京都でほくろ除去が人気のクリニックおすすめ10選!ほくろの種類別治療法まとめ

ほくろの有無は顔の印象を大きく左右します。とくに数が多かったり顔の目立つ位置にほくろがあったりする場合、コンプレックスを感じて除去治療を検討する方もいるでしょう。

しかし、京都には多くの美容クリニックが存在します。何を基準に選べばよいのか、料金やプランに違いはあるのか、口コミや評判のよいところはどこか、クリニック選びに悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、京都でほくろ除去が人気なクリニックを紹介します。

クリニック選びの基準やほくろ除去の種類についても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

京都でほくろ除去治療が人気のクリニック10選

京都でほくろ除去治療が人気のクリニックを紹介します。全部で10院、それぞれの特徴や料金についても解説するため、クリニック選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

品川美容外科京都院

品川美容外科京都院は、JR京都駅から徒歩5分の位置にある大手クリニックです。

最寄り駅からもアクセスしやすく、19時まで診察しているため仕事帰りでも来院しやすいのが魅力です。

ほくろ除去の経験豊富な医師自らカウンセリングを実施するため、自身が抱える悩みやイメージの共有がしやすく、初めての方でも安心して施術を受けられます

ほくろ除去は、炭酸ガスレーザーとLP-YAGレーザー、電気メスの3種類から治療法を選べます。

会員になると20%OFFで施術を受けられるため、お得にほくろを除去したい方はぜひチェックしてみてください。

施術メニュー
  • 炭酸ガスレーザー:4,200円(税込)~
  • LP-YAGレーザー:4,150円(税込)~
  • 電気メス:4,200円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町735-1 京阪京都ビル5F
・最寄り駅:JR京都駅

TCB東京中央美容外科京都駅前院

TCB東京中央美容外科京都駅前院は、ほくろ除去の経験と実績を豊富に持つ医師が多数在籍するクリニックです。

女性医師も多く在籍しているため、女性に担当してもらいたい方も安心して来院できます。

また、アフターケアが充実しているのも魅力の一つです。施術から長期間に渡った丁寧なサポートを徹底しているため、万が一ダウンタイム中に症状が悪化しても素早く対応してもらえます。

施術メニュー
  • レーザー:4,980円(税込)~
  • 電気メス:4,980円(税込)~
  • 切開法:19,800円(税込)~
  • くりぬき法:10,200円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区真苧屋町195 福井ビル3F
・最寄り駅:JR京都駅

エルムクリニック京都院

エルムクリニック京都院は、阪急京都本線の河原町駅から徒歩3分の立地を誇るクリニックです。

メスを使わないレーザー治療によるほくろ除去を推進しており、患者のほくろの状態や大きさにあ合わせて、2種類の施術方法から最適なものを提案します。小さなほくろに悩む方におすすめです。

施術メニュー
  • Qスイッチルビーレーザー:2,500円(税込)~
  • 炭酸ガスレーザー:4,500円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区寺町通四条下る貞安前之町594 岡本鏡店ビル4階
・最寄り駅:阪急京都本線 河原町駅

ルシアクリニック京都駅前院

ルシアクリニック京都駅前院は、JR京都駅から徒歩1分の場所にある美容クリニックです。

電車でのアクセスはもちろん、徒歩圏内に駐車場もあるため車での来院にも適しています。

ルシアクリニックの特徴は、カウンセリングの丁寧さです。患者一人一人の悩みに寄り添い、CO2レーザーやハイブリット法、切開法の3種類から、希望にあった施術方法を提案します。

またリスクやダウンタイムなどデメリットもしっかり説明されるため、ほくろ除去が初めての方でも安心して施術を受けられるでしょう。

施術メニュー
  • CO2レーザー:8,800円(税込)~
  • ハイブリット法:13,200円(税込)~
  • 切開法:17,600円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区東塩小路町557-1 ユーアイビル3F
・最寄り駅:JR京都駅

京艶美容外科・クリニーク京都烏丸

京艶美容外科・クリニーク京都烏丸では、皮膚科や形成外科の専門医がほくろの状態を正確に判断したうえで、最適な治療法を提案します。

通常のYAGレーザー治療だけでなく、ほくろ取り放題プランも用意されているのが特徴で、複数のほくろに悩んでいる方や、心置きなく顔中のほくろを取り除きたい方に適しています。

