授乳ブラとマタニティブラおすすめ10選!タイプや選び方について徹底解説

授乳ブラやマタニティブラは、妊娠によるバストの変化や産後の授乳に対応できるアイテムです。

妊娠でバストアップした方や、授乳時に通常のブラジャーでは不便だと感じている方は、購入を検討している方も多いでしょう。

しかし授乳ブラやマタニティブラは数多く販売されているため、どのような商品を選べばよいのか迷うところです。

本記事では、授乳ブラとマタニティブラのおすすめ10選を紹介します。

種類と選び方のポイントもあわせて紹介するので、妊娠中や産後もバストを思いやりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

授乳ブラ・マタニティブラとは?

そもそも授乳ブラとは、どのような役割を果たすのでしょうか。授乳ブラは、下着ブランドやベビー用品店などで数多くの商品が販売されています。

また授乳ブラとマタニティブラ兼用のものが多いですが、それぞれ役割は異なります。まずは、授乳ブラとマタニティブラについて理解を深めていきましょう。

授乳ブラは産後・授乳期のためのブラ

授乳ブラは、産後の授乳期に適したブラジャーです。授乳をするときに胸を出しやすいデザインで設計されており、母子ともにノンストレスで素早く授乳がおこなえます。

赤ちゃんが急に泣き出したときでも、スムーズに授乳ができるでしょう。ノンワイヤーで締め付け感が少なく、産後の敏感なバストに負担がかかりにくい点が特徴です。

また通常のブラジャーと比べて、アンダーと肩ストラップ部分の幅が広く、サイズアップで重みが増したバストを下からきちんと支えられます。

産後は女性ホルモンの分泌と乳腺機能が低下し、サイズアップしたバストが垂れたり横に流れたりしやすい時期です。

産後はパッド付きキャミソールで過ごす方が多いものの、授乳期は予想以上にバストアップするため、胸がきちんとホールドされる授乳ブラの着用をおすすめします。

授乳ブラを着用すれば、ノンストレスでスムーズに授乳できるほか、産後のバストの変化にも対応できるでしょう。

マタニティブラは妊娠中に着用するブラ

マタニティブラは、妊娠初期から着用するブラジャーです。妊娠中のデリケートなバストを守りつつ、サイズの変化にも対応できます。

妊娠するとバストは1〜2カップ大きくなるとされており、通常のブラジャーではバストの変化に対応しきれません。

一方でマタニティブラは、カップにストレッチを効かせたり、脇周りのカーブを広くしたり、アンダーと肩ストラップ部分の幅を広くしたりなど、バストの変化を考慮して設計されています。

