小顔になりたい!面長整形の方法とおすすめクリニック6選を紹介!
顔の輪郭が面長の方は顔の縦幅が長めで、ほうれい線が目立ちやすい特徴があり、悩んでいる方もいるかもしれません。
面長で悩んでいる方は、小顔に見せるセルフケアが有効です。
ただし、骨格が原因で面長の場合にはセルフケアで小顔に見せるためには限界があり、美容クリニックで小顔整形をするとよいでしょう。
本記事では、面長に見える原因や小顔に見せるセルフケアの方法を解説します。
また、面長から小顔になれる美容整形を実施しているクリニックも紹介します。
面長で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
面長に見える原因
顔が面長に見える原因はさまざまです。小顔になりたいなら、面長に見える原因を知り、対策をする必要があります。
顔が面長に見える原因には次のような理由が挙げられるでしょう。
- 鼻の下が長い
- 顎が長い
- 眉間から鼻までが長い
- 鼻の向き
- 皮膚のたるみ
- 脂肪が付いている
上記の原因について一つずつ詳しく解説します。
鼻の下が長い
顔が面長に見える原因の一つには、鼻の下が長いことが挙げられます。
鼻の下から上唇に続く溝のことを「人中」と言いますが、日本人の場合、平均的な人中の長さは1.5cmほどです。
顔のバランスにより異なりますが、人中が2cm以上あると鼻の下が長く見えるでしょう。
鼻の下が長くなる原因には、表情筋の低下や出っ歯などが挙げられます。
人中が長いと顔の印象が間延びして見えたり、老けて見えたりする場合があるでしょう。
反対に人中が短い人はかわいらしく見えたり、若く見えたりする傾向があります。
顎が長い
顔が面長に見える別の原因には、顎が長いことも挙げられます。
顎が長くなる原因としては、遺伝による先天的な場合や、あとで紹介する皮膚のたるみや脂肪による後天的な場合が考えられるでしょう。
先天的に顎の骨が大きい場合、どうしても顎は長くなりますし、歯並びにより顎が大きく見えるケースもあります。
顎が長い方は、とくに横から見たときに顔が長く見える特徴もあるでしょう。
日本人の場合、顎の平均的な長さは女性が3.5cmほど、男性は3.8cmほどといわれています。
上記の長さを超えると顎が長く見えやすいですが、顔全体のバランスもあるため、一概にはいえません。
眉間から鼻までが長い
面長に見える別のケースは、眉間から鼻までが長い場合です。
中顔面ともいわれる部分ですが、眉間から鼻までが長いと、顔が面長でのっぺりとした印象になりやすいでしょう。
中顔面が長いと、頬全体も大きくなり、面長の印象以外にも、大きな顔とのイメージも与えます。
顔の長さはバランスも重要ですが、「髪の生え際~眉毛の下」「眉毛の下~鼻の下」「鼻の下~顎先」までの割合が1:1:1の場合が美しく見えるといわれています。
眉毛の下~鼻の下までの割合が大きい場合は中顔面が長いといえるでしょう。
鼻の向き
面長に見える別の原因には、鼻の向きが関係しています。
鼻が上向きだと鼻下が長く見え、結果的に顔全体が面長に見えるでしょう。
鼻柱の中にある軟骨である「鼻中隔」の長さが短いと鼻の穴が大きく見えます。
鼻が上向きになる原因は、アジア人特有の骨格もありますが、うつぶせ寝や鼻に脂肪が多く付いてしまうことなども考えられます。
うつぶせ寝をして毎日長時間鼻を枕に押し付けた結果、鼻に圧力がかかり軟骨が変形するケースもあるようです。
皮膚のたるみ
皮膚のたるみも、顔が面長に見える別の原因です。
年齢とともに肌が重力に負けて垂れ下がり、皮膚のたるみが生じます。
とくに女性の場合は、閉経後のホルモンバランスの変化により皮膚が薄くなり、たるみが生じやすくなるでしょう。
また、脂肪の減少や、筋肉がゆるみがたるみの原因になる場合もあります。
皮膚がたるむと全体の重心が下がり、顔が面長な印象になるでしょう。
脂肪が付いている
