中用量ピルを処方できるオンラインクリニックおすすめ人気ランキング5選!
中用量ピルは月経移動や月経困難症の改善、緊急避妊のアフターピルとしてなど、さまざまな目的で用いられています。
クリニックの対面診療でも処方は受けられますが、自宅で気軽にできるオンライン診療での購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、近年オンラインクリニックは増加しているため、どのようなところを選べばよいのか悩むところです。
本記事では、中用量ピルの処方におすすめのオンラインクリニック5院をランキング形式で紹介します。
オンラインクリニックの選び方や、実際に処方されるまでの流れも紹介するので、中用量ピルの服用を検討している方はぜひチェックしてみてください。
中用量ピルの効果
中用量ピルは、さまざまな目的で用いられています。
中用量ピルの主な効果は、次の3つです。
- 月経の移動
- 月経困難症の改善
- 緊急避妊
まずは、中用量ピルの具体的な効果について解説します。
人気のオンラインクリニックを知る前に、どのような効果があるのか把握しましょう。
月経の移動
中用量ピルは、月経を移動させる目的で用いられることの多いピルです。
中用量ピルはホルモンの量が多いことから、月経日のコントロール力に優れています。
たとえば旅行や海、プールなどのイベントに合わせて月経の予定日を遅らせたり、反対に早めたりなどのコントロールが可能です。
月経を遅らせたい場合は予定日の5〜7日前から服用しはじめ、中止すると2~3日程度で月経がきます。
月経を遅らせる期間には個人差があるものの、最長でも7日程度の場合が大半です。
一方、月経を早めたい場合は月経開始から5日以内に服用し、10日間程度は飲み続けます。
服用を中止すると、2~3日後には月経がはじまります。
月経困難症の改善
中用量ピルは、月経困難症を改善させる効果も期待できます。
月経困難症とは月経に伴う病的な症状のことで、下腹部痛や腰痛、腹部の張り、イライラなどを引き起こします。
月経困難症は生理痛と混同されやすいものの、つらい症状により日常生活に支障をきたすことが特徴です。
中用量ピルは経血量を少なくしたり、月経の回数を減らしたりする効果があるため、結果的に月経困難症の改善につながります。
緊急避妊
中用量ピルは月経移動や月経困難症の改善などで服用する場合が多いものの、緊急避妊のアフターピルとしても用いられます。
中用量ピルを用いた緊急避妊はヤッペ法と呼ばれており、妊娠リスクのある性交後72時間以内に服用すると80%以上の避妊効果が得られます。
しかし、ヤッペ法はほかのアフターピルと比べて避妊成功率が低く、吐き気や嘔吐などの副作用が出やすい点がデメリットです。
そのため、中用量ピルを緊急避妊のアフターピルとして処方するクリニックは減少傾向にあります。
中用量ピルと低用量ピルの違い
中用量ピル以外の代表的なピルとして、第一に低用量ピルが挙げられます。
どちらも同じホルモンが配合されているものの、なかでもエストロゲンの配合量が大きな違いです。
エストロゲンの配合量が異なるため、副作用のリスクも同じではありません。
ここでは、中用量ピルと低用量ピルの違いについて解説します。
エストロゲンの配合量
中用量ピルと低用量ピルの主な違いは、エストロゲンの配合量です。
中用量ピル1錠あたりのエストロゲン配合量は0.05mg以上なのに対し、低用量ピルは0.05mg以下と定められています。
中用量ピルの方がホルモンの配合量は多いため、低用量ピルよりも飲み忘れに強い点が特徴です。
効果が高く飲み忘れの影響を受けにくい反面、ホルモンの配合量が多いことで生じるデメリットもあります。
次で、低用量ピルとは異なる副作用のリスクについて解説します。
副作用のリスク
中用量ピルはエストロゲンの配合量が多いため、副作用のリスクが高い傾向にあります。
吐き気や嘔吐などの副作用が生じやすいことから、吐き気止めと一緒に処方されるケースも少なくありません。
一方、低用量ピルはホルモンの量が少ないことにより、身体にかかる負担が少なく副作用も生じにくいとされています。
低用量ピルが認可される前は、中用量ピルが一般的なピルとして用いられていました。
しかし、副作用のリスクが高いことから、近年では低用量ピルが主流です。
中用量ピルの処方は2種類ある
中用量ピルの処方は、クリニックでの対面診療またはオンライン診療の2つの選択肢があります。
それぞれにメリットやデメリットがあるため、自身のライフスタイルや相談したい内容に合わせて選ぶとよいでしょう。
ここからは、対面診療とオンライン診療のメリット、デメリットについて詳しく解説します。
対面とオンラインのどちらで診察を受けるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
