フェイスリフト手術の名医やクリニックを選ぶ方法は?施術方法やリスクについて解説
フェイスリフトとは、顔のしわやたるみ改善に効果があるリフトアップ治療のことですが、美容整形のため、仕上がりやリスクが気になる方が多いでしょう。
「名医に任せたい」「アフターケアのよいクリニックで受けたい」と考え、手術に踏み切れない方も少なくありません。
フェイスリフトの知識を深め、信頼できる医師やクリニックに任せれば安心して施術を受けられます。
本記事では、フェイスリフトの名医やおすすめの美容クリニックと選び方、フェイスリフト手術のリスクや注意点について詳しく紹介します。
フェイスリフトの美容効果で前向きな生活を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
フェイスリフト手術とは?
フェイスリフト手術とは、顔の皮膚、筋肉、脂肪を持ち上げて顔の表面を引き締めることで、しわやたるみをなくして若く見せる美容整形です。
頬、首周り、ひたい、目元などの、しわやたるみを取り除けます。
フェイスリフトは顔の内部から皮膚の表面までアプローチして、直接皮膚を持ち上げるため効果が表れやすい点が魅力です。
高周波や超音波などのフェイスアップでは効果がなかった方にもよいでしょう。
また、目や鼻などの形を変える手術ではないため、整形がバレたくない方にもおすすめです。
なお、フェイスリフトには、切開リフトや糸リフトなど種類があります。
手術の方法、ダウンタイム、料金が異なるため、特徴を把握して自身に合う方法を選びましょう。
フェイスリフトの名医・クリニックを選ぶポイント
フェイスリフトの名医やクリニックを選ぶポイントは、次のとおりです。
- 経験と実績が豊富な医師を選ぶ
- カウンセリングが丁寧で安心できる
- アフターケアが充実している
- 口コミや評判がよい
安心してフェイスリフトを受けたい方は、それぞれの内容を参考にしてクリニックと医師を選択しましょう。
経験・実績が豊富な医師を選ぶ
満足できる結果を得る、失敗を防ぐには、経験と実績が豊富な医師を選ぶことが大切です。
医師によって得意な美容整形の分野が異なります。
クリニックの公式サイトに掲載されている情報を見て、フェイスリフトの手術が得意な医師にお願いしましょう。
何例くらいの症例数を担当したかも確認してください。
症例写真を見て自身の理想の仕上がりに近いかにも注目しましょう。
また、美容整形以外にも、形成外科の知識があると安心です。
カウンセリングが丁寧で安心できる
クリニックでカウンセリングを受ける際は、切開法と糸リフトの違いや、自身の要望を聞いて適切な提案ができるかを確認してください。
自身のイメージする仕上がりに近づけられるかにも注目しましょう。
また、質問に自身が納得するまで答えてくれるとよいでしょう。
なお、局所麻酔でおこなう糸リフトであれば医師の予約が空いている場合、カウンセリング当日の施術も可能です。
しかし、全身麻酔でおこなう切開リフトは、カウンセリング当日に手術できないケースが大半です。
カウンセリング当日の手術を希望する方は、事前に伝えておきましょう。
アフターケアが充実している
クリニックを選ぶ際は、手術後のアフターケアや万が一失敗した場合の保証がついているかを確認しましょう。
切開リフトの場合、痛みを伴うため、痛み止めをもらえるクリニックがおすすめです。
痛み止めのほかに、ダウンタイムの軽減が可能な漢方の処方もあるとよいでしょう。
また、手術後のトラブルに24時間対応可能なクリニックも安心できます。
なお、顔の左右で差が出た場合や、効果が感じられないとき、感染症が起きた際などの対応も確認しておきましょう。
口コミや評判を確認する
クリニックを選ぶ際は、掲示板、SNS、口コミサイト、個人ブログなどを確認して口コミや評判にも注目しましょう。