脂肪が付いていることも、顔が面長に見える原因になる場合があります。
体重が増えると、顔にも皮下脂肪が付きやすくなります。
結果として顔も輪郭が膨らんで全体的に面長に見えるでしょう。
また、体重は増えていないのに顔のみ太る場合もあります。
顔のなかでも頬や顎は脂肪が付きやすいパーツです。
暴飲暴食や運動不足などが原因で、頬や顎に脂肪が付く場合があるでしょう。
頬に脂肪が付くと顔が大きく見えやすく、顎に脂肪が付いた場合は二重顎になるため、面長に見えやすいです。
面長から小顔になるためのセルフケア
面長に見える原因次第ではセルフケアにより小顔になれます。
お金をかけずにできるものもあるため、顔が面長に見えて悩んでいる方は試してみてください。
具体的には、次のような方法です。
- マッサージ
- 表情筋トレーニング
- 骨格矯正
- メイクを工夫
- ヘアアレンジ
自身でおこないやすいものから試しましょう。
マッサージ
マッサージをするとリンパの流れがよくなり、顔のむくみが解消される可能性があります。
顔のむくみが解消するとフェイスラインがスッキリし、小顔に見える効果があります。
マッサージは次のような方法でおこなえるでしょう。
- 手のひらの付け根部分を使用して顔の中心から外側へマッサージする
- 口角から側頭部にかけて位置をずらしながら真上に引き上げる
- 手を握り指の関節でエラの部分をほぐす
マッサージの効果はすぐに現れず、1週間~1か月ほどかかる場合もあります。
すぐに効果が出ないと諦めず、マッサージの継続が大切です。
表情筋トレーニング
表情筋トレーニングをおこなえば、血流を改善したり、脂肪燃焼を促したりでき、小顔への効果的があります。
表情筋トレーニングの方法には次のようなものです。
- 天井に向かい、舌を10秒間突き出す
- 1文字ずつ大きく口を開きながら「あいうえお」と発声する
- 時間をかけて顔のパーツを中心に寄せ、表情をキープする
鏡を見ながら表情筋が動いているか確認しながらおこなうとよいでしょう。
コツはいずれの方法でも5秒間ほど同じ表情のキープです。
同じ表情をキープすれば、より表情筋を鍛えられます。
また、普段から表情を意識するのも大切です。
話をするときは口を大きく開いたり、笑顔を意識したりして顔の筋肉をできるだけ動かしましょう。
骨格矯正
顔が面長に見える原因には骨格も関係しているため、骨格を矯正するのも小顔に効果があります。
顔の骨は動かないと考えがちですが、実は少しずつ動くものです。
本格的な骨格矯正は整体に通う必要がありますが、セルフでもある程度矯正はおこなえます。
たとえば前頭骨や頬骨、エラの骨に圧を加えて縦のラインを縮める方法があります。
指の関節を額に当てて下になで下ろせば前頭骨を下げられるでしょう。
頬骨の場合は、親指を左右の頬骨の下に当てて、上に押し上げましょう。
エラ骨は親指をエラの下に当てて、上に押し上げます。
1回では効果がありませんが、続ければ少しずつ骨格矯正ができるでしょう。
メイクを工夫
メイクを工夫するのも、有効な方法です。
メイクで小顔に見せるコツは、顔の中で面長に見えるパーツの縦の余白を隠すことです。
たとえば、おでこが縦長の場合は、おでこの上部に肌よりもワントーン暗い影を入れるとともに、ハイライトもおでこの中心に横向きに入れます。
顔の横幅が強調されて、縦のラインが目立ちにくくなるでしょう。
眉間から鼻までの中顔面が長い方の場合は、下まぶたへの濃い目のメイクがおすすめです。
下まぶたに重みをつければ目が大きく見え、縦の長さが短く見えます。
顎が長い場合は、シェーディングで顎の下部をなぞり、ハイライトも縦ではなく丸を描きながら顎の中心に入れます。
ヘアアレンジ
ヘアアレンジでも面長を解消して小顔に見せることができます。
コツは、サイドにボリュームを出すことによる、横幅の強調です。
高さのあるお団子ヘアーやタイトなハーフアップなどにすると縦幅が強調されてしまい、余計に面長に見えるため注意しましょう。
