レーザーによるほくろ除去とは?おすすめ人気美容クリニック5選も紹介!

ほくろ除去の治療には、レーザー治療が効果的です。気になる場所のほくろを取りたいと悩んでいる方は、ほくろ除去のレーザー治療に対応しているクリニックを探してみましょう。

しかし、初めてほくろ除去の治療を受けるときは、どのようなメカニズムで除去できるのか、副作用はあるのかなど気になる点が多いものです。

そこで今回は、ほくろ除去のレーザー治療について、詳細を解説します。

ほくろ除去におすすめな美容クリニックもあわせて紹介するので、レーザーによるほくろ除去治療を受けたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去とは

ほくろ除去におすすめの治療法は、炭酸ガスレーザーによる治療です。

しかし、美容医療の治療や施術を受けたことがない方は、炭酸ガスレーザーになじみがないでしょう。

はじめに、ほくろ除去に有効な炭酸ガスレーザーの基礎知識を紹介します。解説するポイントは次のとおりです。

・ほくろが取れるメカニズム
・料金相場
・リスクや副作用
・炭酸ガスレーザーによるほくろ除去がおすすめの方

次の項目をチェックし、炭酸ガスレーザーについて理解を深めたうえで、ほくろ除去の治療を検討してみましょう。

炭酸ガスレーザーでほくろが取れるメカニズム

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は、水分に反応する性質のレーザーです。

体に炭酸ガスレーザーを照射すると、体内の水分に反応し、熱エネルギーが発生します。

熱エネルギーが生まれるとその熱の影響により、瞬時に水分は蒸散します。結果、ほくろの細胞が削られ、ほくろ除去につながる仕組みです。

ほくろ除去の治療法は、炭酸ガスレーザーのほかに手術や電気メス、別の種類のレーザー治療が挙げられます。

なかでも炭酸ガスレーザーはほぼ1回の施術で除去可能なこと、痛みや出血を抑えられることなどの面で、メリットが多いとされます。

レーザー照射による熱エネルギーでほくろをなくすため、施術に時間もかかりません。

そのためほくろ除去を希望するときは、炭酸ガスレーザーでの治療を積極的に検討したいところです。

炭酸ガスレーザーの料金相場

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去の治療費用は、ほくろの大きさによって異なります。大きさごとの料金相場の目安は、次のとおりです。

大きさ料金相場
1mm~5,000円~8,000円
5mm~15,000円~30,000円

サイズが大きくなればなるほど、炭酸ガスレーザーの料金は高くなります。

料金相場をあらかじめ把握したうえで、各クリニックのメニューを比較検討しましょう。

炭酸ガスレーザーのリスク・副作用

炭酸ガスレーザーによってほくろを除去する際は、次のリスクや副作用に注意する必要があります。

・内出血
・赤み
・火傷
・傷跡、かさぶた
・色素沈着
・皮膚の凹み

いずれも一時的な症状で、程度も軽いものです。治療のあとに副作用が出ても心配する必要はありませんが、まれに内出血が治らない、赤みが消えないなどのトラブルに発展する場合もあります