しかし、口コミや評判がすべて真実とは限りません。なかには嘘や間違った情報が書かれている場合もあります。
口コミや評判は参考程度にして、気になったクリニックがあればカウンセリングを受けることをおすすめします。
自身で実際にカウンセリングを受けて気になる医師に相談して、クリニックや医師を決めてください。
糸リフト施術がおすすめの美容医療クリニック5選
糸リフト施術がおすすめの美容医療クリニックは、次の5選です。
- TCB東京中央美容外科
- 東京美容外科
- 品川スキンクリニック
- 共立美容外科
- 聖心美容クリニック
料金、施術内容、アフターケアなどに注目して、クリニックを選んでください。
TCB東京中央美容外科
TCB東京中央美容外科の糸リフト施術は、3種類あります。
13,800円からできるリーズナブルなTCB小顔リフト、肌にハリや弾力が出るクリアファインリフト、持続期間の長いTCB式小顔美肌再生です。
クリアファインリフトは59,600円から、TCB式小顔美肌再生は114,100円からおこなえます。
TCB式小顔美肌再生は最長で、2年程度効果が持続します。
また、TCB東京中央美容外科は公式サイトに小顔整形が得意な医師の紹介もされているため、名医にお願いしたい方にもおすすめです。
医師によって症例モデルを募集している場合もあり、お得に施術を受けたい方は確認しておきましょう。
なお、TCB東京中央美容外科は、沖縄〜北海道まで全国各地にクリニックがあります。
交通費の補助制度もあるため、指名したい医師が遠方の場合に利用しましょう。
駐車場料金無料制度や、60歳以上の方の施術料金が5%安くなるシニア割引など、お得な割引制度が豊富です。
Web予約、電話予約以外にLINE相談と予約も可能で、気軽に相談ができます。
東京美容外科
東京美容外科の糸リフトの料金は、1部位両側2本で22万円(税込)です。
1部位増やすごとに、糸の本数が2本ずつ増えていき約11万円(税込)料金が上がります。
初回の場合、1部位両側2本が11万円(税込)で施術が可能です。
施術の種類が1種類のみで、料金がわかりやすい点も魅力です。
検査や麻酔料金は別途必要なため、注意してください。
また、モニター募集もされており、医師によっては50%オフで施術ができます。
支払い方法は、現金一括、医療ローン、デビットカード、クレジットカードに対応しています。
なお、東京美容外科は、東京を中心に札幌から沖縄まで全国にあります。駅から近いためアクセスも良好です。
LINEで予約をすると予約特典もあります。気になった方は東京美容外科の公式サイトを確認してみましょう。
品川スキンクリニック
品川スキンクリニックの糸リフト施術名は、美肌アモーレです。
スタンダードの4本が183,590円(税込)、プレミアの8本が217,800円(税込)です。
初めての方は、スタンダードの4本が99,000円(税込)、プレミアの8本が137,500円(税込)でおこなえます。
なお、品川美容外科の会員になると、お得に施術が受けられるため気になる方は確認しましょう。
品川スキンクリニックの糸リフトは、細かなトゲと固定フックのついた専用の特殊な糸を利用しています。
2kg程度の肉を持ち上げられるほどに強度があり、施術後に切れる心配が少ない点が魅力です。
品川美容外科は全国各地にあります。
プライバシー面が気になる方は、個室の待合室があるクリニックやボックス席のクリニックがおすすめです。
無料のメール相談もおこなっているため、質問がある方は問い合わせしましょう。
共立美容外科
共立美容外科は糸の種類で料金が異なり、7種類あります。
もっとも安いものは10本で33,000円(税込)、もっとも高いものは1本66,000円(税込)です。
生産国のほか、糸を挿入する深さ、とげの有無と形、持続時間が異なります。
継続期間の長さで選ぶなら、1組2本で55,000円(税込)のスプリングリフトがおすすめです。