バストへの柔軟な対応により母乳をつくる乳腺の発達を妨げず、ノンワイヤーで伸縮性のある素材で、妊娠中のストレスを軽減できる点もメリットです。

妊娠中はブラジャーが窮屈に感じ、締め付け感が吐き気につながる場合もあるため、マタニティブラで少しでもストレスを和らげることが大切です。

またマタニティブラは授乳ブラと兼用のものが多く、妊娠中から産後の授乳期まで活躍する商品もあります。

胸を出しやすいデザインであれば、妊娠中のバストの保護のみならず、産後の授乳期にも役立つでしょう。

授乳ブラ・マタニティブラの種類

授乳ブラ、マタニティブラと一括りにしても、いくつかの種類があります。

  • クロスオープンタイプ
  • ストラップオープンタイプ
  • フロントオープンタイプ

それぞれデザインに特徴があるため、どのような形で授乳するのか、使いやすさ、着用感などは異なります

タイプごとの特徴を比較して、自身がストレスフリーに使用できるものを選びましょう。

クロスオープンタイプ

クロスオープンタイプはカシュクールタイプとも呼ばれ、ブラジャーのフロント部分がクロスしている種類のものです。

授乳のしやすさと締め付け感の少なさから、授乳ブラやマタニティブラの種類の中でも所持率が高い傾向にあります。

片手でカップをめくるのみで胸を取り出せて、寝ながらでも簡単に授乳できます。ホックやボタン、ストラップなどを外す必要がなく、授乳時に手こずることもありません。

また片方の胸のみ出せるため、飲ませていない方の胸から母乳が垂れてくることもないでしょう。

クロスオープンタイプには多くのメリットがあるものの、胸が小さい方の場合はカップに引っ掛けにくい点がデメリットです。

バストサイズが中〜大の方や、できる限り手間をかけずに授乳したい方におすすめといえます。

ストラップオープンタイプ

ストラップオープンタイプは、ブラジャーのストラップ部分にホックが付いた種類のものです。

クロスオープンタイプの次に所持率が高く、授乳がしやすい、ホールド力に優れているなどの特徴があります。

ストラップ部分に付いたホックを外すとカップが前に開き、胸が出現して授乳できます。胸全体を出せることで授乳しやすく、ブラジャーに母乳がつく心配もありません。

また、めくれるのはカップ部分のみのため、バストをホールドしたまま授乳できる点も魅力の一つです。

デザインは通常のブラジャーと似ているものが多く、機能性のみならず見た目も重視している方に適しています。

しかし、片手でめくるのみで胸を出せるクロスオープンタイプと比較すると、授乳時の手軽さは劣ります。

ストラップオープンタイプは、授乳がしやすいブラジャーを探している方や、デザイン性も重視している方におすすめです。

フロントオープンタイプ

フロントオープンタイプは、ブラジャーのフロント部分にスナップボタンが付いた種類のものです。

スナップボタンを外すとカップが左右に大きく開き、バスト全体を簡単に出せるため、授乳しやすいことが特徴です。

カップが大きく開くことで赤ちゃんの顔に当たる心配がないほか、クリニックでの診察もスムーズにおこなえます。

開いた状態を安定させたい場合は、カップを内側に折ることをおすすめします。また、ボタンを外しても肩のストラップとアンダー部分は固定されており、バストを支えて形を維持した状態で授乳できる点もメリットです。

フロントオープンタイプは、カップが大きく開く授乳ブラを求めている方や、バストを支えた状態で授乳したい方に適しています。

人気の授乳ブラ・マタニティブラおすすめ10選

ここからは、人気の授乳ブラ、マタニティブラのおすすめ10選を紹介します。

それぞれの特徴や価格、ホールド感、つけ心地などを解説するので、授乳ブラやマタニティブラを探している方は参考にしてみてください。

自身に適したものを選び、妊娠中や産後もバストケアをおこないましょう。

モーハウス 授乳・マタニティブラ

モーハウスブラは、 日本助産師会が国内で唯一おすすめしている授乳、マタニティブラです。

女性と赤ちゃんのことを考えて作られており、発売から20年以上も多くの女性に愛され続けています。

モーハウスブラはクロスオープンタイプで授乳しやすいほか、肩ひも部分が幅広でずり落ちにくいなどの特徴があります。

またゴムとワイヤーが不使用で不快な締め付け感がなく、つわり中でも着用しやすい点が魅力です。

アンダーやカップ部分の締め付け感が強いと、吐き気につながる場合もあるため、妊娠中の方でも安心して着用できます。

つわりの不快感を軽減するのみならず、ゆとりのある着心地で乳腺の発達を妨げることもありません。

さらに、肩こりや冷えなどのバストトラブルを改善する効果も期待できます。モーハウスブラは大人な雰囲気の6色展開で、すべて女性の肌がより美しく綺麗に見えるように計算されています。

販売価格は1枚3,080(税込)と、比較的リーズナブルに購入でき、費用を抑えたい方にもおすすめです。

高品質で信頼感のある授乳ブラを探している方や、ブラジャー特有の締め付け感が苦手な方は、モーハウスブラを検討してみてください。

ワコール マタニティ ドゥプラス ブラジャー

ワコールのマタニティドゥプラスブラジャーは、妊娠中から産後まで活躍する商品です。ストレッチの効いたカップで妊娠中のバストアップ(1カップ)に対応しており、乳腺の発達を妨げることなくストレスフリーに過ごせます。

カップは柔らかく、片手でスムーズに胸を取り出せるため、産後の授乳も簡単におこなえます。また独自縫製のソフトワイヤーでバストの重みをきちんと支えて、産後の垂れや離れを防止できる点も嬉しいポイントです。