ただし、赤みや傷跡が完全に消えるまでは、人によって1年以上かかることもあります。

治療後はゆっくり時間をかけて肌の状態が回復に向かうため、副作用が出たときはしばらく様子を見ることが大切です。

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去がおすすめの方

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は、次のことに当てはまる方におすすめです。

・痛みが苦手な方
・治療後の傷跡や出血を極力減らしたい方
・メスを使用した治療に抵抗がある方

前項で炭酸ガスレーザーのリスクと副作用について触れていますが、そもそも炭酸ガスレーザーは肌への影響が少ない治療として知られています。

したがって赤みや傷跡、内出血の症状は目立ちにくく、ダウンタイムも少なめです。

また、炭酸ガスレーザーによるほくろ除去の治療では局部麻酔を使用するため、痛みもありません。

痛みが苦手な方や肌へのダメージを最小限に抑えたい方は、炭酸ガスレーザーによるほくろ除去治療を積極的に検討してみましょう。

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去のメリット

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は、次のメリットがあります。

・ダウンタイムが短い
・痛みや出血が少ない
・傷跡が残りにくい

ダウンタイムの短い治療を望む方や痛みが苦手な方にとって、炭酸ガスレーザーのメリットは大きいといえます。では、メリットの詳細を一つ一つ見てみましょう。

ダウンタイムが短い

炭酸ガスレーザーはダウンタイムが短く、ほくろ除去治療の中でも、比較的気軽に治療を受けられます。

ダウンタイムの具体的な日数は、3日~1週間が目安です。とくに治療から3日間は、レーザーを照射した箇所に赤みや傷跡がやや目立つ場合があります。

治療を受けたあとはしばらくテープ保護の必要がありますが、翌日からであれば化粧や洗顔も問題なくできます。入浴も可能です。

厳密にいうと、数週間経ったあとも軽い傷跡は残る可能性がありますが、日常生活に支障をきたすことはありません。

学校や仕事も翌日から通常どおり行けるため、ダウンタイムが短く、症状が軽いことは大きなメリットです。

痛みや出血が少ない

炭酸ガスレーザーの治療は痛みが少なく、出血も抑えられます。レーザーを照射する際は局部麻酔を使用するため、痛みはほぼありません。痛みが苦手な方でも安心して治療を受けられます。

また、そもそも炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は、メスを使用しないため皮膚への負担が少ない治療です。

そのため治療後に出血したり大きな傷跡が残ったりすることは少なく、治療による出血が怖い、と不安を抱いている方でも安心です。

傷跡が残りにくい

炭酸ガスレーザーは、ほくろ除去の治療法のなかでも、傷跡が残りにくいといえます。

炭酸ガスレーザーによる水分の蒸散が起こる箇所は、皮膚の表層のみです。

そのため照射した患部以外の組織やその周辺で反動が起こることはなく、結果、傷跡も目立ちにくくなります。

傷跡が残りにくければ、ダウンタイムを終えたあとは問題なく日常生活に戻れるでしょう。

何らかの施術をした、と周りに知られるリスクも抑えられるため、周りの目が気になる方にもおすすめです。

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去のデメリット・注意点

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は多くのメリットを持ちますが、反対にデメリットも伴うため注意が必要です。

