リップ(唇)アートメイクの持ちは?痛みや施術後の経過・クリニック選びで失敗しないポイントを解説!
アートメイクとは、皮膚の浅い部分にインクを注入する施術です。表面から色がしっかり見えるので、すっぴんでもメイク後のような顔を保つことができると人気が出てきています。
アートメイクにはさまざまな種類がありますが、人気の施術は眉、リップ、ホクロなどのアートメイクです。アートメイクによって顔の印象を変えることができることもあります。
ただ、アートメイクは直接皮膚にインクを注入するため、怖い印象を抱いている方もいるかもしれません。アートメイクは、きちんと実績のある医師が在籍するクリニックで施術を受けることがおすすめです。
今回の記事では、リップのアートメイクにおける基本的な情報を解説した上、リップアートメイクのデザインやクリニック選びのポイントについても紹介します。また、おすすめのクリニックや実際の施術の流れ、リップアートメイクのメリット・デメリットについても解説します。
「リップのアートメイクをしてみたい」「どのクリニックに依頼しようか迷っている」という方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
リップアートメイクとは?
リップのアートメイクは、唇に色素を注入する施術です。気に入ったカラーを入れればお気に入りの色を長い期間楽しむことができます。
また、色素を注入する範囲もある程度決めることが可能です。唇が薄くて悩んでいる方は、色素を注入する範囲を広げることでオーバーリップになり、ふっくらと可愛らしい唇に見せることもできます。
ここではまず、リップのアートメイクの基本的な特徴と、刺青やタトゥーとの違いについて紹介します。
唇の皮膚に色素を入れるアートメイク
アートメイクは眉やホクロ、アイラインや生え際など、さまざまな箇所への施術が可能です。アートメイクを行うことで、日々のメイクが楽になったり、メイクを落としても化粧をしているかのような見た目を保てたりします。
一度施術を受ければ1〜3年は消えないので、コストパフォーマンスも高く多くの女性から人気を得ています。その中でもリップのアートメイクは、唇の皮膚に赤やピンク、オレンジなどの色素を注入することで、唇に色味を持たせる施術です。
リップのアートメイクに使われる赤系のインクは、黒などのインクよりも持ちが良いといわれています。
刺青やタトゥーとの違い
皮膚に色素を注入するため、「刺青やタトゥーと同じなのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、アートメイクは刺青やタトゥーとはにて非なるものなのです。
アートメイクと刺青・タトゥーの違いを表にまとめました。
アートメイク | 刺青・タトゥー | |
---|---|---|
インクを注入する場所 | 表皮 | 真皮 |
期間 | 1〜3年程度 | 半永久 |
皮膚は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つで構成されています。アートメイクのインクを注入する箇所は最も表面に近い表皮ですが、刺青やタトゥーの場合はその下の真皮です。
表皮は皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)が行われる箇所です。そのため、アートメイクは1〜3年程度の時間をかけてだんだんと薄くなっていきます。
一方で真皮はターンオーバーが行われません。そのため、真皮に注入されたインクは半永久的に消えず、どうしても消したい場合は除去手術等を行う必要があります。
このように、アートメイクと刺青・タトゥーはインクを注入する箇所に違いがあります。そのため、色が残り続ける期間にも差が出るというわけです。
【医療行為】施術ができるのは医師や看護師のみ
アートメイクの施術は医療行為です。そのため、施術ができるのは医師もしくは医師から指示を受けた看護師に限定されます。