施術メニュー
  • レーザー:2,750円(税込)~
  • 取り放題プラン1か月:165,000円(税込)
  • 取り放題プラン3か月:440,000円(税込)

【基本情報】
・所在地:京都府京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町571 さたけビル3階
・最寄り駅:京都市営地下鉄 烏丸駅

ゆかり皮フ科クリニック

ゆかり皮フ科クリニックは、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医である女性院長が在籍するクリニックです。一般皮膚科から美容皮膚科まで、幅広い施術を提供しています。

ほくろ除去は、アレックスレーザーと炭酸ガスレーザーの2種類を取り扱っています。

通常料金が5,500円(税込)で、施術範囲が1mm増えるごとに1,100円(税込)が追加される、シンプルな料金形態も魅力の一つです。

施術メニュー
  • アレックスレーザー:5,500円(税込)~
  • 炭酸ガスレーザー:5,500円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町79番地 ヤサカ四条烏丸ビル4F
・最寄り駅:京都市営地下鉄烏丸線 四条駅

すなおクリニック

すなおクリニックは、在籍医師、スタッフともに全員女性の美容クリニックです。

女性ならではの視点で親身に相談に乗ってくれるため、悩みやなりたいイメージを細かく共有できるのが特徴です。

ほくろ除去では、エルビウムYAGレーザーとピコレーザーのほか、切除による治療も取り扱っています。

男性医師だと緊張する、相談しやすいクリニックのもとで施術を受けたい方におすすめです。

施術メニュー
  • エルビウムYAGレーザー:5,500円(税込)~
  • ピコレーザー:5,500円(税込)~
  • 切除:66,000円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区四条通寺町西入奈良物町375 京都四条ビル3F・5F
・最寄り駅:阪急京都本線 京都河原町駅

大西美容形成クリニック京都四条鳥丸院

大西美容形成クリニック京都四条鳥丸院は、地下鉄烏丸駅から徒歩3分の場所にあるクリニックです。

土曜日も診察を受付けているため、平日は仕事で忙しい方に適しています。

ほくろ取り放題プランを取り扱っているのがポイントで、5個まで33,000円(税込)、10個まで55,000円(税込)、20個まで88,000円(税込)と、自身のほくろの数にあ合わせてプランを選べるのも魅力です。

施術メニュー
  • ほくろ除去通常:5,000円(税込)~
  • ほくろ取り放題:33,000円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区長刀鉾町31 四条ビヨンドビル5F
・最寄り駅:京都市営地下鉄 烏丸駅

河合医院美容皮膚科

河合医院美容皮膚科は、開院50年以上の歴史を持つクリニックです。

皮膚科や形成外科の経験や実績に基づいた診察、施術の提案をおこなってくれるため、腕のよい医師に安心して施術を任せたい方に適しています。

ほくろ除去では、ダウンタイムとリスクの少ない炭酸ガスレーザーを取り扱っています。

施術メニュー

炭酸ガスレーザー:8,800円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区西七条南西野町60
・最寄り駅:JR西大路駅

