを備えています。2基のハムバッカーピックアップを搭載しており、厚みのある音色が特徴です。谷川正憲は、これらのギターを使い分けることで、UNCHAINや竹内アンナの幅広い楽曲に対応しています。
HISTORYギターは、プロのミュージシャンからの信頼も厚く、高い品質と手頃な価格帯で人気を集めています。あいみょんやUNCHAINの谷川正憲のように、自分の音楽性に合ったHISTORYギターを選ぶことで、より表現力豊かな演奏を楽しむことができるでしょう。
HISTORYギターが向いているプレイヤー像
HISTORYギターは、幅広いプレイヤーに支持されている楽器ブランドです。特に、初心者からベテランまで、様々な経験レベルのギタリストに適しています。その理由として、優れた音質と耐久性、そして手頃な価格帯が挙げられます。
HISTORYギターの特徴は、高品質な材料を使用しながらも、比較的リーズナブルな価格設定にあります。これにより、初心者でも気軽に手に取ることができ、かつ長く使い続けられる楽器として人気があります。
ギターをやったことがないけどしっかりした物が欲しい初心者
ギターを始めたばかりの方にとって、HISTORYギターは理想的な選択肢となります。初めての楽器購入では、品質と価格のバランスが重要です。HISTORYギターは、この両方を満たしています。
初心者向けのモデルは、弾きやすさに重点を置いて設計されています。ネックの形状や弦高などが適切に調整されているため、手が小さい方や力の弱い方でも快適に演奏できます。
また、HISTORYギターは耐久性に優れているため、練習中の不慮の事故にも強いです。これは、長期的に見ると経済的にも有利な選択となります。
ブランドよりも剛性、クオリティを重視したいプレイヤー
HISTORYギターは、ブランド名よりも実質的な品質を重視するプレイヤーにも適しています。高級ブランドには及ばないかもしれませんが、その価格帯では驚くほどの音質と演奏性を提供します。
剛性に関しては、HISTORYギターは非常に優れています。ネックやボディの接合部分が堅固で、長時間の演奏や激しいパフォーマンスにも耐えられる設計になっています。
音質面では、使用される木材の選定や製造過程での細やかな調整により、豊かな音色を実現しています。エレキギターモデルでは、ピックアップの品質にもこだわっており、クリアな音質を楽しむことができます。
以上のように、HISTORYギターは初心者からベテランまで、幅広いプレイヤーのニーズを満たす楽器です。品質と価格のバランスが取れており、長く愛用できる一本を探している方に特におすすめできます。
HISTORYギターの製造元フジゲンについて
HISTORYギターは、日本の楽器メーカーであるフジゲンが製造しています。フジゲンは長年にわたり、高品質なギターの製造で知られる企業です。同社は1960年代から世界的に有名なブランドのギターを製造してきた実績があります。
フジゲンの工場は長野県松本市にあり、熟練の職人たちが丁寧にギターを製作しています。HISTORYブランドは、フジゲンが持つ豊富な経験と技術を活かして生み出された自社ブランドです。
フジゲンの歴史と品質への取り組み
フジゲンは1960年に創業し、当初は輸出用ギターの製造からスタートしました。その後、世界的に有名なギターブランドのOEM生産を手がけるようになり、技術力と品質の高さが認められました。
同社は品質管理に特に力を入れており、製造工程の各段階で厳密なチェックを行っています。木材の選定から塗装、組み立て、最終調整に至るまで、熟練の職人が丁寧に作業を行います。
HISTORYギターは、このようなフジゲンの技術と品質へのこだわりが詰まった製品といえます。日本製ギターの高い品質と手頃な価格を両立させており、多くのギタリストから支持を得ています。
フジゲンは環境への配慮も行っており、持続可能な木材の使用や省エネルギーの取り組みなども進めています。このような姿勢が、HISTORYギターの価値をさらに高めています。
まとめ
HISTORYギターは、品質と価格のバランスに優れたブランドとして多くのギタリストから支持されています。日本製の高価格帯モデルから、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルまで、幅広いラインナップを展開しています。
HISTORYギターの特徴は、徹底した品質管理と高い完成度にあります。特にネックの安定性と演奏性の高さは、多くのプレイヤーから評価されています。エリートフィニッシュによる滑らかな弾き心地や、ヘリテイジウッドがもたらす豊かな響きも、HISTORYギターの魅力の一つです。
初心者からプロまで、幅広いプレイヤーに対応できるのもHISTORYギターの強みです。ギターをやったことがない初心者でも、CVやCZシリーズから始めることができます。一方で、ブランドよりも剛性やクオリティを重視したいプレイヤーには、HSシリーズやHGシリーズがおすすめです。
あいみょんやUNCHAIN谷川正憲など、有名アーティストも愛用しているHISTORYギター。製造元のフジゲンの品質への取り組みも、HISTORYギターの信頼性を支えています。
HISTORYギターを選ぶ際は、自分の演奏スタイルや予算に合わせて、適切なシリーズやモデルを選ぶことが大切です。島村楽器での試奏を通じて、自分に合ったギターを見つけてみてはいかがでしょうか。