病院・クリニック
中用量ピルを購入するにあたり、第一にクリニックでの対面診療を思い浮かべる方も多いでしょう。
そもそも対面診療とは、医師が直接患者の様子を見ながら診療をおこなうことです。
近年ではオンライン診療の需要が高まりつつありますが、対面診療にもメリットがあります。
ここからは、クリニックの対面診療で処方を受けるメリットとデメリットを解説します。
病院・クリニックでの処方のメリット
クリニックで直接処方を受けるメリットは、さまざまありあります。
具体的には、対面診療であれば必要に応じて検査ができたり、医師による触診や視診などが受けられたりなどです。
中用量ピルは月経困難症の治療薬としても用いられており、検査が必要になる可能性もあります。
また、オンライン診療の場合はモニターを通してやり取りするため、触診や視診ができない分、自身で正確に症状や状態を伝えなければなりません。
言葉で正確に伝えるのは難しい場合もあることから、上手く説明する自信がない方は対面診療の方が向いているでしょう。
また、通信不良により診療がおこなえなくなる心配がない点もメリットです。
病院・クリニックでの処方のデメリット
対面診療にはメリットがある反面、デメリットもいくつかあります。
対面診療のデメリットとして第一に挙げられるのは、クリニックに足を運ぶ必要がある点です。
クリニックが自宅の近くにない方や、仕事や家事で忙しくて診察を受ける暇がない方からすると、大きなデメリットといえます。
とくに遠方にお住まいの方は、電車やバスなどの交通費もかかります。
また、月経に伴う症状で体調が悪い場合は、外出するのも苦痛に感じるでしょう。
さらに、対面診療は受付から処方まで時間がかかることも多く、半日つぶれるケースも珍しくありません。
オンラインクリニック
クリニックの対面診療以外の選択肢として、オンライン診療が挙げられます。
オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンのビデオ通話機能を用いて、オンライン上で診療が受けられる受診方法のことです。
オンライン診療に特化したクリニックのことを、オンラインクリニックと呼びます。
クリニックに行く必要がなく、自宅で気軽に受けられるオンライン診療ですが、いくつかのデメリットがあるのも事実です。
ここからは、オンラインクリニックのメリットとデメリットについて解説します。
オンラインクリニックでの処方のメリット
オンライン診療のメリットは、スマートフォンやパソコンで受診できる点です。
端末とインターネット環境があれば場所を問わず受診できるため、クリニックに足を運ぶ必要がありません。
クリニックに行く必要がないことから、時間と交通費の節約になるでしょう。
さらに、他人の目を気にする必要もないほか、インフルエンザや風邪などの感染症にかかるリスクを低くできます。
仕事で忙しい方や遠方に住んでいる方、体調が優れない方などはオンライン診療がおすすめです。
オンラインクリニックでの処方のデメリット
オンライン診療のデメリットは、病気のリスクに気づきにくい点です。
オンライン診療はモニター越しで診察をおこなうため、直接見られる対面診療よりも視診が難しくなります。
月経移動が目的で中容量ピルの処方を受ける場合は問題ないものの、病気の改善が目的の場合は大きなデメリットとなる可能性があります。
対面診療と比べると患者の状態を把握しにくいことから、服用する目的によりオンライン診療が適していない場合もあるでしょう。
また、スマートフォンやパソコンなどの機器を扱うことに不慣れな方、ビデオ通話でのやり取りに不安を感じる方なども適していません。
オンライン診療が最適ではない場合もあることから、デメリットも加味したうえで利用を検討してみてください。
中用量ピルを処方できるオンラインクリニック人気ランキング5選
オンライン診療にはデメリットがあるものの、圧倒的にメリットの方が多いことから、オンラインクリニックでの購入を検討している方も多いでしょう。
しかし、近年オンラインクリニックは増加しているため、どのようなところを選べばよいか悩むところです。
ここからは、中用量ピルの処方で人気のオンラインクリニックを5院紹介します。
それぞれの特徴や価格などを比較して、自身に適したクリニックを見つけてみてください。
1位:DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは、スマートフォン1台で診察から処方まで完結するオンライン診療サービスです。
支払額に応じてDMMポイントが貯まるため、ゲームや電子書籍、動画視聴などのDMMサービスを利用している方におすすめできます。
中用量ピルは月経の移動を目的として処方しており、1シート4,378円(税込)、配送料は1回550円、診察料は無料です。