肩ストラップは伸縮性があり、授乳を繰り返しても伸びにくく、バストアップで肌に食い込んで痛くなることもないでしょう。

マタニティドゥプラスブラジャーはデザイン性も優れており、ストレスが溜まりやすい妊娠中から産後の時期でも、気分を高めながらバストケアができます。

花が散りばめられたデザインで、ピンク、アイボリー、ネイビーの3色展開です。販売価格は4,180円(税込)~4,730円(税込)と、サイズにより異なります。

マタニティドゥプラスブラジャーは、妊娠中から産後まで活躍できるものを探している方や、かわいいデザインが好みの方におすすめです。

エンジェリーベ ときめき授乳ブラ

エンジェリーベのときめき授乳ブラは、妊娠中から産後の授乳期まで、長く使用できる商品です。ノンワイヤーで締め付け感がなく、滑らかな肌触りの生地の使用で着心地は抜群です。

デリケートな妊娠中でも、ブラジャーによる不快感が軽減されていることで、快適に過ごせるでしょう。ワイヤーの代わりにカップ裏のパワーネットがバストの広がりを防ぎ、産後の垂れや離れを改善します。

またカップ周辺は伸縮性のある生地を使用しており、妊娠中にバストアップした場合でも、サイズの変化に対応できます。

ときめき授乳ブラはストラップオープンタイプのため、ホールドしながら胸全体を取り出すこともでき、授乳しやすい点が魅力です。

色展開はブルーとライトグレーの2種類で、どちらも大人な雰囲気で高級感があります。販売価格は1枚あたり2,200円(税込)と、授乳ブラの中でも費用を抑えて購入できます。

ときめき授乳ブラは、ブラジャーの締め付け感が苦手な方やストラップオープンタイプの授乳がしやすいものを探している方におすすめです。

ライズファミリー つむぎ授乳ブラ

ライズファミリーのつむぎ授乳ブラは、ベテランの助産師が推奨しており、累計販売枚数6万枚以上の商品です。

1万5千人以上の女性の声をもとに、授乳中のストレスを軽減させることが実現しています。つむぎ授乳ブラは、カップが大きく開くストラップオープンタイプで、授乳のしやすさは抜群です。

さらにノンワイヤーで伸縮性が抜群のため、ブラジャー特有の締め付け感がなく、苦しさを感じることもありません。

またホックは4段階で好みのサイズに調節できるほか、幅広に設計されていることで肩への負担がかかりにくい点が魅力です。

慢性的な肩こりに悩んでいる女性であれば、肩周りの筋肉の重さや疲労感が和らぐでしょう。カップは耐久性テストの実施により破れにくく、洗濯を繰り返しても劣化しにくい点は嬉しいポイントです。

カラーバリエーションは全10種類と多く、洗い替え用に色違いを購入すれば、気分に合わせてデザインを楽しめます。

現在の販売価格は1枚2,998円(税込)ですが、原料費高騰の影響で値上げする予定と公式から告知されています。

つむぎ授乳ブラは、授乳中のストレスを少しでも軽減したい方や、カラーバリエーションが豊富なものを探している方におすすめです。

ウェイワン 2WAYオープン授乳ブラ

ウェイワンの2WAYオープン授乳ブラは、フロントとトップの両方から胸を出せる便利な授乳ブラです。授乳時の姿勢や外出先、着る服などにより、フロントとトップの好みの方を使い分けできます。

どちらの方法でも片手で簡単に取り外し可能で、お腹が空いた赤ちゃんを待たせる心配もありません。また独自製法により脇肉を集められるため、産後も綺麗なスタイルをキープしたい方におすすめです。

さらに柔らかく立体的なカップがバストを支えて、産後の悩みである垂れを防止する効果も期待できます。

ほかにも4段ホックで好みのサイズに調節できたり、肩ストラップはずれにくい加工が施されていたりなど、機能性が優れています。

機能性が高いのみならず、ノンワイヤーで通気性が抜群のため蒸れにくく、ストレスフリーに授乳期を過ごせる点も魅力の一つです。

カラーはシンプルな5色展開、1枚1,599円(税込)で購入できます。ウェイワンの2WAYオープン授乳ブラは、シーンごとに授乳口を使い分けたい方や、産後の垂れや体型の崩れを防止したい方におすすめです。

