ダーマペン治療に失敗しないために知っておきたいリスクや副作用の症状を解説
肌の回復力を活用しニキビや毛穴の悩みを解決するダーマペン。
「ダーマペンを使ってみたいけれど失敗はある?」「ダーマペンのせいで肌に跡が残ったらどうしよう」と不安を感じる方は多いでしょう。
ダーマペンによる施術は、専門の医師がおこなうため基本的に大きな失敗はありません。
ただし、人によっては副作用が出たり、ダウンタイムが長引く可能性もあるため、施術前に確認しておきましょう。
本記事では、ダーマペン治療の効果に加え、ダーマペン治療のリスクや副作用、ダウンタイム時の症状について解説します。
また、ダーマペン治療の失敗を防ぐために注意すべきポイントも紹介するため、ダーマペン治療が気になっている方はぜひチェックしてください。
ダーマペン治療の効果とは?
ダーマペン治療とは、肌に細かい穴を開け、肌の自己再生力を引き出し肌質を改善する治療です。
治療による肌への負担は少なく、毛穴やニキビ跡、シワやたるみに大きな効果があるとされています。
治療効果は、ダーマペンの針を刺す深さによって異なります。針の深度と、治療できる肌の症状は、次のとおりです。
針の深度 | 到達する肌層 | 治療の効果 |
---|---|---|
針の深度 | 到達する肌層 | 治療の効果 |
0.25mm | 角質層 | 美白・シミ・斑点 |
0.5mm | 表皮 | ニキビ・小じわ |
1.0mm | 表皮と基底層 | シワ・たるみ・毛穴 |
1.5mm | 基底層 | 色素沈着 |
2.0mm | 基底層と真皮 | クレーター・毛穴開き |
2.5mm | 真皮 | 傷跡・肉割れ・妊娠線 |
肌のお悩みに合った深度で治療をおこないましょう。
ダーマペン治療では肌に細かい穴を開けるため、施術時は美容成分が浸透しやすくなります。そのため、オプションとして美容導入剤を塗布し、さらなる肌質改善を目指せます。
美容導入剤には種類によって次のような効果があり、肌のお悩みに合わせて選択できます。
- 美白
- 美肌
- 細胞修復
- 抗菌
- 保湿
- アンチエイジング
美容導入剤はオプションとなるため、追加料金がかかりますが効果を高めたい場合は検討しましょう。
ダーマペン治療では、1か月おきに3〜5回の施術を受ける必要があります。
ただし、現在多くのクリニックで導入されているダーマペン4は、従来のダーマペンよりさらに正確な施術ができる高性能な機械です。
そのため、従来よりも短期間で肌質改善の効果が出やすくなっており、1回の施術で効果を実感する方も少なくありません。
短期間で大幅な肌質改善を目指すなら、ダーマペンがおすすめでしょう。
ダーマペン治療のリスク・副作用
ダーマペンは肌への負担が少ない施術ですが、リスクや副作用も存在します。
肌のたるみやニキビ跡、毛穴に悩んでいる方は、リスクや副作用についてしっかり理解したうえで治療を検討しましょう。
ここからは、ダーマペン治療で起こりうるリスク・副作用について解説します。ダーマペン治療で後悔しないよう、事前にリスクを把握しましょう。
施術時には痛みが伴う
ダーマペンの施術では針で肌に細かい穴を開けるため、施術時には痛みが伴います。もちろん、使用する針は非常に細く、肌に開ける穴も極小のものです。
しかし、肌に直接刺激が加わることから、ちくちくするような痛みを感じる方は少なくありません。
そのため、クリニックによっては麻酔クリームや笑気麻酔を使用し、痛みを軽減するケースが大半です。
麻酔の使用はオプションとして有料に設定されているクリニックもあるため、カウンセリングの際は料金について確認しましょう。
痛みの感じ方には個人差があるため、麻酔クリームを使用しても大きな痛みを感じる可能性があります。その場合、すぐに医師に相談し局所麻酔の使用も検討してもらいましょう。
赤み・腫れ
ダーマペン治療により肌に極小の穴が開くため、炎症が起こり施術後はしばらく赤み・腫れが残るでしょう。
個人によって赤み・腫れが残る期間は異なりますが、肌に残る赤みのピークは、施術後1〜2日とされています。