大塚美容形成外科 京都院

大塚美容形成外科 京都院は、開院以来無事故の実績を持つクリニックです。

質の高い医療を提供するのはもちろん、患者一人一人に寄り添った丁寧なカウンセリングも魅力の一つです。

ほくろ除去では、CO2レーザーと電気メスの2種類を取り扱っています。

学生の場合は学割が適用されるため、ほくろに悩む学生でも安心して施術を受けられます。

施術メニュー
  • CO2レーザー:11,000円(税込)~
  • 電気メス:11,000円(税込)~

【基本情報】
・所在地:京都府京都市下京区四条通り柳馬場西入ル立売中之町104番地 井門四条ビル5F
・最寄り駅:京都市営地下鉄烏丸線 四条駅

京都でほくろ除去治療を受けるクリニックの選び方

ほくろの除去治療は、クリニック選びが重要です。料金の安さや通いやすさも重視すべきポイントですが、それのみを決め手にするのは避けましょう。

具体的には次の6つを意識して、ほくろ除去治療を受けるクリニックを選ぶのがおすすめです。

  • 治療の種類が豊富
  • 適正な料金
  • 取り放題プランがある
  • 評判がよい
  • カウンセリングが丁寧
  • 通いやすさ

それぞれ解説します。

治療の種類が豊富

ほくろ除去治療の種類が豊富なクリニックを選びましょう。ほくろ除去の施術方法は、次の4つです。

施術方法施術可能なほくろの特徴大きさ
レーザー小さく平らなほくろ3mm未満
電気メス小さく盛り上がったほくろ5mm未満
切開法大きなほくろ5mm以上

それぞれ適合するほくろの種類や大きさが異なるのはもちろん、施術方法によってダウンタイムや再発率も変わります。

治療の種類が豊富であれば、自身が希望する方法や料金でほくろを除去できるでしょう。

しかし、医師の診断によっては自身が希望する施術方法と異なるプランを勧められるケースもあります。

施術方法が希望と異なる場合は、なぜその施術になるのか理由をしっかりと聞き、納得したうえでほくろ除去の施術を受けましょう。

適正な料金

クリニックを選ぶ際は、適正な料金が設定されているかチェックしてください。

料金は、基本的に各クリニックの公式サイトに記載されています。施術に関する具体的な料金や内訳が明記されているか確認しましょう。

細かい料金設定がなかったり、安さのみを売りにしたり、数字がアバウトだったりする場合は注意が必要です。

その分アフターケアが充実していない、施術が甘いなど、何らかの問題が発生する恐れがあります。

また、カウンセリングの際に、料金の説明をしっかりしてくれるのかも併せて確認してください。

自身の希望とは異なるプランばかり勧めてきたり、料金の内訳や勧める理由などの明確な説明がなかったりする場合は注意が必要です。

取り放題プランがある

ほくろの数の多さに悩んでいる、料金を気にせずほくろを除去したい、そのような場合には取り放題プランがあるクリニックがおすすめです。

ほくろ取り放題とは、一定の料金を支払えば顔にあるほくろを何個でも除去できるお得なプランです。

顔に複数のほくろがある方でも、一度の施術でほぼすべてのほくろを除去できます。

一つ注意点として、ほくろを多く取る分アフターケアの手間が増えるため注意が必要です。

評判がよい

クリニックを選ぶ際は、ほくろ除去治療の評判や口コミがよいのかも確認しましょう。

評判や口コミでは、実際に施術を受けた方しかわからない生の声が書かれています。

公式サイトに掲載されているレビューのほか、一般の方が投稿する口コミサイトやSNS、Googleマップなどを確認するのがおすすめです。

とくにTwitterやInstagramなどのSNSでは、カウンセリングでの対応や施術方法、ダウンタイムの様子など、写真付きで細かく投稿されていることが多いです。