ダッコ 授乳用ハーフトップ

ダッコの授乳用ハーフトップは、機能性と着心地を追求した女性に優しい授乳用ブラです。授乳時はフロント、クロス、ストラップオープンの3種類から使い分けでき、授乳に慣れていない初期から長く活躍します。

いずれの方法も片手でスムーズに取り外しが可能で、誰でも簡単に使いこなせるでしょう。また肩ストラップにはアジャスターが付いており、アンダー部分はマジックテープのため、着用中でも好みのサイズに調節できます。

素材は伸縮性が抜群でバストにフィットし、背面はフラットに加工されていることで、睡眠中もストレスフリーに過ごせます。

さらにワイヤーやゴムなどは不使用で、肌に食い込んで痛くなることもありません。色展開はピーチピンク、ブラウンドット、グレーの3種類です。レースのような装飾はなく、シンプルなデザインで作られています。

販売価格は1枚2,200円(税込)〜2,575円(税込)と、サイズにより異なります。ダッコの授乳用ハーフトップは、機能性と着心地のどちらも重視している方や、授乳ブラに慣れていない方におすすめの商品です。

スウィートマミー 伝説の美胸授乳ブラ

伝説の美胸授乳ブラは、累計販売枚数45万枚以上を突破し、現役の産婦人科医おすすめの商品です。

計算し尽くされたカップはバストのサイズアップにも対応でき、妊娠中から産後の授乳期まで長く着用できます。

アンダーは太めに設計されており、締め付け感がないにもかかわらず、ホールド力は抜群です。産後のバストの垂れや離れも防止できるでしょう。

さらに肩ストラップは幅広の設計で、肌に食い込んで痛くなることもなく、快適で楽なつけ心地です。また伝説の美胸授乳ブラは、カシュクールとフロントオープンの2タイプを展開しています。

カシュクールは全16色展開で、カップをめくるのみで手軽に授乳できるほか、ホールド力に優れたタイプです。

一方でフロントオープンタイプの色展開は4種類です。フルカップで大きな胸の方でも安心感があり、片手でロックを外して簡単に授乳できます。

カシュクールとフロントオープンタイプの販売価格は、どちらも1枚5,940円(税込)です。伝説の美胸授乳ブラは、妊娠中から産後の授乳期まで長く着用したい方や、快適で楽なつけ心地の授乳ブラを探している方に適しています。

RADIANNE ​​リフトアップマタニティブラ

リフトアップマタニティブラは、夜にナイトブラとしての役割も果たす授乳ブラです。フロントホックでバストを寄せ上げて適切な位置に補正し、寝ている間にバストケアをおこないます。

さらに脇高設計のサイドベルトでバストの横流れを防ぎ、アンダー部分のゴムが下から重みを支えるなど、ナイトブラとしての機能が十分備えられています。

フロントホックが授乳の妨げになることはありません。片手でカップをめくるのみでスムーズに授乳できます。

またリフトアップマタニティブラは、肩ひもとホックでサイズ調節できるため、バストのサイズが変化しやすい妊娠中も使用可能です。

バストサイズの変化に対応しつつ、産前から垂れや離れなどのバストトラブルを予防できるでしょう。

さらにノンワイヤーで伸縮性のある柔らかい生地、肩ストラップやアンダー部分は幅広で締め付け感を軽減するなど、着心地にもこだわりがあります。

リフトアップマタニティブラは、それぞれ雰囲気が異なる全6色展開で、販売価格は2,690円(税込)です。

授乳しながらバストの補正をしたい方や、妊娠中から長く使用したい方は、リフトアップマタニティブラを検討してみてください。

kerata 授乳ブラ

kerataの授乳ブラは、産前産後も美しくいたい女性に向けて開発された商品です。立体構造でバストのホールド力に優れており、脇高設計でバストの横流れを防ぎつつ、アンダー部分のゴムが下から重みを支えます。

さらに幅広の肩ストラップは、バストを引き上げてサイズアップによる重さを軽減できるほか、肌に食い込んで痛くなることもありません。

ほかにも4段アジャスターは、妊娠中から産後の授乳期までのサイズ変化に対応し、乳腺の発達を妨げることなくバストを補正できます。

kerataの授乳ブラはクロスオープンタイプで、片手でカップをずらすのみで簡単に授乳できる点も魅力です。お腹が空いた赤ちゃんを待たせることもないでしょう。

また、優しい着心地にもこだわりがあります。肌に当たる裏地部分はコットン100%を使用し、タグの位置は外側に付けるなど、産前や産後のデリケートな肌でも安心して着用できます。