ほかにも、後れ毛を作り、輪郭をぼかす方法もあります。
こめかみや耳上付近にカールを付けた後れ毛を出すと、サイドにボリュームが出てよいでしょう。
また、ヘアアレンジしたあとは、耳のうえを半分隠すようにするのもおすすめです。
耳のうえを隠すことにより、顔の輪郭を小さく見せる効果があります。
面長は整形をしなければ小顔になれないことがある
今まで見てきたように、セルフケアでもある程度は小顔になったり、小顔に見せたりできます。
ただし、骨や顔の作りが影響している場合、セルフケアで小顔になるのは限界があります。
骨や顔の作りが面長の原因の場合は、美容クリニックで整形治療を受けるとよいでしょう。
あとで詳しく紹介しますが、美容クリニックでは小顔に見せる施術方法が数多く用意されています。
脂肪吸引やリフトアップでスッキリ小顔にするのみでなく、顎や頬、エラなどの骨を削り顔の形自体を変える施術も可能です。
直接骨にアプローチする施術のため、1回の施術で面長の状態を大幅に変化させられることがメリットです。
次に、小顔整形ができるおすすめ美容クリニックを紹介します。
面長で悩んでいる方は、ぜひクリニックでの治療も検討してください。
面長の方におすすめ!小顔整形ができる人気クリニック6選
面長で悩んでいる方は、美容クリニックで施術すれば比較的短時間で効果が長続きする小顔整形ができます。
小顔整形ができる美容クリニックは多くありますが、自身で探すのは難しい方もいるでしょう。
次に、面長の方におすすめの人気美容クリニックを厳選して6院紹介します。
品川美容外科
品川美容外科は全国39院展開している美容クリニックです。
カウンセリングを重視した治療をおこない、医師が患者の悩みを聞いたうえで、一人一人に合わせた治療方法を提案しています。
また、保証制度も設けられており、保証期間内に医師が再治療の必要性を診断した場合は無料で再治療を受けられるのも特徴です。
品川美容外科では、面長顔で悩む方のために、「糸リフト」や「ヒアルロン酸注入」などの治療を用意しています。
人気の施術方法は、たんぱく質の一種である「ボツリヌス・トキシン」を注入し、切開をせずにエラの張りを改善する「プチ小顔術」と呼ばれる治療方法です。
顔を切らないために傷跡が目立ちにくいほか、痛みや腫れなどのダウンタイムもありません。
また、エラの両側の治療で3,240円(税込)と低料金で施術しやすいのもメリットです。
時間や費用をかけずに小顔になりたい方におすすめのクリニックです。
湘南美容外科
湘南美容外科は、日本と海外の141院で展開している大手美容クリニックです。
累計来院数は約2,051万件、1年間の来院者数は347万人以上と、多くの方が通院しています。
小顔整形ではとくに「糸リフト」と「小顔用脂肪吸引注射」の2種類の施術が人気です。
いずれの施術でも皮膚を切らずに小顔整形が受けられ、痛みやダウンタイムを考えて切らずに治療したい方におすすめです。
糸リフトでは特殊加工をした医療用の溶ける糸を使用し、リフトアップ効果があります。
1本あたりの料金は12,000円(税込)と低料金で経済的な負担も少ないです。
小顔用脂肪吸引注射は、切開をせず注射器を使用して脂肪を直接抽出する施術方法で、本格的な脂肪吸引に抵抗がある方にもおすすめできます。
小顔用脂肪吸引注射の費用は、手のひら1枚分の1エリアで45,000円(税込)です。
TCB東京中央美容外科
TCB東京中央美容外科は全国97院展開している美容クリニックです。
アフターケアが充実しており、万が一治療中にトラブルが発生したときは無料で修正やアフターケアをおこないます。
また、形成外科学会専門医の資格を持つ医師が多く在籍しているのも特徴で、技術力の高い医師から施術を受けたい方にもおすすめです。
小顔整形では、リフトアップや脂肪吸引、ヒアルロン酸注射などさまざまな施術メニューを提供しています。