残念ながら、世の中には医師の監督を受けていない違法アートメイクサロンも存在します。こういった違法サロンで施術を受けてしまうと、思ったようなデザインに仕上がらなかったり、重大な医療事故に繋がったりしてしまう恐れがあります。
そのため、アートメイクの施術を受ける場合はきちんと信頼できるクリニックに依頼しましょう。安いからといって違法サロンに依頼すると、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
リップアートメイクで改善できる悩み
美容や見た目に気を遣う方は、「もっとこんな顔だったらいいのに」と思うこともあるのではないでしょうか?唇は血色や形など、さまざまな悩みが生まれやすいパーツでもあります。
リップのアートメイクで改善できる悩みは、主に以下の3点です。
- 唇の血色
- 口角の上がり具合
- 唇の色素沈着
アートメイクによって色素を注入することで、血色をアップさせる効果があります。また、形の調整もできるので、口角を上げるなどの調整が可能です。唇の色素沈着も目立たないようにカバーすることもできます。
これらについて、それぞれ具体的に解説します。
唇の血色が良くなる
唇のアートメイクをする方は、多くの方が唇の血色を良くしたいと考えているはずです。唇の血色が悪いと、顔全体の印象が暗く見えたり、具合が悪そうに見えたりすることもあります。
そういった血色の悪い唇にアートメイクを施すことで、顔全体の印象がパッと華やかになります。メイクをオフしてもその印象を保ち続けられるので、普段から唇の血色が悪い方や具合が悪そうに見られがちな方にはオススメです。
また、「マスクでリップが擦れて取れてしまう」というお悩みも解決できます。リップのアートメイクは擦れても色が取れないので、マスク移りを気にする必要もありません。
マスクをするからとリップを塗っておらず、食事などのタイミングでマスクを外したときに唇の血色が悪かった…という事態も避けられます。マスクが必須な今だからこそ、リップのアートメイクの人気が高まってきています。
口角が上がる
リップのアートメイクは、色素を注入する範囲もある程度自由に決めることができます。そのため、唇の形に不満がある方は、好きな形にアートメイクをすることによって悩みを解決できるかもしれません。
口角が下がり気味の方は、どうしても機嫌が悪く見えたり怒っているように見えたりしてしまいがちです。アートメイクで口角が上がったデザインにすると、よりにこやかで好印象なイメージになるでしょう。
また、唇の厚みもある程度カバーすることができます。唇の薄い方は、少し唇からはみ出してアートメイクをすることで、ぷっくりとした愛らしい唇に見せることが可能です。上唇をオーバーリップにすることで人中が短く見えるので、より理想に近づくことができるかもしれません。
唇の色素沈着をカバー
唇の色が薄いと、シミや色素沈着があった場合どうしても目立ってしまいます。唇に生まれつきのシミや後天性のシミがある場合、アートメイクによって目立たなくすることができます。
その他、唇のくすみなども目立たなくさせることが可能です。また、アートメイクは比較的肌への負担が少ないので、新たな色素沈着を起こす可能性も低いと言われています。
リップアートメイクの特徴
ここからは、リップのアートメイクにおける特徴を項目ごとに解説します。ここで紹介する特徴は、以下の4点です。
- 色持ち
- 施術時の痛み
- 料金相場
- 施術時間や回数
色持ちはもちろん、施術時の痛みや料金についても気になる部分です。それぞれの項目について、詳しく解説します。
持ちはどのくらい?
アートメイクの色持ちは、一般的に1〜3年程度といわれています。1回の施術で長い期間色を保つことができるので、時間や手間もかからず楽ちんです。
また、リップのアートメイクに用いられる赤系の色素は、黒系の色素と比較して色持ちがしやすいといわれています。そのため、眉やアイライン、ホクロなどのアートメイクよりも色持ちの期間が長くなるかもしれません。
ただし、色持ちの期間は個人差があり、何回施術を行ったかによっても変わるので覚えておいてください。
施術に痛みはあるの?