長くても1週間程度で赤み・腫れは引いていくため、それ以上症状が続く場合は医師に相談してください。
ニキビ跡が悪化
ダーマペンはニキビ跡治療に効果的な方法ですが、ニキビの状態によってはニキビ跡が悪化し、範囲が広がってしまう可能性があります。
ダーマペンによる治療が効果的なのは、すでに炎症が収まったニキビ跡です。
具体的には、クレーター状のニキビ跡、ケロイド状のニキビ跡、色素沈着し黒や茶色になったニキビ跡が、治療の対象になります。
現在炎症を起こしている赤いニキビ跡にダーマペンを使ってしまうと、肌への強い刺激で炎症が悪化するケースも少なくありません。
また、ニキビ跡に膿が残っていたり、しこりがある場合も、ダーマペンの刺激により状態が悪化する可能性があります。
ダーマペン治療により炎症が起きそうな箇所は避けて施術し、ニキビ跡が悪化しないよう気をつけましょう。
出血・内出血
皮膚の中で出血が起き、肌に青っぽい跡が残るのが、内出血です。ダーマペンの針により肌に穴を開けることで肌の奥深くにダメージが起きてしまい、出血するケースがあります。
肌の奥深くには毛細血管が蔓延っており、少しのダメージでも出血することは少なくありません。とくに、使用した針の長さが長い場合、毛細血管にダメージが出やすくなるでしょう。
ダーマペン施術後の内出血の多くは、数日から1週間ほどで自然に治癒します。
もし2週間以上症状が続く場合、色素沈着を起こしているかもしれません。2週間が経過しても肌に青っぽさが残る場合は、医療機関を受診してください。
針の跡が残ってしまう
肌の奥深くにダーマペンで穴を開けた場合、針の跡が残ってしまうことがあります。通常、ダーマペンの針は非常に細いため、できた穴は数日で自然にふさがるでしょう。
しかし、針を深く刺しすぎてしまったり、アフターケアが不十分だったりすると、針の跡が残ってしまい、肌がデコボコになる可能性があります。
とくに、自身でダーマペン治療をおこなうセルフダーマペンの場合、垂直に上手く穴を開けることができず、跡が残りやすいです。また、同じ箇所に何度も針を刺してしまい、肌が傷つくことも少なくありません。
ダーマペン治療は必ず医療機関でおこない、アフターケアの方法にも気を配りましょう。
UVケアを怠るとシミ・肝斑が増える
ダーマペン施術後に正しいアフターケアをしなかった場合、紫外線の影響により色素沈着が起き、シミ・斑点が増えてしまうことがあります。
ダーマペンの治療を受けた後の肌は、非常に敏感な状態です。UVケアを怠り紫外線を多く浴びてしまうと肌へのダメージが大きくなり、色素沈着につながるでしょう。
ただし、ダーマペンの施術を受けた直後は、肌への直接的なダメージを防ぐため日焼け止めを塗ることができません。
一方、日傘や帽子による対策は有効なため、紫外線の多い時期に治療を受ける場合は紫外線対策アイテムを持っておきましょう。
また、セルフダーマペンにより針を深く刺しすぎてしまった場合も、色素沈着のリスクが高まります。ダーマペン治療は、確かな技術を持ったクリニックでおこなってください。
ダーマペンのダウンタイムに起こりやすい症状
ダーマペンには、軽度ですがダウンタイムもあります。症状があまり出ない方もいますが、施術後数日間は肌に影響が出る可能性があるため、注意しておきましょう。
ここからは、ダーマペン施術後のダウンタイムで起きやすい症状について解説します。ダウンタイムが長引く場合や症状がひどい場合は、なるべく早く医師に相談をしてください。
施術から数日は赤みがある
ダーマペンでは肌に穴を開けるため、施術から数日は肌に赤みが残ります。施術直後は顔が真っ赤になる方も少なくないため、「本当に赤みは引くの?」と悩むケースも多いでしょう。
しかし、通常であれば数日で肌の赤みは治まってきます。最大でも1週間ほどで赤みは引くため、正しいケアをして安静に過ごしましょう。
飲酒をはじめとする肌に刺激を与える行為をしてしまった場合、肌の赤みがなかなか引かない可能性もあります。長期間赤みが残るようであれば、医療機関を受診してください。