顎が長くて悩んでいる方におすすめなのは、切開せずに顎を出す「3D Eライン」と呼ばれる施術です。
顎を糸で引っ張り前方向に出す施術で、白ナイロン製の溶けない糸を使用しており、半永久的に効果が持続します。
料金はスタンダードプランで99,900円(税込)で、ほかにも同じ施術方法で「スーパーナチュラル」や「パーフェクト」などのプランもあります。
共立美容外科
共立美容外科は全国26院展開している美容外科クリニックです。
小顔整形をはじめ、二重整形や体の美容整形など幅広い治療に対応しています。
面長の方には、顎の骨切り整形や骨削り整形も対応可能なクリニックです。
下顎の一部を除去して長さを縮める「中抜き」や、下顎を削り小顔形成する手術方法があります。
中抜き法の場合で料金は1,650,000円(税込)~1,980,000円(税込)、顎削りの場合で660,000円(税込)~880,000円(税込)です。
決して安くはありませんし、ダウンタイムも長いですが、根本的に面長顔の悩みが改善できるメリットがあります。
ガーデンクリニック
ガーデンクリニックは首都圏を中心に全国8院を展開している美容クリニックです。
施術料金がわかりやすいクリニックで、カウンセリングで提示された金額以上の追加費用は発生しません。
また、ガーデンクリニックではモニターモデルの募集もしており、モニターになれば通常料金よりも安く施術を受けられます。
小顔整形では、エラの張りや顎の整形、おでこの整形など悩みの部位に応じて治療を提案しています。
脂肪のたるみが原因で面長に見える場合は脂肪吸引がおすすめです。
ガーデンクリニックには、頬と顎の部分の脂肪を吸引して、顔の下半分を引き締める施術メニューがあります。
頬と顎の脂肪吸引の料金はそれぞれ440,000円(税込)です。
ヒルズ美容クリニック
ヒルズ美容クリニックは神奈川県藤沢市にある美容クリニックです。
JR東海道本線の藤沢駅前にあり、電車で通いやすいほか、土日祝日も診療しており、仕事が休みの日に小顔整形の診療が受けられます。
個室待合室も用意されており、ほかの患者と顔を合わせずに待ち時間を過ごせるでしょう。
小顔整形では、ボトックス注射やRF治療、エラや顎の骨切り整形など幅広い治療に対応しています。
顎の骨切り術では、頭部規格X線写真、CT(3DCT)を撮影したうえで施術をおこない、全身麻酔を使用します。
口の中を切開し、顎の左右に張り出している2か所を骨切りする場合と、一番下部を水平に骨切りする方法があります。
費用は、顎の左右を2か所骨切りする場合も、一番下部を施術する場合も1,100,000円(税込)です。
面長から小顔に見せる整形方法
美容クリニックで、面長の方を小顔に見せるためにおこなう整形にはさまざまな方法があります。
具体的には、次のような整形方法が挙げられるでしょう。
- 脂肪溶解注射
- 脂肪吸引
- リフトアップ
- 糸リフト
- RF治療
- ボトックス
- ヒアルロン酸注射
- プロテーゼ
- 輪郭骨切り
整形方法を一つずつ詳しく解説します。自身にあう治療法を見つけるための参考にしてください。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、脂肪の気になる部位に脂肪溶解作用のある成分を注射し、部分的に痩せられる治療方法です。
脂肪細胞に直接働きかけて細胞を破壊する方法で、破壊された脂肪は静脈やリンパ管より自然に排出されるため、顔や顎の脂肪を減らして小顔になれます。
痛みや腫れなどによるダウンタイムも少なく、施術直後から日常生活に戻れて、メイクも可能です。
脂肪吸引や切開による施術まではしたくないものの、小顔になりたい方におすすめです。
デメリットとしては、脂肪吸引ほど大幅な変化があるわけではない点や、失敗すると頬がこけたり、フェイスラインが崩れたりするなどのリスクがあります。