ノンワイヤーでよく伸びる生地のため、ブラジャー特有の苦しさを感じにくい点もメリットです。

kerataの授乳ブラのデザインは、ナチュラル、キュート、カジュアルなど、さまざまな雰囲気のものが展開されています。

カラーバリエーションは全5種類、販売価格は1枚2,960円(税込)です。kerataの授乳ブラは、着心地とホールド力どちらも重視している方や、簡単に授乳できるものがほしい方におすすめといえます。

ローズマダム 授乳ブラ

ローズマダムの授乳ブラは、乳腺の発達を妨げないように設計されたブラジャーです。ノンワイヤーで不快な締め付け感はなく、伸縮性のある生地のため、妊娠でバストサイズがアップしても柔軟に対応できます。

肌に当たるカップ裏はコットン100%を使用し、妊娠中や産後のデリケートな肌でも優しい着心地で安心です。

着心地が抜群にもかかわらず、アンダー部分のパワーネットによりホールド感が高く、サイズアップで重みが増したバストもきちんと支えられます。

内側のパットは3枚の立体構造に変更し、美しいバストラインをキープできる点も魅力です。

ローズマダムの授乳ブラはクロスオープンタイプを採用しており、片手でカップを下げるのみで簡単に授乳できます。

さらに幅広の肩ストラップはストレッチの効いた生地で、肌に食い込んでも痛くなりにくいほか、授乳時にカップを下げても肩に負担がかかりません。

ローズマダムの授乳ブラは、ピンクとブラック、ネイビーの3色展開で、アンダー部分に上品なレースが付いています。

販売価格は1枚2,267円(税込)です。マタニティショーツも別途販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ローズマダムの授乳ブラは、圧迫感で乳腺の発達を妨げたくない方や、抜群の着心地を求めている方におすすめです。

授乳ブラ・マタニティブラの選び方

人気でおすすめの授乳ブラ、マタニティブラ10選を紹介したものの、数多くある商品の中から1つ選ぶのは難しいでしょう。

妊娠中や授乳中の女性がリラックスして子育てするためには、授乳ブラの選び方が大切です。

ここからは、失敗しない選び方を紹介します。次の5つのポイントを踏まえたうえで、納得できる授乳ブラを選びましょう。

サイズや着心地

授乳ブラやマタニティブラにおいて、サイズや着心地は重要な点です。サイズが小さい場合、母乳をつくる乳腺を圧迫して発達を妨げるほか、強い締め付け感で吐き気につながる恐れがあります。

反対にサイズが大きい場合はバストが安定せず、産後の垂れや離れを加速させる原因となります。

適切なサイズなのかで卒乳後のバストは大きく異なるため、適度なホールド感や安定感があるものを選びましょう。

とくにカップが深いタイプは、ホールド感や安定感が高いものが大半です。また着心地は、生地やタグの位置、肩ストラップの幅、アンダー部分などで左右されます。

生地はデリケートな肌にも優しいコットン100%、タグの位置は肌に当たらない後ろ側がおすすめです。

肩ストラップの幅が細いと肌に食い込んで痛くなる可能性があり、広めのものを選びましょう。アンダー部分はストレッチが効いており、締め付けすぎないものを選ぶと安心です。

卒乳後のバストを考慮し、ストレスフリーに使用したい方は、サイズや着心地に注目してみてください。

ワイヤーの有無

自身の好みに合わせて、ワイヤーの有無もチェックしましょう。ノンワイヤーブラは開放感のある着け心地が特徴で、締め付け感が少ない反面、バストを支える力が弱い点がデメリットです。