炎症後色素沈着が生じる場合がある
ダーマペン施術後、色素沈着が起こり肌が黒ずんでしまうこともあります。
しかしダーマペン治療では針で穴を開けた部分が肌の自然治癒力によりかさぶたになるため、一時的に黒ずみが残るのは通常です。
また、黒ずみができるのと同時に皮むけが発生するケースもあります。しかしこの症状も通常起こりうる範囲のもののため、過度に心配する必要はありません。
ダーマペン施術後1週間〜10日ほどは、肌に黒ずみが残ると考えておきましょう。肌の黒ずみがそれ以上経っても治らない場合、肌に深いダメージが残っているのかもしれません。
医療機関を受診し、肌の状態を確認してもらいましょう。
ダーマペン治療で失敗しないために気を付けること
ダーマペン治療には、リスクや副作用、ダウンタイムがあります。
正しいケアをしていても副作用の症状が出て治療に失敗する方もいますが、医師の指導を守ることで防げる失敗も少なくありません。
ここからは、ダーマペン治療における失敗を防ぐために気をつけるべきポイントを解説します。ダーマペン治療の効果を最大限発揮させるため、注意点を守り正しいケアをしましょう。
施術当日は入浴はしない方がいい
ダーマペンの施術当日に入浴するのは避けましょう。入浴で血行がよくなってしまうと、赤みが引くまでに時間がかかる可能性があります。
また、入浴時にかいた汗により、肌が不衛生な状態になるかもしれません。施術当日の入浴は避け、軽いシャワーで済ませましょう。
施術当日以降も肌に赤みが残っている場合、サウナや入浴は避けてください。
施術当日はメイク・洗顔はしない方がいい
施術当日のメイク・洗顔についても避けた方がよいでしょう。ダーマペン施術直後は、肌に炎症が起きている状態です。
そうした状態でメイク・洗顔をおこなうと肌へのダメージが大きくなり、炎症が長引くかもしれません。
クリニックによって異なりますが、洗顔は半日後、メイクは翌日以降できるようになります。医師の指示を確認し、しっかりと時間をおいてから洗顔・メイクを再開しましょう。
施術後は患部を摩擦・刺激しない
ダーマペン施術後は、肌への摩擦・刺激を避けましょう。肌に強い刺激が加わると、炎症が悪化しダウンタイムが伸びたり、色素沈着が起きたりする可能性があります。
タオルなど肌に直接触れるものは柔らかいものに変え、ゴシゴシ擦るのはやめてください。また、雑菌が入るのを防ぐため、手で患部を触るのもやめましょう。
かさぶた・皮むけは無理矢理はがさない
治療後にできたかさぶた・皮むけを手で無理に剥がすのはやめましょう。
ダーマペンによる治療を受けた後は、肌のターンオーバーが活発になる影響で外側の細胞が剥がれ落ち、皮むけができます。
皮むけは通常1日〜3日続きますが、皮むけが起こるのは自然なことです。メイクのノリが悪くなるからといって無理に剥がしたりせず、保湿を心がけましょう。
スクラブやピーリングは避ける
施術後は、肌への刺激となるスクラブやピーリングの使用を避けてください。
肌の古い角質を取り除き肌質を改善してくれるスクラブやピーリングを普段から使用している方は少なくないでしょう。
しかし、施術後の肌は非常に敏感になっているため、スクラブやピーリングの刺激で炎症が悪化する可能性があります。
スクラブやピーリングは、医師の許可が出るまで使用しないようにしましょう。
アフターケアが大事
ダーマペン治療でダメージを受けた肌には、アフターケアが必要です。アフターケアを怠ってしまうと色素沈着が起きたり、炎症が悪化する可能性があります。
肌への刺激をなるべく減らすため、アフターケアはサボらず、毎日続けましょう。
紫外線対策や日焼け対策はしっかり
過度な紫外線を受けると施術した箇所が色素沈着を起こす可能性があるため、外出時は念入りに日焼け対策をおこないましょう。
ただし、施術後の肌は敏感になっているため、日焼け止めを塗るのは翌日以降にしてください。
クリニックからの帰宅時は、日傘や帽子を使ってケアするのがおすすめです。施術後はなるべく外出を控え、安静に過ごしましょう。