脂肪溶解注射と似たものとして「脂肪吸引注射」と呼ばれる施術方法もあります。
脂肪吸引で使用するよりも細い針で脂肪を吸引する施術方法です。
脂肪吸引
脂肪吸引は極細の吸引管を顔の脂肪に挿入し、顔を大きく見せる原因となる皮下脂肪を吸引する施術方法です。
部分的に脂肪を除去できるため、自然なフェイスラインが作り出され、面長を解消するのに役立ちます。
1回の施術で効果を実感しやすいのもメリットといえるでしょう。
脂肪細胞自体を取り除くため、リバウンドしにくいのもメリットです。
デメリットとしては、吸引管を挿入する際に数ミリ程度切開するため、ダウンタイムが長引く可能性があります。
1週間程度は顔が腫れたり、内出血が起きたりするでしょう。
脂肪吸引は短期間で小顔になりたい方におすすめですが、骨格が原因で面長な方や、脂肪が極端に少ない方にはおすすめできません。
リフトアップ
リフトアップは、さまざまな原因により垂れ下がった筋肉やたるみ、しわなどを改善する治療方法です。
シワやたるみなどを取り、顔全体を上に引っ張ることにより、小顔効果や美肌効果が期待できるでしょう。
具体的なリフトアップの施術方法には、美容鍼やフェイスリフト、超音波などさまざまな方法があります。
切るフェイスリフトの場合、こめかみから耳の前を切り、頬や首のたるみを引き上げる施術をおこないます。
根本からたるみを解消できますが、ダウンタイムが長めになる、永続的な効果はないなどのデメリットがあります。
超音波によるフェイスリフトはハイフとも呼ばれ、超音波のマッサージ効果によりリフトアップをおこなう方法です。
外科的な手術が必要ないのは大きなメリットですが、施術中に痛みを感じたり、やけどや水ぶくれなどが起きたりする場合があるといたデメリットもあります。
また、ハイフの効果は施術後3~6か月がピークで徐々に効果が薄れるため、効果を持続させるためには1年に1回は定期的に施術を受ける必要があります。
糸リフト
糸リフトは医療用の糸を使用して、肌を内部から持ち上げる施術方法です。
肌のたるみを改善して小顔になれます。
糸は時間の経過とともに体内で吸収され、溶けてなくなるものもあります。
切開するフェイスリフトとは異なり、注射器のような形状の器具で糸を挿入する施術です。
そのため、短時間で済み、ダウンタイムも少ない点がメリットです。
また、物理的に糸で肌を持ち上げることから、ハイフと比較すると治療効果がわかりやすいメリットもあります。
使用する糸にはさまざまな種類があり、溶けるものや溶けないもの、糸にとげが付いているものなどがあります。
糸の種類にもよりますが、1~1年半ほどで体に吸収され、リフトアップの効果が長続きしないのは糸リフトのデメリットです。
ただし、何度でも繰り返して施術できるため、たるみがふたたび気になりはじめたら再施術できます。
RF治療
RF治療のRFとは高周波のことです。
高周波により真皮層と脂肪に熱を与え、リフトアップや痩身効果が得られます。
皮膚に30分ほど機器を当ててエネルギーを照射する施術のため、肌を傷つけたり、切ったりする必要がありません。
また、ダウンタイムも基本的にはありません。
RF治療と同様の治療にハイフがあります。
ハイフは超音波を使用して皮膚の一番深層であるSMAS筋膜に熱を与える施術方法で、ハイフの方がRF治療より引き上げ効果は高いです。
フェイスラインを引き上げて小顔を目指したい方は、ハイフによる施術を選択した方がよいでしょう。
RF治療は二重顎や頬の脂肪を引き締めて面長を解消したい方におすすめです。
ボトックス
ボトックスは薬剤を注射して筋肉の動きを抑制し、エラの張った状態を緩和する施術方法です。
ボトックスには顔の筋肉を緩やかにほぐす効果があり、施術がバレにくいうえに、時間をかけて面長を矯正するのに役立ちます。
切開する必要がない点や、腫れや内出血などもあまりない点はボトックス注射のメリットです。