とくに、次のデメリットや注意点は、あらかじめチェックしておきましょう。

・取り残しや再発の可能性がある
・術後は丁寧なケアが必要

では、それぞれのデメリットの詳細を解説します。

取り残しや再発の可能性がある

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去治療は、取り残しや再発の可能性があります。

たとえば根が深く濃いほくろを除去する場合、炭酸ガスレーザーでは、色がわずかに残ってしまう恐れがあります。

すると再発の原因につながることがあり、再発すれば再治療が必要です。

また、多くの場合炭酸ガスレーザーによる治療は1回で終わりますが、取り残しが出たときは複数回治療をおこなう必要があるといえるでしょう。

複数回治療を重ねれば、傷跡が消えるまでに時間がかかることもあり得ます。

術後は丁寧なケアが必要

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去の治療を受けたあとは、丁寧なアフターケアが必要です。

そのため治療後は、ケアの手間がかかることを認識しておきましょう。

治療後間もないうちは、患部はデリケートな状態のため、軟膏や絆創膏でケアする必要があります。

ケアする期間は、治療後1週間~10日が目安です。患部が炎症を起こすリスクもあるため、できる限り清潔に保つことも大切です。

また、軟膏や絆創膏でケアする期間を終えたあとも、傷には触れないように意識する必要があります。

具体的なケア方法はクリニックから説明があるため、指示に従ったうえで、スムーズな傷の治癒を目指しましょう。

レーザー治療によるほくろ除去がおすすめの人気美容クリニック5選

レーザー治療でのほくろ除去には、さまざまな美容クリニックが対応しています。

しかし、初めてレーザー治療でほくろを取る際は、どのクリニックがおすすめなのか、選び方に困ることも少なくありません。

クリニック選びに困らないためには、実績豊富な人気美容クリニックを押さえておくとよいでしょう。

レーザー治療によるほくろ除去がおすすめの人気美容クリニックは、次の5院です。

・品川美容外科
・城本クリニック
・共立美容外科
・聖心美容クリニック
・シロノクリニック

いずれのクリニックも多くの症例を持ち、ほくろ除去に関する実績も豊富です。

それぞれのクリニックの特徴やおすすめポイント、料金を比較したうえで、自身に合うクリニックを見つけてみてください。

品川美容外科

おすすめポイント

・累計症例数は1,300万件以上
・施術料金がリーズナブルになる会員割引あり
・全体的にリーズナブルな料金でさまざまな美容医療メニューに対応

品川美容外科は、累計で1,300万件以上の症例実績を持つ大手美容クリニックです。

全国複数のエリアにクリニックがあり、炭酸ガスレーザーやLP-YAGレーザー、電気メスの方法でほくろ除去治療に対応しています。

会員料金の場合、5,000円以下の費用で炭酸ガスレーザーの治療が可能です。とくに、盛り上がったタイプのほくろの除去に有効です。

施術料金がリーズナブルになる会員割引制度があり、当日から入会可能です。

炭酸ガスレーザーによる治療はシミやそばかす、ニキビ、ニキビ跡などの肌トラブルにも効果的とされます。

そのため、ほくろのみでなく、さまざまな肌トラブルを解消したい方にもおすすめのメニューといえるでしょう。

城本クリニック

おすすめポイント

・30年以上の歴史を持つ人気美容クリニック
・医師と看護師のみのため相談相手は皆知識と経験が豊富
・カウンセリングとアフターケアに力を入れている

城本クリニックは30年以上の歴史を持つ、信頼性の高い人気美容クリニックです。

スタッフは医師と看護師のみのため、カウンセリングや診療では知識と経験豊富なプロに相談できます。

一人一人に最適な治療法を提案できるようカウンセリングに力を入れているため、初めてレーザー治療を受ける方でも安心です。

レーザー治療のほかに電気分解法、外科手術での対応が可能です。城本クリニックはエリアごとに対応メニューや料金が異なります。

そのため、レーザー治療によるほくろ除去の料金を知りたいときは、自宅から通える場所にある城本クリニックの料金表をチェックしましょう。

共立美容外科

おすすめポイント

・経験豊富な医師が施術を担当
・10%オフのモニター料金あり
・取り放題コースのメニューも人気

共立美容外科は30年以上の歴史を持つ大手美容クリニックで、全国で20か所以上の場所に分院を展開しています。

ほくろやシミ取りの治療には、レーザーや切開手術があります。とくに小さなサイズであれば、5,000円以下の料金で炭酸ガスレーザーによる治療が可能です。

さらに通常の治療料金から10%オフになるモニター制度もあるため、費用を抑えてほくろ除去の治療を受けたい方は検討してみましょう。

ほかには、スポットの照射のみでなく、取り放題コースも人気があります。取り放題コースは、たとえば10個までなら29,700円(税込)です。

多くのほくろを取りたい方にとっては、コストパフォーマンスのよい治療になるでしょう。

聖心美容クリニック

おすすめポイント

・30年以上の信頼と実績を持つクリニック
・炭酸ガスレーザーを含むさまざまな美容医療メニューに対応
・ほくろやいぼの除去症例が豊富

聖心美容クリニックは、30年以上の信頼と実績を持つ人気美容クリニックです。

炭酸ガスレーザーによるほくろ除去のみでなく、ほかにも美容整形や医療ダイエットなどさまざまな美容医療に対応しています。

炭酸ガスレーザー以外では、電気凝固法や切開手術の治療法が選べます。

治療の料金が10,780円(税込)からのため、リーズナブルなクリニックと比べるとやや高いですが、アフターケアの充実した治療が受けられます。

また、炭酸ガスレーザーの治療は銀座院と熱海院限定のため、あらかじめ注意が必要です。

シロノクリニック

おすすめポイント

・50万件以上の症例あり
・レーザー治療専門クリニックのため相談しやすい
・ほくろ除去治療は再発したときのための5年保証あり

シロノクリニックは、50万件以上の症例を持つ人気美容クリニックです。

レーザー治療とエイジングケアを専門としたクリニックのため、炭酸ガスレーザーによるほくろ除去については相談しやすいでしょう。

アフターケアの体制も整っているため、初めてほくろ除去の治療を受ける方でも安心です。

炭酸ガスレーザーの料金は11,000円(税込)からですが、シロノクリニックのほくろ除去治療は5年間の長期保証があります。

治療後はほくろが再発する可能性もあり、再発時は無料で再治療を受けられます。

より保証の整ったクリニックで治療を受けたい方におすすめのクリニックです。

ほくろ除去の施術の流れ

ほくろ除去の治療を受けるときは、どのような流れで治療が進むのかあらかじめチェックしておきましょう。具体的な流れや手順は次のとおりです。

1.予約
2.医師による無料カウンセリング
3.麻酔、レーザー治療
4.アフターケア

では、一つ一つのステップごとに重要なポイントや注意点を解説します。

1:予約

レーザーによるほくろ除去治療を受けたいときは、まずクリニックに予約を入れましょう。

待ち時間をなくしてスムーズに診療をおこなうために、多くの美容クリニックでは完全予約制を取り入れています

予約すれば、少ない待ち時間でカウンセリングや診療を受けられます。

予約方法は主にWebまたは電話です。Webであれば受付時間問わずいつでも予約できるため、忙しい方はWebで予約しましょう。

2:医師による無料カウンセリング

ほくろ除去の治療を受けるときは、はじめに医師によるカウンセリングが実施されます。カウンセリングで話すことは、主に次のとおりです。

・抱えている肌の悩み
・治療に関する不安な点、疑問、要望
・最適な治療プラン
・治療、施術に伴う副作用やリスク
・ダウンタイムの日数や適切な過ごし方
・具体的な治療の料金