また、オンライン診療は平日8:00~22:00、土日祝8:00~21:00まで対応しています。
2位:クリニックフォア
クリニックフォアは全国に10院以上を展開する医療機関ですが、オンライン診療の実績は1万件以上を誇ります。
アフターフォローが万全であり、いつでも再診が受けられるため、安心して中容量ピルを服用できる点が魅力です。
中用量ピルは1シート21錠で5,478円(税込)、診察料は1回1,650円(税込)、配送料は550円(税込)かかります。
また、オンライン診療の対応時間は平日9:00~20:45、土日祝9:00~18:30です。
3位:メデリピル
メデリピルは、予約から診療までLINEで完結するピル専門のオンラインサービスです。
服用中のピルや体調の管理、医師への相談などはLINEでおこなえるため、中用量ピルに対する不安や疑問は気軽に質問できます。
中用量ピルは1シート1,980円(税込)〜購入でき、診察料は1,650円(税込)、ピルの配送料は無料です。
また、オンライン診療は平日と土日ともに10:00〜23:00まで対応しており、仕事や家事で忙しい方からすると大きなメリットといえます。
4位:スマルナ
スマルナはビデオ通話のほかに、チャットでも診療が受けられるオンラインサービスです。
ビデオ通話でのやり取りに不安を感じる方は、チャットを利用して気軽に診療が受けられます。
中容量ピルは送料込みで1シート2,900円(税込)、診察料は1,500円(税込)とリーズナブルです。
オンライン診療の対応時間は医師により異なるため、余裕のあるスケジュール管理をする必要があります。
5位:マイピルオンライン
マイピルオンラインはピルの処方実績が6万件以上で、デリケートな悩みを抱える多くの女性に利用されているサービスです。
オンライン診療は現役の産婦人科医が対応するため、中用量ピル以外の相談もしやすいでしょう。
中容量ピルは1シート3,278円(税込)、初診料は1,650円(税込)、配送料と再診料は550円(税込)です。
また、マイピルオンラインはオンライン診療を24時間365日受け付けています。
中用量ピルを処方できるオンラインクリニックの選び方
オンラインクリニックにはさまざまなメリットがあるものの、どこを選んでもよいわけではありません。
価格や受付時間、在籍している医師、到着までの最短日数などを比較して選ぶべきです。
ここからは、オンラインクリニックの選び方について解説します。
中用量ピルの処方を受けるにあたり後悔したくない方は、ぜひチェックしてみてください。
診察料や中用量ピルの価格、送料で選ぶ
多くのオンラインクリニックは自費診療のため、それぞれ中用量ピルの価格や診察料、送料などは異なります。
なかには価格設定が高いクリニックもあることから、トータルの費用を比較したうえで選ぶことが大切です。
なるべく費用を抑えたい方は、診察料や送料が無料のクリニックを選んでみてください。
受付時間や診察方法で選ぶ
トータルでかかる費用のほか、オンライン診療の受付時間や診察方法で選ぶのもおすすめです。
たとえば、仕事で忙しい方は夜遅い時間まで対応しているクリニックを選ぶとよいでしょう。
また、オンライン診療は通話のみで受けられる場合もあるため、ビデオ通話のやり取りが不安な方は診察方法も確認すべきです。
在籍医師で選ぶ
医師の性別に希望がある方や、産婦人科医に診察してほしい方などは、在籍中の医師を確認したうえでクリニックを選びましょう。
オンライン診療は男性の医師が担当する場合もあるほか、産婦人科医ではなく内科医が診察する場合もあります。
診察を受ける医師の希望がある方は、事前に在籍中の医師を確認してみてください。
発送にかかる日数で選ぶ
中用量ピルが発送されるまでの日数は、クリニックごとに異なります。
多くのクリニックは時間内の支払いで当日発送に対応しているものの、なかには数日かかるところもあります。
とくに中用量ピルの受け取りを急いでいる方は、発送にかかる日数を事前に確認しましょう。
受け取り方で選ぶ
プライバシー面が気になる方は、受け取り方法で選びましょう。
郵送の際に品名を雑貨にしたり、差出人名を医師の名前にしたりなど、配慮の行き届いたクリニックであれば安心です。
同居人にピルの服用を知られたくない方は、受け取り方法をチェックするとよいでしょう。
中用量ピルをオンラインクリニックで処方してもらうときの流れ
オンラインクリニックの中用量ピルは、どのような流れで処方されるのかわからない方も多いでしょう。
ここからは、オンラインクリニックの予約から処方までの流れを詳しく解説します。
事前に流れを把握すれば、スムーズにピルを受け取れるでしょう。
1:オンライン診療の予約をする
クリニックにより予約方法は異なるものの、Webや電話、専用のアプリなどからオンライン診療の予約ができます。