肌が乾燥しやすいので保湿ケアをおこなう
ダーマペン治療後は、肌の皮むけが起き乾燥しやすい状態です。そのため、普段以上に保湿ケアに力を入れてください。
肌に余計な刺激を与えないよう、保湿ローションなどを塗る際は優しく肌に触れましょう。
飲酒や激しい運動はしない
施術後に飲酒や激しい運動をすると、血行がよくなりすぎて肌の赤みが長引いてしまいます。
また、血行がよくなった影響で内出血が広がったり、腫れがひどくなるケースも少なくありません。
肌の赤みが落ち着く数日間は飲酒や激しい運動を避け、できる限り安静に過ごしましょう。
生活習慣を整える
ダーマペン治療の効果を高めるためには、生活習慣を整える意識も大切です。
ダーマペンは、肌の自己修復力を活かした治療法です。ストレスが多く生活リズムが不規則だったり、食生活が乱れていたりすると、肌の免疫力が落ちてダーマペンの効果が出にくくなります。
ダーマペン治療には保険が適用されないため、安いものではありません。なるべく少ない回数で効果を高めるため、栄養をしっかり摂り規則正しい生活を送りましょう。
1回で効果が出ない時は継続して治療する
ダーマペン治療を受けてもなかなか効果が出ない場合、施術の回数を増やすことも検討しましょう。
ダーマペン治療は、継続して受けることで大きな効果を発揮します。
1回で肌質改善効果を感じる方も少なからずいますが、長く綺麗な肌を保つため、1回で効果が出た場合でも継続して治療をしましょう。
ダーマペンによる治療の間隔は、クリニックや肌の状態によって少し変わりますが3週間〜1か月ほどです。
継続して3回〜6回ほど治療を受けることで肌の悩みが改善されるため、根気強く治療を続けてください。
ダーマペンの効果に関する口コミ・評判
ダーマペンには肌のさまざまな悩みを改善する効果があり、多くの方が治療を受けています。しかし、本当にダーマペン治療に効果があるのか、不安に感じる方も多くいるでしょう。
そこでここからは、ダーマペンの効果に関するよい口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介します。リアルな口コミをチェックし、ダーマペンの実際の効果を見てみましょう。
ダーマペンの効果に関するよい口コミ
ダーマペンはニキビ跡やシミ、たるみに効果があり、アンチエイジングの方法としても人気です。
また、ニキビ跡についてはとくにポジティブな口コミが多く、長年悩んでいたニキビ跡が改善した、といった意見が多くありました。
ここからは、ダーマペンの効果についてのよい口コミを見ていきましょう。まずは、こちらの口コミです。
こちらの方は、15年にもわたって残っていたニキビ跡が改善され、明るい毎日を送っているようです。
ダーマペンは、皮膚の奥深くまで針を刺して治療をおこなうため、重度のニキビ跡治療にも向いています。
肌荒れが気になって自分に自信を持てない方は、一度ダーマペン治療を検討してください。
ダーマペンの効果については、次のような口コミもありました。
こちらの方は、ダーマペン治療により毛穴のたるみや小じわの改善が見られたようです。
年齢とともに気になる肌のたるみや小じわも極細の針で細かい部分にも集中的に治療できるダーマペンなら、肌の悩みを減らせるでしょう。
ダーマペンの効果に関する悪い口コミ
ダーマペンには肌の悩みを改善するさまざまな効果があるとされています。しかし、お金をかけてダーマペン治療を受けたものの、なかなか効果を実感できない方も少なからずいるようです。
ここからは、ダーマペンの効果や副作用、ダウンタイムに関する悪い口コミを紹介します。ダーマペン治療を受けるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
こちらの方は、ダーマペン治療を受けたものの、思ったほどの効果を得られなかったようです。
また、ダーマペン治療後、お風呂に入れなかったり、お酒を飲めなかったりすることが大きなストレスにつながると書いています。