デメリットとしては効果が出るまで少し時間がかかる点や、半年~1年程度しか小顔効果が続かないといった点が挙げられます。
ボトックスによる小顔効果を持続させたい場合は、定期的に施術を受ける必要があります。
エラ削りのような大掛かりな施術をせず、手軽にエラをスッキリさせたい方におすすめの施術です。
ボトックス注射の費用はクリニックによりますが、50,000円~100,000円ほどです。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、注射器でヒアルロン酸を注入して、ふくらみを持たせたり、形を作ったりする施術方法です。
面長の方の場合は、ヒアルロン酸注射により頬にふくらみを持たせることで、面長の輪郭を和らげられます。
また、上唇にヒアルロン酸注射をして上唇にふくらみを持たせれば、物理的に人中を短くできるでしょう。
ヒアルロン酸注射では注射器を使用しており、ダウンタイムが少ないのはメリットといえますが、注射するときにチクッとした痛みを感じます。
ただし、ヒアルロン酸は時間が経つと体に吸収されるため、効果は1~2年ほどです。
効果を持続させたい方は定期的な施術が必要になります。
また、皮膚の状態によりヒアルロン酸の注入が難しい場合もあるでしょう。
ヒアルロン酸注射の費用の相場は、クリニックによりますが、20,000円~90,000円ほどです。
プロテーゼ
プロテーゼはシリコン製の人工軟骨のことで、鼻や顎に挿入して形を整えるために使用されます。
施術は鼻の中を切開し、骨膜を剥がしてプロテーゼを挿入するスペースを作ったうえで、プロテーゼを挿入する流れです。
鼻の長さが長くなることにより上向きの鼻の穴を下に向け、面長を改善するのに役立ちます。
持続期間は半永久的なため、1回手術をすれば効果が持続的な点がメリットです。
デメリットとしては、ダウンタイムが長い点で約1か月は目立つ腫れや内出血などがあります。
また、プロテーゼを挿入直後は体内に定着していないため、注意しないとずれてしまう可能性がある点も挙げられます。
プロテーゼがずれてしまうと簡単に除去はできず、再手術が必要になるでしょう。
輪郭骨切り
輪郭骨切りは手術により骨を切除し、フェイスラインを整える方法です。
面長の場合には、顎先の骨を切り、長い顎を短くする施術や、上顎の骨を切り鼻下の長さを調節するケースなどがあります。
いずれの骨切り整形でも骨格を矯正するため、根本的で永続的な効果が期待できるでしょう。
デメリットとしては費用や時間がかかることなどです。
自由診療となり、40万円~100万円ほどの費用がかかります。
また、ダウンタイムが2~3週間と長く、スケジュールの調整なども必要になるでしょう。
面長の方に有効な小顔整形の施術方法は多くあり、一つの施術方法のみでなく、複数の施術方法を組み合わせることも可能です。
自身にあう施術については、美容クリニックの無料カウンセリングで相談しましょう。
面長から小顔へ整形する際の注意点
美容クリニックでの小顔整形はセルフケアより面長を解消しやすい方法ですが、リスクや注意しなければならないポイントがいくつかあります。
具体的には、次のような注意点です。
- ダウンタイムがある
- 骨に段差ができる
- 骨壊死
小顔整形をする際の注意点を一つずつ詳しく解説します。
ダウンタイムがある
受ける整形治療にもよりますが、たいていはダウンタイムと呼ばれる時間があります。
ダウンタイムは、治療後に生じる痛みや腫れ、内出血などが回復して、普段通りの生活ができるようになるまでにかかる時間です。
RF治療のように、ダウンタイムが少ない小顔整形もありますし、骨切り整形のように2~3週間はダウンタイムがかかる施術もあります。
ダウンタイムがあるために、仕事を休まなければならなかったり、そのほかのスケジュールを調整したりしなければならないケースもあるでしょう。