注意点として、月経移動が目的で中用量ピルの処方を受ける場合は、月経予定日の10日前までに予約しましょう。
月経の移動は余裕を持つことが大切であるため、予約する日程には注意が必要です。
また、初診の場合はオンライン診療に対応していないクリニックもあります。
初診からオンライン診療を受けたい場合は、公式サイトや電話などで事前の確認が必要です。
2:問診票を回答する
オンライン診療の予約が完了したら、Webや専用アプリから問診票を記入します。
問診票は診察の際に必要なデータとなるため、間違いのないように正しく記入しましょう。
問診票が記入できたら、診察を受ける前にオンライン診療の環境を整えます。
たとえば、インターネット環境の整備や端末、専用アプリ、診察券、クレジットカードなどの準備です。
保険診療に対応しているクリニックで、病気の治療が目的の場合は保険証も用意するとよいでしょう。
オンライン診療をスムーズに受けるためにも、環境を万全に整えることは大切です。
3:医師の診療を受ける
予約した日時になると、オンライン上で診察がおこなわれます。
スムーズに診療をはじめられるように、予約した時間よりも前にアプリやシステムを立ち上げましょう。
オンライン診療は本人確認からはじまり、医師による視診と問診が実施されるケースが大半です。
医師から中用量ピルの服用方法や副作用などが説明されますが、疑問や不安があれば質問しましょう。
また、中用量ピルによる吐き気が不安な方は、吐き気止めの処方を希望するのもおすすめです。
4:決済をする
オンライン診療が終了したら、決済をしましょう。
多くのオンラインクリニックはクレジットカード払いですが、銀行振込や電子決済などに対応しているところもあります。
なかには、オンライン診療用のシステム内で支払えるクリニックもあるため、指定された方法で決済しましょう。
また、なるべく早く中用量ピルを受け取りたい方は、診療後すぐに支払うことをおすすめします。
なぜなら、決済した時間により当日発送ができるクリニックもあるためです。
5:中用量ピルを受け取る
決済が完了したら、数日後に中用量ピルが届きます。
最短で診療の翌日に届きますが、事故や渋滞、宅急便の都合、天候の状況などにより配送が遅れるケースもあります。
中用量ピルが届いたら、医師から説明された通りに正しく服用しましょう。
中用量ピルに関するよくある質問
最後に、中用量ピルに関するよくある質問を6つ紹介します。
ほかにも疑問や不安を抱いている方は、医師に相談してみてください。
オンライン診療は安心?
オンライン診療は厚生労働省から認められているサービスであり、安全性が確立されています。
事前に記入した問診票を医師が確認したうえで診療と処方をおこなうため、安全性は対面診療と変わりません。
また、中用量ピルの効果や副作用も対面診療と変わらないことから、安心して服用可能です。
未成年でも中用量ピルは購入できる?
中用量ピルの服用に年齢制限はないため、原則として未成年でも購入できます。
ただし、クリニックのなかには保護者の同席や同意書が必要なところもあります。
未成年のみでは購入できない場合もあることから、事前に公式サイトや電話などで確認しましょう。
中用量ピルは保険適用される?
中用量ピルが保険適用されるかは、服用する目的により異なります。
保険が適用されるのは、次のような病気の治療が目的で服用する場合です。
- 月経困難症
- 子宮内膜症
- 月経過多
一方、月経移動や緊急避妊が目的の場合は保険適用外となります。
ただし、多くのオンラインクリニックは自費診療となるため、保険診療で受けたい場合は産婦人科で診察を受けましょう。
医師の診察なしで購入できる?
オンラインクリニックで中用量ピルの処方を受ける際は、医師の診察が必要です。
医師の診察なしでは購入できないため、注意しましょう。
中用量ピルを飲めば避妊しなくてもよい?
中用量ピルは低用量ピルと変わらない避妊効果があるものの、近年では避妊薬として処方されていません。
緊急避妊のアフターピルとして処方される場合はありますが、避妊薬として常用するものではないため、ほかの方法で避妊しましょう。
中用量ピルを服用すると将来妊娠しにくくなる?
中用量ピルを服用しても、将来妊娠しにくくなることはありません。
妊娠のしやすさに影響を与えることはないと考えられているため、安心して服用できます。
まとめ
本記事では、中用量ピルの処方におすすめのオンラインクリニック5院をランキング形式で紹介しました。
オンラインクリニックは自宅で気軽に診察を受けられ、時間や手間がかからない点がメリットです。
しかし、オンラインクリニックはどこを選んでもよいわけではありません。
それぞれ特徴や価格、受付時間などが異なるため、選び方のポイントを踏まえて自身に適したクリニックを見つけてみてください。