ダーマペン治療では、施術後数日は赤みや痛みが残る場合もあり、施術後の行動も制限されます。
副作用やダウンタイムを耐えてでも大きな効果が得られるなら問題ありませんが、効果があまり感じられないとなると、失望感も大きくなってしまうでしょう。
ダーマペンの効果については、次のような口コミもありました。
あと、クレーター・毛穴開き=ダーマペンって感じでダーマペンばっかりフォーカスされてる感じあるけどダーマペンで改善するのって結構一部。もちろん適応であれば効果あるし実際改善されてる方も沢山いたけど、全く効果ない方も結構いた
Twitter
ダーマペンは幅広い肌の悩みを解決できると謳うクリニックは多数ありますが、肌の悩みを解決する方法は他にもあります。
毛穴開き、クレーターなど症状によっては、ダーマペンより他の治療法を選択した方がよいケースもあるでしょう。
医師に肌の状態をしっかりと確認してもらい、適切な治療法を提案してもらうことが大切です。ダーマペンは手軽にできる治療法ではありますが、他の治療法も柔軟に検討してみましょう。
セルフダーマペンは失敗のリスクが高い
ダーマペン治療のなかには、クリニックに行かず個人で治療をおこなうセルフダーマペンもあります。しかし、治療の失敗を防ぎたいなら、セルフダーマペンは避けた方がよいでしょう。
ダーマペン治療に使用するダーマペンは専用の医療器具であるため、個人での購入はできません。そのため、セルフでおこなう場合ダーマペンの模倣品や類似品を自身で買い、施術をします。
ダーマペンの模倣品や類似品のなかには質が悪く、十分な殺菌・消毒がされていないものもあります。
購入したダーマペンの類似品を消毒せずそのまま使った場合、肌トラブルにつながるケースも少なくないでしょう。
また、セルフダーマペンではダーマペンの類似品以外にも、針や消毒液、麻酔クリームなどをすべて自身で用意する必要があります。
しかし医療知識の少ない状態ではどの製品が最適なのかわからず、お金を出して購入してもうまく使いこなせない可能性が高いでしょう。
また、セルフダーマペンには次のような失敗リスクがあります。
- 仕上がりにムラができてしまう
- 感染症にかかる恐れがある
- 肌トラブル悪化の可能性がある
- 色素沈着が起こるケースがある
- ダウンタイムの期間が長くなる
本来専門知識が必要なダーマペンによる施術を、医療知識を持たない素人がおこなうのは危険です。
もしセルフダーマペンで失敗した場合、医師のサポートがないためアフターケアも受けられません。
肌トラブルを解決するためのダーマペンにより、肌の状態がさらに悪化するのは、なんとしても避けるべきです。
セルフダーマペンには費用が安く済む、通院の手間がいらない、などのメリットもありますが、できる限り専門のクリニックで治療を受けましょう。
ダーマペン治療に失敗しないためのクリニックの選び方
ダーマペン治療の失敗を防ぐには、確かな実績と技術を持ったクリニックで施術を受けることも重要です。
しかし、美容クリニックは多数あり、どのクリニックを選べばよいのか迷ってしまう方は少なくないでしょう。
そこでここからは、ダーマペン治療をおこなうクリニックをどのような視点で選べばよいのか、初めての方にもわかりやすく解説します。
自身に合ったクリニックを見つけ、肌質改善を成功させましょう。
丁寧なカウンセリング
クリニック選びでもっとも大切なのは、施術前に丁寧なカウンセリングをしてくれるかどうかです。
ダーマペン治療は幅広い肌の悩みに対して効果がありますが、なかにはダーマペン施術により症状が悪化してしまうものもあります。
そのため、治療では本当にダーマペンが最適なのか、丁寧なカウンセリングで説明してくれるところを選びましょう。
また、いま抱えている肌の悩みについて、適当な対応をせず親身になって聞いてくれる医師がいるクリニックを選ぶことも大切です。
安心して治療を受けるには、医師や看護師との丁寧なコミュニケーションが必要になります。
すぐに料金の話をはじめるクリニックでは医師との信頼関係が築きにくいため、避けた方がよいでしょう。