気になるクリニックがある場合は、施術やカウンセリングを受ける前に一度目を通しておきましょう。

カウンセリングが丁寧

ほくろ除去のクリニックを選ぶ際は、カウンセリングの丁寧さも確認してください。

数や大きさ、場所など、ほくろに関する悩みは人それぞれです。そのため、適合する施術方法やプランは患者によって異なります。

悩みやコンプレックスに親身に寄り添い、丁寧なカウンセリングを実施するクリニックであれば、自身に最適な施術方法やプランを提案してくれるでしょう

反対に、カウンセリングが雑だったり、違和感を覚えたりするようなクリニックには注意が必要です。

悩みやイメージに沿った施術方法やプランが提案されないどころか、イメージの把握が不十分になり、希望どおりの仕上がりにならない恐れがあります。

京都では、多くのクリニックが無料カウンセリングを実施しているため、何か所か受けて比較してみるとよいでしょう。

通いやすさ

ほくろ除去の治療を受けるクリニックが、自宅や職場から通いやすいのかもチェックしましょう。

ほくろ除去は基本的に一度の施術で終わりますが、場合によってはアフターケアや経過観察のために定期的な通院が必要になるケースもあります。

自宅や職場など普段の行動範囲から通いやすいクリニックであれば、定期的な通院が必要になった場合でも無理なく通えるでしょう。

また、急な出血や腫れなど何らかのトラブルが出た際でも、近くにクリニックがあれば医師にすぐ相談できるため安心です。

なお、自宅や職場からの通いやすさはもちろん、最寄り駅からクリニックまで徒歩何分かかるのかも併せてチェックしておくとよいでしょう。

ほくろの原因と特徴

そもそも、顔や身体のほくろはどのように発生するのでしょうか。

ここからは、ほくろができるメカニズムや数が増える原因、混同されがちなシミとの違いについて詳しく解説します。

ほくろに関する悩みをこれ以上増やさないためにも、把握しておきましょう。

ほくろができる原因

ほくろは、皮膚の表面に見られる濃褐色の色素斑です。医学用語では、細胞母斑(さいぼうぼはん)や母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)と表されます。

主な症状は、顔や身体の複数個所に茶色や黒いシミのようなものが現れます。

でき始めは平らですが、日が経つにつれて膨らみを帯びていったり、イボのようなサイズまで大きくなったりするものもあります。

一般的には幼児期から思春期にかけてできることが多いですが、人によっては成人してからも現れます。

成人してからできるほくろは、皮膚のメラニン色素の増加が主な原因といわれています

メラニン色素は紫外線を多く浴びることによって生成され、それが皮膚の一部分に集まるとほくろになります。

ほくろが増える原因

ほくろができる主な原因は紫外線によるものとされていますが、他にも次のような影響によって顔や身体のほくろが増加する可能性があります。

  • ホルモンバランスの悪化
  • 肌への刺激
  • 生活習慣や食生活の乱れ

女性ホルモンの一種であるプロゲステロンが多く分泌されると、それに伴ってメラニンも過剰に生成されます。

妊娠時や生理前などはプロゲステロンの分泌がとくに活発になるため、メラニンが通常よりも生成されやすくなり、ほくろに発展する可能性が高まります。

また、肌への刺激にも注意が必要です。メイクやスキンケアの際に肌に刺激が加わると、メラニンが生成されてほくろが発生することがあります。肌に刺激を与えないよう、優しいケアを心がけましょう。

なお、生活習慣や食生活の乱れは新陳代謝やホルモンバランスの乱れにつながります。

睡眠不足や偏った食事、ストレスの多い生活を続けていると、ほくろができやすい状態になるためくれぐれも注意してください。

シミと異なる点

一見同じように見えるほくろとシミですが、両者は全くの別物です。

シミは、メラノサイトが生成するメラニン色素が沈着したものをいいます。

表皮にできるため、色素を体外へ排出すれば綺麗に消せるものが大半です。

症状の度合いによっては塗り薬や飲み薬で改善されるケースもあります。

一方のほくろは、メラノサイトの変質によって母斑細胞が増殖してできるものです。

表皮にできるシミとは異なり、さらに深い真皮まで母斑細胞が侵食している状態を指します。

表皮のみを治療しても再発することが多いため、真皮まで除去できるクリニックでの治療が推奨されています。

ほくろを除去する理由

本人が気にならないのであれば無理にほくろを除去する必要はありませんが、次に当てはまる場合はクリニックでの治療をおすすめします。

  • 見た目が気になる
  • 病気の可能性がある

それぞれ解説します見ていきましょう。

見た目が気になる

ほくろが良性腫瘍の場合は、除去を急ぐ必要はありません。しかし、ほくろが目立って見た目が気になる方は、除去をおすすめします。

ほくろは顔の印象を大きく左右します。とくにイボのように盛り上がったほくろや、顔の目立つ位置にあるほくろがある場合、それらをコンプレックスに感じる方もいるでしょう。

ただし、自身で除去することは絶対にやめてください。無理にほくろを取ろうとすると、傷が残ったり、悪性化のきっかけにつながったりする恐れがあります。必ずクリニックで医師による施術を受けましょう。

病気の可能性がある

 ほくろには、良性腫瘍と悪性腫瘍(皮膚がん)の2種類があります。

顔や身体にあるほくろが悪性腫瘍だった場合、なるべく早く除去する必要があります。病気の可能性があるほくろには、次のような特徴が見られます。

  • 左右非対称で形がいびつ
  • 直径6mm以上ある
  • 短期間で大きくなっている
  • 色が均一ではなくムラがある
  • 表面から血や体液が出る
  • 足裏や爪の中などにできている