また、ダウンタイム期間中は、食生活や激しい運動をしない、紫外線対策をおこなうなどして、できるだけダウンタイムを長引かせないようにするのも重要です。
ダウンタイム中の症状や注意点を具体的に紹介します。
腫れや内出血
小顔整形の施術後は、腫れや内出血が生じるケースも多いです。
とくにフェイスリフトや骨切り整形など皮膚を切開するケースでは腫れや内出血が生じやすく、症状がおさまるまでの時間も長くかかりがちです。
たいていの場合は1~2週間程度で腫れや内出血はおさまるでしょう。
早く腫れや内出血がひくように、自宅では頭の位置を高く保つようにしましょう。
また、術後は激しい運動や飲酒などを避けて、内出血が落ち着くようにするのも大切です。
口が開けづらい
糸リフトや口周りの脂肪除去、顎の骨切りをした場合には、腫れにより施術後に口が大きく開けづらいケースがあるでしょう。
施術にもよりますが、数日から2週間程度、口の開けにくさを感じる場合もあります。
口の開けにくさを感じる場合は、あまり口を大きく開けないようにしましょう。
痛みが伴う場合は医師に痛み止めを処方してもらうとよいでしょう。
また、食事の際も口を大きく開けないと食べられない食物は避け、ゼリー飲料や麺類、おかゆなど柔らかい食物を食べるように意識してみてください。
糸リフトの場合は、顔に触れると糸がずれる可能性があるため、強い力で顔を触ったり、マッサージも避けたりしましょう。
しびれ
小顔整形をおこなったあとは、顔面にしびれを感じるケースもあります。
たとえば、小顔整形で顎や頬の骨の骨切り術を受けた場合、施術箇所の周辺には唇や頬の知覚を支配する神経があります。
手術中に少し神経が傷付いたり、圧力がかかったりするケースは考えられるでしょう。
結果として、しびれが発生する場合があり、回復までに数か月から数年かかるケースもあります。
しびれに対しては、神経のダメージを回復させる内服薬を使用する場合もあるでしょう。
骨に段差ができる
顎やエラの骨切り整形をおこなった場合、接合した骨に段差ができるケースがあります。
たとえば、顎の骨を短くする施術では、顎の先ではなく、真ん中の部分を除去してから先端の骨と顔の部分の骨を接合します。
真ん中の骨を抜いているため、当然接合面には段差が生じるわけです。
多くのクリニックでは段差が生じないように飛び出ている骨の部分を削りますが、クリニックにより段差が付いたままの場合もあります。
結果として、皮膚の見た目の違和感や、顎を触ったときの違和感があるでしょう。
骨壊死
骨切り整形の場合には、骨壊死の可能性もあります。
骨壊死は、施術した骨が何らかの微生物に感染する、顎の先端を切りすぎにより骨が小さくなり、骨の中の血流が悪くなるといったことが原因です。
骨壊死が起きた場合は骨を削り取り除去する必要があります。
また、壊死した骨を除去して顎の形が変形した場合は、再施術が必要です。
具体的には人工骨やプロテーゼを顎に挿入してボリュームを補う方法などが考えられるでしょう。
上記のように、小顔整形ではさまざまなリスクや注意点があります。
カウンセリングではリスクについても聞いておきましょう。
また、経験や実績が豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶのも重要です。
保証制度も含めてアフターケアに力を入れているクリニックなら、万が一トラブルが発生したときも対応してもらえます。
まとめ
面長の方が小顔に見せるためにはセルフケアも有効ですが、もともとの骨格が原因である場合は美容クリニックで小顔整形を受けた方がよいケースもあります。
また、小顔整形にはさまざまな方法があり、自身の悩みや顔の状態、予算などにあわせて施術方法を選ぶのも重要です。
多くの美容クリニックでは面長で悩む方を対象に、小顔整形についての無料カウンセリングを実施しています。
まずはカウンセリングで悩みを話し、どのような施術が自身に向いているのか相談しましょう。