※他の部位より痛みがあるが塗り薬タイプの麻酔を使用する
アートメイクは表皮にインクを注入するために、針などで皮膚に細かい傷をつける必要があります。そのため、どの部位にアートメイクを施す場合にもある程度の痛みがあります。
また、唇は他の部位と比較しても皮膚が薄い部分です。そのため、他の部位と比較すると痛みが強いといわれています。
ただし、アートメイクをする際は基本的に麻酔を使用します。そのため、痛みを感じることはほとんどありません。
また、唇の場合は塗り薬タイプの麻酔を使用することが多いです。そのため、麻酔を塗布する際にも痛みを感じることはないでしょう。
ただし、施術中に全く痛みを感じないと言い切ることはできません。そのため、もし施術中に痛みを感じた場合は、我慢せずに施術者に伝えてください。
料金相場
リップアートメイクの料金相場は、100,000〜200,000円程度といわれています。
唇は粘膜部分であり、腫れや痛みが起こりやすい部位といわれています。さらに唇は皮膚が薄い部分なので、どうしても高度な技術が必要です。
そのため、眉やアイラインなどの他部位よりも料金相場は高めに設定されています。安いクリニックもありますが、経験の浅いスタッフなどが施術を行う可能性もあります。そのため、注意して契約するようにしてください。
施術時間や回数
リップアートメイクにかかる1回あたりの施術時間は、おおよそ1時間〜2時間半ほどです。ただし、施術の内容によっては時間差が生じる可能性もあります。
また、施術回数は「どのくらい濃く色を入れたいか」「どのくらい持ちを良くしたいか」によって異なります。
特に唇は色素が定着しにくい場所なので、基本的には2回以上の施術が必要になることが多いです。1〜3回目までの施術における色の濃さや持ちの良さは、以下の通りです。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
---|---|---|---|
色の濃さ | 薄い人によっては色が消えてしまうこともある | しっかり色が出る | 濃い色も発色する |
持ちの良さ | 落ちやすい1年以内に消えてしまうこともある | 定着する1〜2年程度 | きちんと定着して消えにくい状態になる2〜3年程度持つこともある |
リップのアートメイクの場合、クリニックによっては2回以上の施術を必須とすることもあります。1回だけの施術ではどうしても色が定着しにくいので、せっかく施術をしてもすぐに落ちてしまう可能性が高いです。
2回施術を行うと、理想に近いカラーが出やすくなります。色素もきちんと定着するので、1〜2年程度色が持つこともあります。
また、3回施術を行うと、濃い色もしっかりと発色するようになります。かなり消えにくい状態になるので、カラーが2〜3年程度持つ可能性も高いです。
初めて施術を受ける方は、2回の施術がおすすめです。濃いカラーを入れたいかたや何回かアートメイクを受けている方は、2〜3回程度の施術を行うと良いでしょう。
リップアートメイクのデザインについて
リップのアートメイクは、デザインや色を選ぶことができます。また、「こんな色・デザインにしたい」と施術者に伝えれば、ある程度希望に合ったデザインを施してもらえます。
また、万が一背術後のデザインや色が気に入らなかった場合、リタッチ施術を受けられるクリニックもあります。リタッチ施術では、色の追加やデザインの修正が可能です。
それでも満足できなかった場合は除去施術も可能です。それぞれの施術について、詳しく紹介します。
希望のデザインや好みの色を選べる
リップのアートメイクは、ピンク系のカラーを選ぶ方が多いようです。また、デザインも唇に沿ったものやベーシックな形を選択する方がほとんどです。
特徴的なデザインやカラーにしてしまうと、普段しているメイクに合わなかったり、メイクを落としたときに唇だけ浮いてしまったりすることがあります。そのため、普段の生活にも馴染むようなナチュラルなデザインやカラーがおすすめです。
リタッチ施術で色の追加やデザインの修正ができる
デザインやカラーが気に入らなかった場合は、リタッチ施術を行っているクリニックで直してもらうことも可能です。少しデザインを修正したいときや色を追加したいときにはリタッチ施術を受けましょう。