自身のほくろにこのような特徴が見られる場合は、早めにクリニックに相談しましょう。

ほくろの種類別の治療法

ほくろは、大きさや形にあ合わせて治療方法を選ぶのが一般的です。治療方法は次の3つに分類されます。

  • レーザー治療
  • 電気メス
  • 切開法

それぞれの特徴やメリット、デメリットを紹介していきます。自身のほくろの種類を見極めて最適な治療方法を検討してください。

3mm以下のほくろ

3mm以下の平らで小さなほくろには、レーザー治療がおすすめです。

レーザーでほくろを焼灼する治療法で、費用が安く、ダウンタイムが少ないのが特徴です。なお、使用するレーザーは次の3種類から選択できます。

スクロールできます
レーザーの種類特徴
炭酸ガス(CO2)レーザーほくろの細胞とメラニン色素を蒸発させて除去する
YAGレーザー(ヤグレーザー)メラニン色素のみに反応し、吸収する炭酸ガスで取り切れなかったほくろにも有効
Qスイッチルビーレーザーメラニン色素の吸収が高く、最も強力なレーザーほくろはもちろん、アザやシミにも効果的

メリットは、短時間で治療が完了することです。他の治療法よりも比較的安価で傷跡が残りにくいため、ほくろ除去を初めておこなう方でも気軽に受けられます。

また、レーザーでほくろを焼灼するだけのため、施術後の洗顔や入浴の制限が少なく済むのも魅力の一つです。

デメリットは、メスを伴う治療法に比べて再発する可能性が高い点が挙げられます。

とくに根が深いほくろの場合は根元まで取り切れず、色素が残ってしまう恐れがあります。

なお、クリニックによって扱うレーザーの種類が異なります。ほくろの特徴や肌状態によっても適正は変わるため、カウンセリング時に医師に相談してみるとよいでしょう。

5mm以下のほくろ

5mm以下のほくろなら、電気メスを使用した治療法が適しています。

電気メスの熱を用いて小さく盛り上がったほくろを削り取るように除去します。

除去した箇所にはくぼみができますが、徐々に皮膚が再生し、1~2週間もすれば綺麗な状態に戻ります。メリットは、施術時間が短く出血が少ない点です。

また、レーザーほどではありませんが、ダウンタイムが短いところも魅力です。

デメリットは、肌が再生するまでの2週間は保護テープを貼らなければなりません。

また、5mm以上のほくろを治療する場合は、傷跡が残る可能性があるため注意が必要です。

5mm以上のほくろ

5mm以上のほくろには切開法がおすすめです。メスを用いてほくろを切り取り、切開した部分の皮膚を引き寄せて縫合します。

ほくろの根元まで取り除けるため、再発率が低いのがメリットです。一度の治療で、ほくろを完全に除去したい方に適しています。

また、除去したほくろを検査に出せば、良性か悪性か調べられます。施術時間も30分程度と短く、入院する必要もありません。

ただし、切開を伴う施術のためリスクが生じること、他の治療法より費用がかかることがデメリットです。

また、過度な飲酒や激しい運動は施術部位に負担がかかるため控える必要があります。

京都でほくろ除去治療を受ける流れ

ここからは、京都で実際にほくろ除去治療を受ける流れを紹介します。ほくろ除去治療の具体的な流れは、次の5ステップです。

  1. 電話やWebから予約
  2. カウンセリングと診察
  3. 局部麻酔
  4. ほくろ除去
  5. アフターケア

順番に解説します。見ていきましょう。

1:電話やWebから予約

まずは治療を希望するクリニックに、電話またはWebからカウンセリングを予約します。

Webの場合は、名前や年齢、性別をはじめとする基本情報をフォームへ入力し、その後カウンセリングを希望する日にちと時間を選択します。

クリニックによっては予約のこの時点で治療メニューを聞かれるケースもあるため、ほくろ除去を希望している旨を記載しましょう

なお、フォームには意見や質問を記入できる欄が設けられているケースもあります。

治療法に関する質問はもちろん、料金やダウンタイムについて知りたいことを記入しておくと、当日のカウンセリングがスムーズに進みます。

電話予約の場合は、担当オペレーターに不安なことや質問事項を伝えておきましょう。

2:カウンセリングと診察

続いて、担当医師によるカウンセリングと診察を受けます。自身のほくろの大きさや状態から、最適な治療法が提案されます。