はじめにどのような肌トラブルや悩みを抱えているのか伝えたうえで、医師から適切な治療法の提案を受ける流れです。

ほくろ除去はレーザー治療のほかに手術や電気治療があるため、医師の判断で別の治療法を提案されることもあります。

また、治療についての説明内容は、メリットのみでなくデメリットやリスク、副作用も含みます

美容医療は多かれ少なかれリスクを伴うため、リスクもあわせて詳しい説明を徹底しているクリニックの方が安心できるでしょう。

カウンセリングではさまざまなことを相談できるため、痛みやダウンタイムの過ごし方で不安を抱いている方は、忘れずに相談しましょう。

3:麻酔・レーザー治療

カウンセリングを通じて治療内容に合意したら、治療が実施されます。

レーザーを照射する箇所には局部麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはありません。

ほくろ除去の治療は、取りたいほくろの位置にレーザーを照射するのみのため、施術時間は非常に短い傾向です。

ほくろの大きさや個数にもよりますが、10分~15分が目安で、長くても30分ほどで施術は完了します。

4:アフターケア

治療が完了したら、患部に保護テープを貼ってケアします。患部の保護は帰宅してからも1週間ほど続ける必要があり、具体的なアフターケアの方法はクリニックの指示に従いましょう

レーザー治療後はしばらく赤みや傷跡が残りますが、無理にかさぶたを取ったり、患部をこすったりすることは避ける必要があります。

また、多くのクリニックは、施術後に何らかのトラブルがあった際はすぐ相談が可能です。

副作用は多くの場合、一時的なものまたは軽いものですが、万が一患部が激しく腫れたり強い痛みが出たりしたときは、クリニックに早めに相談しましょう。

レーザーによるほくろ除去に関するよくある質問

レーザーによるほくろ除去の治療をするときは、よくある質問も見ておきましょう。ほくろ除去の治療においてよくある質問は、次のとおりです。

・保険適用になる?
・通院は必要?
・ダウンタイムはある?

では、それぞれの回答を紹介します。

保険適用になる?

レーザーによるほくろ除去治療は、保険適用になる場合とならない場合があります。保険適用の可否は、次のとおりです。

スクロールできます
保険適用=治療費3割負担盛り上がっているほくろ
保険適用外=治療費全額負担平らなほくろ

大きく盛り上がったほくろは、場合によっては生活に支障をきたす恐れがあります。

たとえば、ほくろがあるせいで眼鏡をうまくかけられないケース、ほくろが悪性腫瘍の恐れがあるケースなどが該当します。

一方で、見た目をよくしたいという美容目的での治療は自由診療に当てはまるため、多くの場合は保険適用外です。

ほくろ除去の治療を受けるときは、ほくろの種類によって保険適用の可否が変わることを、あらかじめ認識しておきましょう。

通院は必要?

レーザーによるほくろ除去は多くの場合1回の治療で完了するため、通院は不要です。

ただし、根の深いほくろは1回の照射では除去しきれないことがあります。

除去しきれないときは複数回に分けて治療するため、その場合は2~3回の通院が必要となります。

ダウンタイムはある?

レーザーによるほくろ除去のダウンタイムは、3日~1週間が目安です。しかしダウンタイムといっても、日常生活に支障をきたすことはありません。

ダウンタイム中は患部に赤みや内出血、かゆみ、傷跡が見られますが、症状は軽いものです。

また、ダウンタイム中は、軟膏や絆創膏でのケアを忘れないようにしましょう。

まとめ

レーザーによるほくろ除去は、ほくろ除去治療の中でも比較的気軽で人気があります。

気になる部分にあるほくろを取りたいときは、レーザーによるほくろ除去に対応している美容クリニックに相談してみましょう。

ただし、ほくろ除去治療にはいくつかのリスクや注意点もあるため、事前にメカニズムについて理解を深める必要もあります。

レーザーによるほくろ除去の基礎知識をチェックしたうえで、後悔のない治療につなげましょう。

<参考>
品川美容外科
城本クリニック
共立美容外科

目次