多くのクリニックではカウンセリングが無料となっています。医師や看護師のアドバイスに不安であれば複数のクリニックでカウンセリングを受け、相談するのもおすすめです。
経験豊富で実績がある
ダーマペンは担当する医師の技術が重要な施術であるため、経験豊富で実績のあるクリニックを選んでください。
担当者の技術が未熟な場合、針を繰り返し同じところに刺してしまったり、針を垂直にさせず傷跡が残ってしまうことも考えられるでしょう。
美容クリニック開業に必要なものは医師免許のみとなっており、美容医療の専門家でなくても美容クリニックとして経営をスタートできてしまいます。
ダーマペンでの失敗を防ぐには、確かな美容医療技術を持った医師を選ぶことが大切でしょう。しかし、多くのクリニックでは医師をこちらから選択するのは難しいです。
そのため、口コミが高く、技術を持った医師が揃っているクリニックを選びましょう。また、希望が出せるのであれば過去にダーマペン施術をしたことのある医師を選ぶのがおすすめです。
自分の肌に合った治療法かどうか
自身の肌にダーマペン治療が最適なのか、医学的根拠を元にしっかりと説明してくれるクリニックを選びましょう。
ダーマペンをおすすめしているクリニックは多いですが、ダーマペン治療が本当にあなたに合っているかはわかりません。ダーマペン以外にも、毛穴開きやニキビ跡の治療法は多数存在します。
多くの治療法があるなか、どうしてダーマペンが最適なのかきちんと説明してくれるクリニックを選びましょう。
ダーマペン治療を希望してクリニックへ行った場合でも、症状によっては医師や看護師が他の治療法を勧めてくるかもしれません。
そうした場合もしっかりと担当者の話を聞き、自身の肌に合った治療法を選ぶことが大切です。
ただし、治療法によって副作用やダウンタイム、料金は異なります。これからの生活やお金のことを踏まえ、最適な治療法を医師や看護師と一緒に探してください。
もし、高額な治療を一方的に勧められた場合、あなたの肌の悩みに沿った提案をしていない可能性があります。不安な気持ちが拭えないときは、他のクリニックも検討してみましょう。
悩みに合わせた薬剤の使用
肌の悩みに合わせ、最適な薬剤を使用してくれるかどうかも、クリニック選びの重要なポイントです。
ダーマペン治療では、肌に開けた穴に浸透させるための薬剤を使用できます。薬剤の使用はオプション扱いとなりますが、肌質改善効果をさらに高めるため、余裕があれば導入してみましょう。
薬剤についても、肌の悩みや予算をしっかりと聞き最適なものを提案してくれるクリニックを選んでください。
薬剤の効果はそれぞれ異なりますが、薬剤を10種類近く用意しているクリニックも少なくないため、最適な薬剤を決めるのは難しいです。
そのため、丁寧なカウンセリングを通し最適な薬剤の提案をしてもらうのが理想でしょう。
また、料金についても、選ぶ薬剤によって大きく変わります。ダーマペン治療の料金も安くはないため、予算と合わない薬剤を無理に勧めてくるクリニックは避けるべきでしょう。
副作用や注意点の説明があるか
副作用や注意点の説明をおこなわないクリニックでは、安心して施術を受けられません。
ダーマペンは、副作用やダウンタイムのある施術です。施術前に副作用についての説明を受けるのはもちろん、施術後の過ごし方についても丁寧に指導してもらう必要があります。
丁寧な説明がない場合、気づかず肌トラブルを起こしてしまい肌に傷が残るかもしれません。
ダーマペン治療での失敗を防ぐため、忙しいなかでも時間を割いて副作用や注意点の説明をしてくれるクリニックを選んでください。
明朗会計な料金
治療の前には、明朗な料金を提示してくれるクリニックを選びましょう。
美容クリニックのなかには、公式サイトで説明していた金額とまったく異なる金額を提示したり、追加していないオプションが勝手に乗せたりすることもあります。
金額の面で不信感を抱かせるようなクリニックでは、満足感のある施術を受けることはできません。
金額を提示されたら、金額の内訳や詳細まできちんと説明してくれるクリニックを選びましょう。