ほくろ除去にはレーザー治療や電気メス、切開法などの治療法があり、ダウンタイムやリスク、再発率はそれぞれ異なります。

仕上がりのイメージや自身のほくろにあ合わせてあらかじめ受けたい治療法を決めておくことで、カウンセリングをスムーズに進められるでしょう。

しかし、ほくろの大きさや状態によっては自身の希望する治療法と異なるものを提案されるケースもあります。

そのような場合は、なぜその治療法になるのか理由を聞き、納得したうえで治療を受けるようにしてください。

3:局部麻酔

カウンセリングが終了したら、いよいよ治療に入ります。クリニックによってはカウンセリング後すぐに治療を受けられるところもあるため、希望する場合は予約時に相談しましょう。

ほくろ除去治療では、痛みを緩和するために局部麻酔をおこないます。

局部麻酔は、意識を保ったまま痛みを感じる箇所の感覚を一時的に麻痺させる麻酔で、身体に負担がかかりにくく費用も安価なのが特徴です。

最新のレーザー機器では麻酔不使用でもあまり痛みを感じないものもありますが、基本的には麻酔の使用をおすすめします。

なお局部麻酔を注入する際の痛みも苦手な方は、痛みを感じづらい麻酔クリームを取り扱うクリニックを選ぶとよいでしょう。

4:ほくろ除去

麻酔が効いてきたら、ほくろを除去します。麻酔を使用していれば治療中に痛みを感じることはあまりないため、安心して受けられます。

治療時間はほくろの大きさや状態によって異なりますが、基本的には10分~20分程度で終了します

治療後の患部は肌の表面に小さな傷ができた状態になっているため、麻酔の効果が切れると多少の痛みを感じることがあります。

1日~2日も経てば引きますが、数日経っても痛みが引かない場合はクリニックの担当医師に相談しましょう。

5:アフターケア

治療後は、患部を保護するためにガーゼやテープが貼られます。電気メスでは、1~2週間程度保護テープを貼らなければならないため注意が必要です。

また切開法の場合は、治療から1週間後に、抜糸のために再度来院しなければなりません。

なお、ほくろを除去した後の肌はバリア機能が低下しているため、紫外線や摩擦の影響を受けやすくなります。

肌に負担がかかると患部が色素沈着を起こす可能性があります。ダウンタイム中は、とくに注意して過ごすようにしてください。

ほくろ除去治療のリスクと注意点

ほくろ除去は、比較的副作用やダウンタイムが少ない治療です。しかし、医療行為を伴うため、リスクが完全にゼロになるわけではありません。

ほくろ除去治療を受ける際は、次のリスクや注意点を十分確認しておきましょう。

  • 跡が残るリスク
  • 再発するリスク
  • 治療法ごとにダウンタイムが異なる
  • ほくろに見える病気がある

それぞれ解説します。

跡が残るリスク

ほくろ除去は、跡が残るリスクがあります。平らで小さいほくろは跡が残る可能性が低いですが、大きく盛り上がった状態のほくろは跡が残ってしまうケースがあります

とくにアフターケアを怠った場合、跡が残るリスクが高まるため注意が必要です。

治療を受けたにもかかわらず、ダウンタイム期間中に紫外線を浴びすぎたり、患部を強く擦ったりして肌に負担を与えたりした場合は、色素沈着して跡が残ってしまいます。

なるべく跡が残らないように、注意して過ごしてください。

再発するリスク

切開法はほくろの根元まで取り除く治療のため再発する可能性は低いですが、レーザーの場合は再発率が高くなります。

とくに大きく盛り上がったほくろをレーザーで取り除こうとした場合は、再発率がうんと高まります。

また、レーザー治療でほくろを一度に削りすぎても、陥没の可能性が生じるため注意が必要です。

ほくろの再発リスクを減らしたい場合は、レーザーではなく切開法での治療をおすすめします。

治療法ごとにダウンタイムが異なる

ほくろ除去は、治療法ごとにダウンタイムの期間や症状が異なります。

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治療法ダウンタイムの期間主な症状
レーザー治療2週間~1か月程度・赤み
・腫れ
電気メス1か月程度・赤み
・腫れ
・色素沈着
切開法3か月~6か月程度・色素沈着
・治療部の凹み
・化膿
・血種
・内出血