締め付け感なくストレスフリーに着用したい方や、就寝中も使いたい方はノンワイヤータイプのものがおすすめです。

一方でワイヤーブラは、ノンワイヤーと比べて締め付け感はあるものの、ホールド力があるため、寄せたり上げたりなどのバストメイクができます。

産後の垂れや離れを予防したい方や、適度なホールド感が好みの方は、ワイヤータイプのものを選んでみてください。

肌に優しい素材や生地

授乳ブラやマタニティブラは、優しい素材や生地を使用したものを選びましょう。とくに産前産後の肌はデリケートで、ブラジャーの生地で荒れたり、痒みが生じたりするケースも少なくありません。

また赤ちゃんの肌に当たる場合もあるため、優しい生地のものを選ぶと安心です。赤ちゃんの肌を守りたい方は、コットン100%の生地をおすすめします。

コットン100%は滑らかで肌触りがよく、通気性が抜群で蒸れにくいことが特徴です。生地は、着心地を左右する要因でもあります。

ストレスフリーに過ごしたい方や赤ちゃんの肌を守りたい方は、優しい素材や生地のものを選んでみてください。

サイズの変化に対応できるデザイン

授乳ブラやマタニティブラを購入する際は、サイズの変化に対応できるデザインを選ぶと安心です。

妊娠中から授乳期のバストは、ホルモンの影響でサイズが変化しやすく、突然ブラジャーが苦しく感じる場合もあります。

肩ひものアジャスターやアンダー部分のホックなどが付いている場合、バストアップしてもサイズを変更できます。

またアジャスターやホックの調節幅が広く、細かくサイズ調節できるものが便利です。バストサイズの変化に対応できないデザインの場合、新しいものに買い替える必要があるため、プラスで費用もかかるでしょう。

無駄な出費を抑えるためにも、アジャスターやホックでサイズ調節ができるものがおすすめです。

価格

お金がかかる産前産後は、リーズナブルな価格のものを選びましょう。妊娠から出産までにかかる費用は、50〜100万円が目安とされています。

授乳ブラやマタニティブラの費用相場は2〜5千円程度と、複数枚を購入しても高額にはならないものの、できる限り費用は抑えたいところです。

安価なものでも、よい商品は数多くあります。高額であるほどよい商品とは限らないため、機能性や着心地、デザインなどをチェックしたうえで、無理のない価格帯のものを選ぶことが大切です。

授乳ブラ・マタニティブラに関するよくある質問

授乳ブラ、マタニティブラに関する質問を2つ紹介します。購入する前に、授乳ブラやマタニティブラに関する疑問を解決しましょう。

授乳ブラはいつまで使うべき?

授乳ブラは、母乳が出なくなるまで使うことをおすすめします。断乳や卒乳のタイミングで授乳ブラを着用しなくなる方が多いものの、母乳が急に止まることはないため、完全に出なくなるまで使用し続けましょう

また断乳や卒乳後すぐに普通のブラジャーに戻すと、サイズが大きく感じたり、乳腺炎を引き起こしたりなどの恐れがあります。

すぐに普通のブラジャーに戻さず、バストの様子を見ながら時間をかけて移行しましょう。

マタニティブラは産後も着用できる?

マタニティブラが産後も着用できるのかは、商品により異なります。そもそもマタニティブラは妊娠中に着用するものであり、バストサイズの変化に対応できるアイテムです。

しかし、近年は産後の授乳ブラとして着用できる商品も増えているため、購入前にチェックするとよいでしょう。

マタニティブラと授乳ブラ兼用であれば、妊娠中から産後まで長く活躍します。

まとめ

授乳ブラやマタニティブラは、妊娠によるバストの変化に対応したり、産後の授乳をサポートしたりなど産前産後の女性に必要なアイテムです。

バストアップする妊娠中や授乳期は胸が垂れやすく、きちんとホールドできる授乳ブラを着用する必要があります。

種類はクロスオープンやストラップオープン、フロントオープンなどいくつかあり、授乳しやすいと感じるタイプのものを選びましょう。

また、メーカーごとに機能性や着心地、ホールド感、デザインは異なります。妊娠中や産後にノンストレスで過ごすためには、自身の目的や悩み、好みなどに合わせて選ぶことが大切です。

本記事で紹介したおすすめの授乳ブラ、マタニティブラを比較し、快適な毎日を過ごしましょう。

〈参考〉
モーハウス 授乳・マタニティブラ(公式サイト)
ワコール(公式サイト)
エンジェリーベ ときめき授乳ブラ(公式サイト)

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