また、ダーマペン治療の際に使用する麻酔クリームはオプション扱いになっているクリニックもあります。
麻酔クリームは痛みの少ない施術に必須であるため、麻酔がどういった扱いになっているかカウンセリングの段階でしっかり確認してください。
アフターケア制度やサービス
ダーマペン治療には副作用などのリスクがあるため、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことが大切です。
もし、治療後の肌トラブルが起こった場合、十分なアフターケアがなければ新しく自身で皮膚科を探し、お金を払って受診することになります。
一方、無料でアフターケアをおこなっている美容クリニックであれば、もしものときも安心です。不安なことがあれば施術後も医師や看護師と連絡を取り、スムーズに治療を進めましょう。
【経験豊富】ダーマペン治療におすすめのクリニック3選
ダーマペン治療を成功させるには、豊富な経験と知識を持つ医師に施術を任せることが大切になります。
ですが、実際に治療を受けるにあたっては、クリニックの場所やダーマペン治療の料金、その他のサービス内容も重要になるでしょう。
ここからは、ダーマペン治療が受けられる、代表的なクリニックを3つ紹介します。それぞれの特徴や料金を踏まえ、最適なクリニック選びに役立ててください。
品川美容外科
品川美容外科のダーマペンは顔全体で17,270円(税込)と、相場よりも低価格で受けることができます。ダーマペンの効果が出るまで3~5回ほど施術を受ける必要があるため、継続して施術を受けやすい料金です。
施術メニューやオプションが豊富で、継続して施術を受けやすい料金設定であるため、自分に合ったプランを選ぶことができます。
ダウンタイムや施術の痛みに不安がある方でも、カウンセリングで一人ひとりに丁寧に寄り添った相談を行なっているため、安心して施術を受けることができます。
初回限定価格でお得に受けることができるので、気になる方はまずは気軽にお試しとして試すのもおすすめです。
東京美容外科
東京美容外科では、ダーマペン施術が全顔1回16,500円(税込)〜受けられます。麻酔代は別ですが、他のクリニックと比べ安めの料金になっているため、長期間通う方におすすめでしょう。
東京美容外科のダーマペン治療では、4種類の薬剤を追加で使用できます。
薬剤によって効果や料金が変わるため、事前に内容を確認しておきましょう。薬剤を使用する場合、麻酔代は料金に含まれます。
ダーマペン治療は、東京美容外科の店舗のうち全国各地の15院で受けられます。遠方から来院の場合、交通費・宿泊費補助もありますがなるべく通いやすい店舗で施術を受けましょう。
共立美容外科
共立美容外科のダーマペンはメニューが豊富で、それぞれの肌質や悩みに合った施術が受けることができます。また、痛みやダウンタイムが少ないのも特徴です。
美容成分が豊富に含まれているFUSICA(フシカ)ダーマペンを使った施術が受けられるため、より高い効果を目指したい方におすすめです。
各クリニックによって異なりますが、支払いに医療ローンを使うことができるので、受付で相談してみてください。
まとめ
ダーマペンは、肌に細かい穴を開け肌本来の自然治癒力を引き出す施術です。
ダーマペンによる治療で大きな効果を実感した方は少なくありませんが、気をつけるべき副作用やリスクも存在します。
ダーマペン治療を受ける際は、起こりうるリスクについて医師からしっかりと説明を受けてください。
また、施術後の行動によって、ダーマペンの失敗リスクが高まってしまうケースもあります。当日の飲酒、メイクはしないなど、医師からの指示を守り安全に治療を進めてください。
ダーマペン治療をどこで受けるか迷っている場合、経験豊富で実績のあるクリニックを選びましょう。費用のみでなく口コミもチェックし、自身に合ったクリニックを探すことが重要です。
※本記事の情報は2022年7月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。