ただし、大幅な修正はできないこともあります。また、カラーを薄くしたい場合はリタッチ施術ではなく、除去手術などの他の方法になる可能性もあるので覚えておきましょう。
デザインに満足できない場合は除去施術も可能
どうしてもデザインに満足できない場合、カラーを薄くしたい場合は除去手術という方法があります。除去手術は、注入したインクを除去することで元の状態に戻す施術です。
除去手術は、レーザーの照射でインクの成分を分解する施術が一般的です。ただし、何度も同じ箇所にレーザーを当てると肌に凹凸ができる可能性もあります。
また、レーザー照射で消えないアートメイクは、切除手術にて対応する可能性もあります。他にも除去液を用いる方法や肌に近い色のインクを注入してカモフラージュする方法もあります。
リップアートメイクのクリニック選びで失敗しないポイント
せっかくリップのアートメイクをするならば、最初からイメージ通りのデザイン・カラーにしたいものです。ここでは、リップのアートメイクをするクリニック選びで失敗しないポイントを紹介します。
クリニック選びで失敗しないためのポイントは、主に以下の3点です。
- 症例写真からデザインを確認する
- 医師が常駐するクリニックを選ぶ
- 丁寧なカウンセリングを行うクリニックを選ぶ
事前にしっかりとデザインを確認しておくことで、施術者との相違を防ぐことができます。また、医師が常駐しているクリニックを選ぶといざというときに安心です。
カウンセリングが丁寧なクリニックは、疑問点などにも詳しく答えてくれるのでスッキリした気持ちで施術に踏み切ることができるでしょう。
それぞれの具体的なポイントについて、詳しく解説します。
症例写真からデザインを確認する
まずは、症例写真を参考にデザインを確認してください。自分が希望するデザインの施術ができないクリニックもあるかもしれないので、実績を確認しておくことが大切です。
また、実績や症例の数が多いクリニックを選ぶことがおすすめです。多くの症例数をこなしている医師もしくは看護師であれば、施術に慣れているので失敗する可能性も低くなります。
実際に施術を受けた方の口コミを確認しておくのも良いでしょう。不満が多いクリニックだと、理想通りの施術が受けられないかもしれません。
医師が常駐するクリニックを選ぶ
アートメイクは医療行為なので、医師が常駐していることが大前提です。そのため、いくらクリニックでも医師が常駐していないところは危険かもしれません。
もちろん、医師が監督をしていない違法サロンで施術を受けるのは論外です。取り返しのつかないことになってしまうかもしれないので、違法サロンで施術を受けるのは絶対にやめましょう。
また、「医療機関と連携」と記載しているサロンもありますが、医療機関との連携だけでは不十分です。必ず「クリニックに医師免許を持つ人がいるかどうか」を確認してください。
丁寧なカウンセリングを行うクリニックを選ぶ
簡単に消すことができないアートメイクなので、事前のカウンセリングは非常に重要です。カウンセリングが適当だったり、質問に対して的確に答えられなかったりするクリニックはおすすめしません。
また、デザインや形だけでなく、肌質や健康状態の確認も必須です。問診票等で記載する箇所はあるはずですが、どうしても気になることがある場合はきちんとクリニックに相談してください。
リップアートメイクがおすすめの人気クリニック5選
※料金/カウンセリング/麻酔/住所/営業時間/を表にし、特徴を200~300程度でまとめる
クリニックの選び方について紹介しましたが、実際にどのクリニックが良いのでしょうか。ここでは、リップのアートメイクがおすすめのクリニックを5つ紹介します。今回紹介するクリニックは、以下の5店です。
- グロウクリニック
- デイジークリニック
- クリスティーナクリニック銀座
- メディカルブロー
- アートメイクギャラリー
それぞれのクリニックにおける料金や特徴、アクセスや営業時間は以下の通りです。
リップアートメイク料金 | カウンセリング | 麻酔 | 住所 | 営業時間 | |
---|---|---|---|---|---|