料金で選ぶなら、10本で33,000円(税込)のショッピングリフトがよいでしょう。
ショッピングリフトは持続期間は1〜2年程度と長めですが、効果を発揮するためには本数を多く入れる必要があります。
また、フェイスラインをVラインに形成はできません。
なお、リーズナブルに施術を受けたい方はモニター募集を確認しましょう。10〜20%程度安く施術ができます。
支払い方法は現金一括、クレジットカード、クレジットカードの分割、医療ローンが可能です。
一部クリニックではオンライン診療にも対応しているため、気になる方は確認しましょう。
聖心美容クリニック
聖心美容クリニックの糸リフト施術は、3種類あります。
リーズナブルに受けたい方には、両側10本で275,000円(税込)のN-COGリフトがおすすめです。
持続期間は1年程度とほかの糸に比べると短めですが、マイルドな仕上がりでバレにくい点が魅力です。
持続期間の長さを求める方には、両側4本で352,000円(税込)のスプリングスレッドリフトがあっています。
2〜3年程度の持続が可能で、施術の回数を減らせます。
高い引き上げ効果を求める方には、両側6本で418,000円(税込)のプレミアムディメンショナルリフトがおすすめです。
3D手法を利用しており自然な仕上がりですが、効果が高い点がメリットです。
また、聖心美容クリニックはアフターケアが充実しています。
顔の左右に差が出た場合は、3か月以内であれば無料の再施術が可能です。
加えて、痛み止めのほかに漢方の処方も可能です。
24時間の緊急サポートもおこなっており、安心感があります。
LINE予約にも対応しているため、気になった方は相談してみましょう。
フェイスリフト施術方法
フェイスリフトの施術方法は、切開リフトと糸リフトの2種類です。
施術方法はもちろん、施術時間、ダウンタイム、持続期間が異なります。
それぞれの施術の特徴を理解して自身に合うタイプを選びましょう。
切開リフト
切開リフトは名前のとおり、皮膚を切って引き上げておこないます。
糸リフトに比べて、効果が大きく持続期間が長い点が魅力です。
持続期間を過ぎたあともしわやたるみが出づらく、予防の効果もあります。
しかし、皮膚を切開する手術のため、手術時間とダウンタイムが長いです。
手術後1〜3週間程度で症状は徐々におさまりますが、フェイスラインや肌の状態が安定するまで約3か月程度かかります。
切開リフトを受ける際は、休みを長めに取っておくと安心です。
糸リフト
糸リフトとは医療用の糸を肌に入れて、内部から引き上げるフェイスリフト施術です。
切開法に比べダウンタイムと施術時間が短く、時間がない方におすすめします。
溶ける糸や溶けない糸と、糸の種類でも効果や継続期間が異なります。
継続期間の長さを求める方には、溶けない糸がおすすめです。
継続的に受けて追加挿入したい方や、肌ツヤがほしい方には、溶ける糸が合っています。
糸が溶けることでコラーゲンの生成促進も可能です。
なお、糸リフトは脂肪が多い方や肌のたるみが激しい場合、十分な効果が得られないケースもあります。
しわが気になる方は、あわせてヒアルロン酸注入も検討しましょう。
フェイスリフト手術のリスクや注意点
フェイスリフト手術のリスクや注意点は、次のとおりです。
- ダウンタイムが長い
- 手術の傷跡が目立つ
- 目がつりあがる
- 表情が不自然になる
デメリットやリスクを把握して、納得したうえで手術を受けましょう。
ダウンタイムが長い
切開リフトの場合、腫れや内出血が目立たなくなるまで2〜3週間程度です。
傷跡が目立たなくなりフェイスラインが安定するまでの期間は、約2〜3か月です。
また、顔を圧迫するガードルを約2週間つけて過ごします。
抜糸や血を抜くためのドレーンを外す手間も掛かり、通院が複数回必要です。