ダウンタイムの期間や症状が少ない治療とはいえ、傷が完全に目立たなくなるまでには数か月程度かかるケースもあります。

期間と症状をしっかり把握しておけば、万が一症状が出たとしても慌てず対応できるでしょう。

なお、ダウンタイム期間中は紫外線や肌への刺激をできる限り避けるようにしてください。

肌へ負担がかかると患部の直りが悪くなり、ダウンタイムが長引く恐れがあります。

とくに切開法の治療を受けた際は、血流の流れが促進されて出血が起こる可能性があるため、抜糸が完了するまで過度な飲酒や激しい運動は控えてください。

ほくろに見える病気がある

ほくろと思っていたら、実は次のような病気だったケースも珍しくありません。

  • 皮膚線維種
  • 神経線維種
  • 軟性線維腫
  • 脂漏性角化症
  • 基底細胞がん
  • 悪性黒色腫

もし自身のほくろが病気だった場合は、切開法を用いて根本まで取り除く必要があります。

悪性腫瘍の場合は命にかかわる恐れもあるため、少しでも違和感を覚えたり病気の疑いがあったりする際は、クリニックや皮膚科に相談してください。

京都のほくろ除去治療についてよくある質問

最後に、京都でほくろ除去治療を受ける際によく寄せられる質問に回答していきます。

ほくろの大きさや数で悩んでいて治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろ除去治療直後に洗顔やメイクはできる?

レーザーでほくろを除去した場合は、治療当日から洗顔できます。ただし、ほくろのあった場所は、治療後は生傷のような状態になります。

1週間程度はむやみに触ったり擦ったりせず、優しく洗うように心がけてください。

メイクの場合も、患部を避ければ治療当日からファンデーションを塗ることが可能です。

患部をどうしても隠したい場合は、保護テープを貼った上からならメイクをしてください。

患部は3日~1週間程度経てばかさぶたのように固まるため、その後なら通常通りメイクできます。

ほくろを自身で取る行為は危険?

最近では、除去クリームや精油ジェル、レーザーペンなど、自身でほくろを除去できる製品が販売されています。

しかし、これらの製品を使用してほくろを取り除く行為は危険です。

ほくろを完全に取り切れないだけでなく、傷跡が残ったり、やけどや水ぶくれ、皮膚疾患の悪化につながったりする恐れがあります。

また、中にははさみやカッターを用いて自身でほくろを取り除こうとするケースも見られますが、皮膚に細菌が入って感染症を伴う恐れがあるため絶対にやめましょう。最悪の場合、皮膚が壊死する可能性もあります。

ほくろが気になっても自身で取り除くことはせず、必ず専門のクリニックで除去するようにしてください。

ほくろ除去治療を受けるべきタイミングは?

ほくろ除去は、秋や冬などの肌寒くなった時期に受けるのがおすすめです。

ほくろ除去の治療後に紫外線を多く浴びると色素沈着の原因になり、ほくろの跡が残ったり、再発したりするリスクが高まります。

そのため、紫外線量の少ない秋や冬に施術を受けるのがよいでしょう。

日照時間も短いため、紫外線をなるべく受けずにダウンタイムを安全に過ごせます。年間で最も紫外線が少ないのは12月です。

ちなみに7月の場合、紫外線量は12月の4倍にも及ぶといわれています。

まとめ

本記事では、京都でほくろ除去が人気のクリニック10選を紹介しました。

ほくろ除去には、レーザー治療、電気メス、切開法の3つの治療法があります。

ダウンタイムの期間や症状、料金が異なるため、それぞれの特徴をしっかりと把握したうえで自身に最適な治療法を選びましょう

また、クリニックを選ぶ際は料金や通いやすさだけでなく、治療法の豊富さやカウンセリング時の対応、評判を元に選ぶのがおすすめです。

本記事を参考に、自身に合うクリニックを見つけてください。

<参考>
品川美容外科京都院
TCB東京中央美容外科京都駅前院
エルムクリニック京都院

目次