グロウクリニック | 1回…75,000円リタッチ(3回目以降)…55,000円指名料…11,000円※指名料は施術者によって異なる | 無料 | 皮膚麻酔※施術箇所によって方法が異なる | 【渋谷院】東京都渋谷区渋谷1-10-1 八千代ビル3F【新宿院】東京都新宿区西新宿1-18-6西新宿 ユニオンビル9F | 10:00〜19:00(最終受付18:00) |
デイジークリニック | 2回…132,000円 | 無料 | 記載なし | 【札幌院】北海道札幌市中央区南2条西2丁目24 オカダビル 6F【渋谷本院】東京都渋谷区宇田川町33−12 J+Rビル 6F サイドR【大阪心斎橋院】大阪府大阪市中央区南船場4丁目12−10 ACN心斎橋ビル 8階【福岡天神院】福岡県福岡市中央区天神3丁目4−3 大隈ビル 5階 | 10:00〜19:00 |
クリスティーナクリニック銀座 | 1回…110,000円 | 事前・アフターカウンセリングあり | 麻酔クリームあり | 東京都中央区銀座4-8-4 三原bldg.3F | 11:00〜21:00 |
メディカルブロー | 2回セット…115,500円〜132,000円追加施術(1回)…49,500円〜66,000円※施術者のランクにより異なる、別途指名料あり | 専門カウンセラーによるカウンセリングあり | 麻酔クリームあり | 全国12院(東京・神奈川・大阪・福岡) | 9:00〜20:00 |
アートメイクギャラリー | 1回…88,000円2回…154,000円追加…77,000円 | 無料 | 表皮麻酔 | 【銀座院】東京都中央区銀座6-7-2みつわビル5F【横浜院】神奈川県横浜市西区南幸2丁目17-7 ヴェルディ横浜ビル 5F【梅田院】大阪府大阪市北区曽根崎新地1-4-20桜橋IMビル5F【芦屋院】兵庫県芦屋市東山町29-19ジェットビル2F | 10:00〜18:30 |
グロウクリニック
グロウクリニックは、施術の綺麗さに重きを置いたクリニックです。自然で繊細な仕上がりを目標に練習を続け、試験に合格したスタッフのみが施術を行っています。
また、さまざまなタイプのデザインに対応していることも特徴のひとつです。流行のデザインを取り入れながら、お客様ひとりひとりに似合うデザインを追求しています。
最初のカウンセリングを大切にしていて、お客様の希望するデザインと最も似合うデザインを考慮しながら決めていきます。また、施術後のケアに関するアドバイスもしっかり行うクリニックです。
デイジークリニック
デイジークリニックのリップアートメイクは、「dazzy Lip」「グラデーションLip」「カイリーLip」の3種類から選択可能です。
- dazzy Lip…透明感のある薄づきリップで、すっぴんでも浮かないデザイン。
- グラデーションLip…韓国風のグラデーションリップで、自然な血色感のあるデザイン。
- カイリーLip…外国人風のしっかりリップで、輪郭を整えたい方におすすめのデザイン。
また、施術後は専用のリップバームをお渡ししています。アフターケアのこともしっかり考えられたクリニックです。
クリスティーナクリニック銀座
クリスティーナクリニック銀座でアートメイクを行う西出いずみさんは、5,000件以上の医療アートメイクを行ってきたスペシャリストです。最新の知識や技術も取り入れた施術を行っています。
皮膚麻酔の前に麻酔クリームの塗布もできるので、痛みに弱い方にもおすすめです。また、事前のカウンセリングはもちろんアフターカウンセリングもあるのでしっかりとケアをしてくれます。
メディカルブロー
メディカルブローは、施術者の技術や症例数によって細かくランクが分けられています。施術者のランクによって、指名料や施術の料金が変動する仕組みです。
店舗は東京・神奈川・大阪・福岡にあり、いずれも通いやすい場所にあります。また、営業時間も比較的長いので仕事終わりにも施術が可能です。
アートメイクギャラリー
アートメイクギャラリーのリップアートメイクは、1回から施術が可能です。2回セットの料金設定となっているクリニックも多いので、ナチュラルなリップに仕上げたい方におすすめのクリニックです。
店舗は東京・神奈川・大阪・京都にあります。営業時間は短めなので、きちんと事前に予約を取ってから伺いましょう。
リップアートメイク施術当日の流れ
クリニックにもよりますが、主なリップアートメイク施術の流れは以下の通りです。