通院やダウンタイムに時間が掛かるため、時間が取れない方は糸リフトを検討しましょう。
参照元:共立美容外科
手術の傷跡が目立つ
リフトアップをおこなう箇所によりますが、切開リフトの場合、傷痕が残ります。
耳周辺や頭髪内など傷が目立ちにくい部分を切開するため、大きく目立ちません。
傷痕は時間経過で薄くなっていき、白い線のようになります。
抜糸の翌々日から化粧ができるため、傷痕が気になる方は化粧で隠してもよいでしょう。
切開範囲は医師の腕で大きく左右されます。腕のよい医師を選びましょう。
なお、糸リフトの場合、針を刺しておこなうため傷痕が小さく目立ちづらいです。
傷痕が残る点が気になる方には、糸リフトをおすすめします。
目がつりあがる
切開リフトの場合、こめかみの横を切開し皮膚をつっぱらせると目がつりあがるリスクがあります。
しかし、手術がうまい医師がおこなえば防げるため、切開リフト手術に慣れた医師にお願いしましょう。
また、頬のたるみとりは顔の下半分を持ち上げるため、つり目になることはありません。
手術後の腫れている時期はつり目に見えるリスクがありますが、時間経過で元に戻ります。
表情が不自然になる
顔がつっぱる感覚がして表情が不自然になる症状は、ダウンタイム中に起こります。
大半のケースは時間経過で治るため安心してください。
しかし、糸リフト、切開リフト共に手術に失敗して、表情が不自然になるリスクがあります。
皮膚の引っ張り過ぎや、しわが少ない肌にフェイスリフトをおこなったことが原因で起こります。
手術前にシミュレーションをおこなって、経験豊富な医師に任せることで失敗のリスクを減らしましょう。
フェイスリフトに関するよくある質問
フェイスリフトに関するよくある質問は、次のとおりです。
- フェイスリフト施術の副作用
- フェイスリフトは20代でも効果を感じられるのか
次で、回答を紹介します。気になる方は確認してください。
フェイスリフト施術に副作用はある?
必ず出るわけではありませんが、
糸リフト、切開リフト共に、感染症、腫れ、内出血、引きつりやつっぱりの副作用が起こるリスクがあります。
切開リフトは皮膚を切る手術のため、糸リフトに比べて副作用が出やすい傾向です。
また、糸リフトの場合、頭髪が抜ける、色が透けて見えるなどのリスクもあります。
なお、切開リフトは手術後に血を抜くためのドレーンを入れますが、血が抜けきれず血種ができる可能性もあります。痛みや腫れの原因となるため、医師に相談してください。
大半の副作用が時間経過で消えますが、副作用が長引く場合は手術を受けたクリニックを受診しましょう。
フェイスリフトは20代でも効果を感じられる?
フェイスリフトは、20代でも効果を感じられます。年齢制限のない施術のため、何歳からでも受けられます。
頬の肉が引っ張られるため、ほうれい線やたるみのケア以外に小顔を目指す方にもおすすめです。
また、糸リフトは若いときにおこなうほうが効果が大きく、理想的なフェイスラインに近づけます。
利用する糸の本数も少ないため、施術費用が安くダウンタイムが短い点が魅力です。
若いうちにおこなえば、たるみ予防もできます。
フェイスラインに悩みがある方はクリニックに相談してみましょう。
まとめ
フェイスリフトは、糸リフトと切開リフトの2種類があります。
ダウンタイムが短く料金が安いほうがよい方は糸リフト、持続時間や効果の大きさを求める方は切開リフトが向いています。
糸リフトのダウンタイムは1週間程度、切開リフトのダウンタイムは約2〜3週間です。
手術後は腫れ、内出血、むくみ、引きつりなどの症状が出る可能性があります。
また、感染症や血腫が起こるケースもあり、信頼できるクリニックを選ぶことがおすすめです。
クリニックを決める際は、経験と実績は多いのかや、カウンセリングが丁寧なのかに注目しましょう。
納得いくまでカウンセリングを受けて、よいクリニックを見つけてください。