- カウンセリングでデザインを決定
- 麻酔をして施術を行う
- 施術後のアフターケア
これらの流れについて、詳しく解説します。
カウンセリングでリップのデザインを決める
まずはカウンセリングにてリップのデザインやカラーを決めます。形やカラーで見た目や雰囲気がガラッと変わるので、慎重に選びましょう。
また、不安な点や疑問点がある場合はこの時点で解消しておくのがベストです。
麻酔をして施術を行う
形やデザインが決まったら、麻酔をして施術を行います。どうしても痛みが怖い方は、麻酔クリームの使用ができるかどうかを聞いてみてください。
施術はおおよそ1時間〜2時間半程度で終了します。
施術後のアフターケア
施術が終わったら、形やデザインを改めて確認します。また、施術後のアフターケアについても説明があるのでよく聞きましょう。
形やデザインがイメージと違った場合、アフターケアについて疑問点がある場合はきちんと伝えるようにしてください。
リップアートメイクの経過とダウンタイムの過ごし方
アートメイクにはダウンタイムがあります。ダウンタイム中は、赤みや腫れが出ることがあります。
基本的には1週間程度で治まっていくので、軟膏やワセリンなどで丁寧に保湿しましょう。
施術後は赤みや腫れが出る
アートメイクでは皮膚に細かい傷をつけるので、どうしても赤みや腫れが出てしまうこともあります。なるべく症状が悪化しないようにするためには、セルフケアが重要です。
皮剥けやかさぶたは1週間程度で治る
赤みや腫れが治まると、だんだんと皮剥けやかさぶたへと変化していきます。皮剥けやかさぶたになったら、だいたい1週間前後で通常の状態に戻ります。
何週間経っても症状が治まらない場合は、一度クリニックに相談しましょう。
軟膏やワセリンで丁寧に保湿する
ダウンタイム中の唇は、乾燥しやすく荒れやすい状態です。そのため、処方された軟膏やワセリン等でしっかりと保湿をしましょう。
きちんとセルフケアを行うことで、少しずつ治りが早くなります。
リップアートメイクのメリット
ここからは、リップアートメイクのメリットとデメリットについて紹介します。まずはメリットです。
リップアートメイクの主なメリットは、以下の3点です。
- 顔全体の印象が明るくなる
- 化粧直しの必要がない
- メイク時間の短縮につながる
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
顔全体の印象が明るくなる
唇は、顔全体の印象を決めるとても重要なパーツです。特に唇の色がぱっと華やかになると、顔全体の印象も明るく見えます。
化粧直しの必要がない
リップのアートメイクをすると、食事後などにいちいちリップを塗り直す必要がありません。また、マスクへの色移りの心配もなくなります。
メイク時間の短縮につながる
唇に限らず、アートメイクをすることでメイク時間が短縮できます。朝のバタバタする時間にも余裕を持ってメイクをできるようになるでしょう。
リップアートメイクのデメリット
続いては、リップアートメイクのデメリットです。リップアートメイクの主なデメリットは、以下の4点です。
- 口唇ヘルペスができる可能性がある
- 他の部位に比べて痛みが強い
- 色の変更ができない
- 経過の症状や持ちには個人差がある
これらのデメリットについて、それぞれ詳しく解説しましょう。
口唇ヘルペスができる可能性がある
リップのアートメイクでは唇に細かい傷をつけるため、雑菌が入りやすい状態になります。そのため、口唇ヘルペスなどの症状が起こってしまう可能性があるので注意しましょう。
他の部位に比べて痛みが強い
唇の皮膚は非常に薄いので、他の部位に比べると痛みが強いといわれています。ただし、ほとんどの場合は麻酔をして施術を行うため、痛みを感じることはほとんどないでしょう。
色の変更ができない
一度リップアートメイクをしてしまうと、色を変えることが難しくなります。そのため、メイクに合わせてリップの色を変えるということもできなくなるので注意しましょう。
経過の症状や持ちには個人差がある
ダウンタイム中の症状や色持ちには個人差があります。そのため、ダウンタイム中のリスクや色持ちの期間についてもしっかりと把握した上、施術を受けましょう。
リップアートメイクの持ちを良くするコツ
せっかく施術を受けるのであれば、なるべく長い期間色を持たせたいものです。ここでは、色持ちを良くするコツについて紹介します。
リップアートメイクの色持ちを良くするコツは、主に以下の3点です。
- 2回以上の施術を行う
- 皮剥けを無理に剥がさない
- 新陳代謝を上げる行動は避ける
それぞれのコツについて、具体的に解説します。
色素を定着させるには2回以上の施術が理想
唇は色素が定着しづらい箇所です。そのため、きちんと色素を定着させるためには2回以上の施術が必要です。
1回の施術だけでは色素が定着せず、すぐ元に戻ってしまう可能性もあるので注意してください。また、濃い色を入れたい場合は3回以上の施術が必要になることもあります。
皮剥けを無理やり剥がさない
皮剥けを無理やり剥がしてしまうと、せっかく注入した色素が外に漏れ出てしまうことがあります。そうなると、せっかく施術を受けたのに元通りに戻ってしまう可能性が高くなるので注意してください。
ダウンタイム中の皮剥けやかさぶたは気になると思いますが、自然に剥がれ落ちてくるのを待ちましょう。
新陳代謝の上げる行動は避ける
新陳代謝が上がるとターンオーバーが促進され、皮膚が生まれ変わりやすくなってしまいます。新陳代謝を上げる行動とは、運動や入浴、漢方の摂取などです。
健康に過ごすためには運動や入浴などは大切ですが、必要以上に長時間行わないようにしましょう。
リップアートメイクについてよくある質問
リップアートメイクの施術を行う前に、疑問点を解消しておくことが大切です。ここでは、リップアートメイクにまつわるよくある質問について回答します。
疑問点や不安なことがある方は、ぜひ参考にしてください。
痛みに弱い場合は麻酔をしてもらえますか?
アートメイクは基本的に麻酔をしてから施術を行います。また、唇は特に皮膚が薄く痛みを感じやすい部位なので、事前に麻酔クリームを塗布してからさらに麻酔を行うこともあります。
ただし、麻酔クリームを用いていないクリニックもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
1回目と2回目の施術はどのくらい間隔をあけますか?
基本的に、1回目と2回目の施術は最低1ヶ月以上の期間を空けます。施術部位のダウンタイムが終了し、元の状態にしっかり回復してから施術を行いましょう。
回復していない状態で施術を行うと、さまざまなリスクがあります。1ヶ月以上経っていてもまだ回復していないのであれば、もう少し期間を置いてから2回目の施術をしてください。
安いクリニックでも問題はありませんか?
相場と比較してとても安いクリニックは、資格のある医師が在籍していない違法クリニック・違法サロンの可能性が高いです。そのため、安いクリニックはおすすめできません。
全国展開していて実績のあるクリニックにも安価で施術を行っているところがあります。そのため、どうしても費用をあまりかけたくない場合は、「医師が監督・常駐しているか」「施術者は医師もしくは医師の指示を受けた看護師か」という点をきちんと確認してください。
まとめ
今回の記事では、リップのアートメイクにおける基本的な情報を解説した上、リップアートメイクのデザインやクリニック選びのポイントについても紹介しました。
また、おすすめのクリニックや実際の施術の流れ、リップアートメイクのメリット・デメリットについても解説しました。
リップのアートメイクをすることで、理想のカラーや形の唇を手に入れることができます。1〜3年ほど色持ちするので、料金は高くてもコストパフォーマンスは良いといえるでしょう。
唇のアートメイクは顔全体の印象を華やかにするだけでなく、お直しが不必要になるので毎日のメイクがとても楽になります。一方で口唇ヘルペスなどの炎症が起きたり、リップの色を変えられなかったりするデメリットもあるので、きちんと確認してから施術に踏み切りましょう。
クリニックを選ぶ際は、そのクリニックが違法クリニック・違法サロンではないかきちんと確認してください。医師の情報がない、個人経営である場合は特に注意が必要です。
一度アートメイクをするとなかなか消えませんし、顔の印象を大きく左右する施術なので、きちんと信頼のおけるクリニックに依頼することをおすすめします。